【水泳】第94回日本学生選手権 3日目 必ず帰ってこい!突きつけられた現実‥、男子が3年ぶりにシード落ち 女子は2年連続の総合8位で平成最後のインカレに幕を閉じる
第94回日本学生選手権
2018年9月9日(日)
横浜国際プール
平成最後の日本学生選手権(インカレ)も最終日を迎えた。男子100㍍背泳ぎでは内藤良太(人3)が銅メダルを獲得。男子200㍍平泳ぎでも宮本一平(人1)が4位入賞を果たすなど奮闘が見られたが、最終的な対抗戦の順位はシード圏外となる9位に終わり男子のシード落ちが確定した。一方で女子は、4×200㍍フリーリレーで3年ぶりのメダルを狙ったが他大学の対等もあって6位。女子は、昨年と同じく総合8位でシード権を2年連続で獲得した。
※今後インカレ全日程を振り返るインカレ総集編と4年生の引退レース後のコメントをまとめたNEXT STSGEを掲載予定です。そちらもご一読ください。
1日目の結果はこちら→【水泳】第94回日本学生選手権 1日目 夢の続きは100mへ 内藤が2年連続の2位で悔しい銀メダル獲得!! 他選手も奮闘し5種目が決勝へ まずまずのスタートを切る!!!!
2日目の結果はこちら→【水泳】第94回日本学生選手権 2日目 インカレさん、どうも初めまして柏崎清花です!!柏崎が1年生ながら銅メダルを獲得!!メドレーリレーでの奮闘もあり、シード権獲得へ大きく近づく!!!!
試合結果
予選結果(女子)
種目 | 順位 | 選手名 | タイム | 備考 |
---|---|---|---|---|
400m個人メドレー | 12位 | 船木里菜(経1) | 4分51秒41 | B決勝進出 |
100m自由形 | 15位 | 森本優香(社1) | 57秒23 | B決勝進出 |
18位 | 浅野理子(経2) | 57秒36 | ||
35位 | 熊谷笑里(経2) | 58秒12 | ||
100m背泳ぎ | 17位 | 白井早弥香(現3) | 1分3秒34 | |
24位 | 小川真菜(経1) | 1分3秒95 | ||
29位 | 宮崎ひな乃(経4) | 1分4秒41 | ||
200m平泳ぎ | 25位 | 奈須田ゆうか(社1) | 2分30秒76 | |
4×200mフリーリレー | 3位 | 柴田夏海(スポ1)‐長濱瑠花(経3)‐平野香緒里(人4)‐柏崎清花(営1) | 8分13秒55 | 決勝進出 |
予選結果(男子)
種目 | 順位 | 選手名 | タイム | 備考 |
---|---|---|---|---|
400m個人メドレー | 14位 | 常深皓貴(経4) | 4分23秒26 | B決勝進出 |
41位 | 下田晴也(現2) | 4分32秒35 | ||
100m自由形 | 24位 | 後藤和真(経2) | 51秒07 | |
30位 | 岡本拓巨(経2) | 51秒17 | ||
56位 | 田中洸太郎(現4) | 52秒17 | ||
100m背泳ぎ | 7位 | 内藤良太(人3) | 56秒17 | 決勝進出 |
31位 | 津村航平(経4) | 57秒47 | ||
61位 | 木下大輔(社2) | 59秒00 | ||
200m平泳ぎ | 5位 | 宮本一平(人1) | 1分1秒19 | 決勝進出 |
39位 | 戸野本陽友(社4) | 1分3秒26 | ||
4×200mフリーリレー | 11位 | 岡本‐後藤‐柳本純希(社3)‐廣川剛己(経3) | 7分28秒18 | B決勝進出 |
B決勝結果
種目 | 順位 | 選手名 | タイム | 備考 |
---|---|---|---|---|
女子400m個人メドレー | 7位 | 船木里菜 | 4分53秒53 | |
男子400m個人メドレー | 5位 | 常深皓貴 | 4分23秒50 | |
女子100m自由形 | 4位 | 森本優香 | 56秒97 | |
男子4×200mフリーリレー | 2位 | 岡本-後藤-柳本-廣川 | 7分29秒13 |
決勝結果
種目 | 順位 | 選手名 | タイム | 備考 |
---|---|---|---|---|
男子100m背泳ぎ | 3位 | 内藤良太 | 55秒68 | 銅メダル獲得 |
男子200m平泳ぎ | 4位 | 宮本一平 | 2分11秒39 | |
