【陸上競技】第51回東京六大学対校 短距離ブロックに復活の兆し&ルーキー人見3000SC制覇等で総合6連覇達成!
第51回東京六大学対校陸上競技大会
2018年4月7日(土)
慶大日吉陸上競技場
新たなシーズンの幕開けとなった今大会。前回までで5連覇中だった法大は、3000SC、400mHやフィールド競技で着実に得点を重ねて6連覇を達成。インカレに向けて幸先の良いスタートとなった。
試合結果
総合成績
順位 | 大学名 | 総合得点 |
---|---|---|
1位 | 法大 | 157点 |
2位 | 早大 | 138点 |
3位 | 慶大 | 115点 |
4位 | 立大 | 69点 |
5位 | 東大 | 54点 |
6位 | 明大 | 53点 |
種目別結果
種目 | 選手名 | 記録 | 順位 |
---|---|---|---|
男子100m予選 | 平山裕太(経4) | 11秒05(-0.5m) | 1組5着 |
勝瀬健大(社3) | 10秒69(-0.2m) | 2組2着 | |
同決勝 | 勝瀬 | 10秒82(ー0.4m) | 1着 |
男子400m予選 | 江藤拓都(経3) | 49秒96 | 1組4着 |
白幡大輝(現4) | 48秒16 | 2組3着 | |
同決勝 | 白幡 | 50秒22 | 5着 |
男子800m決勝 | 中嶋敦史 | 1分59秒68 | 3着 |
中村友哉 | 2分4秒93 | 11着 | |
男子1500m決勝 | 久納碧(経1) | 3分58秒83 | 3着 |
守角隼(経1) | 4分10秒37 | 10着 | |
男子5000m決勝 | 佐藤敏也(社3) | 14分26秒03 | 6着 |
青木涼真(生命3) | 14分29秒31 | 7着 | |
男子110mH予選 | 吉間海斗(2) | 14秒73(ー2.4m) | 2組2着 |
同決勝 | 吉間 | 14秒65(ー0.7m) | 4着 |
男子400mH予選 | 豊田将樹(スポ3) | 54秒79 | 1組1着 |
佐々木桂樹 | 58秒66 | 2組4着 | |
同決勝 | 豊田 | 52秒32 | 1着 |
佐々木 | 55秒72 | 6着 | |
男子3000SC決勝 | 人見昂誠(経1) | 9分1秒44 | 1着 |
田辺佑典(経2) | 9分5秒79 | 2着 | |
男子4×100mR決勝 |
亀井直弥(2)ー川辺隼也(4) ー村瀬翔太(4)ー勝瀬 |
39秒86 | 1着 |
男子4×400mR決勝 |
樋口一馬(2)ー江藤ー 白幡ー伊深愛生(2) |
3分11秒30 | 2着 |
男子走高跳決勝 | 芋川駿(スポ4) | 2m03 | 2位 |
男子走幅跳決勝 | 佐久間滉大(スポ4) | 7m56(ー1.0m) | 3位 |
松添基理(スポ4) | 7m21(ー1.1m) | 4位 | |
男子三段跳決勝 | 矢羽健一郎(2) | 15m25(+1.6m) | 1位 |
男子棒高跳決勝 | 竹川倖生(社3) | 4m80 | 1位 |
坂本和真(3) | 4m50 | 3位 | |
男子砲丸投決勝 | 天野光汰(3) | 14m85 | 1位 |
曽我歩希(3) | 12m18 | 3位 | |
男子円盤投決勝 | 沖見拓真(経4) | 46m25 | 1位 |
曽我 | 43m05 | 2位 | |
男子やり投決勝 | 前田秀悟(2) | 65m67 | 1位 |
齋藤一樹 | 56m48 | 3位 | |
女子100m決勝 | 田植晶子(2) | 12秒28(ー1.0m) | 1着 |
女子400m決勝 | 鈴木萌果(3) | 1分2秒04 | 4着 |
女子800m決勝 | 斎藤杏里彩(スポ4) | 2分24秒42 | 4着 |
女子100mH決勝 | 鈴木美帆(スポ4) | 14秒51(ー2.4m) | 1着 |
女子400mH決勝 | 斎藤 | 1分3秒38 | 4着 |
女子走幅跳決勝 | 根崎百香(3) | 4m76(+1.9m) | 3位 |
