【アイスホッケー】インカレ直前インタビュー ~武修館高校出身選手~
2017年1月5日(木)
東村山市 アイスホッケー部合宿所
1年間の集大成である日本学生氷上競技選手権大会(インカレ)が4日から北海道・苫小牧市で開催される。5日から大会に臨むアイスホッケー部は過去10年連続ベスト8止まり。今年こそはベスト4進出、そして優勝へ。今回はFW佐藤佑亮(人2)、DF松井洸(法1)、FW小西遼(人1)の北海道・釧路市武修館高校出身の3人に話を伺った。武修館高校はインターハイ上位常連の強豪校であり、松井・小西が最上級生の代には全国優勝も経験している。
※この取材は12月21日に行ったものです。
選手インタビュー
―今期のリーグ戦を今振り返ってみると
佐藤:リーグ戦は6位という結果に終わってしまいました。最終戦は勝てば4位というところで勝ち切れなかった点が反省すべきです。
小西:4位になるチャンスがあった中で、現状維持もできず悔しい結果となり、課題も残りました。
松井:リーグ戦は失点が多かったというのが一番印象に残っています。失点を少なくしてロースコアで勝てる試合をしていけば良かったです。
―課題を挙げていましたが成長できた点や良かった点はありましたか
小西:1人ひとりが守る意識を持つことができたところですね。
佐藤:中大や東洋大とは毎年良い試合ができることが無かったのですが、今年は試合の途中までリードしたり、良い展開で試合をできたのは良かったです。インカレではまた東洋大と当たることになると思うので、チームの状態を良くしていけば良い試合ができると思います。
松井:良かったところというよりはチームの状態が良ければそれなりの試合ができますし、悪ければ負けてしまうのでそういう点を直していくべきだと感じました。
―今はどのような練習をされていますか
松井:俺いなかったから分からないんだけど(笑)
佐藤:リンク練習も氷上練習のどちらもやっているのですが、大会が近いということもあり短い時間で内容の濃い練習をしています。まだ、セットも決まっていないので誰と誰を合わせた方が良いとかスタッフ陣も色々考えています。
―松井選手、小西選手は1年生ながらリーグ戦でも活躍されていましたが、高校との違いは感じられていましたか
小西:体が高校生と違って大きいのに加えて、スピードが速かったです。
松井:ちょっとしたパスの良さやスピード、小手先の技術もズバ抜けていて、ほんの少しの気の緩みが失点につながってしまったので、より集中が必要だと感じました。
―松井選手はU-20日本代表に選出されましたが、世界の舞台はどうでしたか
松井:世界は1週間でクビにされることがあるので、シビアのところだと思います。日本はそういうことはないし、その分相手は死ぬ気でくるのでそういった気持ちの差を感じました。さらに、一瞬の差や国を代表している意識の強さを昇格したチームからは感じました。
―皆さんは同じ武修館高校を卒業されていますが、高校時代の思い出はありますか
松井:僕たちが三年生の時と全道とインターハイを優勝して、チームメイト同士も仲が良くてまとまってたことですね。
佐藤:僕が3年生のときにこの2人が2年生だったのですが、僕の代では大きな大会で優勝できませんでした。その中でもこの2人は1年生のときから試合に出ていて頼りがいのある2人でしたね。
小西:1年生から目標にしていた全道とインターハイを勝つことができたのが1番良かったです。
―オフの日は何をされていますか
佐藤:僕は毎日学校に行っているのであまりオフというのは感じていないですね。
小西:僕も学校に毎日行っているので(笑)
松井:僕も寝ているか学校に行っているかのどちらかです。
佐藤:やっぱり武修館は優秀な子が多いからね(笑)
―最後にインカレに向けての抱負をお願いします
小西:初めてのインカレでは順当にいけば東洋大と当たることになりますが、春から東洋大には勝てていないので、なんとしてでも勝ちたいです。
佐藤:去年は怪我をしていて僕にとっても初めてのインカレです。東洋大にはリーグ戦では2回とも負けています。ですが、先輩たちにも良い思いをしてもらいたいので、チーム一丸となって頑張ります。
松井:自分は東洋大を意識するよりもその前の試合を集中して勝ち切ることで、東洋大にも勝てると思うので頑張ります。
プロフィール
#47 FW佐藤佑亮
人間環境学部2年 武修館高校出身
168㎝・75㎏ ライトハンド
#14 DF松井洸
法学部1年 武修館高校出身
180㎝・87㎏ ライトハンド
#48 FW小西遼
人間環境学部1年 武修館高校出身
173㎝・73㎏ レフトハンド