【アイスホッケー】秩父宮杯がついに開幕!11点差の圧勝で2回戦進出!

秩父宮杯第68回関東大学アイスホッケー選手権大会 対神奈川大学

2021年4月17日(土)
ダイドードリンコアイスアリーナ

17日から開幕した、秩父宮杯関東大学選手権。初戦で神奈川大学と対戦した法大は終始試合をリードし、11得点を獲得。見事今週24日対戦する東洋大戦に足を進めた。

喜びを分かち合う選手たち

試合結果

トータル試合結果

11
(80)
5(26) 1P 0(2)
(8)
4(28) 2P 0(6)
法政大学 2(26) 3P 0(0) 神奈川大学

※(カッコ内)は、シュートの本数を表しています。

ゴールデータ

法大 0 : 48 65 高橋颯人 14 荒井大空 77 安藤永吉
法大 1:31 65 高橋颯人 69 渡辺友汰
法大 11:32 14 荒井大空 21 栗原皐成 88 古川憂人
法大 14:58 86 伊藤俊之 65 高橋颯人 69 渡辺友汰
法大 17:07 77 安藤永吉 88 古川憂人  ―
法大 25:19 88 古川憂人 21 栗原皐成 44 床 勇大可
法大 25:32 77 安藤永吉 11 高木 然 88 古川憂人 PP
法大 30:08 40 山崎憲人 11 高木 然
法大 34:52 17 北川海斗 86 伊藤俊之
法大 48:30 11 高木 然 29 砂岡鷹
法大 51:18 40 山崎憲人 17北川海斗 86 伊藤俊之

メンバー

SET DF DF FW FW FW
1 21 栗原皐成(4)  44 床 勇大可(4) 88 古川憂人(3) 14 荒井大空(2) 77 安藤永吉(3)
2 65 高橋颯人(4)  69 渡辺友汰(2) 40 山崎憲人(2) 86 伊藤俊之(4) 17 北川海斗(1)
3 72 小金澤祐太(2)  92 斎藤 輝(1) 11 高木 然(1) 18 金子凌大(4) 91 山村旭飛(1)
4 16 糸崎 勇(4)  29 砂岡鷹(2) 28 岡本鱒乃助(3) 12 山口琢也(3) 15 冷水大雅(3)

※GKは#1柏原瑞(3)が先発出場。控えに#54梯航輔(1)

戦評

昨年度新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となった秩父宮杯がついに開幕。今年は満を持して観客を入れての開催となった。初戦の相手はこれまで負けなしの神奈川大学。期待がかかる中試合がスタートした。

第1ピリオド開始30秒、法大のフォワード陣が光り得点を獲得。そして立て続けにさらにもう1点を獲得。法大の強さをまざまざとみせつけた。その後KPのピンチが訪れるも、ものともしない強さを見せ、勢いを止めることなく11分、14分、17分と得点を重ね第1ピリオドだけで5点を獲得した。

続く第2ピリオド、お互いペナルティーを取られるなど、一進一退の攻防をみせ試合が動いたのは開始5分。古川憂人がパスに答え得点を獲得。そしてその10秒後今度は安藤永吉が点を獲得。期待の3年生コンビがそれぞれネットを揺らす展開となった。そこから法大は勢いを取り戻し、10分には#40山崎憲人が、14分にはキャプテン伊藤俊之のパスに応えた#17高木然がそれぞれ公式戦初ゴールを決め法大は驚異の9点を獲得。神奈川大をものともしない強さを見せつけた。

そして最終ピリオド。開始早々連続してペナルティーをとられツーメンアドバンテージとなり、失点しても仕方がないピンチとなるもののディフェンス陣の活躍により守り切る。そして試合が動いたのは8分。公式戦初ゴールを決めた高木がこの2点目を獲得。続く11分にも同じくこの日公式戦初ゴールを決めた山崎が追加点を獲得し試合終了。試合を通して神奈川大に8本しかシュートさせない圧倒的な強さで2回戦へ駒を進めた。

