【サッカー】総理大臣杯関東予選(アミノバイタルカップ)3回戦 法政大4-2流通経済大 4得点でつかんだ大阪への切符!リーグ戦に続き流通経済大を撃破!
総理大臣杯関東予選(アミノバイタルカップ) 3回戦 法政大ー流通経済大
2018年7月18日(水)
味の素スタジアム西競技場
勝てば総理大臣杯出場決定となる一戦。10分に先制すると、55分から立て続けに得点を奪い3-0とする。その後、2点を連取され1点差に詰め寄られるも、紺野和也(現3)が試合を決定づける4点目を演出。見事に勝利を収めた。
試合結果
トータル試合結果
4 法政大 |
1 | 前半 | 0 | 2 流経大 |
---|---|---|---|---|
3 | 後半 | 2 |
試合スタッツ
時間 | 経過 | 大学 | 選手名 | 得点経過 |
---|---|---|---|---|
10分 | 得点 | 法政大学 | 上田綺世 | 1-0 |
52分 | 得点 | 法政大学 | 紺野和也 | 2-0 |
57分 | 得点 | 法政大学 | 上田綺世 | 3-0 |
60分 | 得点 | 流通経済大学 | 満田誠 | 3-1 |
65分 | 交代 | 法政大学 | ディサロ→平山 | |
77分 | 得点 | 流通経済大学 | 満田誠 | 3-2 |
80分 | 交代 | 法政大学 | 末木→下澤 | |
81分 | 交代 | 法政大学 | 高木→青柳 | |
82分 | 得点 | 法政大学 | オウンゴール | 4-2 |
90分 | 交代 | 法政大学 | 関口→前谷 |
スターティングメンバー
背番号 | ポジション | 選手名 | 学部・前所属 | 成績(出場・得点) |
1 | GK | 吉田舜 | 社会4・前橋育英高 | 3・0 |
23 | DF | 関口正大 | 現福1・新潟明訓高 | 3・0 |
4 | DF | 加藤威吹樹 | 経済3・サンフレッチェ広島Y | 3・1 |
2 | DF | 森岡陸 | 現福2・ジュビロ磐田Y | 3・0 |
26 | DF | 高木友也 | 経済2・法政第二高 | 2・0 |
5 | MF | 大西遼太郎 | 社会3・ジュビロ磐田Y | 3・0 |
13 | MF | 末木裕也 | スポ3・ヴァンフォーレ甲府Y | 3・0 |
8 | MF | 紺野和也 | 現福3・武南高 | 3・1 |
11 | MF | 森俊貴 | 理工3・栃木SCY | 2・0 |
9 | MF | ディサロ燦シルヴァーノ | 経済4・三菱養和SCY | 2・2 |
20 | FW | 上田綺世 | スポ2・鹿島学園高 | 3・4 |
サブメンバー | ||||
---|---|---|---|---|
12 | GK | 長島卓哉 | スポ3・東京ヴェルディY | 0・0 |
3 | DF | 前谷崇博 | スポ4・ガンバ大阪Y | 2・0 |
22 | DF | 黒崎隼人 | 経済4・栃木SCY | 3・0 |
31 | DF | 城和隼颯 | 社会2・柏レイソルY | 2・0 |
7 | MF | 下澤悠太 | 社会3・柏レイソルY | 2・0 |
14 | MF | 平山駿 | 経済2・三菱養和SCY | 2・0 |
28 | MF | 田中和樹 | 社会1・浦和学院高 | 1・0 |
10 | FW | 青柳燎汰 | 現福4・前橋育英高 | 3・0 |
29 | FW | 佐藤大樹 | 経済1・北海道コンサドーレ札幌Y | 1・0 |
総理大臣杯関東予選日程
回戦 | 日付 | 対戦校 | 結果 | 会場 |
1 | 7月14日 | 平国大 | ○2-1 | 時之栖裾野G |
2 | 7月16日 | 東農大 | ○4-1 | 時之栖裾野G |
3 | 7月18日 | 流経大 | ○4-2 | 味の素スタジアム西競技場 |
4 | 7月21日 | 駒大 | 14:00 KO | 味の素スタジアム西競技場 |
