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【準硬式野球】東京六大学準硬式野球秋季リーグ戦 対早大2回戦 白熱した投手戦も一発に泣き今季初黒星…零封負けを喫する…

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【準硬式野球】東京六大学準硬式野球秋季リーグ戦 対早大2回戦 白熱した投手戦も一発に泣き今季初黒星…零封負けを喫する…

東京六大学準硬式野球秋季リーグ戦 対早大2回戦
2017年10月9日(月)
早大東伏見G

開幕8連勝、そして優勝に向けて臨んだ早大2回戦。先発・尾崎と早大先発・杉山の熱い投手戦が繰り広げられたが、6回裏に手痛い一発を浴びリードを許す。その後は打線が奮起したいところだったが、杉山の前になかなか得点圏まで走者を進むことができず。結局、散発3安打で完封負けを喫した。だが、明日の試合で2位につける明大が立大に負け、首位の法大が早大に勝利すると3季ぶりの優勝が確定する。

DSC 9721 R
熱投も勝利にはつながらなかった(尾崎)

試合結果

トータル試合結果

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
法 大 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 3 1
早 大 0 0 0 0 0 2 0 1 × 3 6 0

(法大)●尾崎(3勝1敗)、室木―藤江
(早大)○杉山―吉田龍

打撃成績

打順 位置 選手名 出身校 打数 安打 打点 四死球 打率
1 (5) 萩原幹斗(社4) 報徳学園 4 0 0 0 .194
2 (8) 甲本裕次郎(社4) 鳴門 3 1 0 1 .414
3 (4) 藤口帝(社4) 遊学館 4 1 0 0 .269
4 (3) 佐々木勇哉(社2) 花巻東 3 0 0 0 .387
5 (9) 石橋優一郎(法3) 徳島北 3 0 0 0 .375
6 (6) 三品勇人(社3) 報徳学園 3 1 0 0 .333
7 (2) 藤江廣祐(社3) 法政 2 0 0 0 .300
8 (7) 窪田剛士(経4) 桐蔭学園 3 0 0 0 .407
9 (1) 尾崎海晴(社1) 鳴門 2 0 0 0 .250
  PH 鳴川宗志(社3) 鳴門 1 0 0 0 .250
  1 室木大(経4) 星稜 0 0 0 0 .000

二塁打:藤口(4回)

投手成績

  被安打 奪三振 四死球 自責点 防御率
尾崎 7 6 3 2 2 0.67
室木 1 2 1 0 0 2.57

併殺:萩原―藤口―佐々木(1回)三品―藤口―佐々木(4回)

リーグ戦途中経過(10/9現在)

  法大 明大 早大 慶大 立大 東大 試合 勝点 勝率
法大 ―― 14,15 ○●,10 ○○ ○○ ○○ 8 7 1 0 3 .875
明大 14,15 ―― ○○ ●○● ○●,10 ○○ 9 6 3 0 2 .667
早大 ●○,10 ●● ―― ○○ 21,22 ○○ 8 5 3 0 2 .625
慶大 ●● ○●○ ●● ―― ○●○ 14,15 10 4 6 0 2 .400
立大 ●● ●○,10 21,22 ●○● ―― ○○ 9 4 5 0 1 .444
東大 ●● ●● ●● 14,15 ●● ―― 8 0 8 0 0 .000

【注】洋数字は対戦日

戦評

 ここを勝利すると3季ぶりの優勝に大きく近づく法大。昨日の試合は接戦の中、佐々木の本塁打で勝ち越し勝利を挙げた。その粘りをこの第2戦でも生かしたいところ。開幕8連勝に向けて、法大の試合が始まった。

 法大は初回、2番・甲本が六大学通算96安打となるヒットを放ったが、後続が続かず。その裏、早大は安打と盗塁、そして失策で走者を得点圏に進めるも、ここは尾崎の投球と法大の守備が前に立ちはだかり併殺で切り抜けた。2回以降は時折両チームとも走者を出し、犠打などで得点圏に走者を置くもあと1本が出ず、ゼロ行進が続く。法大・尾崎、早大・杉山の両右腕の先発が抜群の出来で打者を寄せ付けなかった。

 試合が大きく動いたのは、グラウンド整備が入り、インターバルがあったのちの6回裏。杉山が6回表の投球を三者凡退で切り抜け流れを作ると、この回先頭の3番・笹井が中越えの二塁打で出塁。4番・鈴木夏は凡退も続く高橋が甘く入った変化球を逃さず、特大の左越え2点本塁打を放った。尾崎は失投らしい失投はこの一球のみ。快投を続けていただけに痛い失点となった。

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尾崎は7回を2失点と素晴らしい投球だったが、相手が一枚上手だった

 ここから取り返したい法大打線だったが、好調の早大先発・杉山の前に凡打の山。走者を出したいところだったが、実際に7回以降走者を出せたのは9回の一度のみ。その回も最後は併殺と打線がかみ合わなかった。
 法大の先発・尾崎は懸命な投球で試合を作ったが、半ば見殺しのような形で今季初黒星。次回の登板では是非とも勝ちを挙げたいところだ。

 開幕7連勝と快調に飛ばしていたが、今季初めて土がついた。本間隆洋監督が以前話したようにここからずるずると行かないことが大切だ。ここの困難を乗り越えれば、3季ぶりの優勝が見えてくる。明日の第1試合で明大が立大に負け、法大が早大に勝てばその場で優勝が決まる。明日は踏ん張りどころ。歓喜の瞬間はすぐそこだ。(橋爪優典)

選手コメント

尾崎海晴(投手戦の中、悔しい本塁打を浴び今季初黒星)

―今日の試合を振り返って
今日は全体的に球が高かったので打たれてしまったという感じです。

―6回裏に左越え2点本塁打を浴びました
外のコースの球がちょっと内側に入って甘くなってしまったのが良くなかったです。

―今日の自分の出来栄えは
序盤から何度かピンチの場面をくぐり抜けることが出来たので、それはいい収穫だと思います。今日はかなり投手戦だったので、先に点取られたら負けると思って必死に投げました。

―明日に向けて
明日登板はないかもしれないんですけど、勝てれば勝ち点取れて優勝にかなり近づくと思うので、一生懸命応援したいと思います。

―ラストカードの明大戦に向けて
昨季は明大にかなり打たれたので、しっかり調整して挑んでいきたいです。

 

フォトギャラリー

  • DSC 9721 R尾崎は次の試合で雪辱を期す
  • DSC 9913 R大きな失投は本塁打のみだった(尾崎)
  • DSC 0079 R決勝点を献上した後、うなだれる尾崎
  • DSC 9927 R藤江(右)は尾崎を懸命にリードした
  • DSC 9947 R藤口は長打でチャンスメイクをした
  • DSC 9994 R三品は今日も1安打を放った
  • DSC 9967 R佐々木は2戦連発とはならなかった
  • DSC 0148 R今季初めての困難に陥った法大。明日はどうするか

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