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【バスケ】第97回関東大学リーグ戦 第10節 対明星大学 果敢にチャレンジするも2Q が尾を引き敗戦…

第97回関東大学リーグ戦(オータムリーグ)対明星大学
2021年10月23日(土)
@国士館大学 多摩キャンパス

 先週駒澤大学に残り2秒で逆転され悔しい悔しい敗戦を喫した法大。第10節の相手は今大会1敗しかしていない明星大。第1Qを点の取り合いで同点で終えると、続く第2Qではことごとくシュートが外れ5ポイントしか獲得できずに終わる。最終的にこの第2Qが尾を引き、後半上級生を中心に巻き返しを図るも虚しく73-95で敗戦となった。

チーム内最多の17ポイントを獲得した#51金本一真
試合結果

トータル試合結果

73
法政大学
24 1Q 24 95
明星大学
5 2Q 28
25 3Q 21
19 4Q 22

法政大学スターティングメンバー

選手名 ポジション 出身校 得点 リバウンド アシスト
#7 柴田京哉(経4) PG 東海大札幌 4 4 2
#14 小野怜史(文4) PG 法政第二 0 2 0
#1 川島聖那(法4) SG 福大大濠 15 14 1
#13 本間紗斗(営4) SF 明成 11 6 0
#74 長橋冬真(営2) C 國學院久我山 13 6 1

法政大学交代選手

選手名 ポジション 出身校 得点 リバウンド アシスト
#3 今池翔大(文2) PG 法政第二 0 0 1
#25 古川空音(文3) PG 明成 0 2 2
#2 澁谷錬(法3) SG 洛南 3 1 0
#11 岡部雅大(国1) SG 國學院大久我山 0 0 0
#27 原田一真(経3) SG 東海大札幌 3 0 1
#8 石田泰三(法1) SF 北陸学院 3 5 1
#51 金本一真(文4) SF 光泉 17 3 3
#6 杉澤ロメオ(文2) PF 東海大札幌 0 1 0
#9 黒木丈(法2) PF 福大大濠 3 1 0
#23 藤平皓成(営1) C 正智深谷 1 1 0

試合経過・日程

日付 対戦相手 結果/試合開始時間
9/14 埼玉工業大 〇70-54
9/19 国士館大 ●61-80
9/25 東京成徳大 〇81-57
6 10/2 順天堂大 〇89-66
10/3 江戸川大  ●73-91
10/9 東洋大  ●76-78
10/10 関東学院大 (変電所火災によるJR運転見合わせの為延期)
2(振替) 10/17 駒澤大 ●69-70
10 10/23 明星大 ●73-95
11 10/24 明治大 15:00
9(振替) 10/30 関東学院大 11:30
5(振替) 11/6 上武大 13:00

戦評

先週駒澤大学に残り2秒で逆転されまさかの3連敗となった法大。なんとしても勝利を掴みたい中で、明星大との一戦に臨んだ。

第1Qでは試合開始直後に#74長橋のフリースローを獲得。しっかりこれを収めると先週首痛により試合に出ていなかった#1川島がシュートを連発し、第1Qだけで13ポイントを獲得。しかしさすがは今大会1敗しかしていない明星大。#29を中心に得点を決め、点の取り合いになり24-24の同点で第2Qに。

続く第2Qは「シュートがことごとく決まらなかった」と試合後金本が語ったように法大にとって非常に苦しい展開となる。第2Q開始直後に続けざまに4点取られると、法大はすぐさまメンバーチェンジ。しかし乗りに乗った相手の勢いを止めることはできず、うまく得点を決めることができない。もどかしい展開の中、中盤でようやく#27原田がスリーポイントを決め流れを取り戻すかと思われたが、結局とことんシュートやパスが回らず5ポイントのみ獲得の29-52で後半へ。

勝利のためになんとか点差を詰めたい法大は、4年生を中心に巻き返しを図る。#7柴田のファストブレイクや今試合最多得点となった#51金本のミドルシュートなど着実ポイント重ねる。さらに#8石田のスリーポイントなど下級生も負けず劣らず活躍しこのピリオドで25ポイント獲得。点差を19点差に詰め勝負の最終Qへ。

