【サッカー】インカレ前特集〜悲願のタイトルへ〜2年生特別対談
2016年12月4日(土)
法政大学サッカー部寮
9年ぶりにインカレに出場する法大サッカー部。2年生のディサロ燦シルヴァーノ、青柳燎汰、黒崎隼人選手の対談をお届けします。
※この取材は12月3日に行われたものです。
2年生インタビュー
—まず今季のリーグ戦の振り返りからお願いします
ディサロ:前期は1部に昇格して2年目ということで、去年よりもメンバーは揃って優勝できるんじゃないかって思ったんですけど、最初はいいスタートできたんですけど(前期)終盤になって点が取れなくて後ろ頼みになっていたので前が点取れればなと思っていました。後期は点は取れるけど、守備が安定しなくなった目指していた優勝には届かなかったです。でも、インカレというタイトルを取るチャンスがあるのでそれに向けてやるという感じですね。
青柳:今季は1年通してチャンスをもらって守備の部分は自分としては成長できたと感じていて、攻撃の部分は自分が点を取れなくてチームを勝たせることができなかったのが課題でした。
黒崎:なかなか出場するチャンスがなかったんですけど、後期の明大戦で点が取れて、そのチャンスは掴めたなという感じですね。でも1年振り返ってみたらまだまだなのでインカレに向けてやっていきたいです。
—3人は攻撃的な選手ですが、長山一也監督から守備で求められるのはどんなことですか
ディサロ:法政は攻撃のチームではないと思うので、守備から入って、守備をしっかりやった上で前は自分の特徴を生かして、前の3人で崩したり1人で打開したりというのをやれと言われています。最初は守備に追われる時間が多くてきつかったんですけど、後期は慣れてきて連携も(青柳)燎汰と取れてきてうまくいっている部分が増えてきたかなと思います。
ストライカーとして覚醒し始めたディサロ。インカレではチームを勝利へと導くゴールを期待したい。
—反対に攻撃で求められることは
青柳:結果は求められますけど、特にこれをやれっていうのはなくてレレ(ディサロ)とかと自由にやらせてもらっています。そのなかで得点がついてこればなと思います。
—前線の関わりはどうですか
青柳:やりやすいです。レレと一緒に出してもらうことが多くて、お互いわかっているところはあるなと思います。
—今年のチームスローガンはpreparednessということで、試合への準備に点数をつけるとすれば何点ですか
黒崎:70〜80点です。理由として僕は試合の前日から前々日は試合に向けてモチーベーションを作っていきます。練習が終わったら一人で行動することが多いんですけど、そこでイメージしたりとかしています。
今季は左WBでの起用が多かった黒崎。インカレではチーム一丸となって優勝したいと話した。
—ここからは話題を変えてプライベートな部分に迫ります。まず2年生の雰囲気はどうですか
ディサロ:他の学年に比べて人数も少ないし、少ない分みんなが団結してやっているので雰囲気はいいと思います。
青柳:人数少ないのでみんなのいいところ悪いところもわかっていると思いますし、たまにきついことも言ったりしていい方向に行くようにしているのでいい集団だと思います。
—2年生から見た3年生は
黒崎:外から見たら仲良いなと思います。結構ギャグ線が高いし、チームで一発芸やるんですけど1、2年生よりは3年生が面白いです。
—横に座っている人の性格をお互い紹介してください!