女子やり投決勝 | 鈴木志保(2) | 15m75 | 4位 |
女子4×100mR |
鈴木志保(2)ー田植ー 田中芹奈(4)ー鈴木美 |
失格 | 失格 |
戦評
短距離ブロック
『強い法大』の復活へ。シーズン初戦となった第51回東京六大学対校陸上競技大会は、総合6連覇を達成するとともに、法大に欠けていた要素に復調の兆しが見える大会となった。「まさかこんなにやってくれるとは」。苅辺監督が特に驚きを隠せなかったのは、昨年低迷した短短ブロック(主に100m、200m、4×100mRを指す)の活躍だ。100mに出場した勝瀬は、向かい風の吹く厳しいコンディションにおいても、体を浮かせることなく、持ち前の腕振りと推進力でみるみる加速。昨季は怪我に苦しんだ短短エースが、シーズン初戦から10秒89で優勝と堂々の滑り出しを見せた。更に4×100mRでは、1走から4走までがミスなく繋ぐと、関東インカレ、日本インカレにおいてもライバル、或いは目標校となってくるであろう早大に先着。優勝もさることながら、「このメンバーなら今年中に39秒台が出れば御の字」という苅辺監督の予想を初戦で覆したのは、法大にとって良い意味での予想外となっただろう。大瀬戸一馬(平28年度卒)、長田拓也(同年度卒)両エースの引退で長らくの低迷が予想された短短ブロックは、かつての栄光を取り戻すことはできるのだろうか。今回の結果のみではまだ手放しには喜べる状況ではないが、少なくとも復活の兆しが見えたことには間違いないだろう。
跳躍ブロック
その一方で心配なのが走幅跳だ。高校時代、向かうところ敵なしで頂点に立ち続けてきた天才・佐久間滉大と、その天才を常に一番近いところから追ってきた松添基理。入学当初からその異次元の活躍ぶりが期待されたいただけに、今まで3年間の結果、更に今回の7m56(佐久間)と7m21(松添)という記録には、本人たちも納得がいかないはずだ。佐久間は「もっといけるはずなのに」と、もどかしさを露にし、その佐久間の現状を熟知している苅辺監督は「自分の何を修正していいのかわからないというのは、トップ選手にはほとんどない」と発破をかけ、悩める天才に次回大会以降での奮起を求めた。
投てきブロック
投擲ブロックでは円盤投げのエース・沖見がこの大会三連覇。前回までの二大会では記録に納得のいかない様子だった沖見だが、今大会では46m25と昨年の関東インカレ10位相当をマーク。更にその強い先輩を見てきた1つ下の曽我も着実に実力をつけてきている。長らくインカレで得点のなかった投擲種目。今年はもしかしたら、その快挙の瞬間がやってくるかもしれない。
長距離ブロック
箱根を沸かせた男達がトラックシーズンでも躍動…かと思われたが、今回一番のサプライズをもらたしたのは3000SCに出場した新入生の人見だった。レース序盤から先輩である田辺に着いて行き、先頭集団での激しい優勝争いを展開。「ラストには自信がある」と語ったルーキーは、その言葉の通り、ラスト100mから矢のようなスパートを披露すると、大学初戦でいきなりの優勝をもぎ取って見せた。「勝負にこだわってレースをすることができた」と人見。同種目で関東インカレ優勝等結果を残してきた偉大な先輩、青木に追いつき追い越すことができるのか。楽しみな選手がまた一人法大の門を叩いた。
(都築慧士)
監督・選手コメント
苅部俊二監督
―今日の大会を振り返って
総合的に見れば優勝ができたのでそれが良かったのと、今日はコンディションが悪い中で400mHだったり100mなど要所要所で勝つことができたので、インカレに向けて良い弾みがついたのかなと思います。
―今年は厳しいと目されていた短短ブロックでしたが、勝瀬選手が幸先の良いスタートを切りました
勝瀬が勝ってくれたことも嬉しいのですが、4継(4×100mR)が39秒台で来てくれて。まさかこんなにやってくれるとはね。今年のメンバーだと年間通して39秒台が出れば御の字だと思っていましたので、何というか見えてきたなという感じはしますよね。
―400mHでも豊田選手が余裕をもっての優勝となりました
