【硬式野球】2018年秋の戦いを終えて 3年生コメント前編~朝山広憲、宇草孔基、相馬優人~
東京六大学野球秋季リーグ戦
2018年10月21日(日)
神宮球場
初戦敗退という悔しい結果に終わった神宮大会に、法大の12季ぶり45回目の優勝で幕を閉じた東京六大学野球秋季リーグ戦。接戦が多く続き苦しい試合が続いた今季。4年生と共にチームの中心として活躍をした3年生に、そんな今季を振り返っていただいた。(※東大2回戦後の取材を掲載しております)
選手コメント(※50音順掲載)
朝山 広憲 投手
–今季を振り返って
自分自身は全然結果を残せていないですし、チームの中でも機能できなかったので、個人としては悔しい思いしかないです。
-リーグ戦では4年生と共に戦う最後の試合だったが
三浦(銀二、キャ1)、石川(達也、キャ2)、高田(孝一、法2)が頑張っていたので、ピッチャーとして上級生が引っ張った試合はあまり無かったのですが、森田(駿哉、営4)さん、河野(太一朗、文4)さん、菅野(秀哉、キャ4)さんが和ませてくれたり、精神面で支えてくれたりしました。来年は自分が最上級生になるので、そういう所をしっかり見習って、やっていきたいなと思っています。
-朝山選手にとって菅野選手はどういう存在か
菅野さんはエースですし、やはり法政の顔じゃないですかね。
-向山(基生、営4)主将率いるチームは
向山さんは大人しそうに見えて、意外とガツガツしていて、ガッツがあるような感じでした。3年生も上級生ですが、思っていた以上に引っ張って行かなきゃいけない、というのがありました。
-来季の目標は
4年生がみんな抜けてしまうので、戦力的にもかなり下がってしまうとは思うのですが、その中でも自分たち最上級生になるメンバーが引っ張って、今の4年生を追い抜くくらいの気持ちでやっていきたいと思います。
-来季へ向けてオフに取り組みたいこと
あり過ぎて、どれを言おうかなという感じです(笑)。とりあえず、来年は先発ができるように、体づくりとフォームの見直しをしたいです。また、先発ピッチャーとしてチームを勝たせることができるように、様々なトレーニングをやっていきたいです。
-4年生に向けてのメッセージ
大変お疲れ様でした。野球を続ける人、続けない人と分かれると思うのですが、これからも頑張って欲しいと思います。
宇草 孔基 外野手
–最終戦を振り返って
絶対東大戦2連勝するという気持ちで全員で入ったので、とりあえず結果として良いかたちで連勝できて良かったです。
–4年生との最後のリーグ戦となりました
4年生には野球でも私生活の面でも本当に良くしてもらったので、(リーグ戦)最後は良いかたちで終わりたいなというのがあって、気合いを入れて臨みました。
–監督からはどんなお話がありましたか
東大戦が始まる前から東大戦絶対2連勝するんだっていうことは言われていたので、シンプルに最初から最後まで気を緩めることなく戦うぞってことですね。
–今季を振り返って
自分自身としては全試合でスタメンで出場し続けることを目標にしていたので、それを達成できたので良かったです。
–見つかった課題はありますか
後半、守備固めで代えられることが多かったので、この冬は特にスローイングを練習するということと、リーグ戦は2か月(を通して)初めて出られたんですけど、体がきつくなってくる部分もあったので、2か月間戦い抜ける体づくりというのと、バッティングでの対応力を一つ一つ毎日積み重ねて上達できれば良いなと思いました。
–4年生率いる今年のチームはどんなチームでしたか
本当に雰囲気もチームワークも良くて、今までで1番良いチームでした。本当はもっと長く一緒に野球をやっていたいです。
–4年生からどういったところを引き継いでいきますか
4年生が優勝に向けて、この夏にすごくいろいろ変えたりして頑張っていました。(それによって)ひとつになる一体感というのを自分が試合に出て一番実感したと思うので、そこをより良くできればなと思います。
–来年に向けて
自分が引っ張っていかないといけないと思うので、どんどんそういう姿勢を普段から出して、チームを引っ張っていければなと思います。
–今後の目標
三拍子そろった選手になって、自分がいなきゃだめだなという存在にならなきゃいけないと思うので、宇草がいなきゃだめだという存在になれるように頑張っていこうと思います。
–最後に応援してくださったファンの方へ
今季はたくさんの方に応援来ていただいて、本当にそれが力になって、こんなにたくさんの応援の中で野球ができるのは幸せだなと感じたので感謝しています。ありがとうございました。
相馬 優人 内野手
–相馬選手自身にとって今年1年どのようなシーズンだったか
やはり満足は全然できなかったです。結局打率も1年で考えたらあんまり良くなかったですし、守備でもエラーしたりだとかとなると、まだまだだなって感じた1年でした。
–今年はどのようなチームでしたか
すごくみんな楽しんでいたかなと思います。春にすごい敗戦して、そこから色々チームで変えていって。やると決めたら妥協せずにとことんやることができるチームだったと思います。
–二遊間を共に守った川口凌(人4)選手について
1年の頃から部屋も一緒で、二遊間も3年間くらい一緒に組んでいて。やっとこの1年くらいで二遊間として息も合ってきて、阿吽の呼吸みたいなプレーもできるようになってきていたので、これからという時なのに引退という形になってしまうのは本当に寂しいなと思います。でも、川口さんと二遊間組めたのはすごい楽しかったですし、幸せでした。
–川口凌選手との思い出は
一緒にノックをずっと受けていたことですね。あと、野球中の川口さんと部屋での川口さんは全然違っていて。野球ではすごくしっかりしていて、副キャプテンとかやっているのですが、部屋ではすっごいダラダラしていて(笑)、そういう面を見れていたので良かったです。
–4年生から学んだことや引き継ぎたいことは
4年生が打たなければ、4年生が力を発揮しなければ強いチームにはなれないと思いましたし、執念とかもやはりすごかったので、そういう所を来年しっかり受け継いで、今年の4年生みたいに泥臭く執念深くやっていきたいですね。
–見つかった課題や収穫したものは
バッティングなんですけど、シーズン通してすごい調子が崩れるということは無かったので、去年から比べると良い調整ができたのかなと思いますし、(調整を)どうすればいいとかを自分なりに見つけることができたので、良かったと思います。
–来年は最高学年となります
来年は神宮での経験が浅い選手ばかりなので、そこでやっぱり神宮での経験がある僕だったり、福田(光輝、人3)だったりがチームを引っ張っていかなければいけないなと思います。今までは4年生がいたので甘えていた部分があったのですが、それもできないので、チームの中心に、トップに立って引っ張っていきたいなと思います。
–4年生に向けて
本当に感謝、ありがとうございます、しかないですね。
–三浦銀二選手(キャ1)に声掛けをする場面が多くありましたが、三浦選手については
最初は緊張もしているかなと思っていたのですが、1試合1試合投げる度に本当に成長していて、すごく頼りがいのある選手になっていっていると後ろを守っていて感じました。多分、法政のエースになると思うので、チームを引っ張っていけるようなメンタル、技術、全てそろった選手になってほしいです。
–ファンの皆様に向けて
今季もすごく声援が聞こえて、自分たちの背中を押してくれたので、プレーをしていても自分の力以上のものが発揮できたと思います。本当にありがとうございました。ものすごくありがとうございました!