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【陸上競技】第101回日本選手権 金井2年連続入賞も悔しい5位

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【陸上競技】第101回日本選手権 金井2年連続入賞も悔しい5位

第101回日本選手権
2017年6月23日(金)〜25日(日)
ヤンマースタジアム長居

 日本最高峰の舞台、日本選手権。今大会は法大から6種目に7選手が出場し、男子110mHの金井が2年連続の決勝で、5位に入った。

IMG 7730 R
2年連続の表彰台とはならず

試合結果

種目別結果

種目 ラウンド 選手名 記録 順位
男子400m 予選 2 片山雄斗 47秒90 7着
男子110mH 予選 2 金井大旺 13秒62 (±0) 2着
準決勝 2 金井 13秒71 (+0.3) 2着
決勝 金井 13秒77 (-0.2) 5位
男子400mH 予選 1 豊田将樹 50秒90 7着
男子走高跳 決勝 芋川駿 2m05 19位
男子走幅跳 決勝 坂田銀次郎 7m45 (-1.1) 14位
佐久間滉大 6m61 (-0.2) 26位
女子400mH 予選 3 川端涼夏 1分0秒50 3着
 

戦評

 今年も日本で最もレベルの高い舞台がやってきた。ヤンマースタジアム長居で行われた第101回日本選手権。あいにくの雨となる時間も短くなかったが、気温に負けないほどの熱戦が繰り広げられた。
 法大勢最初の種目、男子400mには片山雄斗(スポ3)が出場。今季はシーズン前の故障を引きずり、万全の状態でない中でのレースが続いていたが、風にも助けられ前半から積極的なレースを展開する。しかしレース後半にはずるずると後退し、組最下位に終わった。
 男子110mHには昨年この種目、3位で表彰台に上がった金井大旺(スポ4)が出場。2年連続の表彰台が期待された。予選はラストを流す余裕もみせるも、無風の中で自己ベストを上回る13秒62で、大会記録を更新した増野元太(ヤマダ電機)に次ぐ2着に入り、準決勝に駒を進める。準決勝でも予選同様、安定した走りを見せて、増野に次ぐ2着に入り、2年連続で決勝進出を果たした。雨も止み緊張感が漂う雰囲気で行われた決勝。金井は1台目のハードリングでバランスを崩してリードされたせいか、動きが硬くなり、中盤以降の伸びに欠け5位で目標の表彰台には届かなかった。
 男子400mHには豊田将樹(スポ2)が昨年に続き2年連続で出場。序盤こそ積極的に攻めの走りをみせるも、3選手が50秒を切る高速レースの中、力を発揮しきれず、予選敗退に終わった。
 男子走幅跳には佐久間滉大(スポ3)と坂田銀次郎(経4)の2選手が出場。佐久間は1本目の跳躍でアクシデントが起き、そのままリタイア。坂田は1本目は足が合わずファールとなるも、2本目には修正。3本目は記録を伸ばすも、トップ8には14cm届かなかった。
 男子走高跳には芋川駿(スポ3)が登場。関東インカレ、学生個人からの不調が危惧されていた中で、2m05を一発クリア。期待が持たれたが2m10は超えられず、19位に終わった。
 女子400mHに出場の川端涼夏(M2)は予選最終組となる3組目に登場。序盤から遅れをとる苦しいレース展開を強いられると、その後も劣勢は変わらず。予選敗退となった。
 日本選手権を終え、いよいよ夏を迎える。ユニバーシアードに出場する金井を除くと、次なるターゲットは9月に行われる日本インカレだ。対校得点争いでも、法大の軸となるのは今大会に出場した選手たち。夏を超え、一回りも二回りも成長した姿に期待したい。(小島雄太、濱口隆太、都築慧士)

 

 インタビューは後日、別記事に掲載いたします。

フォトギャラリー

  • IMG 7730 R2年連続の表彰台とはならず
  • IMG 7428 Rハイレベルな男子400mHに法大から唯一出場した豊田
  • IMG 7607 Rトップ8進出に14cm届かなかった坂田
  • IMG 1730 R金井は予選で自己新の13秒62をマーク
 

 

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