【陸上競技】2021日本学生個人選手権 関カレに続き、多くの選手が入賞を果たした!
2021 日本学生陸上競技個人選手権大会
2021年6月4日(金)~6日(日)
レモンガススタジアム平塚
個人での熱き戦いが繰り広げられる日本学生個人選手権。今年は関カレから約2週間後、レモンガススタジアム平塚にて開催された。梅雨入りと重なり悪天候も見られた今大会。ハードル勢を中心に法大の活躍が見られた。
試合結果
種目別結果
種目 | ラウンド | 組 | 選手名 | 記録 | 順位 |
---|---|---|---|---|---|
男子100m | 予選 | 3 | 樋口 陸人(4) | DNS | – |
4 | 田原 蓮(1) | 10秒39(+2.4) | 1着(Q) | ||
6 | 桑田 成仁(4) | 10秒19(+3.6) | 1着(Q) | ||
7 | 林 哉太(2) | 10秒48(+1.1) | 3着(q) | ||
準決勝 | 1 | 桑田 | 10秒23(+2.5) | 1着(Q) | |
1 | 田原 | 10秒36(+2.5) | 5着 | ||
3 | 林 | 10秒49(+0.8) | 6着 | ||
決勝 | B決勝 | 田原 | DNS | – | |
決勝 | 桑田 | 10秒36(+0.4) | 2位 | ||
男子200m | 予選 | 1 | 木下 祐一(1) | 21秒40(+1.5) | 2着(Q) |
3 | 山本 祐大(3) | 21秒33(+0.9) | 1着(Q) | ||
5 | 桑田 成仁(4) | DNS | – | ||
7 | 山路 康太郎(3) | 21秒24(+0.5) | 2着(Q) | ||
7 | 井之上 駿太(1) | 22秒62(+0.5) | 5着 | ||
準決勝 | 1 | 木下 | 21秒46(+2.1) | 7着 | |
2 | 山路 | 20秒99(+1.5) | 1着(Q) | ||
3 | 山本 | 21秒30(+1.2) | 3着 | ||
決勝 | B決勝 | 山本 | DNS | – | |
決勝 | 山路 | 20秒99(+1.1) | 2位 | ||
男子400m | 予選 |
5 | 井之上 駿太(1) | 51秒26 | 6着 |
6 | 富田 大智(2) | 48秒49 | 1着(Q) | ||
7 | 澤田 夏輝(4) | 48秒56 | 4着(q) | ||
7 | 村石 怜司(3) | 49秒13 | 5着 | ||
準決勝 | 1 | 澤田 | 52秒07 | 7着 | |
2 | 富田 | 48秒19 | 1着(Q) | ||
決勝 | 富田 | 47秒30 | 4位 | ||
男子110mH | 予選 | 1 | 樋口 陸人(4) | 14秒26(+2.7) | 2着(Q) |
2 | 笹 敦博(2) | 14秒59(+2.1) | 3着 | ||
2 | 片岡 巧(1) | 14秒71(+2.1) | 6着 | ||
3 | 緒方 陽也(3) | 14秒22(+1.2) | 2着(Q) | ||
3 | 丹羽 勇人(4) | 14秒73(+1.2) | 5着 | ||
5 | 横地 大雅(3) | 14秒02(+1.4) | 1着(Q) | ||
準決勝 | 1 | 緒方 | 13秒89(+4.5) | 4着 | |
2 | 横地 | 13秒61(+4.4) | 1着(Q) | ||
2 | 樋口陸 | 13秒89(+4.4) | 4着(q) | ||
決勝 | 横地 | 13秒58(+3.8) | 2位 | ||
樋口陸 | 13秒79(+3.8) | 5位 | |||
男子400mH | 予選 |
1 | 黒川 和樹(2) | DNS | – |
4 | 飯牟田 空良(1) | DNS | – | ||
5 | 児玉 悠作(3) | 51秒83 | 1着(Q) | ||
