2021年度関東学生テニストーナメント大会
2021年5月28日日(金)、31日(月)
大宮けんぽグラウンド
5月24日から開催されている関東学生テニストーナメント大会(春関)本選。男子シングルスは矢島淳揮をはじめとした4選手、女子シングルスでは猪川結花が、また男子ダブルスでは守屋達貴・加藤木塁ペアを始めとした3ペアがベスト16入りを果たした。
男子シングルス2回戦
勝敗 | 選手名 | スコア | 対戦相手 |
---|---|---|---|
○ | 中川舜祐(社4) | 6-2,6-2 | 古藤嵩大(亜大) |
○ | 矢島淳揮(スポ3) | 6-4,6-1,10-4 | 森田凌矢(社2) |
○ | 佐藤太耀(現福2) | 6-3,6-1 | 萩野颯太(青学大) |
○ | 大田空(スポ2) | 6-4,6-4 | 新井湧斗(早大) |
● | 田中諒弥(経4) | 2-6,7-6,5-10 | 佐々木健吾(慶大) |
● | 新井翼(スポ1) | 3-6,2-6 | 清水盾伎(中大) |
男子シングルス3回戦
勝敗 | 選手名 | スコア | 対戦相手 |
---|---|---|---|
● | 中川舜祐 | 途中棄権 | 岡悠多(亜大) |
○ | 矢島淳揮 | 7-5,6-4 | 高木翼(慶大) |
○ | 佐藤太耀 | 7-6,6-7,10-8 | 池田朋弥(早大) |
○ | 大田空 | 2-6,6-3,10-5 | 天崎荘太(日大) |
男子ダブルス2回戦
勝敗 | 選手名 | スコア | 対戦相手 |
---|---|---|---|
○ | 守屋達貴(人3)・加藤木塁(経2) | 6-7,7-6,10-6 | 藤永啓人・副田温斗(明大) |
● | 中川舜祐・大田空 | 棄権 | 中山樹・末尾拓翔(駒大) |
○ | 佐野有佑(経4)・高清水研人(経4) | 6-3,3-6,11-9 | 吉野郁哉・山口柚希(早大) |
● | 佐藤太耀・平井健太郎(経1) | 3-4,4-6 | 白藤成・今鷹洸太(慶大) |
○ | 田中諒弥・ 矢島淳揮 | 6-3,6-2 | 大野文也・森田凌矢(スポ3) |
女子シングルス2回戦
勝敗 | 選手名 | スコア | 対戦相手 |
---|---|---|---|
○ | 猪川結花(社3) | 6-1,6-2 | 佐藤朱里(専大) |
● | 蛸井涼華(スポ4) | 4-6,6-4,8-10 | 五十嵐菜々子(東海大) |
女子シングルス3回戦
勝敗 | 選手名 | スコア | 対戦相手 |
---|---|---|---|
○ | 猪川結花 | 6-2,6-3 | 押川千夏(早大) |
戦評
5月28日 男女シングルス2回戦
男子シングルス
男子シングルス2回戦に登場したのは中川舜祐。第1ゲームは1ポイントも取れず苦戦しているようにも見えたが、その後積極的に攻め、第3ゲームをブレイク。ここから1ゲーム落としたものの、第1セットを6-2で先取。続く第2セットでも中川の勢いは止まらず、ストレートで快勝した。試合後、「次の試合は適度な緊張感を持って、楽しみながらテニスをしたい」と晴れやかな笑顔で意気込んだ中川。今後の中川の活躍に期待がかかる。
続いて男子シングルス2回戦に登場したのは、田中諒弥。第1セットは相手の勢いに押されて思うようなテニスができない展開が続き、2-6でこのセットを落とした。続く第2セットでは第6ゲームから徐々に調子を上げ、粘り強いラリーを見せる。第10ゲームでは両者一歩も譲らずデュースとなったものの、落ち着いた攻めの姿勢を崩さず第2セットを奪い、ファイナルセットへ突入。その後、一進一退の攻防を見せたものの、あと一歩相手に及ばず2回戦敗退となった。今回の試合の悔しさをバネに、ダブルスでの活躍を期待したい。そしてシングルスでの学生大会初勝利を収めるべく、2回戦に登場したのは大田空だ。第一セットでは両者譲らぬ接戦となる中、得意のサーブなどにより得点を重ね、セットを奪う。続く第2セットでは第1ゲームのブレイクを奪う。その後も、連続でサービスエースを取るなど優位に試合を運び、5-1に。しかし、その後マッチポイントでのミスを連発してしまい、5-4に。悪い流れを断ち切るため、「取れるところを取り、いつも通りにやろうと思った」と語ったように、第10ゲームでは得意のサーブなどで相手に隙を与えないプレーを見せ、念願のシングルス初勝利を飾った。次戦はチャレンジャーとして臨む大田。大田の躍進にますます期待がかかる。
