【バスケ】第94回関東大学2部リーグ戦 対上武大 中盤戦までの厳しい試合展開から起死回生 最終ピリオドで26得点の猛反撃!
試合結果
トータル試合結果
81 法政大学 |
15 | 1Q | 20 | 73 上武大学 |
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18 | 2Q | 27 | ||
22 | 3Q | 20 | ||
26 | 4Q | 6 |
法政大学スターティングメンバー
選手名 | 身長/体重 | ポジション | 出身校 | 得点 | リバウンド | アシスト |
---|---|---|---|---|---|---|
#6 中村太地(法3) | 191/80 | PG | 福岡大大濠 | 2 | 1 | 1 |
#5 玉城啓太(法4) | 175/65 | SG | 京北 | 3 | 1 | 0 |
#34 濱田裕太郎(文2) | 186/75 | SG | 育英 | 13 | 10 | 0 |
#15 米山滉人(営3) | 194/85 | PF | 湘南工科大附 | 0 | 2 | 0 |
#24 鈴木悠介(法3) | 198/95 | C | 洛南 | 26 | 6 | 2 |
法政大学交代選手
選手名 | 身長/体重 | ポジション | 出身校 | 得点 | リバウンド | アシスト |
---|---|---|---|---|---|---|
#1 川島聖那(法1) | 190/85 | SG | 福岡大大濠 | 2 | 1 | 0 |
#12 千代虎央太(法2) | 188/83 | SF | 光泉 | 10 | 3 | 0 |
#30 水野幹太(営2) | 184/78 | PG | 福島南 | 20 | 2 | 6 |
#31 戸井堅士朗(営2) | 196/86 | C | 法政二 | 2 | 1 | 0 |
#51 金本一真(文1) | 182/79 | F | 光泉 | 3 | 5 | 1 |
戦評
試合開始早々、#34濱田裕太郎が先制。すかさず反撃を受け、その後も付かず離れずの試合展開。幸先の良いスタートを切ったものの、1Q中盤からは上武大を追いかける試合展開になった。
ディフェンスから始まった2Qは、#24鈴木悠介、#34濱田が続けざまに得点。#12千代虎央太がダンクシュートを沈め、24-23で逆転するが、歓喜の瞬間は長くなく、直後、再び上武大にリードを奪われてしまう。
14点差を付けられて迎えた3Qも、法大は果敢に得点を狙うが、ゴールに嫌われる。その中でも、#34濱田が3ポイントを2本決めるが、チームは勢いに乗り切れず。オフェンスの不調がディフェンスにも影響し、相手の猛攻のままに、結局このピリオドでも10点以上の点差は縮まらない。
4Q、#30水野幹太の3ポイントから快進撃が始まった。前半の課題であったディフェンスが修正され、オフェンスも法大ペースに。法大の勢いが上武大を飲み込み始めると、#51金本一真の3ポイントを始め、続々と得点。#30水野のシュートで再び逆転すると、そのまま主導権を握り、最終Qに怒涛の26点を挙げ、快勝した。(椛沢はるな)
監督・選手コメント
佐藤俊二監督
─試合を振り返って
前半の出来が悪い中で、後半にベンチメンバーが活躍して、チームの流れができて勝つことができたのかな、と思います。
─怒濤の追い上げの要因は
とにかく前半のディフェンスが悪くて。こちらがエネルギーのないディフェンスをしてしまって、そのまま、オフェンスもイージーなミスをして、相手にシュートを決められてしまう、という流れがありました。最後の方はディフェンスを修正できて、そのディフェンスから速攻が出て、点を繋げていくことができました。ディフェンスの修正ができたことと、選手が頑張ってくれたのが大きな要因です。
─シュートが思うように決まらないシーンも目立ちました
さすがに1本くらい決めて!と思いましたけど(笑)、しょうがない所ではあります。オフェンスの甘いところが影響して、鈍いディフェンスになったりするのは良くないですね。チームとしては、オフェンスが悪くてもディフェンスは徹底して頑張るっていうのは、やっていかないといけないです。
─試合中盤は、新人戦を彷彿とさせるような、1,2年生で構成されたチームでした
玉城(啓太)や(中村)太地は、今日はあまり動きが良くなかったですし、(鈴木)悠介を交代させないといけない、という時にたまたまそうなりました。ベンチメンバーをすごく信頼していますし、学年関係なく、しっかりやってくれるメンバーです。
─先週の昇格後の第一戦、駒澤大との試合は黒星となりました
とにかくエネルギーのない試合でした。こちらは昇格すると確定していて、向こうは向こうで、絶対に負けられない試合で、そういう気持ちがすごく伝わってきていて。法大はまだ、気持ちのブレが大きいチームだと思うので、わかりやすいくらいに、そのブレが出てしまっていましたね。
─順天大戦に向けて
前回負けているし、しっかり勝っていきたいです。今日もですが、リーグ戦で初めて4年生全員をベンチに入れて、チームにその思いをのせて試合をしたいというのがあって。最終戦も勝ってインカレに繋げたいと思います。
水野幹太(営2)
―今日の試合を振り返って
法政の昇格が決まってからグダってるっていうかそういう面が出てしまって、相手も前半は普通にシュート入っていて、こっちは逆に入らないというのが多かったんですけど、そこを我慢して勝たないとこれからも勝てないと思ったので、そこを我慢して後半に臨んだらいい結果になったと思います。
―逆転劇の要因は
3ピリの入り方がちょっと悪くて、後半僕が出て、いいディフェンスから流れをつかんで、3ピリ終わって12点差くらいでしたけど、それは自分的にはいいシチュエーションだったので、4クォーターはディフェンスから入って、相手はリバウンドが強かったので、そこのリバウンドを自分たちが取って、速攻に行けたところでいいプレーが多く出たのかなと。
―チームメイトとの連携も抜群でした
相手のファールが込んでいるところで、ドライブすればヘルプが寄るし、それでパスできるし、ヘルプが来なければドライブでそのまま行けるというのがあったので、そこは意識してやっていました。
―チーム内でのコミュニケーションは
相手のオフェンスリバウンドを前半は取られたイメージがあって、後半はリバウンドを取れば勝てるというイメージだったので、リバウンド取って速攻へつなげるという部分は連携を意識しました。
―リーグ戦の後にはインカレも控えています
インカレで1回戦負けは来年につながらないと思うので、今は個々のオフェンス・ディフェンスの能力が低いと思うので、そこを1か月間で意識して、インカレで1回でも多く試合できればまた来年の1部でいいスタートを切れると思うので、そこをしっかりやっていきたいです。
―応援してくださった方々へメッセージをお願いします
遠い中足を運んでいただいて本当に感謝していますし、自分たちがその中でどういうプレーをすれば満足できるか考えながらプレーして、いいプレーをして楽しませられるようにしたいと思います。
フォトギャラリー
- 要所で3ポイントを放ち、チームの勝利に貢献した金本
- 本領発揮とはならなかったものの、チームを支えた玉城
- 佐藤監督も信頼するチームの大黒柱・鈴木悠
- 法大の勝利に中村の存在は欠かせない
- 法大の快進撃を主導した水野
- 辛い前半戦も点を重ねた濱田
- 千代のダンクシュートで法大は逆転
- センターポジションでの更なる活躍に期待がかかる戸井