【ラグビー】関東大学リーグ戦 対日大 春快勝の日大相手に手も足も出ず… 前半の善戦が悔やまれる手痛い敗戦
関東大学リーグ戦
対日本大学
2019年9月1日(日)
菅平高原サニアパークC
春大会では大きく負け越し、不安を残したが夏合宿を経てリーグ戦初戦の日大戦を迎えた。春大会では快勝していただけに開幕戦を勝利で飾り、今後に弾みをつけたかったが、力及ばず痛い敗戦となった。
手痛い敗戦となった
試合結果
トータル試合結果
12 |
5 |
前半 | 14 |
34 |
---|---|---|---|---|
24 | 後半 |
20 |
ポイント詳細
1/1 | T | 2/3 |
---|---|---|
0/1 | G | 2/1 |
0/0 | PG | 0/1 |
0/0 | DG | 0/0 |
T:斉藤/濱野 G:坂田 |
※前半/後半
法政大学メンバー
No. | ポジション | 選手氏名 | 学部/学年 | 出身校 |
---|---|---|---|---|
1 | PR | 宮川優也 | 経4 | 仙台育英 |
2 | HO | 濱野隼也 | 社3 | 秋田工業 |
3 | PR | 菊田圭佑 | 経3 | 仙台育英 |
4 | LO | 大澤蓮 | 現2 | 長崎南山 |
5 | LO | ウォーカーアレックス拓也 | 社4 | 東福岡 |
6 | FL | ジョーンズ杏人竜 | 社3 | 札幌山の手 |
7 | FL | 吉永昂生 | 現1 | 東福岡 |
8 | NO.8 | 竹内仁之介 | 経4 | 法政 |
9 | SH | 横尾俊也 | 経4 | 法政 |
10 | SO | 館内倭人 | 経2 | 法政二 |
11 | WTB | 高橋達也 | スポ2 | 目黒学院 |
12 | CTB | 萩原一輝 | スポ4 | 茗渓学園 |
13 | CTB | 根塚洸雅 | 経3 | 東海大仰星 |
14 | WTB | 斉藤大智 | 現3 | 黒沢尻北 |
15 | FB | 坂田龍之介 | 経1 | 東海大仰星 |
16 | Re | 森口陽介 | スポ3 | 北園 |
17 | Re | 石母田健太 | 経1 | 国学院栃木 |
18 | Re | 河村龍成 | ー | 明和県央 |
19 | Re | 兼森大輔 | 経2 | 報徳学園 |
20 | Re | 徐和真 | 経1 | 大阪桐蔭 |
21 | Re | 中澤俊治 | 経3 | 日川 |
22 | Re | 坂口匡平 | 経2 | 大阪産大付属 |
23 | Re | 南部翔太 | 経1 | 京都成章 |
戦評
秋季リーグの初戦はW杯開催の影響もあり、菅平で開幕した。春で勝利している相手だったが初戦を勝利で飾ることは出来なかった。
前半は外国人留学生選手を擁する日大と互角の戦いを見せる。均衡を破ったのは日大だった。前半11分に素早い攻めによりトライを決められたが、すかさず法大も反撃を見せる。前半15分、相手のノックオンのミスにつけ込み、WTB斉藤がトライを奪い返す。粘り強いディフェンスをしていた法大だが、日大に再びトライを決められ、前半を5-14で折り返す。
斉藤のトライ
後半開始早々法大が敵陣に攻め込んだ。CTB根塚によるあざやかなディフェンスラインの突破からボールを左右に展開し、最後はHO濱野がトライを決め、再び2点差に持ち込んだが、反撃もここまで。後半14分、トライによりリードを広げられると集中力を欠いた法大はミスが相次ぎ、防戦一方の展開へ。その後も2つのトライに加え、ペナルティゴールも決められて12-34でノーサイド。
法大は苦汁を飲まされた春季大会を思い出させる幸先の悪いスタートとなった。ボールを奪ってからのミスや反則が多く、ボールをキープすることができていなかった。次戦では一つ一つのプレーを大事にして、躍動感溢れる動きに期待したい。(高安寛)
トライを決め活躍を見せた濱野
共同記者会見
苑田ヘッドコーチ、ウォーカーアレックス拓也
ー苑田HCから
