【バスケ】第93回関東大学3部リーグ戦 対明学大 開幕6連勝で1次リーグ全勝ターン
現在全勝中の法大。3部中堅以上のチームとの対戦が続くため、気の抜けない試合が続く。第6節の明学大戦では、安定した試合展開で勝利し、全勝をキープ。Dリーグ組の玉城啓太(法3)や金剛鉉(文3)が合流するなど、明るい話題も多かった。
試合結果
トータル試合結果
89 法政大学 |
21 | 1Q | 16 | 53 明治学院大学 |
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19 | 2Q | 11 | ||
18 | 3Q | 15 | ||
31 | 4Q | 11 |
法政大学スターティングメンバー
選手名 | 身長/体重 | ポジション | 出身校 | 得点 | リバウンド | アシスト |
---|---|---|---|---|---|---|
#30 水野幹太(営1) | 183/75 | PG | 福島南 | 4 | 4 | 7 |
#14 植村哲也(文4) | 175/74 | PG | 明成 | 16 | 3 | 1 |
#12 千代虎央太(法1) | 188/75 | F | 光泉 | 2 | 2 | 2 |
#10 和田直也(法4) | 187/80 | F | 幕張総合 | 16 | 5 | 0 |
#24 鈴木悠介(法2) | 197/95 | C | 洛南 | 13 | 5 | 0 |
法政大学交代選手
選手名 | 身長/体重 | ポジション | 出身校 | 得点 | リバウンド | アシスト |
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#15 米山滉人(営2) | 184/83 | C | 湘南工科大付属 | 0 | 5 | 0 |
#34 濱田裕太郎(文1) | 186/75 | SG | 育英 | 5 | 0 | 1 |
#23 戸堀勇吾(文4) | 190/78 | PF | 國學院久我山 | 0 | 0 | 1 |
#55 金剛鉉(文3) | 187/84 | PF | 報徳学園 | 3 | 0 | 0 |
#16 竹内悠貴(法3) | 195/85 | PF | 西武文理 | 12 | 5 | 1 |
#54 玉城啓太(法3) | 175/65 | SG | 京北 | 4 | 3 | 0 |
#93 山本忍(デ工1) | 176/70 | G | 法政二 | 0 | 0 | 0 |
#2 野口勇樹(法3) | 181/73 | PG | 土浦日大 | 6 | 2 | 2 |
#31 戸井堅士朗(営1) | 195/86 | C | 法政二 | 0 | 2 | 0 |
#13 鈴木蓮(現4) | 180/73 | SG | 東北学院 | 8 | 1 | 2 |
戦評
今日の対戦相手は現在7位の明学大。相手のホームアリーナで勝利を挙げたいところだ。
上々の出だしとは言えない内容だった第1Q。オフェンスは速攻を中心に21得点したものの、ディフェンスは連携ミスから失点。一線を破られた時のカバーディフェンスがうまく機能せず、ドライブでの得点を許す場面が見られた。16点を奪われ、5点差で第2Qへ。
第2Qでは4年生が魅せた。植村哲也(文4)が連続スリーポイントを沈め、会場が湧く。明学大はタイムアウトを取らざるを得ない状況となった。しかし、タイムアウトをものともせずオレンジ旋風は続いた。流れに乗り、攻め続ける姿勢が鈴木悠介(法2)、野口勇樹(法3)のバスケットカウントに表れていた。40-27とリードを広げる。
第3Q。今季スリーポイント王候補として話題の男、和田直也(法4)がリバウンドでも奮闘。高身長というわけではないが、ボールへの執念を見せリバウンドへ飛び込む。リバウンドから良い形で攻撃を繰り返し、点差を広げる。法大の攻めるバスケの影響か、相手のファウルがかさんだため、フリースローによる得点も多々見られた。58-42、16点差で最終ピリオドへ突入。
第4Q。会場の視線は玉城啓太(法3)に注がれた。けがから復帰し、今季初出場となった。沖縄風の応援に包まれ登場した玉城は、ブランクを感じさせない俊敏なディフェンスを披露。ナイスディフェンスに応援席からは感嘆の声が漏れた。法大はオールコートプレスをかけ、試合をたたみかける。終盤には山本忍(デ工1)、金剛鉉(文3)も出場。金はスリーポイントを決め、今季初得点を果たした。法大ベンチが盛り上がる中、89-53でブザーが終わりを告げた。
3部全勝中という結果からか、自信を持って積極的に攻める姿勢が戻った新生オレンジ。しかし、1枚のディフェンスが抜かれた際のカバーディフェンス、逆サイドにボールを飛ばす際のパスミスなど改善点も残っている。この2つの課題はドライブやスティールなど、相手の得点に直結する重要な課題だ。2部では命取りになるミスだろう。課題を克服すれば2部昇格後の未来も明るい。(高野茜)
選手コメント
玉城啓太(法3)
ー今日の試合を振り返って
どんどん対戦相手のレベルが高くなっていって強くなるんですけど、その中で自分がけが明けに出ました。ファウルも結構取られたんですけどディフェンスはよく動けていたのでよかったと思います。ディフェンスで前から当たって相手の嫌なことをするというのは高校時代からやっていたことだから周りが当たってなくても自分で当たろうかなと思いました。出てすぐとかはアップにもなるので。
ーけがの具合は
右足の靭帯切っちゃったんですよね。治ってD league出てたんですけど左足の足首もやっちゃって戻ってくるのが遅くなってしまいました。
ーD leagueについて
一次予選はたぶん1位で突破できると思います。明日からもうD leagueの方には行かないと思うんですけどみんなには頑張ってもらいたいです(笑)。キャプテンなのに抜けちゃうんで。
ー玉城選手が出場する際、沖縄の音楽が応援席から聞こえましたが
自分結構あれすきです(笑)。日大の選手の出場の時もやるんですよね。いいなと思ってました。自分にももっとやってほしいです。
ー明日に向けて
出たとしたらディフェンスで相手を追い込んで盛り上げていきます。
金剛鉉(文3)
ー今日の試合を振り返って
野口が自分にアシストしてくれたのでうれしかったです。
ー今季初得点でしたが
野口からパス来た時のシュートの確率いいんですよ。練習中もあんまり野口からのパスだったら落ちないんですよね。
ーD leagueについて
明日はD leagueの方には行かない予定なので、優勝めざして頑張ってほしいです。
ー次戦にむけて
もっと試合に出られるように頑張ります。
フォトギャラリー
- この試合からチームに合流した玉城
- この日7アシストの水野
- スリーポイント好調の和田
- 金もリーグ戦に合流した
- SGとして安定して2桁得点を記録する植村
- ベンチから8得点の鈴木蓮
- 米山はリバウンドで貢献
- 竹内悠のフィジカルの強さはスクリーン、ハンドオフなどでも顕著に表れている