【企画】法政スポーツを追う ~女子ラクロス部編~ 関東学生リーグ戦 対学芸大
関東学生リーグ戦 対学芸大
2017年9月17日(日)
駒沢オリンピック公園 第二球技場
普段スポホウが取材を行っていない体育会に協力していただく本企画。今回は前回に引き続き関東学生リーグ戦第三戦を迎えた女子ラクロス部を取材させていただいた。
試合結果
トータル試合結果
3 法政大学 |
2 | 前半 | 4 | 9 東京学芸大学 |
---|---|---|---|---|
1 | 後半 | 5 |
得点者
時間 | 得点者 | 学部 |
---|---|---|
9分 | 伏見沙織 | スポ4 |
23分 | 山本佐和 | 社4 |
27分 | 山本佐和 | 社4 |
戦評
試合開始のドローは学芸大が競り勝ち学芸大ボールで試合が始まる。すると、そのボールを繋がれ一気にシュートまで打たれる。1度はゴールの判定となったが反則があったとされ事なきを得た。しかし、その後も法大は守勢に回り6分、8分ともに相手の素早いカウンターに対応できず失点を許す。法大の反撃は9分、失点直後のドローを陶山がマイボールにすると伏見がゴール前まで持ちこみ得点に成功、1点差に詰める。勢いに乗りたい法大だったが再び学芸大にカウンターを受け連続失点。ここで法大はタイムアウトをとる。「今までやってきたことを改めて確認した。」このタイムアウトが転機となり前半終了間際に山本のシュートが決まり2-4で後半へ。
前半の勢いそのままに後半開始直後の2分。山本のキープからフリーシュートを獲得する。これを山本が冷静に決めて点差を1点に縮める。一気に同点、逆転したい法大だったが反撃はここで終わってしまう。以降は敵陣でのプレーを続けながらも詰めの部分で決めきれず、学芸大の組織的なカウンターを止められず3-9とリードを広げられて試合終了となった。
今日の敗戦で開幕3連敗となり入れ替え戦も視野に入ってきてしまった。次戦は昨季1位の東海大だが入れ替え戦回避へ向け内容も求められる試合になりそうだ。(山崎志馬)
選手コメント
伏見沙織
ー今日の試合を振り返ってみていかがですか
悔しいの一言に尽きます。
ー前半2-4で折り返しましたが、ハーフタイムで話したことなどありますか
いつも通りやろうってことを話してました。そうですね、いつもやってることができてなかったので、いつも練習してることをやろうという話をしていました。
ー後半では連続失点を決められ、結果3-9で敗戦となりましたが、後半の反省点などあったりしますか
やはり集中力が切れてミスが続いてしまったというのがダメだったことなので、次回反省して行きたいなと思います。
ーグラウンドボールをとられてからのカウンターでの失点が多かったように見えましたが
グラウンドボールになった原因というのが、自分たちの単発なミスで、それをフォローしきれなかったのが反省点です。
ーオフェンス面での今日の反省点は
単発な攻めになってしまったのが課題ですかね。もうちょっとしつこく何回も攻め続ければ良かったかなと思います。
ー次戦に向けて
今3戦3敗という状況で、もうあとがない状況なのでしっかり勝ち切っていけるように、あと一週間なんですけど詰めて行きたいなと思います。
山本佐和
ー今日の試合を振り返って
これで負けたら入れ替え戦もあり得る状況で負けてしまったのはチーム力不足が原因だと思います。
ー今日は2得点でしたがその点については
シュートを決めきるところは良かったのですがそこに行くまでの過程が悪かったので、もう少し決めたかったです。
ータイムアウト時はどういった話をされていましたか
アタックはやりたいことをやるというのができていなかったので、今までやってきたことを改めて確認しました。
ー守備については
オールコートで守ることができていなかったのでそこは全員で詰めていきたいです。
ー次の試合に向けて
次はファイナル4に入っている東海大なのですが、法政も勢いに乗れば勝てると思うので頑張りたいと思います。
フォトギャラリー
- 試合前に円陣を作って士気を高める選手たち
- 戦況を見つめる山本
- ドローでの活躍が光った陶山
- 伏見のゴールで反撃開始
献身的な動きを見せた石原- タイムアウトで体制を整える
- ゴールパフォーマンスを行う山本
- 集客試合で多くの観客が集まった