今日コンディションが滅茶苦茶に悪くて歩数を合わせるのもとても難しかったと思うんですよね。その中での52秒台ということで。単純計算通りには行かないとは思っていますけど、恐らく今日の走りは50秒台くらいに相当するのではないかなと思います。49秒台という大台に向けて、良い足掛かりが出来たのではないのかなと思いますね。
―女子でも田植選手が向かい風の中で力走しました
まず強い向かい風で、女子の方が風邪の影響を受けやすいので、その中での12秒2というのは立派ですね。今年中に11秒台とは言っていますが、おそらくいけるのではと思わせてくれるレースでしたね。
―沖見選手は今大会3連覇となりました
沖見も記録も悪くないし、本当にインカレに向けて良いスタートを切ってくれたなと思いますね。
―その一方で幅跳びの2人は調子が上がってきていない様子でした
期待していたところがあまりうまくいかなかった感じですね。主将と高校生チャンピョンですからね。鳴り物入りで入ってきただけにもう少し頑張ってほしいですね。
―佐久間選手は「自分ではもう少し行けたと思う」と仰っていました
いけると思います。ただ原因がどこにあるのかというのを分析していかないと更に上というのは見えてこないということですね。能力的には日本一を狙えるものがあるとは思うのですが、今現状がこれというのは、まだ気持ちがついてきていない証拠です。自分の何を修正して良いのかわからない、ダメなところがあったときにどうしていいかわからないというのは、トップ選手にはほとんどないんですよね。だからそこが佐久間に足りないところなんでしょうね。
―関東インカレに向けて
目標を去年よりも高いところというのが目標ですね。5、6番あたりを狙っていければと思います。
坪田智夫駅伝監督
―今年度の新チームの状態は
一年生が非常に元気なんですけど、4年生がけが人が多くて、チームを引っ張る状況は厳しいかなという現状ですね。
―今日は青木選手が3000mSCではなく、5000mで出場しましたが
青木の状態が悪いのではなくて、下級生の選手たちにも、青木に頼って六大学勝つのではなく、関東インカレもしっかり点数をとらないといけないので、3000mSCで田辺や人見を起用しました。彼らがしっかり勝ちきって、次につなげて欲しいと思ってました。
―その二選手が活躍しましたが
本当は田辺に勝ちきってもらいたかったですけど、田辺も状態が仕上がってなかったなか、悪いレースではなかった。人見の方が俄然状態が良かったが、田辺もよく最後逃げてくれて、キック勝負のところなので、田辺もある程度評価して良いかなと思ってます。
―坂東選手は今大会出場しませんでした
坂東は熊本県の金栗記念中長距離選抜で記録を狙おうということで、今回は出場しませんでした。
―青木、佐藤両選手の結果があまり思わしくなかったが
青木も佐藤も5000mの選手ではないので、春の目標もこの大会ではないので、そこまで仕上げてない状態ながらも、レースを前半作りながら走ってくれました。しんどいレースでしたが、順位に関しては気にしてないです。
―立川ハーフでかなり厳しい言葉を選手たちに投げかけましたが、その後の選手の変化は
まだまだ、箱根6位に甘えている雰囲気がありますね。新入生が非常に元気なので、そろそろ火がついてくれるかなと。大畑主将や坂東も頑張ってチームを引っ張っている現状です。四年生がやっぱり引っ張っていかないと、チームが仕上がってこないので、あとは四年生の仕上がりにかけるしかないかなと思います。
―昨年箱根を走ったメンバーが多い今年のチームですが、監督もより期待している代ですか
箱根は経験者が多いからといって、次走れるような甘い大会ではないです。一年間しっかり積み上げるかが大事な大会なので、「経験者がいっぱいいるから、何とかなるだろう」という雰囲気が一番怖いので、それは選手本人がどう考えるかです。
―かなり長いミーティングをしてましたが
四年生の意識が低いと絶対負けるよという話をしました。
―この時期に選手たちに期待することは
