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【フィギュア】第92回日本学生氷上競技選手権 目標の『部門3位以内』とはならなかったものの、それぞれの課題を再発見し来季へつなげる

第92回日本学生氷上競技選手権大会
2020年1月4日(土)~7日(火)
日本製紙アイスアリーナ(北海道釧路市)

悔しい思いをした東日本選手権から2カ月と少し。大学日本一を決める日本学生氷上競技選手権(インカレ)が北海道釧路市の日本製紙アイスアリーナで行われた。7・8級男子3名と6級女子1名の計4名が出場となった今大会。目標である『部門3位以内』とはならなかったが、キャプテンである小林建斗(文3)が7位入賞を果たした。

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7位入賞を果たした小林建

試合結果

クラス 選手名(学部・学年) 順位 SP FS 総合得点
男子7・8級 小林建斗(文3) 7位 60.23点 6位 111.69点 8位 171.92点
小林諒真(営3) 12位 59.91点 8位 95.31点 12位 155.22点
齋藤翔(営1) 24位 45.10点 24位 70.31点 24位 115.41点
女子6級 加藤真尋(社1) 27位 52.07点 27位

戦評

小林建斗(男子7・8級)

3年連続の全日本を逃したものの、シーズンが進むにつれて次第に自信を取り戻し、本来の姿が見えつつある小林建斗(文3)。3年生ながら主将として迎えた初めてのインカレである今大会。仲間の演技の際は積極的にリンクサイドに駆け付け、声をからすほどのエールを送るなど、上級生としての自覚も垣間見えた。

小林建は21番滑走での演技となった。インカレならではと言っていいだろう賑やかな声援を受け、開始位置についた小林建。今回のインカレで東日本のリベンジとしたいものだ。今季は少しずつ調子を上げてきており、今回はその具合が顕著にあらわれたように感じられた。
初めの2アクセルを決め、つづく3フリップも綺麗に着氷。その後のスピンもスピード感があり、中々の出来であった。しかし、今季決めかねていた3回転3回転のコンビネーションジャンプは今回もセカンドが2回転に。演技後には「練習でもうまくいっておらず、ビビってダブルにしました」と語った。一方で「他のジャンプは今シーズンの中で一番質の良いジャンプができた」と笑顔をこぼした。また、滑らかで軽やかなステップや美しいイーグル、大人の色香漂う表現力など全てに会場が沸いていたが、「ステップは最悪」と満足のいっていない様子も見せた。
SP6位と表彰台を狙える位置。翌日のFSに目標である『部門3位以内』がかかってくる。

昨年から演じ続けてきた『道化師』をさらに自分のものにするべく、SP6位からの巻き返しを狙いFSに向かった。これまでややミスの多かった冒頭の2アクセルをしっかり加点の付くものにすると、続くコンビネーションジャンプも着氷。自信を失いかけていた姿はもうどこにも無かった。エレガントな雰囲気で会場を飲み込んでいくと、演技終盤のコレオシークエンスやスピンまで丁寧に滑り切り、自身3度目のインカレを終えた。
大きなミスは3ルッツの転倒のみと、後半の苦しい時間帯も気迫の感じる演技を見せた小林建。「スケート人生でこんなに上手くいかないことあるのかなというくらい」と語るほど苦しんだ今シーズンだったが、「決して無駄じゃなかった」とこの経験を前向きに受け入れている様子に成長を感じる。迫るラストシーズンに向け、自信をもってさらなる理想の姿を追い求めていってほしい。

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小林諒真 (男子7・8級)

2年連続の全日本選手権出場を逃した小林諒真(営3)。けがの状態も鑑みながらの練習が続いたが、基礎練習を行うなど自らを根本から見つめなおすいい機会とし、今回のインカレ会場である北海道に乗り込んだ。
固めの氷へのアジャストにやや苦戦しつつも、インカレならではの手荒な応援を背に勢いよくリンクへと飛び出していった。ボサノバアレンジの『take five』に乗せてスピード感のある滑りを見せると、最初の3ルッツは余裕のある大きなジャンプ。すぐさまステップに移ると、2アクセルもしっかり決め演技後半へ。昨年と比べ格段に増した表現力を遺憾なく見せつけると、最後の3回転3回転のコンビネーションジャンプも仲間の声援を受けながら加点の付く出来栄えでしっかり決めた。締めの足変えのコンビネーションスピンもレベル4を獲得し、演技を終えた。
ほぼノーミスで終えたかに思われたが、「質と滑り込みの量が足りなかったな」と演技後は浮かない表情で満足いかない様子も見せた。周囲のレベルも上がる中、けがで思うような練習ができていない小林諒だが、この完成度は流石の一言だろう。フリーに向けて、法政の表彰台を狙うべく本人も納得の会心の演技を見せてもらいたいところだ。

