【バドミントン】インカレ直前学年対談(男子①)雪辱を誓う上級生編
2018年10月10日(水)
法政大学多摩キャンパス体育館
いよいよ開幕まであと1日に迫った全日本選手権(インカレ)。男子は昨年、ベスト8と涙を呑んだが、1年間の集大成として再びインカレの大舞台に立つ。前日の女子同様、インカレ前の意気込みやプレー中には見られないお互いの素顔まで、学年対談形式でインタビューを行った。今回は第1弾として、上級生編をお届けする。
学年対談
4年生(桐田和樹×小森園隆平×金子大地×佐藤優希×一ノ瀬力瑠)
ー秋リーグを終えてからはどんな練習を
桐田:インカレも近かったので、ゲームを中心にやっています。インカレに出ない人はスパーリングという形で、出られる人がしっかり練習できるようにしていました。
ー今年ここまでの戦いを振り返って
小森園:ダブルスとしては、試合で勝てない時期が多くて、野村(拓海=社3)と自分がダブルス陣の上級生なのですが、練習できない日々があって。引っ張りきれてなかったのですが、最後の最後に勝つことができたらいいなと思うし、去年卒業した4年生のためにも勝てるように頑張ります。
ー一ノ瀬選手、金子大選手はサポート役に回ることが多いと思いますが、意識していることなど
一ノ瀬:試合に出られないので、スパーリングという形になるのですが、一生懸命声を出して盛り上げています。サポートする立場として自分の中では精一杯頑張っているつもりです。インカレでは応援で頑張りたいと思います。
金子大:自分にとって最後の試合が終わったのですが、残っている人と温度差が出ないように普段の練習では意識しています。あとは、関東学連のほうで仕事があるので、他の人と一緒に居られる時間は短くなってしまうのですが、そちらの立場からいろいろな補助をしていました。
ー金子大さんが連盟長になった経緯は
金子大:それまでは、法政から学連に入る代と主務をやる代で交互にやっていたのですが、前の監督の須賀さんから選ばれて学連に入ることになって。自分的にはポンコツな感じを出してたつもりだったのですが、副連盟長にされて、そのまま連盟長になりました。はめられた感じです(笑)。はめ技をくらって委員長になっちゃいました(笑)。
ー去年のインカレは悔しい結果でしたが、今年の目標は
桐田:今年はもちろん優勝が目標なのですが、去年と比べて当たりがいいので。取りこぼさないように、しっかり優勝狙って頑張っていきます。
ー桐田選手は、1年生のときに出場したインカレで優勝を経験されていますが、4年目を迎えて
桐田:あの時は挑戦者だったので心置きなく試合をするだけだったのですが、今は流れとかを考えて試合をしなくちゃいけないので。色々考えることもあるのですが、もうラストなので思い切ってできればいいなと思います。
ーみなさん上京組と実家組で別れていると思いますが、もし同期で1週間シェアハウスをするなら誰がいいですか
小森園:まぁ、桐田くんです。他の人よりは何も気を遣わずにいられると思うので。前によく泊まりに来ていたのもあって、自分の家が汚いのも知っているので大丈夫かなと思います。
桐田:僕も小森園です。入学する時に3週間くらい自分の家がなかったからゾノの家に住んでいたことがあるので。
金子大:自分も小森園です。小森園は基本家にいないので、1人暮らしみたいに自分のテリトリーを確保して過ごせるかなと思って。
小森園:それが理由かよー(笑)
(ーなぜ、家にいない?)
小森園:色々誘われちゃって、大変なんすよ。
一ノ瀬:桐田です。1番しっかりしているので。多分向こうには拒絶されるのですが、授業とかも同じ学部で一緒に取ってたりしたので。
ー個人戦に出場するお2人は、目標としては
桐田:個人戦は、3年の時に全然結果出せなかったので、大学生活最後ですし特にシングルスは、全日本総合に当然出場できるように。優勝を目指したいです。
小森園:個人戦は最後なので、パートナーが野田(悠斗=経3)くんなので楽しんでいきたいです。
ー団体戦への意気込み
一ノ瀬:自分はもう引退した身なので、できることは周りのサポートや声出して応援するとかそういうことしかないので、最後みんなで笑って追われるような雰囲気づくりを頑張りたいです。
金子大:試合に出る選手たちを、試合だけに集中させるような雰囲気づくりをしたいです。自分は連盟として、明日までに頑張ろうかなと思います。
桐田:4年間の集大成なので、後悔しないように。最後みんなで美味しいお酒が飲めるように頑張りたいと思います。
小森園:たくさんの人に支えられてこの4年間過ごしてきたので、その人たちにいい結果を報告できるように頑張りたいです。ダブルス陣はシングルス陣に比べて強くないので、がむしゃらに声を出して最後の1本までシャトルを追いかけて優勝を目指して頑張ります。
左から
小森園隆平 / 日章学園・社4
桐田和樹 / 柳井商工・経4
金子大地 / 法政第二・社4
一ノ瀬力瑠 / 川崎総合科学・経4
※取材時、佐藤優希(法政第二・経4)は欠席
3年生(野田悠斗×野村拓海×春日井一生)
ー現在取り組んでいること
野村:ずっと自分は、ダブルスで後衛のパターンばっかり練習していたのですが、前に入って回っていくという練習を意識してやってきました。
春日井:僕は基本的に後衛なので、後衛で足が止まらないようにランニングの量を増やしました。あとは、サーブ周りとか細かいところの練習をしました。
野田:僕は、ミスが少なくなるような練習をしました!