女子シングルス
女子シングルス2回戦に登場したのは蛸井涼華。女子ダブルス1回戦で悔しい思いをした蛸井にとって、絶対に負けられない戦いとなった。第1セットでは、相手の得意な打球に差し込まれるなど、流れを引き寄せることが出来ず、0-3となる。しかし、その後はラリーで相手のミスを誘うショットを連発するなど、粘りのある攻撃を見せ、4-5に。第10ゲームでは両者一歩も譲らぬ展開でデュースとなるも、あと一歩及ばずセットを落としてしまう。続く第2セットでは両者ブレイクを奪い合い拮抗した展開に。5-4で迎えた第10ゲームでは、相手のポイントを一切許さず、第2セットを奪った。ファイナルセットでも、接戦を繰り広げるも、最後は相手の打球に体勢を崩しポイントを奪われ8-10で惜敗した。約3時間に渡り熱戦を繰り広げたが、あと一歩及ばなかった蛸井。今試合の悔しさを胸に、女子ダブルスコンソレでの活躍を期待したい。
5月28日5月31日( 男女シングルス3回戦、男子ダブルス2回戦)
男子シングルス3回戦
矢島淳揮(スポ3)は高木翼と対戦。相手のサービスゲームから始まった第1セットでは、相手にブレイクを許して0-3に。4ゲーム目には調子を取り戻してしっかりキープ。7ゲーム目にはブレイクを果たし、3-4と追い上げを見せる。デュースにもつれ込む場面もあったが、互いに一歩も譲らず、粘りを見せて5-5に。11ゲーム目で再びブレイクし、6-5と逆転すると、高い打点からの強烈なショットを決めるなどして7-5。見事第1セットを奪う。第2セットでは「正直、ファイナルに行く覚悟をしていた」と語るように、拮抗した勝負となった。3-4と互いに引きを見せない中、矢島は鋭い回転のかかったネット際のショットを繰り出すなど技術力の高さを発揮。5-4と逆転すると、続くサービスゲームを決めて6-4。セットカウント2-0で相手を下し、4回戦進出を決めた。相手の様子を見て「守りのテニスから攻めのテニスへと変えた」という矢島。次の相手は「何回か当たったことはあるが、一度も勝てたことがない」という早大の丹下将太だ。初勝利を飾ることはできるのか。今後の矢島の活躍から目が離せない。
男子シングルス3回戦へ登場したのは、予選会から見事勝ち抜いてきた佐藤太耀。佐藤は第1セットから苦戦を強いられる。しかし相手の力強いショットに耐え、タイブレークへ。ところが、相手にブレイクを許してしまいこのセットを落としてしまう。続く第2セット。第1セットを落としたことが尾を引き、相手に揺さぶられたり、相手に押され気味になるも粘り強くキープし続け、またしてもタイブレークへ。ここで佐藤は最大の力を発揮し、テクニカルなショットを繰り広げこのセットをものにし、試合はスーパータイブレークへ突入した。そして最終セット、第2セットを取ったことにより流れに乗った佐藤はそのまま相手に怯むことなくポイント重ね、10-8で見事ベスト16進出を決めた。
男子ダブルス2回戦
同校対決となった男子シングルス2回戦には田中諒弥・矢島淳揮ペアと大野文也・森田凌矢ペアが対戦。
田中のサーブから始まった第1セットはキープ戦が展開される。田中・矢島ペアがボレーで相手のミスを誘うと、今度は逆に大野・森田ペアが相手ペアの間を抜く絶妙ショットを繰り出すなど、互いに一歩も譲らない。試合が動いたのは6ゲーム目。矢島が鋭い角度のボレーでブレイクに成功し5-2に。その後はそれぞれサービスゲームをキープして6-3。田中・矢島ペアがこのセットを奪った。
続く第2セット。勢いに乗る田中・矢島ペアが活き成ブレイクに成功。流れを引き寄せたかに見えたが、大野・森田ペアも簡単には引き下がらない。「珍しく森田のストロークの調子が良かった」と語るように、積極的な攻撃を展開。相手のミスを誘うなどし、熱戦を繰り広げる。しかし、ブレイクにはつなげることができず。7ゲーム目に田中・矢島ペアがブレイクに成功すると、最後は田中の一撃で勝負が決まり、6-2で第2セットも田中・矢島ペアに軍配が上がった。
男子ダブルス2回戦に登場したのは、今大会第4シードの佐野・高清水ペア。第1セットは1ゲーム目から白熱した試合をみせる。しかし、相手が繰り出すテクニカルショットに対応が追いつかず、ブレイクされ3-6でこのセットを落としてしまう。続く第2セット、第1セットを落としたことに引けを取ることなく、巧みなネットプレーなどでポイントを重ね、ブレイク成功。このセットをものにし、試合は最終セットへ。勝負の最終セット。一進一退の攻防をみせデュースとなるも2人の力強いショットで見事ベスト16へと駒を進めた。(記事、写真:鳥越花音、岩田かおり、溝口真央、東夏紀)