女子4×200mフリーリレー | 6位 | 柏崎‐柴田‐平野‐長濱 | 8分9秒58 |
男子総合順位
順位 | 大学名 | 得点 |
---|---|---|
選手権獲得校 | 明治大 | 339.5点 |
2位 | 中京大 | 317.0点 |
3位 | 早稲田大 | 285.0点 |
4位 | 近畿大 | 271.0点 |
5位 | 日本体育大 | 268.0点 |
6位 | 日本大 | 235.0点 |
7位 | 東洋大 | 226.0点 |
8位 | 中央大 | 180.5点 |
9位 | 法政大 | 175.5点 |
女子総合順位
順位 | 大学名 | 得点 |
---|---|---|
選手権獲得校 | 日本体育大 | 364.0点 |
2位 | 神奈川大 | 328.0点 |
3位 | 中京大 | 325.0点 |
4位 | 東洋大 | 305.0点 |
5位 | 筑波大 | 274.5点 |
6位 | 日本大 | 229.0点 |
7位 | 早稲田大 | 175.0点 |
8位 | 法政大 | 158.0点 |
※8位までが来年のシード権を獲得
戦評
男子
男子は、2日目の終了時点で学校対抗得点が126.5点でシード圏内の7位。しかし8位の中大、9位の日大までが、わずか7点の差しかなく1点を争う激しいシード権争いが予想された。
400㍍個人メドレーでは、主将の常深皓貴(経4)がB決勝に進んだ。B決勝では、バタフライで出遅れると得意の平泳ぎでも見せ場を作れず5位。このレースが水泳人生最後となった常深は「やり切った」と清々しく語ってくれた。
100㍍背泳ぎでは、内藤良太(人3)が銅メダルを獲得。予選では疲労もあって56秒17と全体の7位で予選を通過すると決勝ではこれを修正する。本調子でなかったからこそ、苦手な前半から積極的に前へ出て2位で50㍍をターンし、後半は他選手の猛追にも動じず粘って200㍍に引き続き表彰台を勝ち取った。
200㍍平泳ぎでは、この種目が本命と話していた宮本一平(人1)が登場。決勝では、表彰台を目指したが、あと0.01秒届かず惜しくも4位となった。レース後、宮本は「今は何も言えないです」と頭が真っ白に。堪えきれず涙を流す姿が、彼の悔しさの全てを物語っていた。
全体の11位でB決勝に進んだ4×200㍍フリーリレー。フリーリレーのB決勝前、法大はシード圏外の9位で、8位中大までの差は、わずか3点。法大が中大より2つ上の順位にいかなければシード落ちという状況に立たされた。そして迎えたB決勝は、シード権を争う死闘となっていく。第1泳者の岡本拓巨(経2)が序盤から飛ばし、そのまま1位で第2泳者へ。しかし、すぐに中大に抜かれると終始リードを許し最後のターンに。最後まで必死の泳ぎを見せるも、中大の1位に続く2位となり、法大男子のシード落ちが決まった。
大会前から主力の不調などがあって、シード落ちの危機に立たされていた法大男子。シード圏内までの点数差は、たった『5点』。この5点が天と地を大きく分けた。レース後、フリーリレーを泳いだ4選手は、あまりの悔しさに人目をはばからず号泣。3年生以下のメンバー構成だったことから4年生に申し訳ないと立つこともできなくなった。それでもインカレの悔しさはインカレでしか晴らせない。とにかく前を向いて、来年またこの舞台で躍動する選手たちが見られることを祈るばかりだ。
(記事:具志保志人)
今年も法大の一体となった応援が勢いを生んだ
女子
女子の個人種目では、400㍍個人メドレーと100㍍自由形で、船木里菜(経1)と森本優香(社1)が、それぞれB決勝に進む。船木は、B決勝において得意のバタフライで1位に立ち抜け出すも、その後が続かず7位。森本優香も前半から果敢に飛び出し積極的な泳ぎを展開するが最後まで続かず4位で大会を終えた。