ディサロ→青柳:燎汰は人と付き合うのが上手いので、誰とでも仲良くやれて先輩後輩関係ないですね。多少馴れ馴れしいところもありますけど、馴れ馴れしさと礼儀がバランスよくてみんなと仲良くなれます。いい奴です。
青柳→黒崎:黒崎さんですか。お母さんが好きで先輩とかにゴマするのが上手いです。
一同:(笑)
青柳:あと、人の顔色を伺いますね。
ディサロ:あーあるね。
青柳:けどやっぱ、いろんな人の顔色をうかがったりしているから相手がどういう状況なのか理解した上で関わってくれます。自分のことより人のことを優先するタイプなので、優しい奴ですね。まあただ、さっきも言ったようにお母さんが大好きですね(笑)まだお母さんから離れられてないなって感じがしますね。あと兄弟の中で3番目なので、俺からしても弟というか可愛い感じがします。
黒崎→ディサロ:レレは人と関われて、最初は怖いのかなと思っていたけど。初めて顔合わせした時オーラがあってしゃべりづらそうだなって思ってたけど、結構フレンドリーです。英語も得意なので英語の授業中は頼りにしてます。
—休みの日は何をして過ごしますか
ディサロ:自分は実家が近いので実家帰ってご飯食べたり、この二人とも遊ぶこともありますし、高校の友達と遊ぶこともあります。
青柳:僕は体のこと考えて寮にいます。予定はあるんですけど寮にいます。高校から寮にいるので過ごしにくさはないです。
黒崎:オフ前は実家に帰るか寮にいるか先輩と外食したりして、オフの時は授業があるのでそっち優先します。次の日が練習だったら体を動かしたりしてます。
—皆さんの家族は試合見に来られますか
ディサロ:いやーだいぶ来てると思います。多分一番来てると思います。たまに弟も来ますね。お父さんとお母さんはよく来てますね。
—法政のタオルをしてらっしゃいますね
ディサロ:そうですね、法政名物みたいになってますね。
青柳:あんまり呼ばないですね。自分が呼んだら来ると思うんですけど、まだあまりいい成績残してないですし、あんま自分からは呼ばないです。いつの間にか来たりしてますけど、自分が来てと言わないとこないと言われます。
黒崎:僕は半々くらいですね。結構遠いところから来てます。3時間くらいかけて。
—皆さんは高校やユース時代の同級生で刺激になっている人はいますか
ディサロ:自分は(三菱)養和FCのタメでセレッソに行った池田樹雷人っていうのがいて、高校で一番仲よかったんですけど意識しているのは、樹雷人で自分が(大学)4年終わった後に同じピッチで再開したいという思いはかなり強いです。
青柳:小中のキャプテンだった茂木力也がそのままレッズに上がって愛媛にレンタル移籍で行っているんですけど、そいつですかね。年末年始とかはあったりするんで、状況とかをLINEで報告とかしていて一番意識を高めてもらってる人だと思います。
黒崎:僕はいないんですけど・・・。いないですね(笑)ここはやっぱり(法政の)タメですかね。活躍すると刺激があるので。
青柳:それはあるよなぁ。俺、それだったらレレですよ。
黒崎:2年生が試合に出てると、いいなというか俺もやんなきゃなというのはあります。
ディサロ:そういう学年だよね、俺らは。試合出てると嬉しいですけど、悔しいですね。
青柳:一緒に出れてると嬉しいよね。
今年に入り出場機会を増やした青柳。ディサロとの良い連携からチームを勝利に導く。
—では最後にインカレに向けてコメントをお願いします。
ディサロ:まぁこのチームを立ち上げた最初の目標はタイトルを取るというものでした。そのタイトルを取るチャンスが去年はインカレ出れてなかったんですけど、今年は出れるので、チャンスあるんで優勝もちろんしたいですけど、まずは初戦の高知大にしっかり勝って弾みをつけたいのと、個人的にはチームを勝たせるようなゴールやアシストを多くしていきたいなと思います。
青柳:僕やっぱ勝たせる選手というのを目標にやってきていて、そういうことがシーズンを通してあまりできていなかったので、このインカレで勝たせる選手になれたんだっていうのを見せれるようにやっていきたいです。
黒崎:まずは優勝したいです。出る出ないは別として、チームのために一人一人が役割を持って、全員で一丸となって目標のタイトルを獲得する為にみんなで戦っていけたらいいなと思います。
2年生の3選手ありがとうございました!