選手コメント(5月27日)
大田空
ー今日の試合を振り返って
去年は1回戦のシードを貰っていたんですけど負けて、コンソレでも1回戦で負けていましまい、勝った経験がなく、緊張していないというわけではないですが、結果よりも、楽しくやれたらいいな、自分のテニスを出せたらいいなと思っていました。しかし、試合に入ったら緊張してしまい、入りが良くなかったのですが、その中でもファーストセットを取れたというのが今日の勝因かなと感じています。ファーストセットを落としたらおそらく負けていたと思うのでそこが良かったと思います。
ー第2セットで5-1から相手に3ゲーム連続で取られたが流れを変えるために意識したことは
正直、めちゃくちゃビビってました(笑)そこまでのゲームでマッチポイントが元々5本あり、そのうち3回がサーブだったのですが、変なミスをしてしまい取れなかったので、もうゲームは考えずに取れるところを取ろうという意識でした。5-4になってしまったのは仕方ないのですが、まだ自分が優勢なので、開き直っていつも通りやろうと思いました。又、後ろで法政の人が何人か応援に来てくれていたので、それが心強かったです。
ー練習していたサーブの調子は
良かったと思います。ファーストサーブと言うよりは、スピンサーブが良く、相手を崩すサーブが出来たので、そこが大きかったと思います。サーブがなかったらもう少し厳しい展開になっていたと思います。
ー今日特に良かった点は
ネットプレーです。相手があまりパスがうまいタイプではなかったので、無理してでも前に前にという意識でやりました。そこで相手を崩すことが出来たので良かったと思いました。しかし、ネットプレーが良くて、展開がそればかりになってしまったので、良かった点ではありますが、課題点でもあります。
ー次戦に向けて
勝つという経験が今日できて、それが良かったです。次戦は実績としては相手の方があるので、チャレンジャーとして自分の出来ることを土日で調整して月曜日にもっていきたいと思います。
中川舜祐
ー本日の試合を振り返って
初めは試合も久々だし、シードも少し高いというプレッシャーもあって、すごい緊張していました。最初の相手のサービスゲームで1ポイントも取れなくて、ちょっとヤバいなと思ったんですけど、自分のサーブから流れを掴んでいけたので良かったなと思いました。
ー相手の印象やそれを踏まえての戦略
相手のシングルスを見たことなかったので、最初は全然相手のことが分からなかったです。だけど、取り敢えず自分がミスなくいくことができれば、相手のこともわかってくると思ったので、最初はミスをしないようにしました。その後、徐々に相手はバックがあんまり得意じゃないっていうのがわかったので、そこを攻めつつという感じでしたね。
ー得意なプレー
フォアが結構得意で、それで攻めるのを軸にしています。フォアの逆クロスを打つと相手のバックになるので、逆クロスを中心に攻めています。
ー本日の勝因
いつも通りのプレーができたことです。
ー次の試合への意気込み
いつも通りのプレーができれば勝てると思うので、緊張しすぎず、適度な緊張感を持って、楽しみながらテニスをしたいと思っていますね。
蛸井涼華
ー今日の試合を振り返って
最近サーブの調子悪く、ダブルフォルトしてしまうことも多く、今日はまだ入った方ではありますが、サーブがあまり良くできなかったです。あと、相手の得意な打点の高いフォアを打たれてしまうなど、差し込まれてしまったので、そこを阻止出来れば、もっと簡単に試合を運び、勝つチャンスがあったのかなと思いました。
ー相手選手の印象は
1年生の時にシングルスで対戦した際は、簡単に勝てた人だったのと、ダブルスでも去年の2次予選で対戦したことがあった人だったのですが、今日の試合ではフォアで叩かれてしまい、浅いボールなどを入れに行ったのですが、そこにやられてしまったという印象です。
ー風が強い中の試合だったがサーブに影響は
風の影響もありました。なので、特にセカンドサーブは入れるために高い打点で振って、声を出して打つようにしていました。
ー声を出すとボールにどのような影響が
声を出すことでボールが強くなります。また、緊張している場面だからこそ、声出して振り切ることで、逆にスピンがかかってコートにはいることが多いので意識してやっています。
ー今日の試合で見つかった課題点は
