【水泳】第93回日本学生選手権 2日目 漢たちの勢いは止まらない 斉藤凌が副将の意地を見せつけ200㍍自由形で銅メダル獲得! 常深皓貴が200㍍個人メドレーで赤羽根康太も100㍍バタフライで5位入賞
第93回日本学生選手権
2017年9月2日(土)
東和薬品ラクタブドーム
2日目も法大勢からメダリストが誕生した。男子200㍍自由形の斉藤凌(経4)が予選を3位で通過すると決勝も実力を発揮し銅メダルを獲得した。また男子200㍍個人メドレーの常深皓貴(経3)が5位入賞。男子100㍍バタフライの赤羽根康太(人1)も5位入賞を果たした。女子は4×100㍍メドレーリレーが7位に入った。この結果、男女ともにシード圏内の総合7位で最終日を迎えることとなった。
初日の結果はこちら→【水泳】第93回日本学生選手権 1日目 初日からメダルラッシュ! 内藤良太が男子200m背泳ぎで自己ベストを更新する泳ぎを見せ銀メダル獲得 女子200mバタフライの平野香緒里は悔しさ溢れる銅
試合結果
予選結果(女子)
種目 | 順位 | 選手名 | タイム | 備考 |
---|---|---|---|---|
200m自由形 | 15位 | 小松桃子(人4) | 2分4秒55 | B決勝進出 |
29位 | 西尾奈那子(経4) | 2分6秒50 | ||
33位 | 長濱瑠花(経2) | 2分7秒01 | ||
100mバタフライ | 14位 | 平野香緒里(人3) | 1分1秒58 | B決勝進出 |
27位 | 湯尻和佳(スポ3) | 1分2秒07 | ||
200m個人メドレー | 18位 | 相沢七実(スポ4) | 2分19秒40 | |
800m自由形 | 21位 | 河田華佳(スポ1) | 9分4秒64 | |
4×100mメドレーリレー | 6位 | 白井早弥香(現2)‐神宮司瀬里奈(現4)‐湯尻‐小松 | 4分10秒17 | 決勝進出 |
予選結果(男子)
種目 | 順位 | 選手名 | タイム | 備考 |
---|---|---|---|---|
200m自由形 | 3位 | 斉藤凌(経4) | 1分49秒77 | 決勝進出 |
17位 | 岡本拓巨(経1) | 1分51秒63 | ||
23位 | 廣川剛己(経2) | 1分52秒06 | ||
100mバタフライ | 2位 | 赤羽根康太(人1) | 52秒69 | 決勝進出 |
14位 | 林孝晟(経3) | 53秒60 | B決勝進出 | |
46位 | 塩沢雅人(スポ3) | 55秒44 | ||
200m個人メドレー | 4位 | 常深皓貴(経3) | 2分1秒58 | 決勝進出 |
27位 | 緒方魁(経4) | 2分5秒62 | ||
29位 | 林寛人(経3) | 2分5秒95 | ||
1500m自由形 | 21位 | 市丸貴之(経2) | 15分43秒33 | |
24位 | 伊藤瑞輝(経4) | 15分44秒88 | ||
35位 | 吉岡康樹(経2) | 16分3秒40 | ||
4×100mメドレーリレー | 9位 | 内藤良太(人2)‐戸野本陽友(社3)‐赤羽根‐後藤和真(経1) | 3分41秒00 | B決勝進出 |
B決勝結果
種目 | 順位 | 選手名 | タイム | 備考 |
---|---|---|---|---|
女子200㍍自由形 | 4位 | 小松桃子 | 2分4秒02 | |
女子100㍍バタフライ | 7位 | 平野香緒里 | 1分1秒59 | |
男子100㍍バタフライ | 3位 | 林孝晟 | 53秒39 | |
男子4×100mメドレーリレー | 1位 | 内藤‐戸野本‐赤羽根‐斉藤 | 3分39秒47 |
決勝結果
種目 | 順位 | 選手名 | タイム | 備考 |
---|---|---|---|---|
男子200㍍自由形 | 3位 | 斉藤凌 | 1分49秒51 | 銅メダル獲得 |
男子100㍍バタフライ | 5位 | 赤羽根康太 | 52秒76 | |
男子200㍍個人メドレー | 5位 | 常深皓貴 | 2分1秒83 | |