今年度から、ヘッドコーチやドクターを増やしさらに万全の体制となった法大。「法大を変えたい」というキャプテンの言葉が本当になる日もそう遠くはないのかもしれない。しかし次なる相手は昨年度関東リーグ戦で優勝した東洋大。新i生法大はどうのような試合を見せてくれるだろうか。

(取材、写真:鳥越花音、溝口真央)

選手インタビュー

外久保 栄二監督

―今日の試合を振り返って
今シーズン初めての公式戦という中で、チームで3月からやってきたシステムをある程度理解しつつあるのかなというような感じでした

―なにか作戦はありましたか
作戦というよりは、自分たちがやるべきことを練習から取り組んでいるのでそれがあるでてきてよかった部分もあったのかなと思いますね

―課題だなと思った部分は
やっぱりまだまだ相手を見てホッケーしたり、もっともっと自分たちのできることがあるのに楽してしまう部分がありますね

―相手に点を許さなかった部分は
そこはやっぱり成長したんだと思いますね

―今年のチームの雰囲気は
悪くはないと思います。ホッケーに向き合う時間が長くなっているのでその分意識も変わってきているんじゃないかなと思います。

―来週の東洋戦に向けて
一応3月からズームとかでミーティングした中で、この4月24日の東洋戦に向けて練習に取り組んできているのでそこで必ずいい結果を出せるようにあと1週間集中して頑張っていこうと思います。

伊藤俊之 主将

ー今日の試合を振り返って
来週の東洋に向けて、集合してから練習をしてきたので相手に合わせず自分たちのやりたいことをやって来週につなげようともいうのを徹底してました。

―相手に得点を取られることなく試合を終えれた要因は
法政の弱いところは、相手に合わせてしまって付け込まれるところだったので、今年法政が変わるためにもさっきも言ったように相手に合わせず自分っちの実力を発揮できたのが結果につながったのかなと思います。

―今年のチームの様子は
ヘッドコーチやトレーナーさんとかドクター、あとは試合とかの分性をするアナリストなど本格的にスタッフさんが増えて新体制になってスタート中で、新たにホッケー以外にもトレーニングのメニューを見直したりしました。チームの中でもそれぞれモチベーションがあるので足並みをそろえるのは大変なんですけど、1人1人が向き合って目標に向かって足並みをそろえていこうとしているところです。

―「法政を変えたい」という目標の中で何か具体的な理想はありますか
結果でいうと、今まで法政は4強に入れずいい結果に結びついてないのでとりあえず4強に入るというか目に見えるような結果を残したいというのが今の目標です。

―東洋大に向けてのいきごみ
東洋というのはすごく強い相手で、自分たちのベストを出さないと勝てない相手なので、今までこれに向けて準備してきた分練習でやってることを100%出すってことと、チーム1人1人の気持ちが強くないといい方向に向かっていかないと思うので残り1週間メンタル面もフィジカル面もチームとしてまとまれたらなと思います。

高木然

ー本日の試合を振り返って
セカンドアクションを早くすることを練習してて、その結果が出て0点に抑えれて、さらに11点決めれて、いい結果がでて良かったなと思います。

ーシュートが決まった時の気持ち
公式戦初ゴールだったので嬉しかったです。

ー法政大学を選んだ理由
練習とか見ててもチーム全体が明るくて、楽しそうだったから入りました。

ー目標の先輩は
同じ高校(駒澤大学附属苫小牧高等学校)出身の3年の安藤さんを目標にしています。得点嗅覚というか、スコアリング能力が凄いのでそこを見習いたいなと思っています。

ー4年間で成長したい所
学年が上がるにつれてチームを引っ張っていけるような存在になりたいです。

ー寮生活は
毎日楽しくて充実しています。

ー今大会の目標と意気込み
次、東洋戦なので、それに勝って決勝リーグに行って、優勝目指していけたらなと思います。

フォトギャラリー

試合の写真は、スポーツ法政新聞会の公式ツイッター、また公式インスタグラムに掲載いたします。

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