4×200㍍フリーリレーは、2日目に200㍍自由形で銅メダルを獲得した柏崎清花(営1)、同種目ジャパンオープン4位の柴田夏海(スポ1)の最強1年生コンビが出場。その他にも自己ベスト2分0秒台を持つ長濱瑠花(経3)、3年前のフリーリレーで表彰台に上がった平野香緒里(人4)と近年で1番レベルの高いメンバーをそろえた。予選は第1泳者の柴田がペースを作ると長濱、平野でつなぎ最後は柏崎が順位を押し上げ全体の3位に。同種目3年ぶりのメダル獲得へ予感を感じさせた。迎えた決勝、4位通過だった日大が100㍍自由形で優勝したパンパシ水泳日本代表の山本茉由香を投入。これを読んでいた法大は、メダル獲得のためアンカーだった柏崎をスタートに置き、タイムの速い順に並べ替え先行逃げ切りを図る。第1泳者の柏崎は2分1秒69と、まずまずの泳ぎ。しかし、その他多くの選手が1分59秒から2分0秒台で泳ぐ高速レースとなり序盤でリードを奪うはずが、まさかの5位で次の柴田へ。それでも柴田は、200㍍を2分0秒台(非公式記録)で泳ぐと平野も意地の粘りを見せ3位に0秒48差でアンカーの長濱につないだ。これを受けて長濱は「絶対に気持ちだけは諦めない」と一時は3位に目前まで迫る泳ぎを見せ、最後の50㍍で逆転するかに思えた。しかし、やはり中盤までスピードを抑え体力を温存していた他選手のスパートの前に屈し6位でフィニッシュ。4人全員が悔し涙を流すなか、女子の全種目を締めくくった。
女子は158点で昨年と同じく8位でシード権を保持。得点は昨年よりも30点以上多く稼ぐなど、当初から予想されていた新加入の1年生による台頭が目立った。
(記事:具志)
選手インタビュー
内藤良太
-今日のレースを振り返って
今日が1番身体的に辛いレースだったのですが、こうして表彰台に入れたのは満足ではないのですが、最低限のことはできたのではないかと思います。
-予選では56秒台でした
予選では体の力みとか疲れがあって泳ぎにくかったのですが、そんなに気にせずに泳ぎを注意しながらゴールに向けて修正できたので良かったです。
-去年は2位の種目でした
実際去年よりラスト少しタイムを落としてしまって3位という結果で、また同期の宇野柊平(中京大)に負けてしまったのですが、これで終わりというわけではないので、次またチャンスがあるので切り替えていきたいです。
-インカレ全体を振り返って
自分の今までの中で1番しんどいというか、周りからも期待してもらっていて、すごい気にしていただけだのですが、ふがいない不完全燃焼という形で終わってしまいました。
-やはり周りからのプレッシャーは大きなものだったか
調子を聞かれたり、優勝するしょという言葉をいただけだので、やはり自分の中で気にしちゃう部分がありました。
-この2日間を経ての心境の変化は
昨日少しリレーでタイムを落としてしまって、4位という悔しい感じで。最後4年生が引退されて、その人のためにも絶対にメダルを取って帰ろうと思いました。
-日本選手権、ジャパンオープンで自信をつけてきたと思います
4月5月の大会はすごく調子が良かったのですが、やっぱり本番は夏になってくると思うので、また修繕できたらなと思います。
-監督からメダルをもらいました
素直にうれしいです。よく頑張ったなと褒め言葉をいただけたのでうれしかったです。
-今後は世界短水路に出場することが目標となると思います
今日悪かった点を修正して、残りの期間やっていけば良いと思います。
-今後に向けて
僕3年生で、来年には最上級生で1番上なので、メンタル面であったり成績面でもみんなを引っ張っていける選手になりたいと思います。
内藤は銅メダルを獲得した
宮本一平
―今のレースを振り返って
今は何も言えないです。
―レース前に考えていたこと
チームのために頑張ったのですが、ベストを出せればメダルも取れたので情けないです。
―3位とはわずかな差でしたが、その差は何かありますか
分からないです。
―大学入学直後はタイムが伸びないなか、ここまで立て直せてこられた要因
100では立て直せたのかなと思うのですが、本命の200ではベストが出なかったので、絶対に来年はベストを出します。
―インカレ全体を振り返って
4年生のために初日から皆、一人一人力を合わせてやってきました。あと8継があるので、そこは全力で応援して平成最後の戦いを戦い抜けたと後で最後に笑えるようにしたいのと、この悔しい気持ちを来年につなげていきたいです。
―次に向けて
この200は、五輪を目標にしている選手が沢山いるのでもっともっと高いレベルで泳がなければ、五輪でも活躍できないですし、日本の中でも勝負できないと思うので、しっかりとやっていきたいと思います。
ライバル花車と健闘を称えあうも涙を堪えきれない宮本
平野香緒里
-今のレースを振り返って
本当はみんなで表彰台に登りたかったのですが、後輩3人のおかげで決勝泳げて。最後のレースになってしまったのですが悔いはないです。