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SP8位の小林諒。おなじみの『エクソジェネシス』で逆転での表彰台を狙う。
最初のジャンプは3アクセル。演技の鍵となる大技へいきなり挑戦するが転倒してしまう。練習ではあまり転ぶことがなかったというジャンプでのミスだった。その後は幅のあるコンビネーションジャンプで観客を唸らせるなど実力を発揮し、大きなミスなく滑り終えるが、序盤のミスによる焦りからか、コンビネーションジャンプは全体でこの1つのみとやや物足りない演技構成となった。
試合後には「練習でやってきたことを出せないのがいちばん悔しい」と嘆いた小林諒だが、難度の高い技へと果敢に挑む姿勢や最後まで諦めない滑りが観客の心を打ったことは間違いない。大学フィギュアラストイヤーとなる来期に向け、この悔しさをバネに飛躍を誓う。

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齋藤翔(男子7・8級)

初めてのインカレに臨んだ齋藤翔(営1)。大学ごとの団体戦としても競われる今大会。法大のため、仲間のためと意気込んでいたが、自身の課題と収穫がはっきりと表れるSPとなった。練習から自身も課題にあげるフリップやルッツの感覚をコーチと入念に確認し、いざ本番のリンクへ。『Puttin’ On The Ritz』の軽快なリズムに合わせて滑り出した齋藤は、冒頭の2アクセルを美しく決め最高のスタートを見せる。しかし、直後の3ルッツ、演技後半の3フリップでは転倒。正念場でのミスが目立った。思うようにいかないジャンプに対して、ステップでは「踊るリッツの夜」と訳される曲のダンサブルな世界観を体現し、観客席から拍手が起こった。結果も24位になんとか滑り込み、フリーのリンクに立つ権利をつかんだ齋藤。「(ショートよりも)力を入れてきた」というフリーでの挽回を目指す。

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早めの滑走となった齋藤は、前日のインタビューでは「FSはSPよりも力を入れて練習してきたし、ちゃんとやれたらノーミスで滑れると思う」と答えてくれていた。そのFSであるが、その言葉通りとはならなかった。
6分間練習などでは調子も良かったものの、本番になるとジャンプでの転倒が多く見られ、また回転不足があったりと思わしくない出来になってしまった。ステップも丁寧にまとめスピンも申し分なかったが、演技後すぐには脱力し下を向いて、悔しさをにじませながらゆっくりとリンクサイドへ戻っていった。
演技後は「悔しいの一言」と語ったが、その瞳は次を見据えていた。大学の1年目が終わったばかりの齋藤にはまだ時間はある。来季以降どのように進化してゆくだろうか、齋藤の可能性は計り知れない。

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加藤真尋(女子6級)

女子6級クラスの第1走者として登場したのは加藤真尋(社1)。加藤が演じたのは『ロンド・カプリチオーソ』だ。フランス作品でありながらスペインの影響も感じられるこの楽曲を、加藤はしなやかに、そして時には力強く演じきった。
演技前にはにこやかな笑顔で仲間の声援を受けていた加藤だったが、楽曲が始まるとその表現力の高さで氷上を支配した。冒頭の2アクセルこそ両足で着氷してしまうも、続く2フリップ+1オイラー+2サルコウのコンビネーションジャンプに成功する。その後の2アクセルも両足で着氷してしまうが、美しいスピンとステップを披露して会場を魅了した。演技後半は2回連続でジャンプを決め、2ルッツ+2トウループに成功するなど堂々の演技を見せた。しかし、目標としていたアクセルを成功させることが出来なかった悔しさからか、演技終了後は下を向いてリンクを去った。
ジャンプのミスが目立ってしまったものの、加藤の持つ高い表現力を遺憾なく発揮したスピンやステップや美しく、素質の高さをうかがわせた。これからの目標について聞かれると「理想の演技をしっかり試合でできるように練習からそれを意識してやる」と答えた加藤。ルーキーイヤーに感じた悔しさを胸にさらなる高みを目指す加藤から目が離せない。

(文・撮影:湯浅駿、小倉明莉、宮川昇、五嶋健)