準決勝 | 1 | 児玉 | 50秒83 | 3着(Q) | |
決勝 | 児玉 | 51秒51 | 2位 | ||
男子走幅跳 | 決勝 | 桑田 成仁(4) | DNS | – | |
男子三段跳 | 決勝 | 秋山 裕樹(3) | 15m48(+1.0) | 4位 | |
男子やり投 | 決勝 | 齊藤 一樹(4) | 67m07 | 8位 | |
女子100m | 予選 |
6 | 佐藤 瑠歩(1) | DNS | – |
7 | 川中 葵琳(2) | DNS | – | ||
10 | 熊谷 遥未(2) | 12秒57(+2.6) | 7着 | ||
女子200m | 予選 | 5 | 佐藤 | 25秒72(+0.4) | 5着 |
5 | 川中 | DNS | – | ||
9 | 熊谷 | 26秒07(+0.8) | 5着 | ||
女子800m | 予選 | 4 | 宮治 河奈(4) | DNS | – |
女子100mH |
予選 |
2 | 川越 美咲(1) | 14秒37(+2.7) | 4着 |
4 | 齋藤 碧彩(4) | 14秒69(+1.1) | 4着 | ||
8 | 菊池 愛華(1) | 14秒16(+2.1) | 3着(Q) | ||
準決勝 | 2 | 菊池 | 14秒04(+4.0) | 6着 | |
400mH |
予選 | 4 | 中野 なみち(2) | 1分01秒51 | 4着(q) |
準決勝 | 1 | 中野 | 1分01秒56 | 7着 |
戦評
男子100m、200m、400mには計11名の選手が出場。桑田成仁(4)が100mで2位、山路康太郎(3)が200mで2位、富田大智(2)が400mで4位にそれぞれ入賞。ルーキーの木下祐一(1)など1年生の姿も見られ、ショートスプリント・ロングスプリントともに法大の活躍が見られた。
関カレで4種目の入賞を果たした桑田は今大会も100m2位入賞。
力走を見せる富田。
110mHには6名が出場。関カレで8位入賞を果たした緒方陽也(3)が準決勝進出、横地大雅(3)と樋口陸人(4)がそれぞれ2位、5位に入賞を果たした。6名の出場は、「ハードルの法政」という異名からもわかるように、ハードル選手の層の厚さを感じさせた。
五輪テスト大会など大舞台での経験を積んできた横地は2位入賞を果たした。
男子400mHには児玉悠作(3)が出場し、準決勝と決勝ともに着順で進出を決める。迎えた決勝では、10台目のハードルを越えてから粘りを見せ、横並びだった2選手から逃げ切り2位でフィニッシュ。関カレに引き続き見事入賞した。
ラスト40mで粘りを見せた児玉。
フィールド種目では、秋山裕樹(3)が三段跳で4位に、齊藤一樹(4)が8位に、それぞれ入賞を果たした。秋山は後半の試技の記録の伸び、齊藤は安定した投擲が持ち味の選手だ。入賞は果たしたものの、両者ともに目標としていた記録には届かなかった。これをバネに、今後の成長へとつなげるだろう。
70mを目標に掲げる齊藤。ラストイヤーの飛躍に期待だ。
女子選手の活躍も見られた。100mには熊谷遥未(2)、200mには熊谷とルーキーの佐藤瑠歩(1)が出場。悔しくも準決勝進出とはならなかったが、リレーメンバーに選ばれるなど、低学年ながら法大女子の核として活躍する両選手。これからどのような成長をみせるのか楽しみだ。
「ハードルの法政」の姿は女子選手にも見られた。100mHには齋藤碧彩(4)、川越美咲(1)、菊池愛華(1)の3人が出場。大雨という難しいコンディションのなか、3選手はそれぞれ力走を見せ、菊池は準決勝進出を果たした。
400mHに出場したのは、中野なみち(2)。関カレでは6位になるなど今季調子を上げてきている。今回の準決勝では組7着。今後も、法大の女子400mHやマイルリレーを引っ張る存在になるだろう。
400mHを専門とする2年生の中野。