-インカレ全体を振り返って
個人も悔しい結果ですし、もっと法政に貢献したかったのですが、それができなくて。でもすごく楽しかったです。
-4年間振り返って思い出などは
やっぱりクラブで出る試合よりもインカレっていうのは4年生たちの思いがあって。特に今年は自分が1番上という立場で、同期とかの主将を始めレースをすごい頑張っていて、自分の力以上に応援が力になって自分も頑張らなければいけないなと思いました。
-法政はどんなチームか
法政は特に主将がすごいみんなをまとめて、下もすごい慕ってくれていたので、まとまりがある代だったと思います。
-後輩に向けて
後輩はすごく強いと思うので、来年以降はもっと上を目指して頑張ってほしいです。
惜しくも表彰台を逃した
長濱瑠花
―今のレースを振り返って
昨年は悔しい思いをして、自分の生活を180度変えて一生懸命やってきて自分がアンカーやるのも怖かったのですが絶対に気持ちだけは諦めないと思って最後まで泳ぎきりました。
―予選と変えたこと
順番は先攻逃げ切りってことで、速いタイム順から並べました。来年も8継で私が出るので、そこでもう一回アンカーをやってもらうためにと(金田)和也さんに提案してくれて、それを練習というか味わっとこうというためにもアンカーに私は選ばれました。
―このメンバーで泳ぐのは最後になったと思います
このメンバーでやるのは、最後だったので去年、レギュラー落ちで出れなくて本当に悔しい思いをしました。自分が大学に入ってレギュラーを落ちすると思ってなくて、それから8継のメンバーに入ってA決勝に入ることが夢だったので、それを(平野)香緒里さんとできたのは良かったかなと思います。
―インカレ全体を振り返って
去年から前回のインカレを1年間振り返って、確実にステップは刻んできたので来年のインカレに向けて良い弾みになりました。
―これから取り組むこと
これからは、2本目を泳ぐっていう時にどうやったら2本目上げられるのかっていうことと、タッチ差の勝負になってきた時にどうやって勝負していけるかを研究して、そこを詰められていければと思います。
―次は4年生でのインカレです
来年もクラブ練の女子が多いので、試合などでなるべく交流を深めて結果で絶対に私が引っ張っていって、皆チーム力がまとめていけたら良いと思います。
―これからに向けて
3回のインカレを経験してきて、絶対に3回のインカレでステップは刻めていると思うので、個人ではA 決勝、 リレーでは表彰台に上れるように頑張りたいと思います。
柏崎清花
-今日のレースを振り返って
1泳で、自分がしっかり昨日よりも速いタイムで泳いで次の同期のなっちゃん(柴田夏海)につなげたかったのですが、なかなか思うようにいかなくて、すごい悔しかったというのが1番大きいです。
-この4人のメンバーで泳いで
この4人で泳げることはもうないので、1つの良い思い出としてこれからのレースにつなげられるようにしたいと思います。
-憧れの先輩として以前平野選手を挙げていましたが、平野選手と一緒に泳げてどうでしたか
香緒里さんとは最初で最後のリレーだったので、もう死ぬ物狂いで頑張ろうと思ったのですが、なかなかおもうようにいかなくて。でもこうやって香緒里さんと最後まで力を合わせて泳げたのはすごい良かったことだと思います。
-初めてのインカレを終えて法政はどのようなチームでしたか
法政大学は他の大学よりも団結していて、本当にチーム力があって最高のチームだと思います。
-インカレ全体を振り返って
個人としてはチームに貢献できたのですが、リレーを含めるとあんまり良い結果では終われなかったので、自分が来年2年生になってしっかりと成長して、来年はもっと戦えるように頑張りたいと思います。
-今後に向けて
まだ今シーズンは国体があるので、気を抜かず国体でしっかり頑張って来年に向けてまた新しいスタートをきれたら良いなと思います。
柴田夏海
ーレースを振り返って
表彰台も狙えましたし、優勝も狙えたと思うので、それを落としてしまったことはすごく悔しいです。
ーレースのプラン
先行逃げ切りでいったのですけど、先行することができませんでした。
ー柴田さんはどのような役割でしたか
柏崎からしっかりつないで、1番に戻って来るというのが役割だったのですけど、それができなかったので悔しいです。