選手コメント

小林建斗

~SP後~

―本日の演技を振り返って
3-3のセカンドが正直地元での練習からあまりうまくいってなくてあまり自信がなくて、セカンドちょっとビビってしまってダブルにしました。でも、他のジャンプっていうのは今シーズンの中で一番質の良いジャンプができたし、全体の演技としても一番自信を持って臨めた試合だと思うので、東日本のリベンジだって100%ではないけど中々まとまった演技ができたんじゃないかなと思います。

―東日本から今日までにやってきたこと
靴を変えたりして、でもまたその後の靴が中々馴染まなくて大変だった時期もありましたが、とにかく自信をつける練習。何も難しいものは入っていないから、全部自信を持って臨める要素しかショートもフリーも入っていないので、とにかく自信をつけてちゃんと本番に臨めるように練習をしてきました。

―インカレでの目標
まずフィギュア部門で3位以内入賞することなんですけど、それは全体としての目標です。個人的には結果個人何位とかよりも、それこそ東日本のリベンジだったり今度こそ自分らしい演技を2日間通すというのが目標です。

―チーム対抗ということで、主将としての心がけなどは
今回出てる部員がちょっと少ないけど、みんな応援に来てくれました。昨日出場した1年の加藤真尋ちゃんには終わった後結構悔しがっていたので声を掛けてあげたりはしましたが、各々みんな俺が特に触れなくても頑張っているのであまり介入しない方がいいかなと思ってます(笑)。

―本日のコンディションは
特に何も。痛い所も体調悪いところも無く万全に臨めたかなと思います。

―朝の公式練習や6分間練習での手応えは
公式はそんなに悪くなかったんですけど、6分間ちょっとすごい慌てちゃったかなって(思います)。だから最初のアクセルの踏み切りとか全然うまくいかなくて、コーチに「すごい慌ててるからもうちょっと落ち着いていきな」って言われました。慌てると視野が狭くなっちゃうタイプなので、しっかり観客席見渡したりして自分を落ち着かせようとしていました。

―慌てるとはどういった理由から
やはり緊張ですかね。どうしても狙っていっちゃう癖があるので、こう、バーッ!って(笑)。それがあるとどうしてもタイミングとか早くなっちゃったりするので、狙うのは当然だからそこ考え過ぎるとできないのでもうちょっと一個一個冷静に、やらなきゃいけないことだけを考えるっていうのができていないと慌てたりしています。

―釧路のリンクの感触は
朝から「硬いなー」と思いました。諒真に「フリップすごい弾かれる」って言われて、俺も実際朝滑って結構後ろにいきやすいなと思ったので20分で慣らすのは正直しんどかったです。本番も6分間もちょっと朝とは違うなっていう感じだったんですけど、本番はそんなに気にならずに臨めたかなと思います。ちょっと硬いなという印象でした。

―ジャンプの質が良いとの話がありましたが、スピン、ステップに関しては
スピンは何とも言えない感じなんですが、普通かな。ステップは最悪でした。全然踏めてないです。練習不足ですね正直。

―演技前にリンクサイドの選手たちとお話ししていらっしゃいました
関大と同志社の仲の良い友だちがいて、3人とももう海外行ってる選手で本田太一と友野一希、須本光希の3人が見てくれてたので、(飲み物を)飲みつつ、「心強い人が応援してくれてんなー」と思いながらぼーっと眺めていました(笑)。諒真とは特に話してないです。諒真には「うしっ」って言われてハイタッチ。

―そのような仲間からの声援は
今年というか昨年めちゃめちゃ1年生が一気に入ってきて俺が1,2年の時よりも全然応援の質が違うので、部員が増えると学連の試合しかリンクサイドで見てもらえないからすごい心強いな、頼もしいなと思いながら応援を受けていました。

―明日のFSへ向けて
結果を気にしがちだけど、まずは自分ができることを一個一個丁寧に精一杯やろうかなと思っています。

~FS後~

ー今日のフリーを振り返って
まぁ悔しいですね。後半まで体力が保たなかったなというのは一番感じていて、ルッツで転んだのも飛ばない感じではなかったので悔しいですね。

ー転倒したルッツも助走までいい感じできていた感じがしました。ミスの原因は
踏み込む時に腰が開き気味になっていることが多くて、それで失敗することが多いんですけど。今日は落ち着いていたと思ったんですけど、やはりタイミングが早くなってしまったんだと思います。

