【ボクシング】第72回関東大学ボクシング2部リーグ戦 対日体大 最上級生の活躍で開幕4連勝!優勝に王手をかける!
2019年6月22日(土)
後楽園ホール
開幕から負けなしでリーグ後半戦を迎えた法大。優勝に近づく為にも、今日の日体大戦は勝利を収めたいところだ。試合では序盤から相手に流れを掴まれ、2連敗してしまうも、B級の大橋洸(営4)が最上級生の意地を見せ勝利。チームに流れを呼び込むと、続く選手も善戦し、最後は山川宗一郎(文3)が勝利。4-3の僅差で勝利し、開幕4連勝。優勝へ王手をかけた。
試合結果
トータル試合結果
4 法政大学 |
3 日本体育大学 |
試合結果
階級 | 勝敗 | 選手名 | スコア | 対戦相手 |
---|---|---|---|---|
LF |
● |
河本航太生(キャ1) |
1−3(27-30,29-28,28-28,28−29,28-29) | 肝付 |
F |
● | 布元寿弥(キャ2) |
2−3(28-29,29-28,30-27,28-29,28-29) |
根井 |
B | ○ | 大橋洸(文4) |
RSC(3R,1:24) |
藤原 |
L | ○ | 貫井侃偉斗(法3) |
RSC(1R,1:52) |
山口 |
LW | ○ | 佐藤眞男(法4) |
5-0(29-28,30-27,30-27,30-26,30-26) |
仕入 |
W | ● | 宮田豹我(法1) |
1-4(28-29,28-29,28-29,28-29,30-27) |
小森 |
M | ○ | 山川宗一郎(文3) |
5-0(30-27,30-27,30-27,30-27,30-27) |
西田 |
戦評
2部優勝、そして1部昇格へ。開幕から3戦全勝の法大の相手は、2勝1敗ながら選手の能力が高く油断できない日体大だ。
LF級は河本航太生(法1)が出場。立大戦、慶應戦で敗れてしまい、リベンジに燃えていた河本だったが、第3Rでパンチを顔面にもらうと出血、治療後も出血が止まらず、悔しい敗戦となった。F級は慶大戦で圧倒的勝利を収めた布元寿弥(キャ2)の出場となった。その布元は第1Rから積極的に攻めるも、相手を捉えきれず2-3と僅差で判定負け。続くのB級大橋洸(文4)は最上級生の意地を見せる。1R目を落ち着いた立ち上がりを見せると、2、3R目からギアを変え相手を圧倒。RSC勝ちとなる。L級貫井侃偉斗(法3)はゴングがなると相手を圧倒。実力差を見せつけ試合開始からわずか52秒でRCS勝ちとなった。LW級は主将の佐藤眞男(法4)が軽快なフットワークで相手にリズムをつかませない。終盤は打ち合いになるも、地力の差を見せつけ、判定勝ちとなった。W級では宮田豹我(法1)がリーグ戦初出場。1年生ながら堂々とたスタイルで、格上相手に打ち合いに持ち込むも敗戦。試合の勝敗が委ねられたM級では、前試合W級で出場していた、山川宗一郎(文3)が序盤からダウンを奪うと、落ち着いた試合運びで試合の主導権を握る。RSC勝ちとはならなかったが、5-0と大きく点差をつけ判定勝ち。プレッシャーのかかる一戦に見事勝利した。
開幕4連勝となった法大。2部完全優勝まであと1勝。リーグ最終戦の平国大に是が非でも勝利し、入れ替え戦へと駒を進めたい。(滝澤智也)
監督・選手コメント
山川宗一郎
ー今日の試合を振り返って
去年はLW級で今回はM級で10キロくらい階級的には上がってるのでパワー負けしないようにこの冬取り組んでいて、僕の持ち味はパワーじゃないのでそこを活かせるような試合運びにしました。
ー勝敗を分ける試合になりました
みんなが負けるとは思っていたわけではないんですけど、同点でまわってきてM級を取った方が勝ちというシチュエーションもありえますし、そこの想定はしていました。なので3ー3でまわってきても平常を装うようにはしてましたけど少し緊張しました。(笑)
ー第1Rでいきなりダウンを奪いました
狙ってやったわけではないんですけど、あのような攻撃を続けていけるとダウンを狙った力みとかも無くなってくると思います。あのような取り組み方をしていけば自分の動きをしつつ、KOを狙える選手になれるんじゃないかなと思います。
ー主将の佐藤眞男(法4)さんが自身の試合後、応援席を盛り上げていました
本当に引っ張って頂いて自分もモチベーションを保てない時期があったんですけど、冬とかトレーニングですごい面倒を見てくれてとてもよくしてもらっているので、僕もチームの勝利に貢献して1部に上がれるようにできればなと思っていました。
ー次の試合に向けてお願いします
次は出るかわからないんですけど今日よくなかった、むきになって打ち合いになったところとか他にもあるんですけど、そこを無くして試合を重ねるたびに強くなっていけるように頑張っていきたいです。
フォトギャラリー
- 開幕4連勝で優勝に王手をかけた
- 善戦するも惜しく敗れた河本
- 2戦連続スタメン起用の布元
- 試合開始直後から相手を圧倒した貫井
- リーグデビュー戦を果たした宮田
- 終盤相手を圧倒した大橋
- プレッシャーのかかる場面で勝利した山川