ー大会を通して9本泳ぎましたが、インカレの感想はどうですか
個人の成績も良くなくて、正直、体力的にもつらい部分もあったのですけど先輩方がたくさん応援してくれたり、同期が励ましてくれたりして3日間乗り切ることができたと思います。
ー次への抱負
まだ今シーズンは国体があるので、その大会で頑張って自己ベスト更新して、シーズン終わってからも来年の夏に向けて取り組んでいきたいです。
廣川剛己
―今のレースを振り返って
中大に勝たないとシードが取れないという状況だったので、なんとしても勝ちたかったのですが自分のふがいなさに、すごい悔しい気持ちです。
―この悔しさをどこにぶつけていきますか
来年は、関カレからスタートするんですけど、そこからめげずに自分自身を貫いて必ず這い上がってみせたいと思います。
―来年のインカレに向けて
必ずまたチームとして復活してシードを奪還できるように、しっかりとかけ上がっていきたいと思います。
柳本純希
―今のレースを振り返って
インカレ最後のレースで4年生後輩たちの思いも全部もらってやってきた結果だったので、結果的にはシードは取れなかったのですがチームとしては良い雰囲気だったし、良いチームで終われたかなと思います。
―インカレ全体を振り返って
僕自身、個人レースでふがいないレースをしてしまったので来年は1番上にもなって副将にもなるので、絶対結果で引っ張っていけるようにしたいと思います。
―初めてのインカレでした
初めてではありましたけど、緊張することなく自分のレースができましたし、来年は最後なので絶対にシードを奪い返して1年間頑張りたいと思います。
―来年に向けて
リレーはメンバーが来年は変わることがないので、リレーに限らずこの悔しさは来年忘れてはいないと思うので、1年後また頑張りたいと思います。
岡本拓巨
—中央大学とシード権争いで3点差ということでした
このレースで勝てなかったらシード権は無かったので、絶対に何が何でも勝とうと皆んなで一致団結して挑みました。自分が1泳で1秒以上離して帰ってくる予定だったのですが、最後の50㍍でわずかコンマ何秒差まで詰められて、後ろに渡してしまったのがすごく悔しいです。
—レースを振り返って
最後に追いつかれてしまったというのは、まだまだ自分がラストが弱い証拠です。また、自分の感覚と実際のタイムに差があるので、そこをもっと突き詰めていこうと思いました。
—リレーで一緒に泳いだ仲間に対して
後輩の僕をB決勝まで連れてきていただいて、一緒に泳げたのはとてもいい思い出です。今回は悔しい結果で終わりましたが、来年またこのメンバーでもう1年戦えます。来年この場で屈辱を晴らしたいと思います。
—インカレ全体を振り返って
去年のインカレでは僕自身がインカレで1点も取れなかったのですが、そこは200㍍自由形でB決勝に進んで得点できました。でもリレーでは去年A決勝だったところをB決勝に落としてしまったりとまだまだ自分の弱いところに気づいたので、来年まで1年間練習を積み上げていきたいと思います。
後藤和真
ーレースを振り返って
去年も引っ張ってもらう側だったのですけど、今年も引っ張ってもらう側になってしまって、ふがいないです。
ー自身のレースプランはどのようなものでしたか
両隣がすごく速い選手だったので、少しでもついていこうと思っていたのですけど、前半は少しつられてしまって、遅かったかなと思います。
ーリレーではどのようなことを意識していますか
リレーでは後ろの人に良い影響を与えるために、前半よりも後半をあげられるように意識して泳いでいます。
ーインカレを振り返って
前回から1年間あったのですけど、前回の大会から何も成長できてなくて、来年以降は今年よりも厳しい戦いになるので、僕が成長したいと思います。
ー次回への抱負
来年の大会は個人で30点取りたいと思います。
森本優香
—レースを振り返って
後半、体がきつかったのですが、呼吸をした時にみんなの応援が見えたんです。そうしたら最後に踏ん張ろうと思えて、頑張れました。
—自己ベストのタイムを更新しました
インカレの前の期間に学校で練習させてもらっていました。その時に、同じ100㍍自由形の熊谷笑里さん(経2)と隣で競い合っていたら、練習内容は今までと同じような内容でも気持ちの面で上がっていきました。このことが自己ベストタイムにつながったと思います。57秒の壁が厚くてずっと切れていなかったのですが、やっと切れた、という感じです。
