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【バスケ】第16回東京六大学リーグ戦 3日目 対立大、慶大 立大になんとか勝利するも、慶大には残り1秒で逆転負けを喫し総合4位で幕を下ろす

第16回東京六大学リーグ戦  対立大、慶大
2022年3月21日(月)

@立教大学 新座キャンパス

 東京6大学リーグ戦最終日は、立教大と慶應大との戦いが行われた。立教戦では、この試合24ポイントをあげた黒木や#8石田のスリーなどにより77-72で危なげなく勝利。連続して行われた慶應戦では、下級生を中心としたチームで登場。健闘するも最後残り1秒でファウルをとられ逆転負け。2勝3敗の4位で今大会に幕を下ろした。(試合の様子は男子バスケットボール部公式Youtubeからご覧いただけます)

今シーズンキャプテンをつとめる#27原田

試合結果(立大)

トータル試合結果

77
法政大学
23 1Q 16 72
立教大学
14 2Q 23
21 3Q 14
19 4Q 19

法政大学スターティングメンバー

選手名 ポジション 出身校 得点 リバウンド アシスト
#3 今池 翔大(文3) PG 法政第二 5 2 3
#27原田 一真(済4) SG 東海大札幌 1 2 2
#8 石田 泰三(法2) SF 北陸学院 6 2 1
#3 黒木 丈(法3) PF 福大大濠 24 8 0
#74 長橋 冬真(営3) C 國學院大久我山 2 5 0

※学年は来年度からの学年を掲載しております。

法政大学交代選手

選手名 ポジション 出身校 得点 リバウンド アシスト
#25 古川空音(文4) PG 明成 9 3 7
#5 井黒桂亜(法4) SG 北陸学院 0 1 0
#2 澁谷錬(法4) SG 洛南 16 0 1
#11 岡部雅大(国2) SG 國學院久我山 6 3 2
#6 杉澤ロメロ(文3) PF 東海大札幌 0 2 0
#23 堤玲太(文2) PF 九州学院 2 4 1
#21藤平 皓成(営2) C 正智深谷 6 1 0
#75 柳田大斗(営1) C 國學院久我山 0 3 0

 

試合結果(慶大)

トータル試合結果

79
法政大学
25 1Q 18 80
慶応義塾大学
15 2Q 16
13 3Q 22
26 4Q 24

法政大学スターティングメンバー

選手名 ポジション 出身校 得点 リバウンド アシスト
#11 岡部雅大(国2) SG 國學院久我山 2 0 1
#8 石田 泰三(法2) SF 北陸学院 9 0 0
#3 黒木 丈(法3) PF 福大大濠 3 1 2
#21藤平 皓成(営2) C 正智深谷 4 1 1
#0 杉信イフェアニ G 洛南 8 5 5

※学年は来年度からの学年を掲載しております。

法政大学交代選手

選手名 ポジション 出身校 得点 リバウンド アシスト
#1 女川渉(法1) PG 東北学院 0 0 0
#18 蓮野加成(営4) PG 北陸学院
#31 コラン直生(済1) PG 法政二高 5 1 2
#52 小川祥英(国2) SG 明成 3 1 0
#13 宇津木雅樹(法1) SG 國學院久我山 12 3 0
#17 大川勇樹(スポ2) SG 宇都宮短大附 0 0 1
#24 安原明優(人2) SG 八千代松陰 9 1 0
#14 佐藤正樹(社1) SF 法政二高 4 2 0
#15 遠藤祐亮(国1) SF 福島南 0 0 0
#6 杉澤ロメロ(文3) PF 東海大札幌 10 4 1
#10 坂本温人(現福1) PF 法政二高 2 4 0
#12 北村雄太郎(法2) PF 光泉カトリック 3 1 1
#23 堤玲太(文2) PF 九州学院 0 2 0
#74 長橋 冬真(営3) C 國學院大久我山 3 1 0
#75 柳田大斗(営1) C 國學院久我山 2 2 4

試合経過・日程

日付 対戦相手 結果/試合開始時間
3/19 明治大学 ●57-70
3/20 早稲田大 ●43-71
3/20 東京大学 ○101-28
3/21 立教大学 ○77-72
3/21 慶応義塾大学  ●79-80

戦評

対立教大

前半から拮抗した試合をみせる。第1P、#9黒木が連続してシュートを決めチームを引っ張っていく。その勢いで流れに乗った法大は、立大側のタイムアウト後も流れを崩すことなく副キャプテン#2澁谷が持ち味のスリーを連続して決め16-23で第2Pへ。しかし第2Pになると、リバウンドやパスカットなど細かなところで相手に得点を重ねられ始め徐々に差が埋まり始める。そして第2P残り4分でついに逆転。法大はすかさずタイムアウトを取り空気の一新を図ろうとするも37-39の2点ビハインドで前半を終える。

