【サッカー】第91回関東大学サッカーリーグ戦 第16節 法政大2-2駒澤大 鳥居俊が劇的ゴールもホーム城山で悔しいドロー…
第91回関東大学サッカーリーグ戦 第16節 法政大ー駒澤大
2017年10月10日(火)
法大城山グラウンド
前節の逆転勝利で連敗を止めた法大は、今節で駒大と対戦。上田綺世(スポ1)のゴールで先制するなど良い形で前半を終えたが、後半は一転して相手ペースに飲まれ、逆転を許す。しかし、90+3分に鳥居俊(理1)のゴールで何とかドローに持ち込んだ。
試合結果
トータル試合結果
2 法政大学 |
1 | 前半 | 0 | 2 駒澤大学 |
---|---|---|---|---|
1 | 後半 | 2 |
試合スタッツ
時間 | 経過 | 大学 | 選手名 | 得点経過 |
---|---|---|---|---|
29分 | 得点 | 法政大学 | 上田綺世 | 1-0 |
62分 | 交代 | 法政大学 | 関口正→鳥居 | |
68分 | 交代 | 法政大学 | 森→ディサロ | |
74分 | 得点 | 駒澤大学 | 熱川徳政 | 1-1 |
82分 | 交代 | 法政大学 | 上田慧→土橋 | |
83分 | 得点 | 駒澤大学 | 小田駿介 | 1-2 |
90+3分 | 得点 | 法政大学 | 鳥居俊 | 2-2 |
スターティングメンバー
背番号 | ポジション | 選手名 | 学部・出身校 | 成績(出場・得点) |
12 | GK | 吉田舜 | 社会3・前橋育英高 | 4・0 |
23 | DF | 関口正大 | 現福1・新潟明訓高 | 7・0 |
3 | DF | 前谷崇博 | スポ健3・ガンバ大阪Y | 12・3 |
5 | DF | 加藤威吹樹 | 経済2・サンフレッチェ広島Y | 10・1 |
22 | DF | 黒崎隼人 | 経済3・栃木SCY | 7・1 |
24 | MF | 大西遼太郎 | 社会2・ジュビロ磐田Y | 7・0 |
10 | MF | 上田慧亮 | 現福4・前橋育英高 | 2・0 |
8 | MF | 紺野和也 | 現福2・武南高 | 15・0 |
11 | MF | 青柳燎汰 | 現福3・前橋育英高 | 12・3 |
29 | MF | 森俊貴 | 情科2・栃木SCY | 5・0 |
20 | FW | 上田綺世 | スポ健1・鹿島学園高 | 14・8 |
サブメンバー | ||||
---|---|---|---|---|
1 | GK | 関口亮助 | 経済4・浦和レッズY | 12・0 |
19 | DF | 鳥居俊 | 理工1・東京ヴェルディY | 2・1 |
6 | MF | 土橋優樹 | 現福4・川崎フロンターレY | 8・0 |
13 | MF | 末木裕也 | スポ健2・ヴァンフォーレ甲府Y | 7・0 |
14 | MF | 長谷川元希 | 現福1・大宮アルディージャY | 9・1 |
27 | MF | 清谷陸 | 経済4・広島皆実高 | 6・0 |
9 | FW | ディサロ燦シルヴァーノ | 経済3・三菱養和SCY | 13・2 |
※成績は試合終了時のもの
試合後順位表
順位 | 大学名 | 勝点 | 試合数 | 勝-分-負 | 得点/失点 | 得失点 |
1位 | 筑波大 | 38 | 16 | 12-2-2 | 39/12 | 27 |
2位 | 順天堂大 | 37 | 16 | 11-4-1 | 31/18 | 13 |
3位 | 流通経済大 | 31 | 16 | 10-1-5 | 29/22 | 7 |
4位 | 東京国際大 | 26 | 16 | 8-2-6 | 27/23 | 4 |
5位 | 東洋大 | 24 | 16 | 7-3-6 | 25/19 | 6 |
6位 | 法政大 | 23 | 16 | 7-2-7 | 27/27 | 0 |
7位 | 明治大 | 21 | 16 | 6-3-7 | 21/25 | -4 |
8位 | 専修大 | 18 | 16 | 5-3-8 | 20/24 | -4 |
9位 | 駒澤大 | 17 | 16 | 4-5-7 | 20/25 | -5 |
10位 | 慶應大 | 14 | 16 | 3-5-8 | 12/25 | -13 |
11位 | 日本体育大 | 11 | 16 | 3-2-11 | 20/37 | -17 |
12位 | 桐蔭横浜大 | 10 | 16 | 2-4-10 | 19/33 | -14 |
後期リーグ途中経過
節 | 日付 | 対戦校 | 結果 | 会場 |
12 | 9月16日 | 筑波大 | ○2-1(詳細) | 味の素フィールド西が丘 |
13 | 9月23日 | 慶應大 | ●1-2(詳細) | BMWスタジアム平塚 |
14 | 9月30日 | 流経大 | ●0-1(詳細) | 竜ケ崎市立たつのこフィールド |
15 | 10月7日 | 専修大 | ○4-2(詳細) | 法大城山グラウンド |
16 | 10月10日 | 駒澤大 | △2-2 | 法大城山グラウンド |
