【水泳】第95回日本選手権 3日目、4日目 柏崎2度目の入賞!! 内藤も7位入賞の活躍を見せる
第95回 日本選手権水泳競技大会 競泳競技
兼 第18回世界選手権大会 代表選手選考会
兼 第30回ユニバーシアード大会 水泳競技代表選手選考会
2019年4月4日(木)、5日(金)
東京辰巳国際水泳場
日本選手権は早くも中盤へ。柏崎清花(営2)が、今大会2度目の決勝進出を果たして6位入賞!今年ラストイヤーとなる内藤良太(人4)も決勝にて7位入賞と、大いに存在感を発揮した。他にも、加えて4人の選手が準決勝に駒を進めるなど、健闘を見せた
試合結果(3日目)
予選結果(男子)
種目 | 順位 | 選手名 | タイム | 備考 |
---|---|---|---|---|
50m平泳ぎ | 24位 | 宮本一平(人2) | 28秒43 |
決勝結果
種目 | 順位 | 選手名 | タイム | 備考 |
---|---|---|---|---|
女子200m自由形 | 6位 | 柏崎清花(営2) | 2分00秒11 | |
男子100m背泳ぎ | 7位 | 内藤良太(人4) | 55秒32 |
試合結果(4日目)
予選結果(女子)
種目 | 順位 | 選手名 | タイム | 備考 |
---|---|---|---|---|
50m自由形 | 5位 | 白井早弥香(現4) | 29秒44 | |
12位 | 小川真菜(経2) | 29秒94 | ||
17位 | 関口真穂(スポ1) | 30秒40 | ||
200mバタフライ | 29位 | 山川唯巴(法1) | 2分17秒62 |
予選結果(男子)
種目 | 順位 | 選手名 | タイム | 備考 |
---|---|---|---|---|
200m自由形 | 34位 | 後藤和真(経3) | 51秒24 |
戦評
選手権3日目、予選のエントリーは50㍍平泳ぎの宮本一平(人2)一人だった。宮本は自己ベストを0.80秒更新する快泳を見せるも決勝進出ならず。
午後の決勝では、予選9位ながら棄権者が出たために、内藤良太(人4)が100㍍背泳ぎ決勝に進出すると、予選より順位を2つ上げ7位に入賞を果たす。また、女子勢では柏崎清花(営2)が200㍍自由形において今大会2度目となる決勝に進出した。好調を維持し予選、準決勝と徐々にタイムを上げていった柏崎はこの決勝で、自己ベストを更新する泳ぎを見せ6位入賞。笑顔を浮かべるが、調子が良かっただけに2分を切れなかったことに悔しさをにじませた。
選手権4日目、ついに折り返し日に突入。ここまで法大水泳部は、6人が準決勝、2人の選手が計3度の決勝進出と、全国の大舞台で活躍を見せている。
その勢いに続きたい本日最初の種目は、女子50㍍背泳ぎ。法大からは白井早弥香(現4)、小川真菜(経2)、関口真穂(スポ1)がエントリーし、3人とも同じ組での出場となった。結果は、みな決勝進出とはならなかったが、白井はベストに近いタイムを出して全体14位。この種目は、準決勝がないためにここで終わってしまったものの、来月のJAPANオープンに大きく期待がかかる。次に登場したのは、男子100㍍自由形に出場の後藤和真(経3)。日本選手権唯一の出場種目であり、意気込んだ後藤だったが、なかなか思うようにタイムが伸びず、準決勝には届かなかった。本日、法大最後のレースは女子200㍍バタフライ。新勢力として加わった山川唯巴(法1)にとって、今大会2つ目の種目だ。前半が持ち味の山川だったが、後半の失速が大きく響き納得のいかない結果となった。
なかなか振るわなかった今日のレースだが、各々すでに課題を見つけ、次を見据えている。残るレースで奮闘する選手たちから刺激をもらい、一層自身を鼓舞していきたいところだ。
(吉田あゆみ)
選手コメント
柏崎清花
ー200㍍自由形のレースを振り返って
今回は初めて予選から準決勝、決勝と進んで、3回ともタイムを少しずつ上げられたのでそこは良かったと思いますが、決勝は2分を切ることが目標だったので、悔しい気持ちが大きいです。
ー最近のコンディションは
良くも悪くもなく、普段通りな感じで試合に臨みました。
ー冬の間に重点的に行ったこと
泳ぎを変えて、その泳ぎをどれだけ泳いでも崩れないように泳ぎ切ること、強度の高い大事な練習の日にどれだけ出し切れるか、ということを徹底して練習していました。
ー日本選手権に合わせてどのように調整してきましたか
日本選手権前にメキシコで1ヶ月間の高地合宿をしていました。日本には選手権が始まる1週間前に帰ってきて、体調や体のコンディションを崩さないよう毎日のルーティンを決めて生活していたのが1番だと思います。
ー自己ベストを更新した要因は
今回のメキシコ合宿では最初から最後まで怪我などもなく練習をこなせていたので、それが自信になったのだと思います。
ー次のレースに向けて
選手権はまだレースが残っているので、最後まで気を抜かず頑張りたいです。
小川真菜
―今のレースを振り返って
浮き上がり上手くいったんですけど、思ったよりタイムが出なかったので、イマイチかなって感じですね。
-その要因というのはどのようにお考えか
去年1年間やってきて、ウエイトとかも増やして、あまり泳ぎが上手くいっていないので、まだ合っていないのかなって思いますね。
-冬に重点的に行ったことは
ウエイトトレーニングを増やしました。ウエイトトレーニングを増やした分、フォームがやっぱり崩れてしまって、高校生みたいにきれいに泳げないのが、1年間続いて。でも筋力は上がっていますね。
-ここ最近の調子は
得意な200㍍背泳ぎで、0.03秒日本選手権(出場タイム)が切れなかったので、JAPANオープンではベストを出したいなって思います。
-今後に向けて
去年のJAPANオープンは、2回B決勝に残っていたので、今年は決勝に残れるように頑張りたいです。
後藤和真
-今回のレースを振り返って
結構前半からいこうと思っていたんですけど、気持ち的に制御がかかって、中途半端なレースになってしまいました。
-見つかった課題は
後半は元々持ち味なので、その後半を保ちつつ、前半をもっと上げていきたいと思います。
-コンディションの方は
今回はFTが1週間半くらいあって、そこで疲れを取ることを優先してFTをしたんですけど、昨日とかも結構疲労感じて、トレーナーさんに見てもらっていて。あまり上手くはいってない感じですね。
-冬の間、どのように取り組んだか
1回インフルエンザにかかってしまって。その前まではキックとかの強化もできていたんですけど、1回病気にかかってからはあまり良い結果は出せてないですね。
-今後に向けて
インカレで点数をとるために、まずは自己ベストを更新したいと思います。
フォトギャラリー
- 7位入賞を果たした内藤
- ベストタイムを更新する快泳を見せる柴田
- 調整に苦しんだ後藤
- JOでの決勝へ意欲を燃やす小川
- チームを引っ張る白井
- 今後の活躍に期待がかかる(山川)
- 最終日の400㍍個人メドレーでの活躍が期待される