—初めてのインカレです
応援とかすごく楽しくて最高です。同期でも色々な人が活躍していて、自分もこうなりたい、と強く感じた試合でした。
—決勝前に先輩や同期から言われたこと
自分のレースを楽しんでおいでと言ってもらいました。
—予選では前半から前に出たというレース展開でした
B決勝では体の疲れが残っていたので、前半から行ってしまうと後半競り勝てないな、と感じていました。決勝では前半大きく泳ぐこと、後半のラスト25㍍でどれだけキックを入れることができるかということを意識しました。
—インカレを振り返って
自分の泳ぎで順位を上げられたので、これでみんなが喜んでくれたら嬉しいなと思います。
—次に向けて
私は次に国体で4×50㍍フリーリレーがあります。今回の個人50㍍フリーでは予選落ちしてしまったので、今回の反省を活かしてより良いタイムを出せるよう頑張ります。
船木里菜
ーレースを振り返って
日本選手権終わってから、しっかりとペースができていなくて、予選からタイムを落としてしまったので悔しいです。
ー200㍍個人メドレーに続き、B決勝進出となりましたが、調子はどうでしたか
調子はそこまで上がってきているわけではなくて、インカレの前々日くらいからやっと上がってきたかなって感じで、200㍍個人メドレーはベストを出すことができましたけど、400㍍個人メドレーはベストプラス3秒という記録だったので残念です。
ー初めてのインカレの雰囲気や結果についてはどう感じていますか
同期の柏崎がメダルを取って帰ってきて、このままじゃ駄目だと思っているので、来年のインカレは決勝に残って、チームに貢献したいと思います。
ー4年生への思い
400㍍個人メドレーの前にもみんなで円陣を組んで、4年生の方々が頑張ってと送り出してくれたので、今のチームは最高だと思いますし、4年生がいなくなるのは寂しいんですけど、みんな笑顔で終わってくれたので良かったです。
ー今後の抱負
来月に短水路の日本選手権があるので、そこでしっかりと結果を出して、またインカレに向けて頑張りたいと思います。
津村航平
—レース前の意気込み
自分が点数の取れる200㍍背泳ぎでは不甲斐ない結果だったので、なんとか決勝に残って2回泳ぎたいと思っていたのですが、駄目でした。
—引退レースとなりました
結果は結果として、清々しい気持ちではあります。悔いもあまりないです。もし自分にもう少し努力する才能があればもう少し頑張れたなと思います。
—最高学年として
チームをまとめる役割は主将の常深選手(経4)がやってくれていたので、僕たち他の4年生はついていくだけだったと思います。常深君には感謝しかないです。
—同期との最高学年1年間
意見をぶつけあった1年だったので、仲良くというよりは、協力しながらみんなで良くしよう、良くしようとした1年だったと思います。
—後輩に向けて
最後の最後でかっこ悪い形で終わってしまいました。下の後輩たちに伝えたいことは、敢えて言うのならば、僕のようにならないように、ということです。
しっかりと最後に結果を出して、やりきったな、ということを感じて引退していってほしいです。
—監督やコーチに向けて
僕は監督たちから見て結構わがままな選手だったのではないかと思います。大変な苦労をかけたのではないかと。でも最後まで見捨てずに指導してくださって、3年間半本当にありがとうございました。
—これからのこと
法政の水泳部には『水泳は人間形成の道なり』という言葉があるので、この言葉を実践できるように、社会人として働いていきたいと思っています。
—今まで応援してくださった方々へ
結果だけを見れば、高校時代から全然成長できませんでした。それでも、法政大学に入って人間性という面で磨かれました。最後は残念でしたが、今まで応援してくださって本当にありがとうございました。
田中洸太郎
—レース前の意気込み
最後のレースになるので、絶対に悔いの残らないレースにしようというのは決めていました。
—レースを振り返って
結果としてはベストタイムは出せなかったのですが、後悔はないです。
—最高学年としての1年間
自分自身ベストが全然出なくてずっと苦しかったです。でも最後のインカレに出て、チームとして戦うことができてすごく楽しかったです。