女子4×100mメドレーリレー | 7位 | 白井‐神宮司‐湯尻‐小松 | 4分9秒61 |
男子総合順位(2日目終了時点)
順位 | 大学名 | 得点 |
---|---|---|
1位 | 明治大 | 249.0点 |
2位 | 早稲田大 | 192.5点 |
3位 | 中央大 | 189.0点 |
4位 | 東洋大 | 155.0点 |
5位 | 中京大 | 153.0点 |
6位 | 日本大 | 133.5点 |
7位 | 法政大 | 122.0点 |
8位 | 近畿大 | 118.0点 |
女子総合順位(2日目終了時点)
順位 | 大学名 | 順位 |
---|---|---|
1位 | 日本体育大 | 249.0点 |
2位 | 東洋大 | 240.0点 |
3位 | 中京大 | 206.0点 |
4位 | 筑波大 | 193.0点 |
5位 | 神奈川大 | 181.5点 |
6位 | 明治大 | 100.0点 |
7位 | 法政大 | 98.5点 |
8位 | 近畿大 | 91.0点 |
戦評
男子
初日から内藤が銀メダルを獲得するなど良い勢いの中にある法大男子、勢いそのまま8位近大を捕らえるべく臨んだ2日目。
まずは、斉藤が200㍍自由形で予選3位という好成績で決勝に進み幸先の良い結果となった、決勝でも好レースを展開し代表にも選出経験のある松元克央(明大)や坂田怜央(近大)に食らいつき3位で表彰台という大健闘。
100㍍バタフライでは期待の新人赤羽根が、52秒69という予選2位の好タイムで決勝進出を決めると、続く林孝が予選14位という結果でB決勝に駒を進めた、その後の決勝では赤羽根は前半8位というポジションから盛り返し5位入賞という結果、レース後には悔しさを滲ませていた。B決勝進出を果たした林孝も前半7位というポジションからこちらも盛り返し、坂井聖人(早大)を下し3位でフィニッシュした。
200㍍個人メドレーでは、常深が得意の平泳ぎでタイムを縮め2分01秒58というタイムで自己ベスト更新し予選4位の成績で決勝に進出、決勝では背泳ぎで泳ぎを崩してしまい、得意の平泳ぎでペースを上げる泳ぎが出来なかったが、5位入賞という結果を残した。
2日目の最後の種目となった4×100メドレーリレーでは、中盤まで決勝進出を果たした明大、近大、筑波大を抑え、1位でレースを展開させたが最終的には予選組4位でレースを終え、全体順位9位で惜しくも決勝を逃しB決勝に進出した。B決勝では予選での強さをみせ終始1位を譲らず最終的には2位に体2つ分の差をつけ1位でフィニッシュした。 2日目を終え、全体順位を9位から7位に上げた法大男子、この勢いのまま最終日にさらなる活躍をし、シード権を守り抜いて貰いたい。(中村祐吾)
女子
初日にも増して盛り上がりをみせるインカレ2日目。法大女子は7人の選手が個人種目にエントリーした中で、B決勝進出者は2人、決勝進出者はゼロに終わった。今年はどうしてもシードが欲しい法大女子にとって決勝進出者ゼロという結果は痛いものとなった。
厳しい状況の中で、B決勝一番乗りを決めたのは小松。「予選では緊張してしまった」と言いながらも安定した泳ぎをみせB決勝に駒を進めた。B決勝では、最初の50㍍で大会記録を上回る泳ぎをみせ一時トップに躍り出る。しかし、最後の50㍍で失速し濱中雪(神奈川大)ら予選を好タイムで勝ち抜いてきた選手に抜かれ、悔しい4位で200㍍自由形を終えた。
もう一人B決勝に進んだのは、昨日200㍍バタフライで3位という好成績を残した平野だ。苦手とする100㍍バタフライだったが、組で4位につく。B決勝でも予選のような粘る泳ぎをみせたいところだったが、スタート直後から遅れをとり、そこから巻き返せず。7位という結果でゴール。「全然点数がとれなくてチームに申し訳ない」とレースを振り返った。
