【バスケ】第93回関東大学3部リーグ戦 対埼工大 シーソーゲームから抜け出し7連勝
1次リーグを全勝で終えた法大。埼工大とのこの1戦では、一時リードを許す展開となるも、第2Q以降は少ない点差をしっかりと守りぬき勝利した。ただ1桁点差での勝利は、今後の上位校との対戦を考えると不安分子となってしまった。
試合結果
トータル試合結果
76 法政大学 |
15 | 1Q | 16 | 67 埼玉工業大学 |
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19 | 2Q | 13 | ||
23 | 3Q | 23 | ||
19 | 4Q | 15 |
法政大学スターティングメンバー
選手名 | 身長/体重 | ポジション | 出身校 | 得点 | リバウンド | アシスト |
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#30 水野幹太(営1) | 183/75 | PG | 福島南 | 11 | 5 | 6 |
#14 植村哲也(文4) | 175/74 | PG | 明成 | 11 | 5 | 4 |
#12 千代虎央太(法1) | 188/75 | F | 光泉 | 6 | 2 | 0 |
#10 和田直也(法4) | 187/80 | SF | 幕張総合 | 11 | 5 | 0 |
#24 鈴木悠介(法2) | 197/95 | C | 洛南 | 15 | 12 | 0 |
法政大学交代選手
選手名 | 身長/体重 | ポジション | 出身校 | 得点 | リバウンド | アシスト |
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#15 米山滉人(営2) | 184/83 | C | 湘南工科大付属 | 11 | 9 | 0 |
#34 濱田裕太郎(文1) | 186/75 | SG | 育英 | 7 | 2 | 1 |
#23 戸堀勇吾(文4) | 190/78 | PF | 國學院久我山 | 0 | 0 | 0 |
#16 竹内悠貴(法3) | 195/85 | PF | 西武文理 | 0 | 1 | 0 |
#13 鈴木蓮(現4) | 180/73 | SG | 東北学院 | 4 | 2 | 2 |
戦評
全勝をキープしている法大。昨日に続きスタートは和田、千代、植村、鈴木悠、水野の布陣。第1Q、植村のパスが冴え鈴木悠を中心に得点を重ねるも、相手のドライブやミドルシュートを防ぎ切ることができず、終了間際にはスリーポイントを沈められリードを許す。15-16でこのクォーターを終える。
第2Q。一気にテンポを上げ3連続得点ですぐさま逆転に成功する。しかし、その後は一進一退の攻防。思うように攻撃が機能せず、リードを広げることができない。34-29で前半を折り返す展開となる。
第3Qも埼工大を突き放すことができなかった。バスケットカウントなどで着実に加点するものの、サイズのアドバンテージを活かしきれず、リバウンドを制することができないまま我慢の時間帯が続く。終盤、一時は2点差まで追い上げられるも、要所で和田が連続スリーポイントを決め、57-52で最終クォーターへ。
第4Q。開始早々、水野が持ち前のドリブルスキルでペネトレイトから立て続けにレイアップを決め、得点を量産。埼工大も食い下がるも、終盤、またも和田がオフェンスリバウンドや3Pで躍動。終始相手に主導権を渡すことなく、76-67で勝利を収めた。
危なげなく勝利した法大だが、課題である立ち上がりの悪さが今ひとつ改善されていない印象。また、要所での相手のファウルやバイオレーションに助けられる場面も多くあった。2部を見据え、さらなる圧倒的な勝利を目指した法大の闘いは続く。(湯浅駿)
選手コメント
鈴木蓮(現4)
ー今日の試合を振り返って
ディフェンスは問題ないと思うんですけど個人的にはシュートが微妙でした。
ーディフェンスで相手にプレッシャーをかけていましたが
オフェンスは1、2年生を中心に作っているので自分のポジション的にもディフェンスを上から頑張らないといけないと思いました。
ー夏休みの過ごし方は
いつも通りに練習しました。走り込み中心でしたね。合宿は北海道で涼しかったので走り込みはそんなにきつくなかったです。あとはバイトしてました。
ー4年生として今年のチームの印象は
下級生がやんちゃで言うこと聞かないんで厳しくしないといけないなと思います。生意気なやつが多いです。でもかわいいです(笑)。
ー次戦への意気込みは
次もディフェンス頑張って走ります。
濱田裕太郎(文1)
ー今日の試合を振り返って
これから相手がだんだん強くなっていくと聞いていて、やっぱりいつもの相手とは違ったのでやりづらいというか。自分の持ち味のスリーポイントもなかなか決まらず得点が入らなかったんですけど、合わせとかゴール下のプレーが出来たのでよかったと思います。
ー立ち上がりの悪さが目立ちました
自分はベンチからの出場が多いんですけど、監督からはオフェンス、リバウンドをしっかりやれと言われているので、そういったことをベンチメンバーが出来ればもっといい展開になったと思います。
ー終始競った展開でしたが、その中で自分の役割として意識したことは
やっぱりスリーポイントが一番得意なんで、スリーポイントを狙いながらも合わせやディフェンスでチームに貢献できるようにプレーしました。
ー1年生として初めてのリーグ戦ですが
出場していない先輩もいる中で自分が出場しているので緊張もあるんですけど、それ以上に期待に応えられるよう頑張っていきたいです。
ー次戦に向けて
相手が強くなっていくので、自分がベンチから試合に出た時にディフェンスとかスタッツに残らない部分でチームに貢献できるよう頑張ります。
フォトギャラリー
- ダブルダブルを記録した鈴木悠
- 水野はアシストとターンオーバーの比率が安定してきた
- この日もスリーポイントとオフェンスリバウンドをきっちり記録した和田
- ベンチ出場の濱田だが、25分のプレイタイムを得た
- プレイメイク、スコアリングともに中心的存在に位置する植村
- 千代はプレイタイムを少し減らしてしまった
- 米山、竹内悠らとのポジション争いとなる戸堀
- 苦しい時間帯は鈴木蓮の1on1が武器となる