5 | 7月22日 | — | 味の素フィールド西が丘 |
マッチレポート
今季も幕を開けたアミノバイタルカップ。1回戦で平国大を、2回戦で東農大を退けた法大の前に立ちはだかるのは、因縁の相手・流経大。勝てば総理大臣杯出場が決定する一戦に向け、長山一也監督は前期リーグ戦対戦時のスタメンから3選手を変更した。前谷崇博に代わり森岡陸、下澤悠太に代わり大西遼太郎、平山駿に代わりディサロ燦シルヴァーノがスタメン入りを果たした。
試合は30℃を超える気温下でテンションの高い入りを見せた法大が、10分に幸先よく先制する。大西からのボールを受けた上田綺世がゴールからやや距離のある場所から右足を一閃。これがゴールに吸い込まれた。その後も2列目のポジションチェンジや上田を起点にチャンスをうかがう法大だったが、22分、セットプレーから肝を冷やされる。左CKから相手選手がダイビングヘッドでバー直撃のシュートを放った。
高澤優也へのロングボールで得点を狙う流経大に対し、競り合いではやや後手に回るも、両センターバックを中心とした守備で決定機を与えず、再び決定機を迎える。42分には上田のパスカットからフリーでボールを受けたディサロがやや巻き気味の狙いすましたミドルシュートを放つも、これはバーに嫌われ得点ならず。
迎えた後半も、立ち上がりに決定機。55分、右サイドからドリブルでエリア内に侵入した紺野和也が倒され、PKを獲得。これを紺野がゴールに豪快に蹴り込み2-0とする。直後の57分にはエースがまたもや仕事をやってのけた。ルーズボールとなりエリア外に出るかのように思われたボールを上田が拾い、一人で持ち上がりシュート。これが決まり3-0とした。しかし、60分に満田誠に得点を許すと、77分にはスルーパスに抜け出した満田が冷静にゴールに流し込み1点差に詰め寄られる。嫌な時間に連取され、やや流れが流経大に流れが傾きかけたのも束の間、紺野が個人技から再び好機を演出した。82分、右サイドを突破した紺野のグラウンダーのクラスが、オウンゴールを誘発。4点目を奪った。
その後はパワープレーに出た相手に上手く対応しながら時間を使い、タイムアップ。見事に2年連続となる総理大臣杯出場を決めた。
しかし、「今年は優勝して関東第1代表で総理大臣杯に行きたい」(紺野)と、選手たちが見据えるのはさらに上の景色。2年連続の全国制覇に向け、一歩を踏み出した。(赤染徳光)
選手コメント
紺野和也
ー試合を振り返って
今日しっかり勝って大臣杯出場を決めようと話していて、入りは幸先よく取れたのですが、後半は点取られた後に崩れかけたので、そこを修正してまた点を取れたのが勝てた要因かなと思います。
ー炎天下での連戦が続いていますが
正直みんな体重いと思うのですが、そんなことは言っていられないので、やることをやって勝とうと話していてしっかり勝てたので良かったです。
ー2ゴールに絡みましたが
2点目を取れたのはすごく大きかったと思います。自分の特徴であるドリブルからPKを取れたのは良かったですし、4点目も、3-2になって時間がなかったなかで楽になったと思うので、そういう意味で自分のプレーで点を取れたのは良かったと思います。
ーロングボールを多用する相手に意識していたことは
前線に強い選手が多くてロングボールを使ってくるというのはスカウティングで分かっていたので、ファーストで勝つということとセカンドでしっかり拾って自分たちの攻撃に持っていくということは意識していました。
ー次戦に向けて
去年は準決勝で負けているので、今年は優勝して関東第1代表で総理大臣杯にいけるように良い準備をしていきたいです。
フォトギャラリー
- 昨季に続きアミノバイタルカップで守護神を務める吉田
- 上田はミドルシュートで先制点
- 加藤は気迫のこもった守備でチームを鼓舞
- 森岡は空中戦で強さを示した
- PKを蹴る紺野
- プレースキッカーを務めた末木
- いつにも増して紺野の個人技が光った