こうした苦戦が続く中、唯一決勝に進むことができたのが、4×100㍍メドレーリレーだ。背泳ぎは白井、平泳ぎでは前日決勝進出を決めた神宮司、100㍍バタフライを得意とする湯尻、そして今日B決勝進出を決めた小松というメンバーで予選と決勝ともに泳いだ。予選では序盤から白井が快調にとばし、その勢いのままに調子がよい神宮司、そして今日の100㍍バタフライこそ予選27位というふがいない結果に終わったものの、リレーでは本来の泳ぎをみせた湯尻、そしてアンカーの小松へとつなぎ全体6位で予選を通過する。決勝もこの調子でいくかと思われたが、ハイレベルなレース展開についていけず、序盤から出遅れ8位スタートに。神宮司で6位まで順位をあげるも、巻き返しはここまで。湯尻、小松も予選ほど流れにのれず最終順位は7位となった。しかし、小松も「決勝に入らなければいけないという中で予選6位で決勝に進めたことは良かった」と言うように、個人で決勝進出者がいない中、得点が2倍になるリレーで決勝に進めたことは法大女子にとって大きな得点に繋がったのではないだろうか。現に、個人種目で振るわない中でも、女子学校対抗得点は2日目終了時で98.5点。順位もシード圏内の7位につけている。ただ、まだ油断はできない。8位の近大とは7.5点差、9位の新潟医福大とは25.5点差と、明日の結果によってはシード圏外まで順位を落とすことも考えられる。シードを確定させるためにも明日の個人種目、4×200㍍フリーリレーでのB決勝以上進出が大事になってくる。
大切な最終日の注目選手は、今日のリレーを泳ぎ調子もよい200㍍平泳ぎに出場する神宮司と100㍍背泳ぎに出場する白井だ。この二人がB決勝以上には進み、そこでも上位を掴めるかで獲得点数は大きく変わってくるだろう。また、4×200㍍フリーリレーは、今大会安定した活躍を見せている平野を始めとした有力選手が出場する。意地でも決勝に駒を進めたいところだ。
いざ、2年ぶりのシード権獲得へ。命運を握る明日のレースで、笑顔の法大女子の姿をみせて欲しい。(中西陽香)
選手インタビュー
斉藤凌
―予選と決勝のレースを振り返って一言お願いします
予選は突破して決勝に残るのがまず最初の課題で、そこをクリアできた上で、3番という順位だったので、その順位はキープしたいという思いでレースは挑みました。
―初めての決勝でしたが、どのような気持ちでしたか
特に緊張はなく、僕の場合はやるだけだと思っていました。あとは、みんなが応援してくれて、高校の時の同級生とかも熊本から足を運んで僕のレースを観に来てくれていたので、そいつらに表彰台に立つ姿を見せられたらいいなという感じですね。
―3位以下は接戦となりましたが、そこを競り勝てた要因は何だと思いますか
最初から隣の怜央(坂田=近大)についていって、最後体力なくなって落ちてくるところを、日頃練習やってきたことを思い出しながら踏ん張れたところが良かったんじゃないかなと思います。
―タイムも良かったですね
ベストではありますが、最低目標にしていたタイムには全然届いていないので、そこはもう一回監督とかと話してからかなと思います。新しい課題にはなったかなと思います。
―タイムを上げるためにどういう練習をされてきましたか
廣川という後輩がいて、そいつ僕よりベストが3秒近く遅かったんですけど、150㍍の練習とかやると一緒のタイムで泳いでくるので、そこは自分の中でもびびりながら、いい刺激をもらいながら練習ができたのはでかいんじゃないかなと思います。
―メインレースと仰っていた200㍍自由形での3位という結果についてはどう考えますか
チームの雰囲気も良くなったので、これはこれで良かったんじゃないかなと思います。
―明日の400㍍個人メドレーはどのように戦っていきたいですか
自由形に、これに合わせてきていたので、個人メドレーの方はがむしゃらにやるだけやって、あとは8継(200×4フリーリレー)メンバーを決勝の舞台に立たせて、リレーの決勝が行われる時間に泳ぎたいなと思います。
―明日で法大水泳部引退となりますが、そこに向けての意気込みをお願いします
僕らはシードを守るために、僕も副将としてやってきたので、ほとんど仕事してないのであれなんですけど(笑)。副主将として僕が見せられるのは結果なので、チームを引っ張っていって、最後後輩たちに見せられたらなと思います。
ラストインカレで銅メダルを獲得した斉藤
常深皓貴
―レースを振り返って