まだトラックも始まったばかりなので、結果よりも一つ一つの試合で収穫と課題をしっかり見つけて、修正しながら、次の大会や目標にむけて頑張るようにやってもらいたいです。
―では今大会ではトラック部門で早大に負けてしまいましたが、あまり気にしてないですか
本当は負けたくないのですが、自力は明大や早大の方が間違いなくありますし、法大が箱根で6位だったから勝てるかというそんなに甘い大会ではないので、ここで、負けた部分をしっかり選手たちが自覚して、しっかり頑張ってもらいたいです。
―今季のキーマンはやはり四年生ですか
そうですね。経験者も多くて、力のある選手たちは揃っていますが、一年間どこまでやれるのか。先ほども言ったとおり、甘い大会ではないので、選手たちが(箱根を)走った以上は自覚してやってもらいたいですね。
―これからの意気込みを監督からお願いします
箱根で6位になったということで、非常に期待値は大きいと思いますが、その期待に応えられるようにしたい。そして、非常に熱い応援をしていただいておりますので、今年も一年間しっかり走って、三大駅伝全てで期待に応えられるようにやっていきたいと思います。
松添基理主将(男子走幅跳4位)
ー今日の記録について振り返ってみて
記録は全然良くなかったのでこれから調子を上げていこうかなと思っています。
ー今日のコンディションは
悪かったのですが大きな試合でこのようなコンディションが訪れた時に言い訳はしていられないので、今回の経験を次に生かしていきたいです。
ーシーズン初戦となりました
実はアメリカで試合をしているので、今回の大会は国内初戦です。アメリカの大会とは環境も違うのでフレッシュな感じで臨むことができました。
ーアメリカではどんな練習をしていましたか
カール・ルイスのコーチに教わって、腕振りや足の接地などをシンプルに教えてもらいました。
ー冬季練ではどういった練習を積みましたか
安定して踏めるようにし、またウェイトを取り組みました。
ー佐久間選手に対する印象は
高校の頃から戦ってきているので、改めての印象はあまりないのです。強いて言うのなら今回僕が負けているのでライバルですかね。
ー関東インカレでの目標は
8mを跳んで優勝します。
ー主将に就任した流れは
苅部さんと先輩達に決めていただきました。
ー主将に選ばれた要因とは
大きな大会であまり外さないのでそこが評価されたのだと思います。
ーどんなチームにしていきたいですか
選手一人一人に対してしっかりと応援して、総合力で戦っていけるチームにしたいです。
ーラストイヤーにかける思いをお願いします
ここまで自己ベストを更新することが出来ていなくて、悔しい思いをしてきているので今年はしっかりと結果を残して笑顔で終えたいです。
佐久間滉大(男子走幅跳3位)
―今日の試合を振り返って
ベストを狙いにいきましたが、7m56ということで。自分ではもっと行けるのになというのは思っていて、出しきれなかった、モヤモヤするなというのが今の心境ですね
―その出しきれなかったというのは
助走と走り方を冬に徹底してきて、今日も調子自体は良く助走も上手く出来ていたと思うのですが、まだ体が冬モードだったのかなというのもあって、あまり動きにキレがなかったのかなと思います。
―動きにキレがないというのはシーズン初戦ということも響いてきたのでしょうか
今日は寒かったですし、まだ少し体がついていっていないなというのはありますね。
―苅辺監督とはお話をされましたか
いや、ほとんど話せていないですね。
―1年時から8mを期待されてきた佐久間選手ですが、今年がラストシーズンとなります
苦しい時間がとても長くて。でも自分としては自己ベスト更新というよりも8mという大台に向けてやっていかなければいけないとは思っています。苦しいときだからこそベスト更新なんていう安易な言葉を使うのではなく、大きな目標に向かっていくべきだと思うので。
―最後に目標をお願いします
関東インカレで8mを跳んで、そこから日本選手権、日本インカレと何回も安定して8mを跳べるようにしていきたいです。
沖見拓真(男子円盤投1位)
ー今日試合を振り返っていかがでしたか?