—今年のチームは非常に良いと聞きました
それはみんなが思っていることですし、僕自身も今年のチームが4年間やってきた中で最高のチームだと思っています。
—同期について
この1年間ぶつかったこともありましたが、みんな次々と引退していって寂しいというか悲しく感じます。頼もしい同期で、本当に良かったと思います。
—後輩に向けて
僕逹4年生がいたチームとはまた違ったチームが来年できていくと思います。後輩たちはプレッシャーのようなものも感じるとは思いますが、また楽しく法政らしくやってほしいと思います。
戸野本陽友
—レース前の意気込み
今回のインカレは4年生として、また自分の水泳人生の中でも、最後のレースになります。一本一本悔いの残らないようにということは思っていました。
—レースを振り返って
最後のレースはベストで飾りたかったですが、そう上手くはいかなかったです。苦しい戦いでしたが、今ある力を出し切れたと感じます。
—引退レースでしたが
まだ実感はないですね。今から観客席に戻ってから段々と終わってしまったんだな、という実感が湧いてくると思います。
—最高学年としての1年間
最高学年は自分の種目のことばかり考えていればいいという訳には行かなくて、なかなか上手く行かなかったです。自分は元々人とのコミュニケーションが得意ではなかったので、そこを自分なりに改善したり、4年生なりの難しさというのは常に感じていました。
—最後のインカレですが
この後も(常深)皓貴の400㍍個人メドレーがあったりと、4年生は泳ぐので、最後までサポートしていきたいと思います。
—後輩に向けて
自分は結果を残せなかったので、その分、今日インカレが終わるまで4年生としてサポートしたいです。
—監督やコーチに向けて
結果は残せなかったですが、4年間ありがとうございました。
—今後の目標
今は水泳が一区切りしたということで、これからゆっくりと考えていこうと思います。
—今まで応援してくださった方々へ
僕はあんまり成績が良くなくて、チームには貢献できなかったのですが、それでも応援してくださった皆さんにありがとうと言いたいです。
宮崎ひな乃
―今のレースを振り返って
これが人生最後のレースだったので、とにかく悔いのないように楽しんで泳ぎたいと思っていました。
―インカレに向けて取り組んだ事
1番100が得意なのでスピード強化を優先して考えて後半はあまり考えずに今までの力を全て出し切れればいいなと思っていました。
―今日の調子について
正直すごく悪かったです。でもインカレに向けて最悪の状態よりは徐々に調子が出てきていたので、少し自信をもってレースに臨めたかなと思います。
―調子をどのように戻したのか
コーチとも相談して、いつもはそんなにマイナス思考ではないんですけど、(調子が悪い時は)少しタイムが悪かったりすると顔つきも悪くなって(練習を)楽しめなくなってしまうので、そういったところから改善するようにしました。
―今大会の具体的な目標
自己ベストを更新したかったですね。なのですごく悔しいですけど、今の力を出し切れたのでそれは良かったと思います。
―白井選手(同種目後輩)について
彼女は自分より全然レベルの高い選手ですし、練習後のプラスαとかも誰よりもしているので彼女は今後もやってくれると思っています。
―4年間を振り返って
レベルの高い人たちの中だったので不安しかなかったんですけど、一緒に練習していく中でアドバイスなどを頂いてチームの一体感を感じ、法大の水泳部に入って自分自身すごく成長できたかなと思います。1年生の頃は同期とぎくしゃくしてしまう事もあったんですが、月日が経つにつれて協力していく大切さをお互いに理解して、今の自分があるので同期には感謝しています。
―今までサポートしてくださった方々に対して
まだまだ未熟な私だったんですけど、4年間なんとかここまで成長させてもらってとても感謝しています。4年間ありがとうございました。
木下大輔
―今のレースを振り返って
タイム的にも悪いですし、インカレに向けての調整が上手くいかなかったのか調子が悪いというよりは体が動かなかったです。今朝は体が動いたのでいつもより少なめにアップをしたんですが、少し足りなかったかなと思います。練習の時は57秒半ばくらいのタイムが出せていたので、本番でそれを出し切れず悔いが残る結果になりました。
