自転車
【自転車】第59回東日本学生選手権トラック大会 団体競技でも新入生が活躍! 3名が優勝を果たす!
第59回東日本学生選手権トラック自転車競技大会
2019年5月4日、5日(土、日)
山梨県境川自転車競技場
令和初の選手権大会となった今大会。優勝者3名と好成績を納めた中で、チームスプリントやチームパーシュートでの優勝を逃し、団体種目への懸念を残す最後となった。個人戦や夏のインカレに向けて、新入生を加えた新しい法政大学自転車競技部が走り出した!
試合結果
男女スプリント予選
順位 |
名前 |
タイム |
備考 |
男子15位 |
三井大勢 |
11.241 |
予選敗退 |
男子8位 |
中原航大 |
10.885 |
予選突破 |
女子4位 |
野寺梓 |
13.401 |
予選突破 |
男子ケイリン1回戦
組 |
順位 |
名前 |
タイム |
備考 |
6 |
3位 |
昼田達哉 |
ー |
敗者復活戦へ |
男子ポイントレース予選
組 |
順位 |
名前 |
備考 |
1 |
3位 |
近藤翔馬 |
予選突破 |
2 |
9位 |
風間竜太 |
予選突破 |
2 |
12位 |
青島敬佑 |
予選突破 |
男子スクラッチ予選
組 |
順位 |
名前 |
備考 |
1 |
8位 |
松本大志 |
予選突破 |
1 |
20位 |
鶴健志 |
予選敗退 |
2 |
7位 |
相葉健太郎 |
予選突破 |
2 |
8位 |
宮川大和 |
予選突破 |
男子4kmインディヴィデュアルパーシュート予選
順位 |
名前 |
タイム |
備考 |
2位 |
矢部駿人 |
4.40.05 |
予選突破 |
6位 |
松﨑広太 |
4.49.26 |
予選敗退 |
9位 |
中津川開 |
4.50.56 |
予選敗退 |
女子3kmインディヴィデュアルパーシュート予選
順位 |
名前 |
タイム |
備考 |
4位 |
鈴木保乃華 |
4.10.84 |
予選敗退 |
男子チームスプリント予選
順位 |
名前 |
タイム |
備考 |
4位 |
三井大勢・中原航大・昼田達哉 |
1’16.71 |
予選敗退 |
男子4kmチームパーシュート予選
順位 |
名前 |
タイム |
備考 |
2位 |
上野恭哉・松﨑広太・矢部駿人・中津川開 |
4.24.87 |
予選突破 |
男子スプリント1/4決勝
順位 |
名前 |
タイム |
備考 |
2位 |
中原航大 |
— |
5~8位決定戦へ |
女子500mタイムトライアル決勝
男子ケイリン敗者復活戦
組 |
順位 |
名前 |
備考 |
2 |
2位 |
昼田達哉 |
敗者復活戦敗退 |
男子4kmインディヴィデュアルパーシュート決勝
順位 |
名前 |
タイム |
備考 |
1位 |
矢部駿人 |
4.44.303 |
優勝 |
男子1kmタイムトライアル決勝
順位 |
名前 |
タイム |
備考 |
1位 |
上野恭哉 |
1’06.076 |
優勝 |
7位 |
鶴健志 |
1’09.565 |
― |
― |
五味大征 |
― |
DNS |
男子スクラッチ決勝
順位 |
名前 |
タイム |
備考 |
1位 |
相葉健太郎 |
12’28” |
優勝 |
6位 |
宮川大和 |
― |
― |
16位 |
松本大志 |
— |
― |
女子スクラッチ決勝
順位 |
名前 |
タイム |
備考 |
6位 |
鈴木保乃華 |
― |
― |
女子スプリント1/2決勝
順位 |
名前 |
タイム |
備考 |
2位 |
野寺梓 |
― |
3位決定戦へ |
男子4kmチームパーシュート決勝
順位 |
名前 |
タイム |
備考 |
2位 |
上野恭哉・松﨑広太・矢部駿人・中津川開 |
4.20.279 |
準優勝 |
男子スプリント5~8位決定戦
女子スプリント3位決定戦
男子ポイントレース決勝
順位 |
名前 |
備考 |
10位 |
青島敬佑 |
|
— |
風間竜太 |
DNF |
― |
近藤翔馬 |
DNF |
総評
5/4、5と、二日間かけて行われた東日本トラック。法政からは男女スプリント(SP)、男子ケイリン(KE)、男子ポイントレース(PR)、男女スクラッチ(SC)、男女インディヴィデュアルパーシュート(IP)、男子チームスプリント(TS)、男子チームパーシュート(TP)、男女タイムトライアル(TT)、に出場した。
男子スプリントでは三井、中原、女子スプリントには野寺が出場。タイムが参考され、予選を突破したのは中原と野寺の2名。予選8位だった中原は1/4決勝で予選1位の選手と当たることとなり敗れる。5〜8位決定戦に出場するも、アタックに出遅れ結果は8位となった。新入生の野寺は1/2決勝戦に出場するも3本勝負のレースで連敗し、3位決定戦に。順天堂大の選手と一騎打ちも惜敗。4位という結果に終わった。