今シーズンに入って2戦目の試合でしたが、前回より記録も上がり、サードベストくらいの結果が出たので悪くはなかったです。
ー一昨年から三連覇を果たしたわけですが、昨年はあまり満足のいったような表情をしてませんでした。今年はどうですか
記録的にはそんなにいい記録ではありませんでしたが、次への記録へとつなげるには良いものだったと思います。
ー冬季の間はどのような練習をされていましたか
去年に比べると自分で考える練習が多かったと思います。今自分に何が必要かを理解しながらやるべき練習ができたと思います。
ー今年がラストシーズンですが、意気込みをお願いします
高校時代には全国で入賞をしていたので、それを上回る結果を残せたらいいかなと思っています。
芋川駿(男子走高跳2位)
―今日の記録を振り返って
この冬に助走を変えました。自分の苦手の部分である腕のフォームとかが適当だったので、フォームをしっかり固める練習をしてきました。ここで、その成果を発揮できればと思って、試合に挑みました。それが少しずつはまってきたかなと思いますが、腕の動きと助走がまだ噛み合わせるのがこれからの課題です。これが噛み合えば、関カレなどで良い記録を狙えると思います。
―ということは、今回の試合の狙いは自己ベストを更新するより、フォームを定着させることが目的でしたか
そうですね。
―2位という結果でしたが
結果は気にしていなかったですが、(1位を)獲れるものは獲っとくべきだったのかなと思います。去年の関カレで記録は持っていながら、良い結果が出なかった悔しさがあるので、最後の年は記録と結果両方とも良いように頑張ります。
―秋、冬やってきたことは
パワーが少なかったので、パワーをつけるためのウエイトトレーニングや、助走に繋げるための走りの走り方を意識することをしてました。根本的なところを変えて、今は助走を固めることをやってます。
―自己ベストを出したときと現在の状態の違いは
自己ベストを飛んだときの腕の動かし方と今の理想の動かし方が違うので、噛み合わせてベストに繋げていくことと昨季の一番最後の試合(関西大学との対校戦)のときに、やりたい腕の動かし方を使って、2m10㎝まで一発で成功して、2m18、19のチャレンジができました。 しっかり腕を動かせるようになれば、さらに自己ベストが出ると思ってます。
―関東インカレまでどのように練習をしていきますか
関東インカレまで今日出てきた反省を活かして、自己ベストを目標に練習していきたいです。
―四年生としてかける想いは
最後の年で、就職活動との両立もしっかりこなしながら、最後結果を出せるように頑張りたいと思います。
―今年の目標は
関カレで2m20㎝を跳び、日本選手権と全日本インカレでさらに飛躍できるような記録を残し、2m25㎝ぐらい跳べればと思います。 ―関東インカレにむけて意気込みを一言 関東インカレでは必ず表彰台に登り、チームに貢献したいと思っています。そこを目標に頑張りたいと思います。
竹川倖生(男子棒高跳1位)
ー今日の試合を振り返って
風が強くて難しいなかでしたけど全体的に言ったらそこまで良くはなかったと思います。
ー強い向かい風のなかでの4m80という記録に対してはいかがですか
向かい風ということを考慮しても良くない記録なので不甲斐ないと思います。
ー昨シーズンを改めて振り返って
シーズン途中で手を骨折してしまったんですけどもそこから立て直して5m20飛べたのでそこは良かったと思います。
ー冬季期間の練習はいかがでしたか
今まで走りこみの練習が不足していたんですけどもこの冬はしっかりと走りこみが出来たのでそこは良かったと思います。
ー今シーズンの目標は
関カレで優勝することと記録面で5m50~60くらいを飛べることを目指します。
人見昂誠(男子3000SC1位)
ー今日のレースを振り返ってみて
