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【バスケ】第94回関東大学2部リーグ戦 対国士大 前半は苦戦も見事な逆転勝利!7連勝で1部昇格は目前!

バスケットボール

【バスケ】第94回関東大学2部リーグ戦 対国士大 前半は苦戦も見事な逆転勝利!7連勝で1部昇格は目前!

第94回関東大学2部リーグ戦  対国士大
2018年10月20日(土)
東洋大学 総合スポーツセンター

残り6試合を残すのみとついに佳境へと突入したリーグ戦。6連勝と波に乗る法大は4位・国士大との一戦を迎える。勢いのままに7連勝を飾り次節、首位・日体大との大一番に臨みたい法大だったが、前半、思わぬ苦戦を強いられる。攻守でミスが目立った法大は、5点のビハインドを背負って後半へ。リーグ戦3つ目の黒星がつくかとも思われたが後半、#30水野幹太(営2)や#34濱田裕太郎(文2)らガード陣を中心に攻守を組み立て、逆転に成功する。そのまま逃げ切った法大がリーグ戦7連勝を飾った。5試合を残し、15勝2敗で2位につける法大。4季ぶりの1部リーグでの戦いが目前に迫っている。

20181020hamada
抜群の勝負強さを見せてチームトップの18得点を奪った濱田

試合結果

トータル試合結果

78
法政大学
19 1Q 20 71
国士舘大学
17 2Q 21
25 3Q 12
17 4Q 18

法政大学スターティングメンバー

選手名 身長/体重 ポジション 出身校 得点 リバウンド アシスト
#6 中村太地(法3) 191/80 PG 福岡大大濠 2 1 2
#5 玉城啓太(法4) 175/65 SG 京北 9 3 3
#34 濱田裕太郎(文2)  186/75  SG 育英 18 5 2
#15 米山滉人(営3) 194/85 PF 湘南工科大附 12 4 2
#24 鈴木悠介(法3)  198/95  C 洛南 16 11 6

法政大学交代選手

選手名 身長/体重 ポジション 出身校 得点 リバウンド アシスト
#1 川島聖那(法1) 190/85 SG 福岡大大濠 2 0 0
#12 千代虎央太(法2) 188/83 SF 光泉 6 0 0
#30 水野幹太(営2) 184/78 PG 福島南 13 2 7
#31 戸井堅士朗(営2) 196/86 C 法政二 0 1 0
#51 金本一真(文1) 182/79 SF 光泉 0 3 0

戦評

 現在6連勝中と好調さが目立つ法大。今日の相手は2部上位に位置している国士舘大だ。

 序盤からリードしたい法大だったが、思わぬ形で苦戦を強いられることになる。第1Qで#6中村太地(法3)、#24鈴木悠介(法3)がともにファールを2回ずつしてしまう。さらに国士舘大にオフェンスリバウンドから得点を重ねられリードを許す展開に。第2Qは法大のターンオーバーが目立ち始め、前半終わって追いかける形となった。第3Q開始後も相手の#22白井のスリーポイントなどで点差を広げられ、このまま流れが国士舘大にいってしまうのかと思いきや法大が底力を見せる。#5玉城啓太(法4)のゲームメイク、#30水野幹太(営2)、#34濱田裕太郎(文2)のスリーポイントや#15米山滉人(営3)、#24鈴木悠のリバウンドと個々の役割をしっかり果たし徐々に流れが法大の方に傾き始める。途中相手もゾーンディフェンスに切り替えるが流れに乗った法大を止めることが出来ずこのクォーター終了時には法大がリードする。第4Qもそのまま法大のペースとなった。途中リバウンドが取れなくなって苦しくなるが、#15米山が気迫のシュートブロックでゴールを死守し、78-71で法大が見事7連勝を飾った。

 次の相手は2部無敗の日体大。「僕らしか倒せないと思っている」と#34濱田が言うように日体大に勝って1部昇格に近づきたい。そのために『ORANGE』は明日も全力で戦う。(鈴木滉平)