男子ケイリンには昼田が出場。自らアタックを仕掛けたものの、結果は3位となり敗者復活戦へ。敗者復活戦では惜しくも2位と、決勝戦進出は叶わなかった。
男子ポイントレースには近藤、風間、青島の3名が出場。全員が予選を突破し、決勝戦では序盤から3名ともにポイントの獲得に成功。しかし逃げの選手が現れるとレースが乱れ始める。徐々にDNFとなる選手が現れ始め、近藤、風間はDNFとなってしまう。そんな中青島が完走を果たし10位に。
男子スクラッチには松本、鶴、相葉、宮川が出場。1組目には松本、鶴。2組目には相葉、宮川が出場。1組目ではトラブルにより鶴がDNFとなってしまったが、松本、相葉、そして昨年同種目で1年生ながら優勝を果たした宮川が決勝へ進出を果たした。そして10km、トラックを25周するこの種目。アタックをかける選手が現れてはプルトンに飲み込まれ、アタックをかけては飲み込まれを繰り返しこう着状態となっていた23周目で相葉がアタックを仕掛ける。集団が攻める瞬間を探っていたタイミングで抜け出すと、最後まで先頭をキープし、大学初優勝を果たした。女子スクラッチには鈴木が出場。序盤から先頭集団で走り、存在感を見せていたものの、終盤のスプリントに出遅れてしまい6位に。
男女インディヴィデュアルパーシュートでは矢部、松崎、中津川、鈴木が出場。男女ともにタイムを参考に上位2名が決勝に進出できるこの種目では矢部が好タイムを記録し決勝へ進出。決勝では日本大学の選手を相手に大きく差をつけて勝利。昨年この大会で2位に終わった矢部は優勝を果たした。
男子チームスプリントには三井、中原、昼田のチームが出場。タイムが参考とされ上位2チームが決勝に進むこの種目。3人による力強いスプリントを見せつけるもタイムは4位。決勝進出を逃した。
男子チームパーシュートには上野、松崎、矢部、中津川のチームが出場。予選では明治大学に大きく差をつけて決勝へ駒を進めた。しかし決勝戦、相手の中央大学に4秒の差をつけられ、結果は2位に。チームスプリントでの借りを返す成績を残した。
男女タイムトライアルには野寺、上野、鶴が出場。野寺はトップと大きく差をつけられ女子6位に。男子では昨年、鈴木陸来(平30年度卒)が優勝したこの種目。最上級生となり、いつもよりギアを重くしたという上野が1位に輝いた。(小島周)
選手インタビュー
上野恭哉
—大会を終え
個人種目を優勝して、団体種目も力を入れてきて結果が良かったので、今後につながる走りができたかなと思います。
—練習での調子
練習でも調子は良かったですね。1年生がトラックの試合出るのが初めてで、団体ににも何人か出ていて、これから期待ができるので頑張っていきたいと思います。
—新チームの雰囲気
自分の1学年上がたくさん人数がいたんですけど、僕らは3人しかいなくて。でも雰囲気はとても良いので去年を超えられるように自分も頑張っていきたいです。
—競技で意識した部分
今回はギアをいつもより重めでチャレンジする気持ちで行って、感触が良かったので次につながる走りができたと思います。
—見つかった課題
もっと団体追い抜き(チームパーシュート)とチームスプリントの2つの団体種目をメインにここの強化をみんなで頑張っていきたいと思います。
—今後の目標
またもうすぐTRSがあるのですが、個人戦とインカレもあるので、大会の1つ1つを大切にして頑張りたいと思います。
相葉健太郎
—大会を終え
少し大きな大会で、大学で初めて優勝できたことは嬉しいです。
—競技で意識したこと
特に作戦とかはなかったのですが、周りのみんなには優勝すると宣言していたので、宣言通り優勝できてよかったです。
—練習での調子
平日は学校があるので寮に帰ってから室内での練習がメインで、土日は毎日130kmくらい乗れて、良い感覚がつかめていたのでこの大会で頑張ってみようと思っていました。
—新チームの雰囲気など
僕が4月まで海外で合宿してたので、新入生とはあまり関わりがなかったのですが、みんな優しい人たちばかりでこれからどんどん盛り上げていこうかなと思います。
—今後の目標
今後はロードをメインでやっているので、全日本ロードが6、7月くらいにあるのでそこでいい結果を出せるように頑張ります。
—今後の課題
集団でのスプリントが苦手なので他を圧倒できるような力が欲しいなと思います。
フォトギャラリー
- 優勝を果たした相原、歓声にこたえた。
- 上野が優勝し、TTを法政が4連覇を果たした。
- 優勝を果たした矢部、笑顔を見せた。
- 鈴木は悔しい結果となった。
- 大混戦となったポイントレース。
- 惜しくも中原は1/2決勝を逃す。
- 野寺は3位決定戦を惜敗。
- チームパーシュートは惜しくも2位に。