ー大学に入って初めて全日本に出れずに迎えたインカレでした
リベンジのためでもあったし、スピードやホッケーも良い成績を残していたのでそれなりのプレッシャーがあった中の試合だったんですけど、100%を出せなかったのは悔やまれます。でも、今シーズンの中でも一番自信をもって臨めたので、今後に生きると思います。

ー大技を組み込む選手も増えている中、自身は取り入れていないという焦りはないですか
もうちょっと一緒にいることに慣れていないメンバーだともっと焦っていたかもしれないけど、もともと知っている選手たちが同じグループだった分、空気に飲まれている感じはなかったです。

ー主将としても声が枯れるほど大声を出して応援していました
思ったより部員も応援に来てくれて、本番だけではなく公式練習から応援したり、率先してやりました。けど、そこまで何を言わなくても自分で気づいてやってくれたので、特に何も言っていないです。

ーここまでのシーズンを振り返って
とにかく自信がない一年でした。スケート人生でこんなに上手くいかないことあるのかなというくらいだったんですけど、決して無駄じゃなかったし、それがあったからこそ今少しずつ取り戻せて来れているので。悔しさだけではなく、今後に生かせる悔しさを経験したシーズンだったと思います。

ー国体などは残っていますが、それを含め今後の意気込みをお願いします
来年はいよいよラストシーズンなので、一個一個の試合を最後なんだと噛み締めながら後悔のないように自分らしい演技を最後までやっていこうと思います。

小林諒真

~SP後~

ー今日の演技を振り返って
自分が出来ることは出来たかなと思います。正月にちょっと体調を崩してしまったので、自己管理ができていないのは自分のせいなんですけど、よくここまで状態を持って来れたかなと思います。

ー東日本選手権が終わってウィンタートロフィーなどありましたが、調整はどのように
ウィンター終わってから怪我を治す方向に行ったので、練習は100%ではなく、ジャンプ以外の基礎練習をやったりしました。だいたい治っているんですけど、量は増やせないので短い時間で集中してやる練習を12月の中旬から始めて。ちょっと間に合ってないかなと思うんですけど(笑)。

ー北海道のリンクは初めてですか
国体で1回別のリンクに行ったことがあります。ホッケーのリンクだからなのか固い感じがして、公式練習の時は全然慣れてなくて結構苦戦しました。

ー『take five』はジャズがノーマルだと思いますが、ボサノバアレンジを採用した理由は
普通の方だと僕にとってはテンポが普通で面白くないなと。いろいろ探してこれにたどり着きました。

ーインカレならではの壁ドンドンの応援もありました
最後の方とか応援ももらえて、終盤のジャンプも気を引き締めてできたと思います。

ーほぼノーミスの演技でしたが浮かない表情のわけは
自分的には体調が戻っていないのと、ジャンプの練習を始めるのが遅くなってしまったので、質と滑り込みの量が足りなかったなと。今できることは出来たんですけど、目指している演技とは遠いかなと思ってのあの表情です(笑)。あまり満足はしていないです。

ーそれでもジャンプには余裕が見られました。今後の難易度はどのように挙げていきますか
筋力トレーニングでついてきたら、膝も悪化せずに練習ができると思うので、体ができてきたら3アクセルとか4回転にチャレンジしていきたいです。

ー明日のフリーに向けての意気込みをお願いします
悔いのないようにしたいなと。自分たちがトップとして引っ張っていかないといけない立場なので、今出来る最高のパフォーマンスで結果を出して、法政として表彰台に乗れるように頑張りたいです。

~FS後~

—演技を振り返って
練習でやってきたことを出せないのがいちばん悔しいですね。

—フリーに向けて力を入れてきたことは
全日本を見て、やっぱりトリプルアクセルは絶対必要だと再認識していたので、その練習はもちろんなんですけど、トリプルアクセルを入れても他のジャンプが崩れないように練習していたなかで、試合ではそれが発揮できなかったのは悔しいですね。

—今日のコンディションは
公式(練習)はわりと体が動いていて、ジャンプも大体まとまっていたのかなと思います。風邪もだんだん良くなってきているので大丈夫かなと思っていたんですけど、6分間練習からあんまり上手くハマっていない感じがして、本番もそのまま引きずっていってしまったかなと思います。

—演技構成について
トリプルアクセルはもう入れないといけないジャンプになっています。練習では転ぶことが少なかったので(本番で転倒して)ちょっと動揺しちゃったのかなと思いますね。コンビネーションは、ルッツトゥで予定していて、それがもし決まらなかった場合、後ろに3回転がつけられなかったときは後半の最初のダブルアクセルでトリプルトゥでリカバリーできればいいなと考えていました。今日は予定していた3連続しか入らず、そこでコンビネーションつけなきゃという焦りもありながら滑っていたので、結果その焦りが悪循環に陥ってコンビネーションを2つできなかったかなと思います。