本日は菅平まで駆けつけてくださり誠にありがとうございます。開幕戦ということで我々は勝つつもりで準備をしてきましたが、日大さんのプレッシャーを受けて自分たちが描いていたような展開にならずこのような結果になりました。来週から三連戦と試合が続くのでしっかり準備をしていい形で試合ができるように準備をしたいと思います。
本日は菅平まで駆けつけてくださり誠にありがとうございます。開幕戦ということで我々は勝つつもりで準備をしてきましたが、日大さんのプレッシャーを受けて自分たちが描いていたような展開にならずこのような結果になりました。来週から三連戦と試合が続くのでしっかり準備をしていい形で試合ができるように準備をしたいと思います。
ーゲームキャプテンのウォーカーから
自分たちは”one team”を軸に春の試合から夏合宿とスクラムやラインアウトなどのセットプレー、やフィールドプレーに意識して取り組んで来ましたが日大さんのプレッシャーを受けて思い通り行かなかったので次の中央線に向けてしっかり”one team”で取り組みたいと思います。
自分たちは”one team”を軸に春の試合から夏合宿とスクラムやラインアウトなどのセットプレー、やフィールドプレーに意識して取り組んで来ましたが日大さんのプレッシャーを受けて思い通り行かなかったので次の中央線に向けてしっかり”one team”で取り組みたいと思います。
ー予想していた形、持って行きたかった形と比べてどうだった(苑田HC)
予想以上にスクラムとラインアウトでは優位に立てました。かつ我々はファーストフェーズで5回ぐらいボールオーバーしました。今日のキーワードとしてあげていたキープザボール、ボールをキープしてアタックしようと言っていたんですけどそこでセットプレーから日大さんのプレッシャーを受けてボールをキープできませんでした。我々はもう少しスピードを持ってボールを動かすこととペナルティを減らすことができればもう少し楽な試合展開になったかなと思います。
予想以上にスクラムとラインアウトでは優位に立てました。かつ我々はファーストフェーズで5回ぐらいボールオーバーしました。今日のキーワードとしてあげていたキープザボール、ボールをキープしてアタックしようと言っていたんですけどそこでセットプレーから日大さんのプレッシャーを受けてボールをキープできませんでした。我々はもう少しスピードを持ってボールを動かすこととペナルティを減らすことができればもう少し楽な試合展開になったかなと思います。
ー開幕戦は重要だったのでは(苑田HC)
今年も選手権出場は3校で、我々はリーグ戦1位を目標にしていたので厳しい状況にはなりましたが全勝すれば可能性はあります。一番我々に求められるのは試合で起きたことを検証、修正してかつ次の中大戦に我々の強みが出るように準備しなければなりません。三連戦と続くのでその次の専大戦も毎試合実力出せるよう準備して勝利を勝ち取りたいと思います。
今年も選手権出場は3校で、我々はリーグ戦1位を目標にしていたので厳しい状況にはなりましたが全勝すれば可能性はあります。一番我々に求められるのは試合で起きたことを検証、修正してかつ次の中大戦に我々の強みが出るように準備しなければなりません。三連戦と続くのでその次の専大戦も毎試合実力出せるよう準備して勝利を勝ち取りたいと思います。
ー今日の試合で良かったところ(ウォーカー)
フィールドプレーで前半FWがパスしてワンパスでしっかりゲイン出来ていた。後半もその強みとゲーム中にプレーの修正をできたのは良かったかなと思います。
フィールドプレーで前半FWがパスしてワンパスでしっかりゲイン出来ていた。後半もその強みとゲーム中にプレーの修正をできたのは良かったかなと思います。
フォトギャラリー
- 共同記者会見の様子
- FWのパスがゲインを呼んだ
- ラインアウトでは成果が見られた
- 根塚は今季も活躍が期待される
- モールからのトライ
- 度々ゲインが見られた斉藤
- 昨季から立ってプレーする姿が見られる
- 次からの試合に期待したい