【バスケ】第93回関東大学3部リーグ戦 対学習院大 盤石の試合運びで73点差をつけ勝利
2試合連続の100点ゲームで好調を維持する法大。学習院大戦では試合序盤からリバウンドで優位に立ち、学習院大のシュート不調も手伝い大量リード。終盤は随所で相手のターンオーバーを誘い、終わってみれば123-50と今季のベストゲームともいえる試合をやってのけた。
試合結果
トータル試合結果
123 法政大学 |
28 | 1Q | 9 | 50 学習院大学 |
---|---|---|---|---|
33 | 2Q | 11 | ||
30 | 3Q | 8 | ||
32 | 4Q | 22 |
法政大学スターティングメンバー
選手名 | 身長/体重 | ポジション | 出身校 | 得点 | リバウンド | アシスト |
---|---|---|---|---|---|---|
#30 水野幹太(営1) | 183/75 | PG | 福島南 | 11 | 2 | 6 |
#14 植村哲也(文4) | 175/74 | PG | 明成 | 13 | 2 | 4 |
#12 千代虎央太(法1) | 188/75 | F | 光泉 | 15 | 6 | 1 |
#10 和田直也(法4) | 187/80 | SF | 幕張総合 | 4 | 4 | 0 |
#24 鈴木悠介(法2) | 197/95 | C | 洛南 | 14 | 6 | 3 |
法政大学交代選手
選手名 | 身長/体重 | ポジション | 出身校 | 得点 | リバウンド | アシスト |
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#15 米山滉人(営2) | 184/83 | C | 湘南工科大付属 | 3 | 6 | 0 |
#34 濱田裕太郎(文1) | 186/75 | SG | 育英 | 8 | 2 | 2 |
#23 戸堀勇吾(文4) | 190/78 | PF | 國學院久我山 | 7 | 5 | 1 |
#77 大塚恭平(営3) | 190/76 | C | 福島商業 | 5 | 2 | 0 |
#16 竹内悠貴(法3) | 195/85 | PF | 西武文理 | 7 | 6 | 0 |
#54 小野怜音(文3) | 178/70 | F | 法政二 | 0 | 0 | 0 |
#93 山本忍(デ工1) | 176/70 | G | 法政二 | 4 | 0 | 1 |
#2 野口勇樹(法3) | 181/73 | PG | 土浦日大 | 10 | 2 | 3 |
#31 戸井堅士朗(営1) | 195/86 | C | 法政二 | 13 | 4 | 0 |
#13 鈴木蓮(現4) | 180/73 | SG | 東北学院 | 9 | 0 | 2 |
戦評
スターティングメンバーに新たに水野が加わり、水野、植村、千代、和田、鈴木悠の布陣となった。
試合開始直後は植村が流れをつくる。スリーポイント、ピックからのジャンパー、ドライブからのフローターと多彩な得点パターンを見せつけ、最初の7得点を全て奪った。法大は高さのアドバンテージを生かし、リバウンドを制圧。攻めては竹内がバスケットカウントを決めるなど、圧倒的な展開で第1Qを28-9で終える。
第2Qは相手の弱点であるペイントを重点的に攻め立てファウルを誘い、フリースローで得点を重ねていく。対する学習院大はペリメーターのシュートが全く当たらない。その間に法大はみるみる差を広げていき、61-20で第2Qを終える。
第3Qも戦況に大きな変化はない。鈴木悠のリング下、水野のスピードがさえわたり、内外で得点を量産し91-28で第4Qへ。
第4Qはラインナップをがらりと変更。クォーター序盤は戸井がペイントエリアで得点を重ねると、中盤から大塚、小野、山本といったDリーグ組もコートイン。それらを野口が率いるという体勢で、フルコートマンツーマンからファストブレイクを多数生み出し、試合を締めくくった。最終スコアは123-50。相手のマンツーマンディフェンスにはペイントへのドライブ、ゾーンディフェンスにはパス回しからのペリメーターシュートで完璧に対応。終始安定したオフェンスで大差をつけた。(戎井健一郎)
選手コメント
水野幹太(営1)
―今日の試合を振り返って
