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【サッカー】「アミノバイタル®︎」カップ2021 第10回関東大学トーナメント大会2回戦 法大 2-1 立教大 序盤に失点も、佐藤の2試合連続ヘディング弾で逆転勝利!総理大臣杯出場を懸け駒大との準々決勝へ。

2021年07月13日(火)
「アミノバイタル®︎」カップ2021 第10回関東大学サッカートーナメント大会
2回戦 法大ー立教大
非公開会場

初戦を3得点の快勝で突破した法大は、立教大との2回戦に臨んだ。試合開始早々に先制されるが、その後は主導権をにぎり、迎えた16分、安光のゴールで同点に追いつき前半を終える。後半は一進一退の攻防が続く。お互いのゴール前を行き来する展開の中、77分、中井のクロスから佐藤がヘディングシュート。2試合連続となるゴールで逆転に成功。終盤は立教大が猛攻を仕掛けるも耐えぬき、逆転勝利で準々決勝進出を決めた。勝てば総理大臣杯出場も決定する次戦は16日、駒大と対戦する。

同点のゴールを決めた安光

試合結果

トータル試合結果

2
法政大学
1 前半 1 1
立教大学
1 後半 0

スターティングメンバー

ポジション 背番号  選手名 学部・出身校
GK 21 近藤壱成 経済3・ジュビロ磐田U18
DF 3 宮本優 現福4・清水エスパルスユース
DF 22 白井陽貴 スポ3・矢板中央
DF 5 落合毅人 経済3・新潟明訓
DF 29 今野息吹 経済2・三菱養和SCユース
MF 6 松井蓮之 スポ4・矢板中央
MF 14 田部井涼 経済4・前橋育英
MF 11 田中和樹 社会4・浦和学院
MF 7 安光将作 社会4・ジェフ千葉U18
MF 4 中井崇仁 スポ4・尚志
FW 10 飯島陸 経済4・前橋育英
サブメンバー
GK 12 中川真 スポ2・徳島市立
DF 13 松岡迅 経済2・前橋育英
DF 2 陶山勇磨 現福4・帝京長岡
MF 15 若林龍 現福3・桐蔭学園
MF 30 中川敦瑛 経済1・横浜FCユース
MF 32 青木俊輔 社会1・東福岡
MF 33 渡邉綾平 経済2・前橋育英
FW 20 佐藤大樹 経済4・コンサドーレ札幌U18
FW 19 大塚尋斗 社会3・矢板中央

試合スタッツ※交代は法大のみ記載

時間 経過 大学 選手名 得点経過
4分 得点 立教大 立川将吾 0-1
15分 得点 法大 安光将作 1-1
ハーフタイム 交代 法大 松井蓮之→渡邉綾平
交代 法大 白井陽貴→松岡迅
56分 交代 法大 飯島陸→佐藤大樹
73分 交代 法大 安光将作→中川敦瑛
77分 得点 法大 佐藤大樹 2-1
92分 交代 法大 中井崇仁→若林龍

マッチレポート

初戦を3得点の快勝で突破した法大は、立教大との2回戦に臨んだ。1回戦からGK、そして両センターバックを含む、スタメンの約半数変更。関東リーグ戦に出場するメンバーが中心となった。

試合開始早々、試合が動く。4分、立教大GKのロングフィードから一気にゴール前に攻め込まれると、見事なミドルシュートを沈められ先制を許してしまう。出鼻を挫かれる形となった法大だが、慌てることはなかった。中盤でのボール奪取から、ショートカウンターを繰り出し、相手ゴールに迫り続ける。迎えた16分、左サイドを崩すと、安光将作(ジェフ千葉U18)の折り返したボールが、見事な弧を描き、そのままゴールへ。同点に追いつくことに成功する。その後も、試合の主導権を握った法大が、相手陣内で試合を進めるも追加点は奪えず前半を終えた。