—トリプルアクセルを練習し始めたのは
東日本が終わったときから怪我の治療で練習ではジャンプを制限していたんですけど、ただ、ジャンプを解禁してからはトリプルアクセルを入れる構成のまま練習してきました。東日本が終わってジャンプを解禁してからの1カ月くらいは今回の全日本に向けてやってきました。

—コーチと話したことは
今日は体が曲がっていたみたいです。僕はそういう感じはあんまりなかったんですけど、その曲がった状態を6分間(練習)からずっと引きずってしまって他のジャンプにも影響があったのかなと思うのと、あとは最後まであきらめないでということだったので、とりあえず諦める滑りはせずに終えられたかなと思います。

—ショートの後には「自分が引っ張っていかなければ」という言葉もありました。個人として、また法政大として今回のインカレを振り返ると
女子がみんな予選落ちしてしまったのと、男子だけで戦うのと、いろいろ厳しいインカレになってしまったと思いますし、僕自身もショート、フリーと納得のいく演技では無かったので、苦いインカレになってしまったんですけど、それが来年に必ずつながると思って、また次を見据えて頑張ろうと思います。

齋藤翔

~SP後~

—演技を振り返って
今日は本当にダメダメでした。団体戦だというプレッシャーもあるなかで、自分のできる演技をしようと思ってはいたんですけど、空回りしちゃいましたね。

—団体戦の経験は
国体などで数回。個人のときは正直気が楽なところはあるんですけど、団体戦となるとまた違ったプレッシャーがあります。

—直前の練習などではリラックスしているように見えましたが
リラックスしてやれば(ジャンプを)飛べると思っているので、焦らずにやってたんですけど、なかなか本番では上手くいかなかったですね。

—演技のテーマは
曲自体が明るい曲なので楽しく滑って魅せれればと思っています。ただ(今日は)疲れすぎていただけに、ひどい顔になっていたかもしれないです(笑)。

—インカレに向けて力を入れてきたこと
練習では最近けっこう調子がよくて、曲掛けではジャンプも決まっていて、このままいけば自分の演技ができるように仕上げてきてはいたんですけど、なかなか上手くいかなかったです。

—ジャンプについて
最初にミスしたルッツは飛んだ瞬間に斜めっていたのでやばいと思っていました。あとはもう空中で開いちゃって回らなかったですね。フリップはちゃんと締めれば飛べるジャンプですし、回ってもいたので、後は降りる気持ちが少し強ければ飛べただけに悔しいですね。

—ステップやスピンについて
ステップはいつもよりはちゃんと踏めていた気がします。スピンも微妙ではあるんですけど、取りこぼしなくできていたんじゃないかなと思います。

—コーチと話したことは
アクセルは全然心配していなくて、やっぱりフリップ、ルッツの飛び方やタイミングなどを綿密に確認しました。

—フリーに向けて
フリーはショートよりも力を入れて練習してきましたし、ちゃんとやれたらノーミスで滑れると思うので、頑張ります。

~FS後~

―本日の演技を振り返って
最悪です。今日は本当に何もできなかった、悔しいの一言です。

―釧路の氷の感覚は
多少は飛びづらい感じも少しはあったんですけど、ただ別にそんなに気になることなくできてはいました。

―6分間練習や公式練習など本日のコンディションとしては
6分間と公式だけなら最高ってくらい良かったです。ミスもほとんどせずにできていました。

―ジャンプで転倒が多く見られました。要因は
1個目は多分足が覚束ない感じになっちゃって、でも自分ではやっぱりフリーは特にできると思ってたので、ミスをしてしまうにつれてどんどん響いてしまいました。気持ちの面で甘かったのかなと思います。

―演技前コーチからお話などは
「深呼吸しろ」としか言われなかったです(笑)。

―スピンやステップの精度は
ジャンプ失敗した分、時間が少し曲に合わせないといけなくて時間があまりなかった割には最低限のレベルを取れるようには頑張ってやりました。

―インカレを終えて
練習しなきゃっていうよりは、練習の曲かけでどうするかをもうちょっと考えていかないといけないなと実感しました。

―今季を振り返って
今季も全体的にうまくいけなくて、今回こそはと思ったんですけど、まだまだ実力が足りてないです。ちゃんと曲かけの練習頑張らないとなと思いました。

―来季の目標や意気込み
まず難易度とかじゃなくて、自分のできる限りを毎回毎回ミスせずにすることが第一の目標です。それができるようになったら新しいジャンプとかもどんどん入れてやっていきたいと思います。

