【自転車】第22回 日韓対抗学生自転車競技大会 1日目 4km個人追い抜きで荒井が2位!好タイムで明日へ望みをつなぐ!
第22回 日韓学生対校自転車競技大会
2016年11月5日(土)
ヤマダグリーンドーム前橋(周長333m)
今年度の文部科学大臣杯 全日本大学対抗選手権自転車競技大会(インカレ)個人種目好成績者が選ばれ、日本代表として韓国代表と戦う日韓対抗学生自転車競技大会(日韓戦)。法政からはインカレでスクラッチ優勝の青野将大(法4)前主将と現主将でありインカレポイントレース1位に輝いた荒井佑太(営3)が名を連ねた。大会1日目となる本日は荒井が4km個人追い抜きに出場。好タイムをたたき出すが、惜しくも2位となった。
試合結果
4km個人追い抜き 決勝
順位 | 名前(学部・学年) | タイム |
---|---|---|
2位 | 荒井佑太(営3) | 4’43″500 |
戦評
さわやかな秋晴れの中、ヤマダグリーンドーム前橋では日韓対抗学生自転車競技大会(日韓戦)が行なわれていた。8月下旬に行なわれた文部科学大臣杯 全日本大学対抗選手権自転車競技大会(インカレ)の個人種目成績優秀者が日本代表として韓国代表と戦う。法大からは、インカレでスクラッチ初代王者に輝いた青野将大(法4)、熱戦のポイントレースを制した荒井佑太(営3)主将が選出された。
大会1日目となる本日は、主としてタイムトライアル種目が行なわれた。4km個人追い抜きに出場した荒井は、自身として東日本学生選手権トラック自転車競技大会以来、約半年ぶりの同種目だ。日本代表でともに走るのは、インカレ覇者でありタイムトライアル種目では堅い実力を誇る渡邊翔太郎(朝日大)。渡邊に続き2組目での出走となった荒井は、4分43秒500と好タイムを出す。しかしわずかな差で渡邊に及ばず。2位に終わった。
法政大学自転車競技部監督でもあり今回は日本代表監督を務める都甲泰正氏が荒井に声をかける
2日目である明日は、青野が登場する。チーム・パーシュート(団抜き)、ケイリン、ポイントレースに出場。中長距離では折り紙付きの脚力を持つ青野がいかにケイリンで成績を残すことができるか。引退試合となる明日に期待だ。荒井は団抜き、ポイントレースで優勝を狙う。青野と走る最後の団抜きとなるが、有終の美の立役者となれるか、そしてポイントレースでは青野はもちろん渡邊という強敵もいる中、結果を残せるだろうか。彼らの熱き戦いは、すぐそこだ。(宮下尚子)
選手コメント
荒井佑太 主将
―今日の個人追い抜きのタイムとしては
ドームということで、自分の自己ベストを目指して走ったんですけども、前半はペースをつくって焦らないようにしようと決めていて。後半タイムが上がっていたので、そういうペースづくりに関してはよかったと思います。ただ、ゴールタイムとしてはまだまだシーズンのベストタイムには遠いタイムだったので、少し悔しいです。
―いつから現地入りされましたか
現地には3日に入りました。
―このバンクの感触としては
高校生の時に一回走ったことがあって、自分としては相性がいいバンクです。
―出場される種目はどのようして決められましたか
日本選手団の監督が決めました。
―日本代表として走ることについて
胸に日の丸がついているということで、それが力にもなりますし逆にプレッシャーにもなりますし、恥のないような走りをしなきゃということは思いながら走りました。
―国際大会ということでいつもとは違った雰囲気ですね
韓国の選手は去年のアジア大学選手権(アジア大学選手権ロード 2015)でも何回か会ったことのある選手も、今回来ているかどうかは分からないんですけども、 そういう面では少しはこの大会の雰囲気には慣れたかなと思います。
―明日は青野選手と走る最後の団抜きが控えています
青野先輩と走る最後のチャンスですし、さらには強化で切磋琢磨している仲間も一緒に走るので、そういう意味では法政で走る時とはまた違った緊張感を持って走れると思います。
―ポイントレースの目標はやはり優勝ですか
最後にはたぶん青野先輩との勝負になると思うので、そこは絶対に譲らないように1位を目指して頑張りたいと思います。
主将である荒井
フォトギャラリー
- 4km個人追い抜き2位となった荒井
- 独特の雰囲気の中、出走した
- 4km個人追い抜き表彰式(写真:荒井㊧)
- 法政陣が中心となる日本代表(左から青野、都甲監督、荒井)
- 明日のレースにも期待だ(左から青野、荒井)