バックです。バックでのストレートやアングルショットが課題です。あと、フォアも、もう少しラリーでクロスに打てたと思いました。
ーダブルスのコンソレに向けて
インカレ予選の枠が3枠しかないため、2回か3回勝つ必要があるので、それを勝つことと、そのためにしっかり声を出していきたいと思っています。
猪川結花
ー本日の試合を振り返って
元々知っている相手で強いことは分かっていたので、いつも通りやっていこうと思っていました。あと、結構重いボールを打ってくる人なので、そこをしっかり返していこうと考えていました。
ー相手の印象、それを踏まえての戦略
元々バックが上手だと聞いていたので、フォアを狙い、しっかりラリーをしていこうと思っていました。
ー得意なプレー
私はバックが得意なので、バックのストレートとか、バックメインの展開が得意です。
ー本日の勝因
自分からミスせずに、しっかりリターンをしていくことができたところですかね。
次の試合への意気込み
次の試合相手も元々知っていて、強い選手ではあるので、しっかり自分のプレーをしていこうと思います。
選手コメント(5月31日)
矢島淳揮
ー本日のシングルスの総括をお願いします
相手は1年生ということで、簡単には勝たせてもらえなかったので、守りのテニスから攻めのテニスへと変えました。相手に守らせようとすることで、逆に相手が攻め急いだり、弱気になってディフェンシブになってくれた結果、どちらのセットも最後に突き放すことができました。全体としては、及第点がもらえる試合だったかな、と思います。
ー2セット目は、最後に3ゲーム連取されていましたが、そこで意識していたことは
最初は僕がブレイクされてしまい、そこでブレイクをして、またすぐにブレイクバックされてしまう、という悪い流れがありました。正直、ファイナルに行く覚悟をしていて、ファイナルで得点できる糸口をつかもうと思ってやっていました。
ファイナルに行くのは仕方ない、という感じで、開き直った感じでしたね。
ー次の試合に向けて意気込みをお願いします
次の相手は、何回か当たったことはありますが、一度も勝てたことがない相手なので、勝ちを目標に頑張ります。
佐藤太耀
―今日の試合を振り返って
今日の相手はとにかくサーブが強くて、とにかくサーブを返せばどうにかなるかなと思ってました。でも僕も引いてしまってた部分があって、負けないとおもってたストロークでも点を取られててそのことに、2セット目の途中でやっとわかってそっからプレーのベースを前にしていったらストロークで圧倒できるようになりました。相手のサーブが強いからタイブレークまでいったりしたんですけど最終的にストロークで、スピンとかで打つんじゃなくてスライスで返してから展開するっていうのを途中から全部やったら勝てたので僕なりに工夫してできた試合だったと思います。
―試合後「勝っちゃった」とおっしゃてましたが、格上の相手に勝てると思ってましたか
正直試合前はいけると思ってました、でも1セット目とられて1ブレイクした時にあーだめだなと思っちゃいました。でもそこで吹っ切れたおかげで逆にミスとかが少なくなってよくなっていきました。
―今回の試合体力勝負の面もあったと思いますが、普段から体力をつけるためにしていることはありますか
もとから体力あるほうなので、体力を増やすことはしてないです。でも、長い試合だと細いし無理して失点しちゃうタイプでけがが多いので、朝晩毎日ストレッチするようにしてます。
―課題点は
サーブをもう少し強化しないといけないのと、カーブが今大会ずっと調子が悪いので明日以降調整していこうと思います。
―予選会から今日で見事ベスト16進出となりましたが
目標がインカレ出場を決めたいということだったので、ベスト32に入りたいと。ドロー見たときに今日までは勝てると思っていたので、最低限今日までは勝たなきゃなと思ってました。
―コロナ下で大学のコートを使える時間は減ってますが練習はどうしていますか
確かにコロナで練習時間は前よりは減ってしまったんですけど、工夫してポイントポイントを押さえてやってきたからこの結果が生まれたと思うのでよかったです
―後輩が入ってきましたがどうですか
個性が強くて、調子乗ったやつばっかですけど(笑)。でも面白くて素直なやつばかりでテニス強くなりたいってみんな言っているので、一緒にたくさん練習して僕が4年生になったときに一緒に結果残せるようになりたいと思います。
―シングルスの目標は
インカレ優勝です!