―新しいジャンプについて構想などは
今季は3回転3回転を全然入れていなくて、とべなくはないんですけどやっぱりまだまだ精度が上がっていないのでそういう所だったり、3アクセル、4回転も練習していきたいなと思ってます。

―大学1年目でしたが1年目を振り返って
楽しむ時は楽しむし、引き締めないといけない所はもっとちゃんと引き締めていった方がいいなと1年間通して思いました。

―次の大会のご予定は
4月に新横でローカル試合があって、諒真くんも出ます。よろしくお願いします。

加藤真尋

―本日の演技を振り返って
リンクサイドでみんなが応援してくださって、最初はのびのびと笑顔で緊張せずにできましたが、2本アクセルをとびたかったのが入れられなくてすごく悔しいです。あと、わざわざみんな応援に来てくれたのに良い技術の内容のものができなくてすごく申し訳ないです。

―東インカレから今日までに調整してきたこと
アクセルをとにかく2本入れたかったので、アクセルを重点的に練習していました。

―本日のコンディションは
昨日の公式練習はあまり氷の感覚がつかめなくて少し不安だったんですけど、今日の直前の6分間練習ではわりとアクセルも決まったのでコンディションは悪くはありませんでした。でも、タイミングが合わなくなってしまってうまくいきませんでした。

―演技前コーチからのアドバイスなどは
飛びたいって思うと失敗してしまうことが多いので、あまり気負わずに楽にのびのびのやってきてねっていう風に言われました。

―釧路のリンクの感触は
普段自分が滑っているホームリンクよりも硬くて、飛びすぎちゃうという感じや跳ね返されちゃう感じがあるので、そこがうまくつかめなかったです。

―スピンやステップの出来は
スピンはレイバックがちょっとレベル取れなかったかなって思うんですけど、それ以外の二つのスピンは4取れたらいいなっていう風にできました。ステップは途中で結構グラグラしてしまったのでそこはもうちょっと足をしっかり固めてできたらよかったかなと思います。

―演技後下を向いていらっしゃいました
悔しかったのと、申し訳なくて。色んな人が応援してくださっていたので、自分的にあまりそれに答えられなかったのが悔しいです。

―初めてのインカレでした
東インカレの時とあまり変わらず笑顔で滑ることができたのは、周りの友だちとかがリンクサイドで応援してくれたのでそれが大きかったです。だから、あまり緊張しなかったのが良かったかなと思うんですけど、東インカレも今もあまり自分がしたい演技ができなかったのですごく悔しいです。

―演技前の応援がにぎやかでした
「応援してるね」って言ってくれていたのである程度わかってはいましたが、東インカレの時よりも人数がすごく多くて大きな声援もたくさんいただいたので、とてもうれしかったです。

―プログラムのテーマなどは
曲の中で何回かパートが分かれていて曲調が変わったりするところで、スローから速くなるところは動きも速くしたりとかは先生にもよく指摘をいただいて、そこはメリハリをつけてやるのが念頭にありました。

―衣装がとても素敵ですがこだわりは
私がデザインしたというよりは、先生が色とか飾りのつけ方とかを考えてくださったので私というよりは先生が決めてくださいました。

―お気に入りの部分などはありますか
スカートの色がグレーであまりないので、そこは珍しいところがあると思います。

―大学に入って変わったことなどは
私は受験で高校3年生の時にスケートを辞めて一切やっていなかったのでスケートをやるつもりはなかったんですけど、大学生の試合を初めて見た時に応援がすごくて、リンクサイドにもたくさん同じ学校の人がいて、そこがまず高校の時とは違うなって思いました。あとはキャンパスが多摩なので遠いんですけど、高校の時よりは学校よりもスケートにすごく気持ちが向いているなっていうのはあります。

―どうして法大に
第一志望ではないのですが、社会学部に行きたくてMARCHにも行きたかったので選びました。

―これからの目標や意気込みを
これからは自分が思っている理想の演技をしっかり試合でできるように練習からそれを意識してやることと、トリプルの練習を再開したいのでけががないように気を付けてトリプルも次のプログラムでは入れられたらいいなって思います。

 

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