―今大会の具体的な目標
自分のベストからはB決勝に残れるくらいのタイムなのでそれを狙っていましたが上手くいかなかったです。
―津村さんがいなくなり今後200もより大切になるが
津村さんはこれまでも決勝に残っている方で、僕も自己ベスト的にはB決勝に残れるぐらいなので津村さんの代わりになれるように頑張りたいです。
―内藤さんについて
ほんとに尊敬できる先輩で見ていても安心する選手です。時々アドバイスをもらったりするので内藤さんの良い点を吸収して少しでも近づけたらなと思います。
―次に向けて
まずは選手権であったりオープンで結果を出して、来年のインカレではB決勝には残れるようにしたいです。
白井早弥香
―レースを振り返って
前半は積極的に入れたのですが後半にバテてしまい、そこが悔しかったのですが、昨日のリレーのタイムより上げられたのは収穫だと思います。
―インカレでの調子は
7年ぶりのベストを、初日の200㍍背泳ぎで出せたので、調子はすごく上がってきているなと感じていました。最終日の3日目は自分の中で1番高いタイムを出そうと思ったのですが、あまり満足できない結果になりました。
―タイムに関して
去年のインカレから、1年間練習もしっかり積むことができて、その成長を少しは感じられる試合ができたので良かったと思います。
―インカレを振り返って
ここであきらめないで、次こそは2本泳げるよういなりたいです。
―今後に向けて
次期女子主将になるので、チームを引っ張れるような4年生になりたいです。
熊谷笑里
―レースを振り返って
自分本来の力を出し切れてないなと、この3日間を通して思いました。
―レースプランはいかがでしたか
前半が私の持ち味なので、もっと早く突っ込んで一番で帰ってこようと思っていたんですが、上手くいかなかったです。
―インカレでの調子は
インカレに今まで合わせていたのですが、1か月前から急に不調になってしまいました。本来の力ならもっと行けたはずと思います。
―インカレを振り返って
悔いのあるレースですが、とても楽しかったです。
―今後に向けて
来年は3年生になるのでしっかり結果を残して、1、2年生を引っ張って、そして4年生を送れるような3年生になりたいと思います。
浅野理子
―レースを振り返って
56秒台を出したかったのですが、自分がやるべきことはできたと思うので、これが今の力だと思います。
―レースプランは
前半に気持ちよく入って、ターン後は後半が自分の持ち味なので、ラストスパートまでしっかりと泳ごうと思いました。
―インカレでの調子は
ずっと不調だったのですが、最近の中では今日が一番早かったので、これからも上げていけたらいいかなと思っています。
―大学ベストの記録になりましたが
やっぱり生涯ベストを出したいので、これに満足することなく練習を積んでいきたいと思います。
―チームの雰囲気は
1日目から、どんどんいい雰囲気になっていて、3日目はサポートメンバーも増え、さらに一体感が生まれているのでとてもいいと思います。
小川真菜
ーレースを振り返って
ベストが1分2秒5なんですけど、ぜんぜん届かずに悔しいです。
ーインカレに向けてどのような準備をしてこられましたか
8月の前半にずっと合宿をしていて、泳ぎ込んで、3週間くらい前から準備を始めたんですけど、いまいち調子が上がらなくて、少し苦しかったです。
ー3日目ですが、疲労はありますか
疲れました。
ー次に向けて
決勝に残れなかったので、また、1年間体づくりからしっかりやって、2回目のインカレは決勝に残って、チームのために得点を重ねていきたいです。
奈須田ゆうか
ーレースを振り返って
ベストが1分2秒5なんですけど、ぜんぜん届かずに悔しいです。
ーインカレに向けてどのような準備をしてこられましたか
8月の前半にずっと合宿をしていて、泳ぎ込んで、3週間くらい前から準備を始めたんですけど、いまいち調子が上がらなくて、少し苦しかったです。
ー3日目ですが、疲労はありますか
疲れました。
ー次に向けて
決勝に残れなかったので、また、1年間体づくりからしっかりやって、2回目のインカレは決勝に残って、チームのために得点を重ねていきたいです。
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