田中諒弥・矢島淳揮ペア、大野文也・森田凌矢ペア
ー同校対決ということで、お互いの印象はいかがですか
田中:相手ペアは、ストロークが強いという印象です。
矢島:僕も、ストロークが強いイメージだったので、ラリー戦になることは覚悟していました。最初は、ストローク戦から逃げるテニスをしてしまっていたので、そこはもっと強気に対抗していければ良かったです。
大野・森田:田中さんはサーブもリターンも良くて、矢島さんはストロークもサーブも安定しているので、サーブとリターンは重点を置いていきたい、という話はしていました。(大野)
僕は、サーブがあまり良くないと自覚しているので、ファーストサーブを入れていかに主導権を握れるか、が大事になると思っていました。また、相手が先輩なので、向かっていくだけ、という意識で挑みました。(森田)
ー序盤はキープ戦が続きました
田中:とにかく1本1本集中する、ということを意識しました。
矢島:お互いに、最初は簡単にキープしていたので、とにかくサーブをまずはキープしよう、と思っていました。
大野・森田:珍しく森田のストロークの調子が良かったです。(大野)
僕としては、風向で優劣勢が決まる、というのを意識していました。僕のサーブの時が追い風になったので、絶対に取らないといけないな、という風に思っていました。結局取り切ることができず、ブレイクされてしまいました。(森田)
ー次に向けて一言お願いします
田中:主将が怪我をしてしまって、僕としても同期を倒して次に行けるわけなので、その分も背負って頑張りたいと思います。
矢島:今日は田中さんにプレーや気持ちの面で引っ張ってもらったので、次の試合では僕が引っ張って、ベスト8をつかみたいと思います。
大野・森田:インカレ予選は確定していて、まだ引退というわけではないので、そこに向けて腐らずしっかりやっていたいなと思います。(大野)
単複共にインカレ懸けの試合で勝つことができませんでしたが、課題も色々と見つかったので、あと2ヶ月で調整して、インカレは勝ちたいです。(森田)
佐野有佑・高清水研人
―今日の試合を振り返って
高清水:ほんとノンプレッシャーだったからこそ、大事なポイントで逆に力が抜けて、一皮むけたプレーができたのかな思います
佐野:(高清水)研人も言ったんですけど、お互い就活で2人そろって練習できる日がほとんどない状態で、正直この試合で負ける可能性も十分あったと思います。昨日やっと2人で練習できて最終調整をして試合に臨みました
―昨日集まったとき今日に向けてどんな話を
高清水:ない!(笑)今までだったら自分たちの形というものがあって、相手の分析しながらプレーについて話していたんですけど、今お互いペアの状態がよくわかってないのでとりあえず頑張ろう!みないな感じでした(笑)
佐野:ずっと組んではいたので、自分たちがもってるプレーを本番でちゃんと出せることが大事だと思ったんで、特に明日はこうしようみたいな話はなかったです。
―今日の試合での課題は
高清水:やっぱり体力が足りないので、プレーしてても全力を出せないんですよ。足が止まっちゃったときに予想してないところに来ると1歩も動けないっていうのがあります。春関中はもうどうしようもできないので、課題というよりは残念な点ですね
佐野:大会始まる前の取材で安定性というのが僕は少し欠けていたのかなと思います。やっぱりセカンドセットで、結局僕のサービスセットを落としてワンブレしちゃったんですけど、そういうのを含め終始プレーがぶれずにできていたかというやっぱり駄目だったのかなと思います。あとは大事なところで強気になれないメンタル的なところを反省しないといけないのかなと思います。
―次の試合に向けて
佐野高清水:ペアの片方は1度当たってっ負けてしまっていて、二人ともジュニアのころから知ってはいて要約すると普通なので(笑)、勝ちたいと思います!!