勝負をしに行き、メダルも持ち帰りたかったですが、期待に応えられなくて申し訳ないです。
―いつもは平泳ぎでペースを上げるレースですが今のレースではいかがでしたか
背泳ぎで泳ぎを崩してしまい平泳ぎにつなげられなかったので攻めきれませんでした。
―予選でベストを更新されましたが
朝からベストを出すのは大会に向けたチームへの思いや来年へのつながりを意識しても大事です。決勝に残ることを意識して順位を上げて点数を持ち帰るかを大切にしてました。
―予選の組は事実上の決勝とも言われたハイレベルなレースでしたが
明らかに自分のいる最終組はレベルが高くこの中の7位や8位では落ちると思ってました。絶対ここではブレで攻めてフリーで粘り、負けない泳ぎで朝から全力で泳ぎました。
―昨年B決勝進出にとどまった種目で5位という結果を残しましたが
自分の中で決勝は当たり前でチームの中心として得点を持ち帰らなければならないので、決勝に残ることが最低限のことだと思ってます。来年はタイム的に優勝も狙えると思うので一歩一歩進んで勝負していきたいと思います。
―今季好調の要因は
よく自分で考えるようになったことが大きいと思います。レースに向けての調整方法や練習に対する態度などを改めました。監督、コーチ、保護者、OBOGたちに点数で恩返しできるようにというのを大切に1年間頑張ってきました。
―明日の400㍍に向け
明日も決勝に残ってメダルに絡めるようにしたいです。
得意の追い上げが決まらなかった常深
赤羽根康太
―レースを振り返って
予選でベストの52秒69が出て、でも52秒61を目標にやってきていたので、決勝で切ってやろうと思って挑んだ決勝でした。予選のときは全然緊張しなかったので、決勝で上げられるかなとは思ったのですが、やっぱりセンターレーンで上げるっていうのが難しいなという面もありました。自分ではまだだめですけど、結果的には52秒が2回出て、いい経験になりました。
―初めてのインカレの雰囲気は
インターハイとかは、知っている子とかが前に来て応援してくれたりとかがありました。シードとかも高校まではなかったですし、チームのために戦うので、チームの方も応援してくださっています。日本選手権とは違う、チームで戦うなかでの自分の役割を果たすことの難しさというか、言葉にできない何かを感じましたね。
―「勝負」と仰っていた後半は
ずっとこの1ヶ月は長水路の学校で練習してきたので、後半もいけるだろうと思って挑みました。28秒1とか2では予選も決勝もまとめられたんですけど、そこがあと0.4とか速ければ今回なら表彰台や優勝まで持って行けたので、まだまだ修行不足だと思いました。そこをしっかりこれから課題にして、来年の日本選手権で悔しさを晴らしたいですし、1からまた頑張っていきたいと思います。
―同い年の幌村選手(早大)について
インターハイのときも最後0.5秒で負けたのですが、お互い頑張ろうなというのは言ってもらいました。僕もあいつがいるからやってやろうという気持ちになれます。僕が東京五輪で1番を取るために、まだ負けてますが、将来的には立場が逆転するようにしたいです。まだ背中は遠いですけど、絶対勝てると思うので、しっかり残りの2年で準備して、尚と日本のバタフライを引っ張っていけるようになりたいです。
―インターDという目標が残ります
インター切ればJISS(国立科学センター内の施設)が使えるので、そういう長水路のプールや水中カメラが使えたり、食事の面もしっかりしていたり、トレーナーさんもいっぱいいる環境の中で練習したいというのが僕の中であります。スクールが短水路なので、この試合でインター切って9月のオフ明けからJISSに本拠地を移してやりたかったっていうのはあります。でも終わったことは仕方ないので、日本選手権では切れるように頑張りたいですね。
―大学1年目はどのようなシーズンになりましたか
スポホウ、僕もたまに読んでるのですが、期待のルーキーということで(笑)。1年生の女の子とかが1日目で結構B決勝とかに残っていたなか、男子はいまいちだったので、僕がまず決勝に残れて、ルーキー爆発できたのかなと思います。この1年で色々学べ、インカレで結果的にいいタイムが出たので、ルーキー大爆発ということで(笑)。このシーズンは幕を降ろしたいと思います。