後半は一進一退の攻防が続く。お互いのゴール前を行き来する展開の中、均衡を破ったのは法大だった。77分、左サイドのスローインからPAへ侵入し、中井崇仁(尚志)がクロスをあげると、逆サイドで待っていた佐藤大樹(札幌U18・町田内定)がヘディングシュート。ライン上でクリアされたかと思われたが、主審はゴールの判定。佐藤の2試合連続、今大会3得点目で逆転に成功した。終盤は立教大が猛攻も、GK近藤壱成(磐田U18)を中心に耐えぬき、逆転勝利で準々決勝進出を決めた。

次戦、準々決勝の相手は駒大。天皇杯東京予選決勝で、PK戦の末に敗れた記憶も新しい因縁の相手だ。また、勝てば総理大臣杯出場も決定する。5冠に向け、山場を迎える。

(取材・宮川昇)

途中出場ながら今大会3得点目を挙げた佐藤大

選手コメント

長山一也監督

ー試合を振り返って
今日は立ち上がりから最終ラインを含めて不安定なところがあり、立教さんのアグレッシブさに出鼻を挫かれてしまいましたけど、その後は我慢しながら、(安光)将作が狙ったシュートかは分からないけど、前半のうちに振り出しに戻すことができました。後半は、リズムを作りながらスローインから点を取ることができました。まずトーナメントでは勝ち切ることが大事ですし、1部リーグの他のチームが負けているところが多いので、1部の代表としても勝ち続けたいと思います。

ー相手が昨日に続き連戦であるということも含め、どういったゲームプランを考えていましたか?
相手は昨日の試合に勝ち切った勢いを持ってくる。集中して入ろうと話していましたけど、やられてしまったので、そこはもっと追求していく必要があります。ただ、最初に出鼻を挫かれた展開から、ひっくり返すことができたのは評価できるかなと思います。

ー1回戦もフル出場、今日も後半から出場した松岡選手の評価はいかがですか?
(松岡)迅はずっとIリーグでも、トレーニングでもいいプレーをしていました。とても雰囲気のあるセンターバックで、1回戦も0に抑えることができていましたし、今日も途中から入った中でも対応しながら、後半は0に抑えることができました。あとは、フィジカルが強い選手なので、もっとヘディングで距離を稼いでいくとから、チームがマイボールにできる状況を作る技術をつけていくと、さらに評価されていくと思います。良い部分と、まだまだ繊細にプレーしなければいけない部分もあるので、経験を積みながら成長してほしいです。

田部井涼

-試合を振り返って
チーム全体で試合の入りを大事にしようと話していた中で失点してしまったのは、今年やってきたことがまだまだ出し切れていないと感じます。去年とは違って、バックラインに核となる選手がいない中で、チーム全体でカバーしていくことができなかったと思います。ただ、ひっくり返して勝てたことにも意味があるので、トーナメントですぐに試合が来るので、修正してやっていきたいと思います。

-後半から渡邉選手と前橋育英コンビでボランチを組みましたが、プレーしてみてどうでしたか?
僕が少し下がってボールを捌いて、(渡邉)綾平を前で関わらせるようにしたんですけど、そこは少し反省している部分があります。印象としてお互いのバランスを見ると、もっと2人ともハッキリ前でプレーできたかなと。前育コンビですし、2人ともボールを繋げるのは特徴なので、そこをもう少し発揮したかったですね。バックラインが下がってしまったのもありますけど、シーンで役割を使い分ける必要がありました。

-Iリーグの選手も徐々に試合に絡んでいる中で、キャプテンとしてチーム全体をどうまとめていますか?
今年は5冠という目標の中でIリーグのタイトルも含まれていますし、チーム全体での意識付けはよくできていると思います。昨日のミーティングでも、18人だけではなく、法政チーム全員で勝つと改めて確認しました。Iリーグのメンバーはとても個性があるので、4年生がどんどんそれを引き出して、また自分たちも刺激を受けながら特徴を出していければいいなと思います。

フォトギャラリー

試合の写真は、スポーツ法政新聞会の公式ツイッター、また公式インスタグラムに掲載いたします。

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