追いかける展開となった後半では、今大会を通じて引っ張ってきた上級生が改めて頭角を現す。切迫した試合の中で#2澁谷が2本のスリーを決めたことによりチームは再び逆転に成功。その後再び点差を詰められるも58-53で最終Qへ。まだ予断を許さない状況の中、#11岡部や#25古川が得点を重ねるも残り5分またしても逆転を許してしまう。チームの中で良くない空気が流れるなか、この試合1番のキーパーソンとなったのは#8石田。苦しい状況の中、颯爽と連続して2本のスリーを決めチームを再び活気づかせると、そのままチームは勢いに乗り勝負あり。冷や冷やする場面は数多くあったものの結果的に77-72で今大会2勝目をあげた。

対慶應大

この日2試合目となる慶應戦には、下級生を中心としたチームで登場。その前に行われた立教戦でも活躍した#8石田が第1Pだけで9ポイントを獲得し序盤からチームを牽引。7点リードで第1Pを終えると、続く第2Pでも法大は勢いを緩めることなく得点を重ねてゆく。一時14ポイント差までリードを広げるも、第2P残り3分を切ったあたりから形成逆転。パスがうまく回らなくなり、34-40の6点リードで前半を終える。

後半に入ると#24安原のバスカンやスリーなど再び法大ペースへ、しかし5分を切ったあたりから慶大に連続4本のシュートを決められ、流れにのった慶大を止めることができずついに残り1分で逆転。勝負の最終Q。接戦した戦いをみせるもなかなか差を埋められないまま時間が過ぎていった中、1年生の#13宇津木が連続してスリーを決める大活躍をみせ勝ち越しに成功。そこから#6杉澤のバスカン、#0杉信のシュートなどこのまま勝利への道が切り開かれたと思われたものの、79-78残り1秒のタイミングで、痛恨のファウル。ここをしっかり沈められてまさかの逆転負け。下級生メインのチームで臨んでいたものの、確実に勝利収めたい試合で無念の敗北となった。

今大会2勝3敗の総合4位で幕を下ろした法大。新体制となって全学年で挑む初めての大会で1番変化を感じたは、チームの雰囲気だった。苦しいタイミングでの「我慢!」の掛け声、シュートを決めたときの歓喜などチーム全員が楽しそうにバスケをしているのが印象的だった。加えて今大会が大学バスケ初出場となった1年生。チームに合流してそれほど月日が経ってない中で、試合中1人1人がチームに貢献しようと懸命に戦っている姿には法大の未来も感じられる大会だった。目標の1部昇格へ向け、いかに全員で戦い抜くチーム力をつけれるかが今後の鍵となるに違いない。

選手コメント

澁谷錬&井黒桂亜

―今日の立教戦を振り返って
井黒:個人的にはオフェンスで速い展開作ったりというような期待されていた役割が果たせなかったのが申し訳なかったです。結果的には下級生とかが中心になって引っ張ってくれて勝てたので感謝してます。
澁谷:個人的な反省としては、この大会自分のシュートがなかなか入らなくて、スリーポイントだけじゃなくほかのプレーにも挑戦しながら戦っていた中で、最終日にはなっちゃったんですけどシュートが入る形に持っていけたことが自分的には良かったかなと思います。

―慶應戦では下級生が試合に出ていましたが見ていて感じたことは
井黒:結構強度強めにやっていて、下級生だったんですけどそこは刺激的でした。負けはしたけど、いい影響を与えてもらったかなと思います。
澁谷:前から当たるディフェンスっていうのが印象深くて、自分自身ディフェンスで前から当たることが好きではないし、得意ではないのでそういう部分でも勉強になりました。負けてしまったんですけど、それぞれが目標をもって戦っていたと思うので、チームの結果も大事ですけど1人1人どう考えているかで今後だいぶ変わってくるのかなと思います。

ーラストシーズンどういう1年にしたいですか
井黒:シーズン初めに目標を立てて、そこに向かってキャプテンの(原田)一真中心に去年よりも雰囲気よくできていると思うので、ラストイヤー後悔なくおわるために4年生としてチームを引っ張れたらなと思います。
澁谷:4年生という立場はチームのことをまず第1に考えないといけないと思うので、その中で副キャプテンという立場でもあるのでしっかりチームを鼓舞してコート内でも、コート外でも精神的柱になれるように頑張っていきたいなと思います。

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