【ハンド】2019年度関東学生ハンドボール連盟秋季リーグ戦 第6節 対日大 終始試合を優位に進め、今節3勝目を飾る!
2019年度関東学生ハンドボール連盟秋季リーグ戦 第6節 対日大
2019年9月21日(土)
日体大健志台体育館
前節で同点になるなど、格上の日体大に対し意地の戦いを見せたものの敗北した法大。その結果順位を6位まで落とした。上位進出、インカレシード権獲得のためには落とせない戦いとなった日大戦。春リーグわずかな差ながら勝利しているだけに勝利を確実なものにしたい。序盤はお互い譲らず無得点の時間が続く。沈黙を破ったのは松岡寛尚(経4)だった。その後は徐々に法大へ。前半を11⁻6で折り返す。後半も日大に連続得点を与えるシーンも見られたが、点差を完全に縮めるには及ばず、24-17で勝利をおさめ勝ち点を7とした。後半は主要メンバーが抜け、これからを担う1・2年生でフォーメーションを組むなど、これまでにないプレーもでき、実りある試合となった。
試合結果
トータル試合結果
24 法政大学 |
11 | 前半 | 16 | 17 日本大学 |
---|---|---|---|---|
13 | 後半 | 11 |
スターティングメンバー
背番号 | ポジション | 選手名 | 学部・出身校 | 今節得点 | 今季得点 |
16 | GK | 高木アレキサンダー | 経1・市川 | 0 | 0 |
2 | CB | 山本晃大 | スポ健4・雄城台 | 4 | 35 |
3 | RB | 山本祐輝 | 社4・浦和学院 | 3 | 13 |
7 | RW | 能條裕太 | 国文4・法政二 | 3 | 17 |
5 | LB | 松岡寛尚 | 経4・藤代紫水 | 8 | 51 |
18 | LW | 小林昇太 | スポ健4・法政二 | 0 | 4 |
9 | PP | 柿沼健吾 | 社3・雄城台 | 3 | 21 |
交代選手
背番号 | ポジション | 選手名 | 学部・出身校 | 今節得点 | 今季得点 |
34 | LW | 佐々木隆斗 | 社2・浦和学院 | 2 | 4 |
4 | RB | 服部流征 |
経4・高岡向陵 | 0 | 2 |
21 | GK | 河村直人 | 生命1・昭和第一 | 0 | 0 |
27 | LB | 利光良介 | 社1・雄城台 | 0 | 3 |
22 | PP | 橋口博隆 | 社2・雄城台 | 0 | 6 |
11 | RW | 本田悠也 | 社3・大分 | 1 | 1 |
13 | RW | 坂本遊 | 社3・法政二 | 0 | 0 |
試合後順位表
順位 | 大学名 | 勝-分-負 | 得点 | 失点 | 得失点 | 勝ち点 |
1位 | 日体大 | 6-0-0 | 189 | 146 | 43 | 12 |
2位 | 国士大 | 3-2-1 | 151 | 146 | 5 | 8 |
3位 | 明大 | 3-1-2 | 146 | 147 | −1 | 7 |
4位 | 法大 | 3-1-2 | 155 | 159 | −4 | 7 |
5位 | 筑波大 | 3-0-3 | 166 | 137 | 29 | 6 |
6位 | 中大 | 3-0-3 | 152 | 136 | 16 | 6 |
7位 | 立大 | 2-0-4 | 151 | 168 | -17 | 4 |
8位 | 東海大 | 2-0-4 | 127 | 144 | -17 | 4 |
9位 | 日大 | 2-0-4 | 131 | 156 | -25 | 4 |
10位 | 早大 | 1-0-5 | 138 | 167 | -29 | 2 |
秋季リーグ戦結果
節 | 日付 | 対戦校 | 結果 | 会場 |
1 | 8月31日(土) | 中大 | ○27–24 | 日大八幡山 |
2 | 9月1日(日) | 立大 | ●27-37 | 日大八幡山 |
3 | 7日(土) | 早大 | ○24-23 | 国士大多摩 |
4 | 8日(日) | 筑波大 | 台風のため中止 | 国士大多摩 |
5 | 14日(土) | 国士大 | △27-27 | 中大多摩 |
6 | 15日(日) | 日体大 | ●26⁻31 | 中大多摩 |
7 | 21日(土) | 日大 | ○24⁻17 | 日体大健志台 |
8 | 22日(日) | 東海大 | ― | 明大和泉 |
9 | 28日(土) | 明大 | ― | 国士大多摩 |
戦評
今季下位に沈むも油断のできない日大。そんな相手に3勝目を挙げれるか。後半戦に向け勢いをつけたい中、今節の試合に臨んだ。
試合開始4分、両チームの堅い守りと好セーブに阻まれ、無失点状態が続くも4分26秒に松岡寛尚(経4)が初得点を挙げる。7分には、日大選手が放ったシュートがバーを直撃。ボールを取った山本晃大(スポ4)からの鋭い縦パスは柿沼健吾(社3)へ。そのまま柿沼がゴールネットを揺らす。その後能條裕太(国文4)も決め、試合を有利に進めていく。15分には小林昇太(スポ4)が2分間の退場に。しかし、人数不利をものともせず柿沼、山本晃や途中出場した佐々木隆斗(社2)らにより点を重ねた。これにより6-11で前半を終える。
後半開始早々日大にPTを与えるも河村直人(生1)がこれをセーブ。これに続き32分に与えたPTも河村がセーブし、ますます勢いに乗る法大。だが、法大のミスが重なり4ポイント連続失点。すかさず法大タイムアウト。タイムアウト後、日大に点を取られたものの松岡、能條らにより4ポイント連続奪取。終盤には本田悠也(社3)、利光良介(社1)、坂本遊(社3)、宮腰大夢(経4)、輪島優大(経2)らが出場。メンバーを大幅に変えた。その後2点を追加されたが、17-24で今季3勝目を飾った。
「リーグ戦の中で1番良いディフェンスだった」と語った山本晃。今試合のような堅い守りによって残り3試合どのような試合になるか注目だ。
(木庭優斗)
選手インタビュー
山本晃大
—今日の試合を振り返って
今日の試合では、点差を離すべきところで離せたので良かったです。けど、その中でもミスが結構続いてたりしたので、そこはしっかり修正するべきだと思いました。
—ご自身のプレーを振り返って
僕自身は点を取ったとか調子良かった、悪かったとか何も気にしてないので、それよりもチームの結果、チームの勝ちっていうところを意識してるので、自分の評価よりもチームのことを第一に考えてます。
—17失点でした
今日の試合のディフェンスがリーグ戦始まって1番良かったと思いました。ディフェンスのかなめでもある山本裕を中心にしっかりと連携が取れてましたし、高木アレクや河村も頑張ってくれました。
—松岡選手をサイドにおいた意図は
松岡は一対一が強くて45度から攻撃を仕掛けてもディフェンスが多く、どうしてもつかまってしまうので、ディフェンスの少ないサイドから攻めさせた方が良い動きができると昨日2人で話しました。
—残り3試合となりました
全然調子が落ちることがなくて、意識の高い練習もできてますし、チームの雰囲気もかなり良くて、楽しくでもしっかりやるところはしっかりやってメリハリのあるチームになってるので、まずは明日の東海大に勝てるように頑張ります。
フォトギャラリー
- チーム全体で盛り上げる
- ディフェンスをものともせずシュートを放つ松岡
- 交代直後に得点を決めて見せた佐々木
- 少ないチャンスをものにする山本祐
- 毎試合コンスタントに得点する能條
- 確実にシュートを決めた柿沼