―来年のインカレはどの位置を目指しますか
初日の4継で齊藤さんにB決勝まで連れてきていただいて、そこでまずB決勝を経験できたというのと、バッタでもやってやろうと個人で2番通過で泳げたので、予選からタイムは落としてしまったのですが、どんな時でもタイムを上げられるようにして、来年は金メダルを獲れるように頑張りたいなと思います。
―今後に向けて
もう準備しないと間に合わないというのが分かったので、また1から自分の弱点を見直して、ビデオも見直して、今度は僕がチームを引っ張るんだという気持ちで法政水泳部としてみんなと一緒に強くなっていきたいと思います。
堂々の予選2位通過で決勝に進出した赤羽根
女子4×100mメドレーリレー
―レースを振り返って
白井:1泳として波を作っていかないといけないというプレッシャーの中でレース前に先輩方に声かけてもらい、4年生と出れる最後のメドレーなのだという気持ちが奮い立たせてくれました。決勝ではタイムを上げることができたので世方と思います。
神宮司:一昨年までいた浜野麻綾(平27年度卒)さんが抜けてしまい、ブレストは自分がやるしかないとずっと思ってこの1年間やってきました。本当はもっと7秒台で泳ぎたかったです。もう少し順位を上げて第3泳者に渡せれば良かったと思います。
湯尻:個人ではふがいない泳ぎをしてしまった中、予選で0秒台で泳げたことはうまく切り替えられたと思います。私はこのレースが最後になるので決勝は個人で取れなかった点数を取る思いでとにかく全力で泳ぎ切りました。
小松:点数を取りに行く気持ちで行きました。
―シード権争いへ大きな得点になると思いますが
小松:昨年この種目は9位でB決勝でした。今年は決勝に入らなければいけないという中で予選6位で決勝に進めたことは良かったと思います。
―昨年までいた青木智美(平28年度卒=現あいおいニッセイ同和損保)選手が抜けた中でタイム順位を上げることができましたが要因は
神宮司:昨年は青木智美さんがすごく速いタイムで泳いでくれましたが和佳と早弥香と私が力不足でした。今年は智美さんが抜けた分までカバーできるように泳ぐことができたので良かったと思います。
―湯尻選手を除く3人は明日もレースがあると思います。意気込みを
白井:明日は自分の最後の種目で最終日なので自分の全力を尽くし、決勝に進んで1点でも多く取れるように頑張ります。
神宮司:明日の200㍍は予選を通過して2回泳いだことがないのでとにかく点数を1点でも取れるように頑張りたいです。
小松:明日も4本残っているので一本一本を大切に予選から全力で行きたいと思います。
男子4×100mメドレーリレー
―レースを振り返って
内藤:今日最後のリレーになるので、取り逃さないよう、泳ぎ切ろうと思いました。
戸野本:決勝で結構緊張した感じがありましたが、予選よりタイムを上げられたので満足です。
赤羽根:個人での目標を達成することができなかったですが、もう開き直ってというか、切り替えてチームのために最後は泳ぎました。
齊藤:ここで一番を取るのが僕らの目標で、僕はアンカーなので皆自由に泳げという感じで。皆よくつないでくれたんじゃないかなと思います。
―決勝進出を逃した予選について
内藤:やっぱり決勝を狙っていて、悔しい部分もあるんですけど、悔いの残らないように、後悔だけはしないようにと前々から思っていました。
戸野本:リレーを泳ぐのが法政大学では初めてで結構久しぶりで、引継ぎとか大丈夫かなと思ったのですが、上手くできてよかったなと思います。
赤羽根:僕は今日、個人とリレーで100㍍のバッタが全部で4本あって、そのうちの2本目だったんですけど、個人のレースの疲れが残っていてうまいように泳げなかったので、B決勝で悔しいですが、うまくタイムを上げられたので良かったです。
―齊藤選手は予選をご覧になって
齊藤:4年生が1人もいないのはちょっと心配でしたが、僕は来年からはいないので9番で、いい経験になったんじゃないかなと思います。
―明日に向けて