ターンオーバーが減らせなかったので、そこが課題なのと、センターがゴール下でファウルをされても、そしてそれが吹かれなくとと決めなければいけないと思いました。ただ今日は全体的にディフェンスが良かったので悪いということはないと思いますが、これから上に上がっていくときに簡単なミスが点に響くので、そこは注意していきたいと思います。
―今日の試合で水野選手はスティールを量産しました
3部で(勝つ)というのを目標にしていてはいけないと思うので、スティールを先読みして狙っていって、そうすれば1部に上がったときでもカットするチャンスが生まれてくると思うので、どんどん挑戦していきたいと思います。
―ターンオーバーを改善する為にどういうことを意識していますか
仲間を見すぎているというのが課題だと思います。仲間を見なくても出せるようにして、相手を見ながら仲間を動かせるようにしないとパスミスは減らないなと思っています。相手がどう思ってるのかを考えられていないからターンオーバーが減らないのかなと思います。
―水野選手は今季フリースローの本数が多いですが、積極的にリングにアタックすることは意識しているのでしょうか
バスケットカウントがとれていない時点で弱いと思うので、バスケットカウントからのフリースローというのを増やしていかないと強い選手にはならないと思います。
―次戦以降に向けて
このくらいの点差で勝たないと2部では勝てないと思うので、自分もターンオーバーを減らして、アシスト、得点を増やしていきたいです。これからチームもまとまってくると思うので、しっかり勝って2部に上がりたいです。
戸堀勇吾(文4)
ー試合を振り返って
大したミーティングはしてないんですけど、ピックアップっていうか、キャッチアップっていうんですかね、それを早くして、前から前からって言われていたので。それは、インサイドとかガードもよくやってたな、という印象です。
ーリバウンドでの活躍について
取れたら嬉しい、というのはあります。でも、今日は相手が相手だったので、慢心はしていません。
ー失点を抑えられていました
さっきも言ったように、ミーティングで前から押さえるっていうのがあったんですけど。
あと、今日は相手がよく外したっていうのもあります。ガードもよく動けていたと思います。
ー次の試合に向けて
これからレベルが上がっていくと思うんですけど。うちはガードはできるっていうのはわかっているので、「中から足引っ張る」って表現はあれですけど。中も外も頑張れれば、と思います。全勝優勝目指します。
小野怜音(文3)
ー今日の試合を振り返って
ここ最近の試合で出てきたディフェンスという課題をここ1週間で詰めようっていう話をしていました。ディフェンスでもっと前からプレッシャーかけて相手を圧倒することができたのかなと思います。
ーD leagueとリーグ戦のダブル出場となりました
実は太一(中村)がけがしてしまってその代わりにリーグ戦の方に来ました。D leagueでプレーしているのはリーグ戦で活躍するためなんですけど、今日は全然活躍できなかったです。
ーD league の全勝中という成績について
D leagueは今年から始まったので、みんな本気でやってこないというか。うち(法政)はD league 全勝優勝を目指してるんですよ。それが今のD leagueメンバーの目標なんですよね。日体大との試合は内容はあまり良くなかったです。前から当たっていて、そのディフェンスが崩されてしまった時にローテーションがうまくできませんでした。点差を離しても詰められちゃっていい試合とは言えない内容でした。大東大との試合はおおむね良かった印象です。
ー今後の目標は
リーグ戦も3部全勝優勝したいですね。危なげなく2部に上がりたいです。個人的な目標はD leagueで僕のシュートでチームを勝たせることです。
フォトギャラリー
- 6アシスト4スティールの活躍で多くの得点を演出した水野
- ペイントエリアでファウルを誘い、14得点を奪った鈴木悠
- 第1Qの主役となった植村
- 野口は前半からコートに立ち、今季初出場の選手たちをまとめあげた
- 戸井はベンチから13得点
- Dリーグで活躍中の大塚もリーグ戦のコートに立った
- 米山はけがから待望の復帰
- ルーキー山本もリーグ戦デビューを果たし、得点を決めた