守屋達貴・加藤木塁
―今日の試合を振り返って
守屋:大会前から調子が悪いなと思いながら、試合に臨みました。そのせいで最初動きが硬くて、持ち味のボレーに自信が持てなくなってしまったっていうのがあります。周りの方から相手が強いねって結構言われてひるんでた部分もあって受け身がちだったなと思います。
加藤木:最初2人も調子が上がってこないままだらだらいってしまって、後半に向けて2人で声出して頑張ってたら気持ちもプレーもどんどん前向きになっていったので最終的にはまとめられた試合かなと思います。
―相手の方の印象は
守屋:僕らと結構似ていてサーブ打ってボレーで勝負するっていう形を取っていたので、2人もしっかりしたボレーを打ってくるなと思ってました。どこに打っても返ってくるのでこっちが焦ってしまって、まとめると「壁」って感じです。身長もお互い凸凹で、プレーもボレーメインの同じスタイルでした
加藤木:同じです
―昨年のインカレから学生大会はなかったと思いますが、どういう練習に力を入れていましたか
守屋:僕は去年のインカレでボレーがあまりうまくいかなかったので、ボレーでプレーの幅を広げようと思って練習してました。でも監督にシングルスの練習をやれって言われて、ダブルスもやってはいたんですけどシングルスの練習を頑張ってました。あと、しっかり自分の考えをもってプレーをしたいなと思っていて、今日の試合それが最後のほうやッとできたのかなと思いました。
加藤木:去年インカレで初戦敗退してしまったのが結構悔しくて、自分の中に足りないものを探しながら細かいところにも気を付けながら日々練習してたら、最近いいプレーができるようになってきたので、有意義な練習ができていたと思います。
―新入生はどうですか
守屋:結構人懐っこくていい子が多いです。春関でも結果を残してますね。高校の時に結果を残してた子に勝って勝ち進んできたみたいなこたちなので、この短期間でもちょっとずつ成長してきてくれているのかなと感じます
加藤木:いい子たちです
―次に向けての課題点は
守屋:プレーはそんなに悪くないプレーが多いのに、僕らは途中で自信がなくなってしまってしまうことがあるので、プレーは最低限を維持してあとは気持ちの面をちゃんと集中してやることが大事だと思います。僕ら勝ってるときにふざけすぎて負けたり、追いつかれたりことがだいぶあるので、油断してるわけでも調子に乗ってるわけでもないんですけど、、、
加藤木:このままいけるだろうっていう曖昧な考えでプレーしちゃうから、パパッと勝てる相手にセットで苦しんだりしますね
守屋:だからプレーじゃなくて気持ちの面で、オンオフしっかりつけれるようになりたいですね。
―春関の目標は
加藤木:優勝です!
守屋:優勝です!
佐藤太耀・平井健太郎
―今日の試合を振り返って
佐藤:相手がすごい強くて、でも僕らがボレーでカットする能力がなかったので、サーブリターンでかつしかないなと思いながらもしかしたら勝てればいいなと思いながらやってました。意外と健闘できたので僕的にはよかったのかなと思います。
平井:相手の片方が結構強い選手で、サーブとか4人の中でずば抜けてたと思います。相手がボレーがあまり安定してなかったので、ボレーを狙っていこうと思ってたんですけどうまくいかなかったです。
―よかった点は
佐藤:僕も相手もストロークメインだったんですが、ストローク同士負けないで最後の最後でボレーで決めることとかができてたところです。
平井:サーブが結構よくて、自分よりも上級生相手に劣ることなくポイント取れていたので良かったと思います
―今日のコンデションは
佐藤:シングルスが前にあったので、体力的にきつくて走ったりとか大変だったんですけどできる限りのことはできたのかな?自分の中では全力でできたと思います。
平井:今日の相手が強いってこともあって、最初からエンジン全開でできたので良かったと思います。
―相手の印象は
佐藤:白藤さんがサーブとストロークが強くて、今鷹くんも僕らが打ちにくいようなストロークを打ってくるなという印象です
平井:やっぱり白藤さんが痛いところついてくるのがさすが大学のトップだなと思いました
ー今後の目標は
佐藤:来年こそはインカレ優勝できるようにします!
平井:来年はダブルスでインカレ優勝したいと思います
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