17 | 10月14日 | 明治大 | 法大城山グラウンド | |
18 | 10月22日 | 桐蔭大 | 東洋大グラウンド | |
19 | 10月28日 | 東洋大 | 中銀スタジアム | |
20 | 11月4日 | 順大 | BMWスタジアム平塚 | |
21 | 11月11日 | 東国大 | 保土ヶ谷公園サッカー場 | |
22 | 11月18or19日 | 日体大 | 未定 |
マッチレポート
専大相手に劇的な逆転勝利を飾った前節。勢いに乗って連勝を狙う法大は前節に引き続きホーム・城山グラウンドで駒大を迎え撃つ。
序盤から法大ペースで試合が進む。駒大得意のロングボールに対してはCBの森岡陸(現1)と加藤威吹樹(経2)が冷静に対応し攻撃の糸口を掴ませない。18分にはFW上田綺世(スポ1)がサイドに流れ、空いた中央のスペースにサイドハーフの森俊貴(情2)が侵入しシュートを放つなど法大はテンポ良く攻撃を組み立てていく。23分にはエリア内でシュートを打たれたもののGK吉田舜(社3)が好セーブを見せた。迎えた28分、紺野和也(現2)がカットインからシュートを放ちこぼれ球を上田綺が決め先制。41分には上田慧亮(現4)のスルーパスに大西遼太郎(社2)が飛び出すも相手GKに阻まれた。先制以降は完全に主導権を握りながら追加点を奪えず前半を1-0で折り返した。
後半開始早々、あわやPKかという位置でファウルを献上したのを皮切りに後半は防戦一方の展開となる。49分には相手CKからのシュートをゴールライン上でなんとかクリア。粘り強い守備で駒大の波状攻撃を凌ぎ続けたが74分、不用意なファウルから再びエリア手前でFKを与えるとこれを熱川徳政に沈められ同点に追い付かれる。その後も攻撃の手を緩めない駒大に押し込まれ、84分には逆転ゴールを許す。なんとか追い付きたい法大だが、組み立ての精度を欠きチャンスを作れないシーンが続く。しかし迎えたアディショナルタイム、ゴール前に侵入すると最後は途中出場のDF鳥居俊(理1)が値千金の同点弾を流し込み、試合はそのまま2-2で終了した。
序盤こそ前節の勢いそのままに試合を進めたものの最後は苦しみながら勝ち点1をもぎ取る形となった。後期リーグ戦の折り返し地点となる次節の明大戦、あと一歩上位へ踏み出すためにも”ホーム3連戦”のラストを勝ち点3で飾りたい。(岩瀬斗真)
監督・選手コメント
長山一也監督
―試合を振り返って
後半、自分たちのサッカーに持っていくことができませんでした。
―前半はボールを支配することができていましたがハーフタイムでの指示は
相手がボールを入れてくるというサッカーに対して、自分たちは下でつなぐということをやっていきたかったですし、それをできている時間もあったのでそこをやろうという話と、後半の入りで先手を取ってやっていこうという話をしました。しかし、後半の入りでセットプレーを与えてしまって、相手の勢いを諸にに受けてしまいました。
―追いつかれた場面で土橋選手を投入した意図は
相手がボールを入れてくるというのは分かっていたので、ボランチが拾って、前で絡ませたかったです。そこが足りなかったので入れました。しかし、代えた瞬間に最終ラインの選手が駒大の圧力に屈してしまったのが残念です。
―途中出場の鳥居選手が得点しましたが
関口(正大)が前半で足を痛めていたので、鳥居を投入しました。鳥居はもともとセンターバックの選手なのですが、落ち着いて対応してくれて、失点してからは高い位置をとってゴールを目指してくれて、そういうところを狙ってくれたのは良かったと思います。
―次節に向けて
3連戦をホームでできるというところで、3連勝を目指したかったのですがそれはできなくなってしまいました。ホームなので次勝てるように、コンディションをしっかりと整えながらやっていきたいです。
鳥居俊
ー試合を振り返って
前半はリードして、いい展開でしたけど、後半良くなくて途中から入るときは流れを良くできるように簡単にミスしないように意識していました。追いついたけど勝てる試合だったので、もったいないなと感じました。
ー交代の際には監督からは
簡単にやれということですね。
ー同点ゴールの場面を振り返って
つっちー(土橋)くんが空いたので、入れば良かったですけど、こぼれがあるなと思ってました。狙ってたらちょっどいいところに決まりましたね。
ーリーグ戦初ゴールとなりました
嬉しいですけど、試合に勝てなかったので、次回は勝ちたいですね。
ー起死回生の同点弾でした
負けなかったのは、非常に良かったです。
ー多くの同級生が活躍してます
(上田)綺世とか毎試合のように点決めてるので、負けないように頑張りたいです。
ー引き分けという結果については
勝てる試合だったので、もったいない感じです。
ー次節に向けて
城山3連戦の最後で、勝って終わるしかないので、チーム全員で戦って勝ちたいと思います。
フォトギャラリー
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紺野は右サイドで相変わらずの存在感
- 加藤が最終ラインから持ち上がる
- 上田綺は2試合連続でゴールを記録
- 上田綺の先制弾を祝福