【企画】新人特集 法大を背負う未来のスター候補を発掘せよ!俺たちが選ぶイチ押しNO.1ルーキー 〜バレー部編〜
新人特集~バレー部編~
2019年8月19日(月)
昨年に続き、今年も新時代を担う1年生ルーキーたちをスポホウ記者がご紹介。法大に入学してきた1年生ルーキーのこれからの活躍を見逃すな!今回はバレーボール部の森山陸人選手を取り上げる。
新人特集:森山陸人
勝利を引き寄せる守備のスペシャリスト
1人色の違うユニフォームを着てコートに立ち、後衛守備のスペシャリストとしてボールをつなぐ。自分の攻撃で点を取ることはできないが、あらゆるボールを拾い、勝負するスパイカーに声をかけ、チームに活気と試合の流れを引き込む「リベロ」。そんなポジションで今季まばゆい輝きを放ったのはルーキー森山陸人(営1)だ。
昨年は、本来ウイングスパイカーのポジションである三木裕人(文4)が務めており、欠けているポジションでもあった。そんな中新戦力として加わった森山にはリーグ戦前から期待がかかっていた。その期待に応えるように初戦から出場を果たし、リーグ戦全試合に出場した森山は、1年生であることを感じさせない堂々としたプレーを見せた。
森山の持つ最大の武器は、スパイクレシーブである。相手の強烈なスパイクに瞬時に反応し、体を張って拾う。そのために必要な抜群の位置どりや俊敏な身のこなしも森山には備わっている。このプレーがチームのピンチをチャンスに変えてきた。また、スパイクレシーブが安定してセッターへ返球されることで西田寛基(営4)を中心に繰り広げられる多彩な戦術が可能になる。春季リーグでサーブレシーブ賞を受賞した同じリベロポジションの大吉匠(法3)は「森山選手がいるとコートの中に安心感がある。彼の存在は大きい」と評価。デビュー戦でも安定したプレーを見せてくれた森山だが、試合後のインタビューでは自己評価を100点中50点とした。この森山の謙虚な姿勢が日々の技術の向上、試合での高度なパフォーマンスにつながっているのかもしれない。
秋季リーグでの1部昇格の実現のため、影の大黒柱としてさらなる成長が期待される森山に今後も要注目だ。
(記事:春名結衣)