【ラグビー】祝‼U-20日本代表選出‼ 桜ジャージで世界に挑む 根塚洸雅選手インタビュー
2017年5月19日(土)
法政大学多摩キャンパス
日本ラグビーフットボール協会は今月10日、『ワールドラグビーU20チャンピオンシップ2018』に出場するU20日本代表の遠征メンバー28名を発表した。
法大からはWTB根塚洸雅(経2)が見事選出された。この大会は5月30日から6月17日までフランスで行われる。そこで、出国直前の根塚洸雅選手に、世界の強豪国の選手たちと戦う心境を伺った。
※インタビューは5/13に行ったものです。
インタビュー
根塚洸雅
—U20のメンバーに選ばれましたが
選ばれたことは嬉しい。選ばれたからには日本代表として勝ちきらないといけない。結果を求められるので、結果を重視していきたい。
—U20チャンピオンシップの意気込み
今回リーダーとして遠征に行くが、日本をどう勝たせるか。WTBとして選ばれたのでトライをどれだけ取れるか、どれだけチームをまとめられるか、外からチームをまとめていい攻め、いい守りをしてジャパンらしい勝ち方をさせられるかを意識していきたい。
—U20のセレクションでの練習などと法大の練習との違いは
全員のスキルが高いのはもちろんで、『メンバーに入りたい』という意欲がプレーに表れていた。それでも、それぞれの選手が自分、自分、というわけではなく『どれだけ周りを使うか』というのができていた。レベルの高いセレクションだったのでそれを試合に活かしたい。特に競争力が激しく、誰が選ばれてもおかしくない状況で選ばれたメンバーなので信頼できる。
—メンバーに選ばれた時の周りの反応はどうでしたか
ジュニアジャパンでフィジーに行ったということもありU20に選ばれる、と見られることも多く、それを僕自身はプレッシャーと考えるのではなく、フィジーの経験をU20に持って行って絶対自分が入ると確信してフィジーではできなかったプレーを意識していた。どれだけ、そのプレーをU20から入ってくるメンバーに伝えられるかが自分の仕事とも考えている。
—U20から法大へ持ち帰りたい技術などは
今年のチームでやっているのはタイミングだったりディテール、ディテールというのはプレーの緻密さのことで、それが今の法大に足りない部分だと思う。その細かいプレーの部分は持ち帰りたい。BKは特に日本一のBKを目指しているので、緻密なプレーを持ち帰りたい。
—U20で意識する日本代表選手は
自分たちの攻撃の主力になるシオサイア・フィフィタ(天理大)で、多分相手も注目してくる選手。彼一人に攻撃を行かせるのではなく、どう彼を使えば相手のディフェンスを崩せるかをいつも考えている。FWだと、箸本龍雅(明大)がやっぱりリーダーシップもあって前に出られる選手。その二人の流れに乗って行きながらも、自分たちのプレーをやっていけたらと思う。
—U20で鍛えたい部分は
WTBでボールが回ってくるか分からないが、今年はキックをジャパンで練習したので法大のチームにも取り入れたい。自分としてはスピードのトレーニングもあるので、キックの技術とスピードを持ち帰りたい。
—U20の目標は
やっぱり三戦全勝を目指す。今年は上のリーグに上がって相手も強くなってくる。そこで三戦全勝をしてジャパンのラグビーを世界に見せて帰ってきたいと思う。
(聞き手:小島周)
雨の中取材に応じてくれた根塚洸。U20日本代表でどのようなプレーを見せるのか
U20日本代表の試合日程
日付 | 対戦国 | 会場 |
5月31日(木) 4:00 | U20ニュージーランド代表 | Stade d’Honneur |
6月3日(日) 21:00 | U20オーストラリア代表 | Stade d’Honneur |
6月8日(金) 1:30 | U20ウェールズ代表 | Stade Aime-Giral |
6月12日(火) | 未定 | 未定 |
6月17日(日) | 未定 | 未定 |