内藤:明日も個人があるので、明日も表彰台に立てるように、予選からしっかりと泳ぎたいです。
戸野本:100㍍が結構いい感じでいけてるので、200㍍もこの調子で頑張っていきたいと思います。
齊藤:明日400㍍の個人メドレーと、8継があるので、両方に残って、法政に貢献出来たらなと思います。
林孝晟
―レースを振り返って一言お願いします
一応ベストタイムなので、今出せる自分の力は全部出し切れたのかなと思います。
―レースにあたり、”前半から積極的にいき後半さらにあとを離したい”と仰っていましたが思い描いたレースはできましたか
ちゃんとレースプランを練って、今回はB決勝ということでタイムを出すというよりは他の選手に負けないということが大事なので、そこを意識して、とにかく最後勝ちきるレースをしようと思って泳ぎました。
―”他の選手に負けない”という点で、注目の坂井(聖人=早大)選手に競り勝ったことをどう思いますか
僕が泳ぐ前に、4年生の齊藤凌先輩が表彰台にのぼって、すごい法政にとって流れが良かったので、坂井選手は世界選手権に出場している選手ですが、僕はチャレンジャーとしてレースを泳げたことがこういう結果に繋がったのではないかなと思います。
―B決勝3位という結果についてはどう思われますか
できれば一番になりたかったんですけど、自分が持てる力を出してできるだけ法政に点を与えることができたのではないかなと思います。
―今大会で引退となる4年生にメッセージをお願いします
本当に今の4年生は結果で僕たちに先輩という姿を見せてきてくれた方々なので、それを受け継ぎつつ僕たちの新しい代でまた強い法政を作っていきたいと思います。
―次の代では副将になられるということですが、どのように務めていきたいですか
主将の常深を筆頭に、僕ともう一人馬場が副将を務めるのですが、二人でしっかりチーム全体を見ながら常深を支えていければいいなと思います。
―これからに向けて
大学3年のインカレも終わっていよいよラストイヤーに入るので、悔いが残らないように精一杯1年間やっていきたいと思います。
小松桃子
ー今のレースを振り返って
予選ではすごく緊張してしまって、決勝はもう、予選よりは緊張しないと思ってたし楽しんで行こうという気持ちでB決勝に行きました。
ー最初の50㍍は大会新記録レベルのスピードで泳いでいましたが
もういくしかないという気持ちで行きました。やっぱり自分がやってきたことは、攻めることだったので、それは絶対この試合で出そうと思いました。もう少し余裕を持って入ったら良かったと思われるかもしれないですが、自分のやってきた事は絶対に曲げたくなかったので出して行きました。
ーインカレにはどのような目標を持って挑まれましたか
自分がちょっと色々あって、すごく沢山の方に支えて頂いたし、もちろん八塚先生も含めて本当にこの一年はすごくそういった周りの人たちのサポートがあったお陰で、こうやって自信を持ってスタート台に立つことが出来たし、素直に水泳を楽しむ事が出来たので、そういった人たちに恩返しではないですが、自分の頑張っている姿を見てもらいたいと思って挑みました。
ー明日が最後のレースになりますが
この三日間全部通して全力で泳いで自分の頑張っている姿や、泳ぐ事でしか自分は恩返しできないので、感謝の気持ちを持ってレースに挑みたいと思います。
平野香緒里
―レースを振り返って
タイムがいまいちで、昨日よりも下がってしまったので、すごく残念です。
―昨日の悔しさから切り替えは
昨日は優勝するつもりで泳いで3位で、今日はその悔しい分も点数を取らなきゃいけないと思っていたので、全然取れなくてチームに申し訳ないです。
―リレーもあり、レースの本数も増えてきていますが
結構体もきついです。でもチームのためにそこは頑張らなくちゃいけないので関係ないです。
―明日のリレーはどのような気持ちでレースに臨みますか
決勝に残るのもキツいかもしれないですが、フリーの人は明日もレースがあり、私はレースがないので、その分私が少しでも早く泳いで助けられたらなと思います。
―明日に向けて
明日は絶対にA決勝に残って、少しでもチームの得点につながるように頑張っていきたいです。