監督・選手コメント

佐藤俊二監督

ー今日の試合を振り返って
前半が悪い流れの中でファウルトラブルもあって、相手もいいシュートがあったりした中で、後半立て直して勝てたというのはチームとして力があるなと実感しました。

ー国士舘大とは2回目の対戦になりました
オフェンス能力があって、勢いに乗らせると手がつけられない選手が何人かいるので、そこを抑えたいと思っていました。

ー試合開始いきなりターンオーバーから始まりました。序盤はミスが目立ちました。
ターンオーバーから入ったりすると流れが悪くなるし、ピリオドの初めは流れを左右するところがあるので気をつけなきゃいけないんだけど。最後の詰めの部分でミスが出ちゃったから。毎回気をつけたいねという話は繰り返しているので対策が必要かなと思います。

ートランジションが速いようにかんじましたが、意図的にそういう指示をされたのでしょうか
(水野)幹太がかなり意図的に速くしてくれたというのもあるし、後半に入ってからはシュートのペースを上げようという話をして、ガード陣が上手く実践してくれたと思います。

ー中村太地選手は本来の力を出せていなかったように思います
今日はダメだったね。力入り過ぎて何とかしてやると思うとダメなんだよね笑。気合が入り過ぎていたのかな笑。

ーファウルトラブルも課題としてあげられます。
今日は(鈴木)悠介がずっと繋いでくれたし、相手も対応できないまま試合が進んだので、変えられないぞという話はしたんだけど。結果としてああいう形になってしまったので失敗に対してアジャストしなきゃいけないし、最後までプレーできるようになってほしいです。

ー2ピリが終わった時点で逆転のためにどのような話をされましたか
ターンオーバーも多かったんだけど、まずは攻撃回数を増やしてシュートを増やしたり、速攻とかアーリーオフェンスだったりを狙っていこうという話をしました。

ー鈴木選手のミドルの成功率がかなり上がってきているように感じます
どうしたんだろうね笑。もともと確率がそんなに悪いわけじゃないからね。まだちょっと弱気なプレーだったり逃げるようなプレーがあったりするんだけど、自信もついてきたのかな。さらに柱として成長してもらえたらなと思います。

ー明日は全勝の日体大との対戦になります。意気込みをお願いします
前回ボコボコにやられているので、しっかりリベンジしたいです。ただ明日勝つのも大事だけど、一部昇格をしなきゃいけないのでそれに向けていい試合がしたいなと思います。

 

米山滉人(営3)

―今日の試合を振り返って
今日は1試合通して流れとしては最悪だったんですけど、そういうところでもしっかりと勝ち切れたというのは、いろんなメンバーが出てそこでみんながしっかりつなげて活躍できたというのもあると思うので、そこは評価できると思います。

―相手はリーグ戦4位の国士大でした。試合前の意識は
特にいつもと変わらず、練習でやっていることをしっかり出そうというふうに臨みました。

―前半は相手インサイドの選手に苦しめられたように感じます
個人的には最初の入りが気分が上がらなかったって言うのもあったんですけど、そういうところでやられると相手も勢いづいて今日みたいな試合になるというのは分かっていましたし、自分たちは来年1部でやるというのは全員が頭に入れてやっていると思うので、今日ぐらいのインサイドは(1部には)ゴロゴロいると思うので、しっかりそこはプレーしなければいけないなと感じます。

―逆転勝利の要因は
リバウンドが取れるようになったっていうのが一番大きな要因じゃないかなと思います。

―今季は法大のインサイド陣の活躍も光っています
特にそんなに特別に意識はしていないんですけど、個人個人しっかりやることはやるってことで、それで監督から自分たちが求められているのは、ゴール下しっかりリバウンド取ったりということなので、そんなに何か意識してやっているわけではないですね。