ーお互いの好きなところは
春日井:野村くんの好きなところは、この胸筋です。いつも練習終わりに触って帰ると、疲れが吹き飛びます。野田くんのいいところは、多分今日もなんですけどご飯を奢ってくれるところです。今日は温野菜に連れて行ってくれるみたいです。楽しみです。
野田:ごちそうさんです。野村くんの好きなところは、ゲームばっかりして目を悪くするところです。
野村:うるさい、言うな(笑)。
野田:春日井はノリが良くて女の子が好きなところです。
春日井:いや、まじで一途です!
野村:野田は盛り上げてくれる楽しい人です。春日井はやっぱり女好きで、そこだけどうにかして欲しいです。
春日井:俺そんな女好きキャラやったん?そんなん言ったらみんな好きやん(笑)。
野田:僕大好きですよ
春日井:僕もっす(笑)。
ー直して欲しいところは
春日井:野田くんは、試合前になぜか疲れています。
野田:疲れてねぇよ(笑)
春日井:野村くんは、ご飯を奢ってくれないところです。今日楽しみにしています。
野田:2人とも完璧すぎるので、なんも言えないっす。自分から見たらほんとに上にいるので、なんも言えないっす。
野村:春日井も僕に奢ってくれないです。野田は、サボりぐせがあるのでそこを直して欲しいです。
野田:サボりぐせ…
ー野村選手は、今年はけがに苦しみましたが現在の調子は
野村:よくないかもしれないです。でもやるしかないので、気持ちをしっかり持ってインカレに向けていきたいです。
春日井:いいなぁ野村だけ真面目な質問〜
ー全員上京組ですが、得意料理などは
野田:昨日作ったのは確か……キャベツ…
春日井:キャベツロール!あ、ロールキャベツ!(笑)
野田:今日も朝は…ちらし寿司を。
野村:絶対うそ。朝からちらし寿司(笑)
春日井:僕は海老とムール貝の桜乗せです。
野田:それ俺が作ったやつやん。
春日井:野田くんが作ってくれました。
(ー本当ですか?(笑))
野田:自炊は1年に5回くらいしかしないです。
春日井:毎日作ってないです。
野村:作ってないです。
ー3年生は男女でディズニーに行ったり、仲が良いと聞きました
春日井:いっちゃん(清水)は、まじで帝王です。
野田:伊東は面白キャラです。
春日井:くるちゃん(東)は、頭おかしいです。勉強はできるけど、頭はバカです。
野田:春日井が1番くるちゃんと仲良いので(笑)。
春日井:いやいや(笑)むー(伊東)は、まじでいいやつです。
野村:姫(鈴木)は、結構オタクっぽいところがあります。
春日井:仲間やん
野村:うるさい(笑)。
ーインカレが終われば最上級生となります
春日井:なんか野村くんがキャプテン説があったのですが、最近はやっぱ春日井しかいないと。
野田:それは言われています。
野村:それで大丈夫です。
春日井:次期エースです。期待しててください!
ーインカレに向けて
野村:団体は、まだ優勝したことがないので、優勝を目指して頑張ります。個人戦はベスト8以上に入って、総合に出られるように頑張ります。
野田:鬼の、鬼の三冠です。
春日井:4年生とは3年間過ごしてきたので、団体優勝を目指したいです。でもやっぱり僕も、鬼の、鬼の三冠です。特にシングルスでは、優勝する自信があります。
野田:(春日井はシングルス)出られないです(笑)。
左から
春日井一生 / 東大阪柏原・経3
野田悠斗 / 八代東・経3
野村拓海 / 聖ウルスラ学院英智・社3
ーご協力ありがとうございました!
(取材・大平佳奈、大政欣也)
フォトギャラリー
- ダブルス陣をけん引する小森園(左)
- 金子大は、今年から連盟長としても選手を支えている
- 主将としてチームをまとめ上げてきた桐田
- けがからの完全復活となるか(野村)
- 明るい声掛けでチームをサポートする一ノ瀬
- 副将の小森園はチームのムードメーカーだ