• HOME
  • 記事
  • ボクシング
  • 【ボクシング】第73回関東大学ボクシング2部リーグ戦 対専大戦 危なげない試合運びで見事優勝! 下級生の活躍が光る 来季こそは一部昇格へ

【ボクシング】第73回関東大学ボクシング2部リーグ戦 対専大戦 危なげない試合運びで見事優勝! 下級生の活躍が光る 来季こそは一部昇格へ

ボクシング

【ボクシング】第73回関東大学ボクシング2部リーグ戦 対専大戦 危なげない試合運びで見事優勝! 下級生の活躍が光る 来季こそは一部昇格へ

第73回関東大学ボクシング2部リーグ戦

2021年7月10日(土)
後楽園ホール

新型コロナウイルスの影響で昇格無しのトーナメント形式となった今大会。専大には、前回のリーグ戦でストレート勝ちを見せている。しかし、専大はここまでの日体大、慶大との二試合を危なげなく勝ち進んできており、油断のできない相手だ。試合はLF級尾崎優日(営1)が、1年生ながら優秀選手賞を獲得するほどの活躍を見せ、チームに勢いを呼び込む。その後、接戦が続くが最後は宮田彪我(法3)が試合を決め、見事優勝をもぎ取った。

完全優勝で入れ替え戦に臨む

試合結果

トータル試合結果

4

法政大学

3

専修大学

 

試合結果

 階級 勝敗 選手名 スコア 対戦相手
LF 尾崎優日(営1)  RSC(2R:2:52) 松浦
F  河本航太生(法3)  3-2 荒巻
B 宇塚大輔(営2)  0-5 原田
L 歌代風依(法2)  0-5 鈴木
LW  染谷將敬(文2)  5-0 古殿
W  宮田彪我(法3)  5-0 青井
M  浜田大護(キャ3) 0-3  吉場

戦評

2部での優勝を目指し、リーグ戦決勝へ挑む法大。
相手は専大。何としても勝ちたいこの試合を前にゴングがなった。

LF級は唯一の1年生からの出場である尾崎優日(営1)。前回の立大戦でも5ー0で見事勝利を収めている期待の1年生だ。前回の勢いのまま堂々とした戦いぶりで見事勝利を収める。
F級は河本航太生(法3)。相手の専大の荒巻とは東福岡高校での同級生だ。何として勝利したいこの一戦。しかし見事に強烈なパンチにより見事ポイント勝ちをする。
B級は宇塚大輔(営2)。果敢に攻めるも惜しくも負けてしまう。
続くR級は歌代風依(法2) 。こちらも堂々の試合運びを見せるが要所要所を攻められ敗れてしまう。
2勝2敗となり何としても流れを変えたい法大のRWは染谷。序盤から大事なところでクリーンヒットを決め続け、見事勝利を飾り、優勝に大手をかける。
続くW級は宮田彪我(法3)。前半から果敢にせめ見事勝利。この時点で法大の2部優勝が決定した。
M級の浜田大護(キャ3)も見事勝利。結果4ー3で法大が2部優勝となった。

今大会では特に下級生の活躍が目立った。主将の布元寿弥(キャ4)を始めとした4年生のサポートがあったおかげでの2部優勝である。この勢いのまま来季の1部昇格に向けて突っ走る。

(海津航)

監督・選手コメント

村橋薫 監督

ー今日の試合を振り返って
ドキドキで。こうなるなとは予想していました。こうなるかギリギリ勝った試合を重ねて6対1とか4対3になるというのは十分に想像してました。

ー本日の専修大学戦に向けてどのような調整を
去年から考えるとどの大学もそうですけど、練習出来ていないので個人個人地元に帰っての練習になって、9月から12月まで練習してその後また緊急事態宣言が出てしまったので、その後大会前の2ヶ月、3ヶ月練習して最後の方少し調整しただけなのでやっぱり練習不足が如実に出ていたなと思います。

ー専修大学の選手の印象は
強かったですね。今年は強いなと言うのは準決勝を見て、思ったのでやっぱり強かったです。

ー下級生の活躍が目立ちました
バンダム級が主将の布元の予定だったんですけど肩を怪我してしまったのでそれは予想外でした。本当なら4年生は一人でていました。ほかの4年生もギリギリまで迷っていたんですけど下級生の方が練習の調整状況が良かったので下級生を使いました。