―次節の相手は今季無敗の日体大です。
今のところは無敗で来ている相手なので、このリーグ戦の中で1回でも土をつけてあげたいなと。それが最も近いのが自分たちだと思うので、気持ちよく相手にリーグ戦を終わらせないようにしたいなと思います。

―リーグ戦も残り5節と佳境に差し掛かっています
1部、インカレっていうのを頭に入れて、ひとつひとつプレーを丁寧に意識してやっていきたいと思います。

 

濱田裕太郎(文2)

ー今日の試合を振り返って
国士舘は1回目にやった時に出だしが悪いと言われてみんなで出だしから気合い入れていこうと話してたんですが、やっぱみんな出だしが悪いというかターンオーバーがたくさん目立ってたので明日の相手にはそういうのは通用しないと思いますが、今日はとりあえず勝てて良かったです。

ー前半は終始追いかける展開でした
そうですね。キツい時間が多くて今日はけっこー我慢の試合でした。

ー中村太地選手、鈴木悠介選手がファールトラブルになり苦しい場面もありました
自分が点を取らなきゃいけないかなって思いました。水野(幹太)と玉城(啓太)さんとかで動くバスケをしようかなと思ってました。

ースリーポイントが勝負所で決まっていた印象がありました
もっと要所要所でコンスタントに決めれるようにしたいと思います。

ー明日の日体大戦に向けてお願いします
全勝してる相手で僕らしか倒せないと思っているので、そのためには自分達が出だしを良くして先行して逃げ切れるようなバスケをしたいと思います。

 

水野幹太(営2)

―本日の試合を振り返って
僕のときもそうだったのですが、法政は出だしが悪いというのはいつも通りです。(自分は)この前からシックスマンになって、今まで1年生のときもシックスマンで、流れを変えられるのは自分だと思ってるのでそこを意識してやりました。

―ハーフタイムやミーティングではどのような話が
相手の流れがちょっとあったので、3Qの出だしをしっかりやろうというのをベンチから声を出していました。今日は、(中村)太地がファールトラブルでちょっとダメだったので、そこで、自分がまたすぐ出たときにディフェンスから入ろうと思っていました。ディフェンスを意識してやろうと皆で話していました。

―ほぼ出ずっぱりだったが、体力などは
高校生のときに体力は鍛えてたんでそれなりに。まあ40分位出られる体力だったんですけど、最近ちょっとずつ減っていってるので、ちょっと疲れはありましたが、バスケット楽しいんで、そこは気にせずやりました。

―国士舘大の印象は
国士館は、やっぱりガード陣も強くて速くて、中もデカいんで、そういうところで当たり負けしないようにって今までやってきたので別に負けるとかそういうのも考えていなかったです。それに、今日は差が開いてないんですけど、自分たちがやることやれば勝てるというイメージがありした。いつも相手を尊敬してやっています。今日は相手も良かったし、自分たちも良かったです。(国士大は)すごい良いチームだなと思いました。

―特に警戒していた選手などは
#86の下選手とあと#18の清水選手という選手が4年生と3年生なのですが、毎回得点でも上の方にいるんで、そこを止めれば国士館も流れが悪くなるんじゃないかなと思ったら、今日は相手も皆良かったです。流れのあるチームなんで、自分たちもそこに負けないように。

―明日の日体大戦に向けての意気込みを
1巡目で結構点差をつけられて負けてしまいました。相手はノリのあるチームなので、そこを止めれば自分たちのペースでバスケット運ぶことができます。ですから、相手に乗らせないで自分たちのペースでやれば勝てるところなので、そこを意識してやりたいです。

 

フォトギャラリー

  • 20181020hamada抜群の勝負強さを見せてチームトップの18得点を奪った濱田
  • 20181020mizunoゲームメイカーの水野は高い得点力も発揮した
  • 20181020nakamura今日は苦しんだ中村の復調が待たれる
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