【バレー】 秋季関東大学男子2部リーグ戦 対亜大 入れ替え戦行きがかかった戦いでまさかのストレート負け… リーグ戦最終日を残した状態で現在4位 入れ替え戦の道閉ざされる…
2018年秋季関東大学男子2部リーグ戦
2018年10月13日(土)
国際武道大学3号館体育館
1週空けて迎えた最終週。専大対青学大で専大に負けを喫した青学大。法大は今日の亜大戦で勝利を挙げ、明日の青学大戦に勝利すれば入れ替え戦の可能性はあるという状況。一瞬たりとも気を抜くことができない試合が予想された。だか、第1セットから相手のペースで試合が進み、セットを先取されてしまう。さらにその後のセットも法大の流れをつくることができず、ストレート負けで試合終了。リーグ戦最終日直前で入れ替え戦行きを逃してしまう結果となった。
試合結果
トータル試合結果
0 法大 |
17 | 1セット | 25 | 3 亜大 |
---|---|---|---|---|
22 | 2セット | 25 | ||
23 | 3セット | 25 |
法大スターティングメンバー
背番号 | 選手名 | ポジション |
---|---|---|
15 | 大村翔哉(営2) | WS |
8 | 前田隆二(営3) | MB |
11 | 蔵田大輝(法3) | WS |
16 | 佐藤優弥(文2) | WS |
24 | 緒方悠大(法1) | MB |
12 | 西田寛基(営3) | S |
10 | 三木裕人(文3) | L |
19 | 竹田将也(法2) | L |
途中出場選手
背番号 | 選手名 |
---|---|
9 | 伊元幸正(営3) |
21 | 村岡拓海(経2) |
秋季リーグ戦順位表(上位4チームのみ掲載)
順位 | 大学名 | 勝 | 負 | 得セット | 失セット | セット率 |
---|---|---|---|---|---|---|
1位 | 専大 | 10 | 0 | 30 | 5 | 6.000 |
2位 | 青学大 | 9 | 1 | 29 | 5 | 5.800 |
3位 | 亜大 | 8 | 2 | 26 | 10 | 2.600 |
4位 | 法大 | 8 | 2 | 26 | 12 | 2.167 |
戦評
入れ替え戦へ行くには残り2試合落とせない法政。強敵亜大に勝利を収めることができるか。
1セット目、序盤から亜大のサービスエースなどで3連続でポイントを失い、相手に主導権を握られる展開となってしまった。しかし、中盤大村翔哉(営2)のブロックポイントや蔵田大輝(法3)がブロックに上手く当て、ポイントを取るなどエンジンがかかってきた法大。たが春季リーグ戦法大に負けを喫している亜大はリベンジに燃え、その勢いを止められず、差は広がり8点差でこのセットを落とす。
2セット目から法大の持ち味を発揮する。大村の相手リベロの手を弾くほどの強烈サーブや前田隆二(営3)のスピード感のある速攻と1人時間差の使い分けで相手のブロック陣を翻弄し、一進一退の攻防が続く。中盤ではブロックに当たり、ベンチに飛んでいったボールを三木裕人(文3)が最後まで諦めずに追いかけ拾ったボールを蔵田が決め、法大ベンチが盛り上がった。この勢いのまま第2セットを奪取したかったが、終盤、相手の無回転サーブで乱され、亜大のブロックに捕まってしまい、5連続ポイントを取られる。法大も負けじと点を取り返すもあと1歩届かずこのセットも落としてしまう。
もう後がない法大は背水の陣で3セット目に臨む。序盤と中盤は入れ替え戦行きがかかった試合のプレッシャーがあったのか法大にミスが目立ってしまう。それを取り返すように蔵田や佐藤優弥(文2)のバックアタックなどで2セット目と同様に接戦を繰り広げた。しかし、先にリーチをかけたのは亜大。3ポイント連続で取らないと負けてしまう法大はここから巻き返しをはかる。前田の速攻で2点差に縮めるとそれに続き西田寛基(営3)のブロックで1点差となる。最後まで諦めない法大は亜大のアタックを懸命に拾い、粘りをみせるも点につなげることができず、ストレートで敗戦。
明日は、秋季リーグ戦最後の試合。入れ替え戦への望みがなくなってしまったためにモチベーションを保つのは難しいだろう。だが、法大を応援してくださっている人たちのためにも、1つでも良い順位で終われるように最後まで諦めずに戦い抜いて欲しい。(木庭優斗)
インタビュー
佐藤優弥
ー今日の試合を振り返って
入れ替え戦行けるか、行けないかという場面で負けてしまって悔しいですね。
ー今日の大事な試合でスタメン起用されました
サーブレシーブを返すというのは大切だと実感しましたし、もっともっと精度を上げていかなければいけないなと思いました。
ーサーブレシーブが上がらなかったことが負けにつながったと
100%それが原因だったとは言えないと思います。やっぱり、けが人だったりとかそういう面でチームがうまくまわっていなかったというところが一つの敗因なのかなと思います。
ー空き週では主に青学の対策をしていましたか
青学単発というよりかは、亜細亜にも対応できるようにという形でやりました。ブロックからの切り返しだったりとか、取れるべきときに点をとるということだったり、1部のチームとも練習して、強さに慣れるようにという意味で練習をしていました。
ーその対策が今日、あまり発揮できなかったと
そうですね。うまくまわっていなかったので、個人の問題で力を発揮できなかったのかなと思います。
ー明日がリーグ戦最後となります
入れ替え戦行けないんですが、しっかり気持ちは切らさずに明日青学戦頑張りたいと思います。
フォトギャラリー
- 入れ替え戦行きを逃し、悔しい結果に終わった
- けがを負うもコートにスタメンとして戻ってきた緒方
- どんな時でも冷静にプレーをこなすセッター西田
- 守備力の高さを買われてリベロに起用された竹田将
- 大事な試合でスタメン出場を果たすも悔いの残る結果となった佐藤(写真:右)
- スパイクだけではなく、サーブでもみせた大村
- 相手の攻撃を止めきれずに終わってしまった
- どんな状況にも惑わされず、キレのあるクイックを打ち込む前田