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【アメフト】春季オープン戦 対駒大 1年生RB躍動も好機逃し敗戦 今季初勝利とはならず

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【アメフト】春季オープン戦 対駒大 1年生RB躍動も好機逃し敗戦 今季初勝利とはならず

2019年度春季オープン戦
2019年5月19日(日)
駒大玉川グラウンド

 今季2戦目となるこの試合は多くの1年生が出場した。序盤から点の奪い合いとなり、法大は前半にRB富澤武蔵(文1)とRB宮下知也(社1)のそれぞれ2つずつのランでTDを四度決める。しかし3Qに駒大に逆転を許し、追いかける展開に。最後の攻撃シリーズでゴール前5yds付近まで進軍し逆転の好機を得たものの、投じたパスは不成功。28-33で敗戦を喫した。

tomizawa R
キックオフリターンTDを決めるなど活躍が光ったRB富澤

試合結果

トータル試合結果

28 7 1Q 3 33
21 2Q 24
0 3Q 6
法政大学 0 4Q  0  駒澤大学
 
 Q ポジション  選手  得点方法  TFP 
 1  RB 富澤武蔵(文1) TD
2 RB 宮下知也(社1) TD
2 RB 宮下 TD
2 RB 富澤 TD
 

戦評 

 晴れ渡る駒大グラウンドで行われた今試合はフレッシュマンが活躍を見せた。

駒大レシーブから始まり、ショートパスやランでつないだ駒大が自陣深くまで攻め込んでくるも、迅速な判断と素早い反応ですぐさま集まりTDを許さない。FGは決められるが、堅固なディフェンスを見せつけた。つづいての法大レシーブはボールをこぼしてしまうが、なんとか抑えてオフェンスに移る。最初のプレーからQB平井将貴がWR糸川創平(キャ3)へ向かって強気のロングパス。惜しくも落としてしまうが、もし通っていれば約40ydsのビッグゲイン。その後も冷静かつ確かなプレーで進み、最後はRB富澤が中央のランでTDを決めた。TFPもしっかり入れて7-3で逆転した。
オフェンス権が駒大へ移ると、彼らも順調に運び込んで2Qの初めにTDを決められる。そしてここからは、シーソーゲームをまさに体現するかのような激しい点の取り合いとなっていった。負けじと法大も切り込み、RB宮下がダイブでTDしたかと思えば駒大QBが自ら走ってTD。するとすかさず食らいつき、平井のスクリーンパスを受け取った宮下がディフェンスをものともせずに約70ydsを独走してTD。これには観客も湧き立った。しかし、ビッグプレーはこれだけではなかった。この後も駒大に点数を返されたが、宮下に続くように再び富澤が約90ydsのキックオフリターンTDを決めるとグラウンドの熱気は最高潮に。激しい展開は終わらず、駒大にFGを入れられて28-27と競ったまま試合は後半戦へ。

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ディフェンスをかわし、独走するRB富澤

3Qは前半とは打って変わり、緩やかな試合展開となる。法大レシーブで始まったこのQはなかなか攻撃の糸口をつかめない場面で、DB中川元太(営1)がインターセプト。攻撃権を奪取した。富澤などのランでゲインするも得点までつなげることができず、その後、駒大にTDに許し、追加点を奪われてしまう。
逆転に向けた4Q。何としても得点を奪いたい法大は序盤にLB齋藤清志郎(キャ3)のインターセプトで攻撃権を奪取したかと思われたが、反則となりなかなか攻撃を仕掛けることができない。終盤の法大の最後のシリーズではロングパスとランで大きく陣地を広げ、ゴール前5yds付近までに進撃。しかし、駒大ディフェンスのパスカットに阻まれ得点を奪えず。逆転することはできず、そのまま敗戦となった。

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パスは不成功となり、ボールがフィールドに転がる

多くの1年生が役割を果たした駒大戦。新しい戦力が躍動するも、確実にTDまで攻撃をつなげられないという課題も残った。この春季オープン戦やトレーニングで課題を克服し、さらなる基礎力向上に努める。