塩沢雅人
―レースを振り返って
ベストではないのでだめですね。
―前半から積極的なレース展開でしたが
チャレンジするレースをしないとムリなのは分かっているので前半から行きました。
―インカレに向け強化した部分
速い選手よりもスピードで劣るのでスピードを出せるような練習をしてきました。
―来季へ向けて
後輩に速い子が入ってきてるので、レギュラー争いから大変になると思いますがちゃんとレギュラー取ってインカレでリベンジしたいです。
林寛人
―今のレースを振り返って一言お願いします
タイムが本当に悪くて悔しいです。
―考えていたレース展開などはありますか
前半から決めていたタイムがあって、前半のバッタバック(バタフライと背泳ぎ)が58秒台でとれていたと思うのですが、後半の平泳ぎと自由形でバテてしまって、そこがもたなかったのがすごく残念です。
―バタフライから終始レースを引っ張っていました
やはり一番最初だったので、良いタイムを出して後ろの二人に刺激を与えたかったんですが、タイム的にも、残念です。
―今年のインカレで4年生は引退となりますが、4年生に向けてメッセージをお願いします
僕の種目には主将がいるので、主将が抜けたあともこのチームは僕と常深が引っ張っていけるようにやっていきたいと思います。
―次の大会から最高学年として水泳部を引っ張る立場になりますが、そこに向けての意気込みをお願いします
最後の年なので、1個1個の試合を大事に後悔しないようにやっていきたいです。
湯尻和佳
―個人のレースを振り返って
最低限でも決勝という話をしていたのですが、言い訳になってしまうかもしれませんが体調も万全ではなく、気持ち的にも負けていたり様々な要因があったと思います。1分2秒かかってしまい、精神的にもつらかったですが、メドレーリレーの予選に向けて切り替えられたのはチーム力のおかげだと思います。色んな先輩、後輩、同期に励ましてもらいました。ベストを出せなかったのはこの試合の課題ですが切り替えられたところはチームの良さを実感してます。正直、メドレーリレーの予選で0秒まで戻ると思っていませんでした。個人では(平野)香緒里の方が速かったので、この決勝も私が泳ぐことにはならないと思っていました。でも、コーチや私以外の3人のメンバーが私を信用してくれて私を決勝で使うと決めてくれたのでその気持ちに応えようと思いました。(神宮司)瀬里奈さんや(小松)桃子さんと泳ぐ機会も最後なので絶好調ではないですが今できる全力で泳げたと思います。
―昨日の平泳ぎで結果を残した中で本命のバタフライでしたが
昨日も絶好調ではないですが、思うように泳げたのでその分、今日にかかるプレッシャーも大きくなり周りの期待も大きくなりました。重圧に負け、期待に応えられなかったのは自分の弱さだと思いますが、また来年は期待をプレッシャーと捉えるのではなく結果で応えられるように記録や実力もだけでなく精神的に強くなるのが1番の課題だと思います。
―次期主将として臨んだインカレですが意識したことは
1番は結果でチームを引っ張っていきたいと思いましたが、うまくいきませんでした。今回私が周りのみんなに助けてもらいチーム力は偉大なものだと思っています。先輩方がチームの雰囲気を良くしてくださるので、OBOGのみなさんが来てくださっている中で法政らしく雰囲気よく頑張っているのをインカレ以外でも対抗戦などで応援に来て下さる機会はあると思うのでそこでしっかり意識していきます。今回シードが取れるか分かりませんがシードを守り続けられるように法政らしく、雰囲気が良いのが持ち味なので、それだけは無くさないようにチームを作っていきたいと思います。
―来季の意気込み
今回は思うように泳げなかったですが私の競技人生もあと1年しかないと思うので、ここからまた腐らずにやれることやって1年後笑えるように今から全力でやっていきたいと思います。
市丸貴之
―レースを振り返って
前半はテンポを意識して泳げてましたが、500㍍を過ぎた辺りからスローペースでしか刻めなくなってしまいました。もうちょっと良いタイムが出たかなと思います。
