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【スキー】第93回全日本学生スキー選手権大会 男子1部コンバインド 村上がクロスカントリーで粘りを見せ5位入賞!

秩父宮杯・秩父宮妃杯 第93回全日本スキー選手権大会
2020年2月25日(火)
花輪スキー場

大会2日目の今日はコンバインドで村上純人(社4)と小林響平(現4)、工藤颯悠(経3)の3人が出場し、村上が粘りを見せ、見事5位入賞。法大勢の入賞ラッシュが止まらない。

表彰式で入賞者とともに笑顔を見せる村上(中列左から二番目)

試合結果

コンバインド部門

男子1部NH

順位 選手名(学年・学部) ジャンプ(得点) クロスカントリー (所要時間)
5位
村上純人(社4) 104.5⑦ 24:53.0③
12位 工藤颯悠(経3) 85.0⑯ 26:05.7⑩
22位 小林響平(現4) 59.0㉒ 28:24.9⑲

※種目横の丸数字は種目別順位

戦評

インカレ2日目。コンバインド部門には、村上純人(社4)、小林響平(現4)、工藤颯悠(経3)が出場した。
男子1部NHでは、村上が104.5点を記録し全体で7位となる。
続くクロスカントリーでは、仲間の声援に応え、見事3位でフィニッシュ。総合5位で国体に続く入賞を果たした。「今まで1年間練習してきたことの成果を出そうと自分に自信を持って挑みました」と入賞の要因を語った。工藤もジャンプを16位で終えたが、追い上げを見せ10位。総合12位と健闘を見せた。

1murakami R

クロスカントリーで健闘を見せた村上

インカレも明日で後半戦へと差し掛かる。
塩入資(社4)が男子1部SLに出場する。4年間の集大成としてどのようなレース展開を見せてくれるのか。明日も法大スキー部の活躍に注目だ。
(文: 田篠瑞季、春名結衣)

選手、監督インタビュー

近藤浩之 監督

―本日のレース全体を振り返って
今日は男女のクロスカントリーとコンバインドの日だったのですが、女子は今年入った1年生の最初のレースなのでここからいきなり入賞っていうのはないなとは思ってましたが、それでも前半は上位で戦って、途中で倒れちゃってゴールできなかったんですけど、良く頑張ったと思います。
やっぱり一番はコンバインドに出場した村上で、彼は高校時代から非常に良いパフォーマンスを持っていた選手で、だけど大学に入ってからけがとかそういう運の悪いことが起きて結果が出ていなかったけれど、本当に最後の最後、4年目でこうやって入賞して、本当に良かったと思っています。今回も非常に実力のある選手が各校そろっていた中で一時3位まで上がった展開もあったけど、5位で上等だったと思います。
男子のクロスカントリーは最後のリレーの調整のために出ているので、はなから入賞を狙っていなかったのでそれはそれで良かったんじゃないかなと思っています。

―村上選手は国体に引き続き入賞することができました
今シーズンに入ってから、初めはジャンプで悩んでて、それを少しずつ克服して年明けだんだん感覚がつかめてきて、それで国体で結果が出たのがたぶん自分の中でも自信になって今回のインカレの入賞につながったんじゃないかな。だからピークがここの大会に合って良かったなと思ってます。

―明日はGSで入賞した塩入選手が出場されます
彼は今季ずっとヨーロッパで武者修行をしていて難しい環境の中でもまれてるので、特にこのスラロームっていう競技に関しては今季すごく自信も持っているし、おそらく一発狙ってくると思っているので、優勝しかないなという風に僕らは見てます。他の選手も実力はもう十分なので、あとはちゃんとパフォーマンスを出せるか出せないかで結果が決まってくるなという感じで見ています。女子もそうで、女子の方がもしかしたらもっと可能性高いかもしれないけど、今回エントリーしている全員、入賞できる実力は持っていますね。

―明日への意気込みを
うちは今の環境の中で総合の優勝争いしているわけでもないし、2部に落ちるっていうところの変な下の争いをしているわけでもないので、本当に持っている力を出せるレースになればなと。個人個人がいつも持っている力を出せるようにやって欲しいなと、もうそれだけですね。

村上純人

―コンバインドのジャンプについて
ここ来て1番いいジャンプができました。飛距離も伸びて、70m前半、まあまぁな位置につけられたかなと思います。

―クロスカントリーについては
いい走りでした。作戦では、同時スタートだった子と一緒に8秒前にいる早稲田の子を追いかけて3人の集団を作ってからさらに前を追っていこうという作戦だったのです。結果的にそれがうまくいって、そして最後ラストスパートで、スプリント能力が自分は劣っているのでロングスパートかけて突き放そうという作戦をたてていて途中まではうまくいってたんですけど、最後また追いつかれてしまって5位という結果でした。

―先週の国体に続いて入賞できた要因
今年で最後だからという気持ちはもちろんあるですけど、あんまり考えすぎると変に緊張してしまって良くないので、今まで1年間練習してきたことの成果を出そうと自分に自信をもっていきました。

―今までで1番思い出に残ってるレース
高校3年生の時の岩手国体です。初めて国体で自分の地元で滑ってすごいたくさんのお世話になっている方が応援に来てくれて、その人たちに結果出して恩返ししたいなと思って、ものすごく緊張して1番痺れた試合でした。

―レース前と後の心境の変化
特にないですね。結果を出せてよかったなというぐらいです。去年怪我して全然だめだった分、その悔しさを晴らしたいと昨日までは結構緊張していてました。

―4年生になって特に力を入れていたこと
パワーがみんなより劣っていていると思ったので、ウエイトトレーニングを増やしてみたり、でもそればかりだけじゃなくて持久系、バランス系のトレーニングもいろいろうまい感じに混ぜてトレーニングしてました。

―明日の選手たちに向けて
今日みんな後半のクロスカントリー応援に来てくれてすごく力になったので、明日は僕も応援に行ってみんないい成績が出ればいいかなと思います。

フォトギャラリー

  • murakamikojinn R5位入賞の村上
  • NHkudou R工藤のジャンプ
  • kobayashi R小林はジャンプで苦戦し、クロスカントリーでも追い上げとはならなかった

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