選手コメント

富澤武蔵 選手

―今日の試合を振り返って
自分としては初めての試合で、チャンスをもらったと思って頑張ろうと思ったのですが、結果負けてしまったので、この負けを生かせるようにやっていきたいです。

―TDを2回決める活躍でした
チーム全体の得点だと思うので、みんなに助けられて取れた点だと思っています。

―キックオフリターンTDについては
本当に(前が)空いていて、気持ちよく走ることができました。

―大学での試合に出場してみて感じたことは
やっぱりスピードが全然違って、また一対一でも押し負けてしまったりすることがあったので、大学生は強いなという印象でした。

―法大を選んだ理由は
「自由と進歩」のスローガンが、自分の中でこの場なら成長できると思って選びました。

―自身のRBとしての持ち味は
全力のプレーと、絶対にTDをとるという気持ちを常に持ったプレーです。

―今後の目標は
これからは、チームを背負って戦えるような選手、勝利を届けられる選手になりたいです。

宮下知也 選手

―今日の試合を振り返って
自分の中でたくさん課題が出たのでそこをつぶしていきたいと思いました。

―その課題とは具体的に
例えば、走るコースやボールロックなどです。

―駒大の印象は
フィジカルも自分より全然強くて、自分の力が全然足りないなと思いました。

―2回TDを決めました
取りたいと思っていたので、取れたのはとてもうれしかったです。

―自身の強みは
空いてるところを見つけることですね。

―先輩からいただいたアドバイスの中でためになると思ったことは
空いているところにすぐ行かないでもっと押してから行くことです。

―尊敬する先輩は
同じRBの阿部(快斗、法3)さんと岩田(和樹、営4)さんです。

―将来はどんなプレイヤーになりたいか
背が小さいのでフィジカルで負けないかつ、走るコースが完璧に空いてるところなどをすぐに見つけられるような選手になりたいです。

中川元太 選手

 ー今日の試合を振り返って
自分は良いところもあったんですけど、悪いところもありました。そこを秋までにいかに直せるかが重要になってくるので自分の中では50点くらいの仕上がりでした。

ーパスカットやタックルの活躍が目立ちました
日々の練習を真剣にやってきたことがここで身になっていると思うので、引き続きそこをやっていきたいと思います。

ーインターセプトもしましたが
自分は中学の時からゴールキーパーをやっていて、ボール取ることには慣れています。あと、ああいうチャンスというのはなかなか来ないのでそこを一発で取れたのは良かったと思います。

ー中学時代はサッカーを
はい、ゴールキーパーでした。アメフトは高校から始めました。

ー今日の自身の役割としては
役割としてはできました。思い込みとか自分の狙ったプレーが出なかった時のあとが動けていなかったので、そこを改善していけたら良いと思います。

ー法大のイメージは
部活ですけど、縦のつながりとかが結構強くて、上下の仲は平等なんですけど、試合とか練習になるとすごくしっかりしてるというのは魅力だと思います。

ー法大を選んだ理由は
自分は、中学3年生の卒業文集でアメフトを始める前に「法政大学のアメフトに入る」というのを決めていました。そこで目指し続けて声がかかったってことで即決めました。ずっと憧れでした。

ー自身のアピールポイントは
試合で絶対に1、2回わからなくなることがあるんですけど、そこで躊躇せずに行くことがポイントです。

ー法大の尊敬する先輩などは
2年生の亜秀(高山、法2)さんとDBの4年生の浅野(晋作、法4)さんの動画を見ててもうまいとか自分の目指さなきゃいけないプレーがいっぱいあって、そういうところで尊敬してます。

ー大学4年間でどういう選手になりたいですか
4年後に甲子園ボウルや社会人に勝てるようなチームにして自分が引っ張っていけるようにしたいです。

ー今年1年の意気込みなどは
まずは80人という少ない人数のロースターにしっかり入ることです。

 

フォトギャラリー

    • tomizawa RキックオフリターンTDを決めるなど活躍が光ったRB富澤
    • sideline R下級生中心のチームで挑んだ
    • miyashita R二度TDを決めたRB宮下
    • nakagawa RDB中川はディフェンスで好プレーを連発
    • koizumi RK小泉宏樹(法4)は確実にTFPを成功させた

 

 

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