勝負の最終Q。ここでも上級生を中心に底力を見せたものの、相手のオフェンスの技術が光り徐々に点差を離されてしまう。終盤金本や#13本間のスリーポイントによって、17点差まで詰めるもここまで。最後は相手に連続してポイントを決められ73-95で試合を終えた。

残りの試合はほぼ格上との対戦となり非常に苦しい試合展開が予想される法大。しかし、チームの雰囲気でいうならばバスカンを獲得した際やシュートが決まった時に歓声をあげるなど試合を増すごとに良くなっている。残りそう多くない試合の中で、今年1年間の努力が報われることを願うばかりだ。(撮影・取材 鳥越花音・渡邉一玄)

選手コメント

金本一真

―今日試合を振り返って
自分たちが思い切ってプレー出来てなかったので、2Qでディフェンスとかが疎かになって相手の勢いに飲まれました。自分たちのミスで潰れてしまったっていう試合でした。

―どういう試合展開をしていこうとしていたのか
相手のディフェンスがゾーンっていうのは分かってたので、そこで自分たちがディフェンスでしっかり止めてフリーの状態で打っていくっていう形で勝てたらなと思っていました。

―試合前のチームの雰囲気は
3連敗している状況の中でやるしかないというか、とりあえず勝ちたいのでやることやろうという風にはなっていました。なので別に3連敗してるからって意識がもう試合に向いてないとかではなく、総じていつも通りの雰囲気だったと思います。

―2Pで5ポイントしか獲得できなかった原因は先ほどおっしゃったように相手の勢いに飲まれてしまったことが大きいと思いますか
仕方がないんですけどオフェンスでシュートは打てていたんですけどそれが全部ことごとく外れてしまって、そしたらディフェンスでシュートが決まらない分集中が切れてしまって最後までやり切れなくて、それが結果的には再びオフェンスにも影響していう負の連鎖だったのかなと思います。

ーハーフタイムでの会話は
空いたところで躊躇して打たなかったりっていうのが前半多かったのでそこを改善していこうというのと、相手のオフェンスをどういう風に崩していけばいいのかっていう戦略的な部分のお話をしました。

―残り少ない試合の中でどういう試合展開にしていきたいですか
僕たちは成績もよくないですし、チャレンジャーなので思い切ってやることととりあえず勝ちたいですね。あと僕たち暗いんでとりあえず楽しんでやっていきたいです(笑)

―では最後に明日の意気込みを教えてください
明治は1位のチームでどれだけ自分たちができるのかっていう不安はあるんですけど、今までやってきたことをやるべきことをチーム全員で明日の試合にぶつけられたらなと思います。

澁谷錬

ー本日の試合、第2Qの点差がそのまま最後まで縮まらなかったですが、第2Qは何が悪かったと思いますか
前回の試合が終わってから、チーム全員で盛り上げて雰囲気良くリーグ戦を終えよう話になっていて、そのなかで良くないことだとは思うのですが、ゾーンの対策をしていなかったことがシンプルに原因だと思います。

ー対策をしていなかったとは言いますが、第1Qで相手センターがゴール下で点を決め手から速攻で取り返すといったシーンが見られましたが、そういったことは普段からしていることということでしょうか
そうですね、相手のゾーンが組まれる前に速く攻めようというのは普段の練習でやっていることなのでそういったことが実行出来たのは良かったです。

ー第4Qのタイムアウト後には気迫の籠ったガッツあるプレイが見られましたが何か監督から言われたのですか。
そうですね、監督からは「焦ることはない」と言われました。そこからチーム全体で盛り上げて切り替えていこうという流れになり、そういったことがあったので、気迫の籠ったプレイが見られたのではないかと思います

ー次の試合はどのようにチームに貢献していきたいですか
僕自身、この負けているなかでシュートが入っていないので、切り替えてシュートを決めていきたいと思います。

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