順位にこだわってレースをすることができたと思っています。
ーどんなレース展開を心がけましたか
最初は付いて、ラストには自信があるので後半に余裕があったら出てしっかり1位を狙っていこうとおもっていました。
ー今日のコンディションは
少し風がある中だったのですが気温が低く、走りやすかったので自分の走りができたと思います。
ー田辺選手に勝利しました
意識していたところの1つだったので勝てたことは嬉しいのですが、これからもレースがあるので負けないように頑張っていきたいです。
ー3000scには青木選手というすごい選手がいますがライバル意識などは
ライバルというよりは目標なので、しっかりと目標に対して倒していけるようにしたいです。
ー関東インカレで出たい種目などは
3000scで出させていただけるのならしっかりと結果を出していきたいです。
ー3000scでの目標は
まずは決勝進出して、入賞を狙っていきたいです。
ー法政に入学を決めた理由は
自分の考えが法政大学陸上競技部と一緒だったということもありますし、色々と憧れの先輩もいたので入学を決めました。
ー憧れの先輩というのは
高校の頃の先輩で今は卒業してしまっています。
ー法政での練習はあっていますか
あっていると思います。
ー法政での目標としている先輩は
今は青木選手です。
ー箱根に出たいという気持ちはありますか
入ったからには箱根でもしっかりと結果を残したいです。
ー箱根に向けどのようなアピールをしていこうとおもっていますか
距離が伸びるので、そこにも臆せず結果にこだわって頑張っていきたいです。
ーこれからの意気込みをお願いします
まずはトラックシーズンでしっかりと結果を残していきたいです。
佐藤敏也(男子5000m6位)
ー今日のレースを振り返ってみて
本当に情けないの一言です。
ー今日のコンディションは
風が強かったのですが、僕が走る頃には風が止んでいて良いコンディションだったと思います。
ーどういったレースプランを心がけましたか
監督からは指示を出されず、お前に任せると言われていたので思い切ったレースをしようと思っていました。
ー箱根後の練習は
熊日の30㎞に向けてひたすら距離を踏んできました。
ー熊日の30㎞を振り返ってみて
あそこまではいくとは思っていなかったのでこれをきっかけに将来マラソンに挑戦していきたいと思います。
ー山下りだけではないという印象をつけることができたと思いますが、来年の箱根は平地で勝負したいという気持ちはありますか
正直2区か6区を走りたいと思っているのですが、監督に任された区間を走れればいいかなと思っています。
ートラックよりロードの方が強いイメージがありますが、自身ではどのように感じていますか
圧倒的にロードの方が好きですね。
ー国士舘の記録会を振り返ってみて
練習として調整なしで臨み、本調子ではなかったのですがあそこまでのタイムで走れたので自信になりました。しかし今回が上手くいかなかったので、調整方法の難しさを痛感しました。
ー30㎞の後だと3㎞は余裕でしたか
僕もそう思ったのですが、全然キツかったです(笑)
ー関東インカレではどの種目に出たいですか
確実に点数を取るためにハーフに出場しようと思っています。
ーハーフでの目標は
ハーフには自信があるので表彰台を狙っていきたいです。
ーチームスローガンがチャレンジということで佐藤選手自身チャレンジしていきたいことは
とりかく1番だけを目指して勝ちに行くレースをしていきたいです。
ー今後の意気込みをお願いします
日体大の1万メートルに出場するのでそこで今回の反省を生かして28分台を目指していきたいです。そして関東インカレに向けても頑張っていきたいです。
田植晶子(女子100m1位)
ー 今日のレースでは優勝しましたが、レースを振り返っていかがでしたか
スタートの加速は良かったと思うが、ラストのピッチが遅くなってしまいました。