―ラスト200㍍ほどでスパートをかけているように見えましたが
残り200㍍くらいで上げようということは考えてました。あと、隣の(伊藤)瑞輝さんが視界に入ってきて、1500㍍を専門としてやっている自分が勝たなければいけないなと思い頑張りました。
―昨日の400㍍と連続してベスト更新となりましたが調子は
400㍍は17番で予選で落ちましたが、4月から調子はすごく上がってきているので、このまま上がり調子をキープしていき、近いうちに大きくベストを更新できたらいいと思います。
―インカレということもあり得点への意識はありましたか
今日は20位にも入らず電光掲示板にすら載らない結果でしたが、やっぱりどうしても昨日の17位が悔やまれますね。フリーのミドル、ロング種目で1点も稼げなかったので反省する部分があると思います。
―今後へ向け
来年は必ず1500㍍では決勝に残れるように頑張ります。近い目標をいうと年内に日本選手権の標準を切り、日本選手権でB決勝にかかろうと思います。
長濱瑠花
ー今のレースを振り返って
前半から突っ込めったような気がしましたが最後の50で足が出ずテンポも悪くて、自分の結果を見たときにタイムが悪くて、とても悔しいです。
ー課題は
気持ちの弱さと200㍍自由形までの準備が下手くそだったのかなと思います。
ーこの悔しさを次に向けて
明日の800はもしかしたらリレーのメンバーに入れないかもしれないですが、しっかり泳げるように頑張りたいと思います。
廣川剛己
ー今のレースを振り返って
狙っていたタイムと程遠いので悔しい気持ちです。
ー狙っていたタイムとは
51秒頭を狙っていました。
ーインカレでの目標は
51秒頭で行って明日の800メートルリレーにいい形で繋げればいいかなって思っていました。
ー今シーズンを振り返って
最近は悪くない練習が出来ていたので自信がありました。少し残念です。
ー来年をどんな一年に
来年は後輩がまた入ってくるのでしっかりと引っ張っていけるような選手になっていきたいです。
ー次に向けて
明日のリレーもしっかり頑張りたいと思います。
吉岡康樹
ー今のレースを振り返って
自分的には前半からしっかり行かないと自分のベストを超えられないと思ったので、しっかり突っ込んで行ったつもりでした。ただ、全身に力が入ってしまい、ちょっと消耗の激しい泳ぎになってしまったんて、結果的にはベストから程遠いタイムになってしまいました。
ーどのようなレース計画でしたか
前半から行くのもそうなのですが、1000㍍から1500㍍までの500㍍をラップをまた一段回上に上げないといけないと思っていたのですが、そこがちょっときつくてできていなかったなと思います。
ーインカレでの目標は
B決勝の順位を取ることです。
ーインカレにはどのような取り組みを
徹底的に泳ぎ込んだことと、レースペースをきっちり自分で狙って出していけるような練習をしてきました。
ー今季を振り返って
シーズン中の試合が、全部自分の納得いくタイムが取れなかったので、また一年かけて自分の本当の泳ぎを取り戻していきたいです。
ー来年はどんな1年に
来年こそは1500㍍で点数を取れるように頑張りたいと思います。
ー次に向けて
僕のレースは今日で終わりましたが、法政としてのチームのレースは今日も明日もあるので、今自分の出来ること、応援だったり、サポートだったりを頑張っていきたいと思います。
河田華佳
ー今のレースを振り返って
全部悪かったです。もうよく分からないです。
ー昨日のレースから今日は、どのような気持ちで臨みましたか
ちゃんと決勝に残りたいと思ったのですが、ダメでした。
ー来季に向けて
このままでは全然ダメなので、しっかり練習頑張りたいです。
フォトギャラリー
- ラストインカレで銅メダルを獲得した斉藤
- 1年生ながら5位入賞の赤羽根
- 得意の追い上げが決まらなかった常深
- 昨年果たせなかった決勝進出を果たした女子メドレー
- 惜しくも17位で予選敗退となった岡本
- 出場した2種目とも自己ベスト更新となった市丸
- 関カレ時よりタイムを上げた相沢
- 引き継ぎタイムながら昨日より速いタイムで泳いだ神宮司