ー今回のトーナメント全体を振り返って
二戦しか無かったんですけど準備期間が無かった割には頑張ったなとは思います。ただやっぱり1年間それぞれ各自がどれだけ練習してきたかという部分が少し足りなかったかなと思ったので、今後もコロナは続きますのでそこら辺を考えて来年に向けて。目標は一部に復帰して一部で定着する力をつけるということなのでそこまではまだ遠いなと思うので引き続きやっていきたいなと思います。

ー去年は大会がありませんでしたがその中での苦悩などは
技術的に良くなってきた選手がいる中で、また見れなくなっちゃうなと言うのはありましたけど結局大学生は自分で練習しなきゃいけないので地元に帰ってやらなきゃいけない練習もできるので。合宿とかができなかったなというのはありますけどそこはどこも一緒だしどの競技も同じなので。

ー引退となる4年生に向けて
コロナの影響でほぼ2年間しか見れなくて残念でしたし他のところも同じですけどそういうような部活動になってしまったのが可哀想というか残念だったなとは思います。やめてしまった選手もいるのでよく最後まで後輩を引っ張ってくれたなと思うのですごく感謝してます。特にキャプテンはよく引っ張ってくれて目標を持ってやってくれたので非常に感謝してます。

ー来季に向けて一言
引き続きやらなきゃ行けない練習を学生たちに理解させてやって貰えるようにチームを作っていければなと思います。

布元寿弥 主将

ー本日の優勝おめでとうございます
ありがとうございます。

ー今日の試合を振り返って
自分は選手として試合に出ることが出来なくて、試合の一週間半前の水曜日に肩を怪我してしまって、とても悔しくて。でも、みんなの前では結構誤魔化して笑ったりしてたんですけど凄い悔しいしただでさえ入れ替え戦がない状況でキャプテンとして色んな先輩方を見てきていろんな思いを背負っている中でやっぱり自分に出来ることは背中で後輩達に思いを伝えてそれを来年以降に後輩たちがバトンを繋ぐということが自分の思ってた事なんですけど、怪我してしまって肩の脱臼も初めてで、その脱臼も全治2ヶ月と病院の先生に言われて、1週間くらいは1人でめっちゃ考えて泣く時もあったりしてそれでもやはり自分たちにできることは何かってなったらチームのサポートに回ることで一人一人と向き合うじゃないですけどやっぱり練習中の態度、練習中のアドバイス、意見というものをしっかり自分ができることを最大限にやって。
今日の試合に関しても、ライトフライの尾崎に関しては高校から知っている後輩という部分でやっぱりスタートダッシュという部分で自分の思いも背負ってもらう形で迎えたんですけどその思っているどおりのレベルで試合をしてくれてライトフライ級でいいスタートを切れて流れに乗ってきたなというところで2年の河本がフライ級で出た中で河本は1年生の頃から一緒リーグ戦に出ているという部分と1年生の頃に同部屋であったりと言ったそういう部分から頑張って欲しいという部分があったり、自分のリングシューズを河本に預けてそれを履いて試合に出てくれというふうに頼んでそれに対して「喜んで。」と言ってくれて、自分の思いも。という部分でやはりプレッシャーになってたと思うんですけどそのプレッシャーも河本が払って試合してくれて勝ってくれました。バンダム級に関してもやはり自分の代わりということでプレッシャーもあった事だろうし、宇塚自体も試合前に色々あって練習も十分にできなかった中、やはり最後までやりきってくれたかなと思いました。ライト級も自分の個性であったりやり方、距離感というものを最大限に活かせてはいたんですけど、相手が攻めてきた時に自分の距離では保てないと言うところを課題になって負けてしまったと思うんですけどやはり練習も真面目にやりますし課題を持ってやってると言うのは見ててわかるのであと2年あるのでしっかり強くなってこれからの法政を強くして欲しいなと思います。ライトフライの染谷に関してはやっぱり緊張もしてたんですけど、その緊張を振り払う感じで周りも応援してチーム一丸となって負けた流れを勝ちに持ってきてくれたかなと思います。ウェルター級の宮田に関しても一つ下の後輩で間近な部分もあって練習以外でも結構会話したりする仲でしたしやはり1番は自分の同級生が誰も出ていない仲で後輩たちも色んな想いを背負ってしまっていると思ったので練習前であったり試合前、試合の最中でも最低限のアドバイスや意見といったものを伝えられてきたかなと思いました。ミドル級に関しては初めてのリーグ戦で自分たちが思った以上の動きもしてくれてやっぱり来年再来年と繋がる試合だったかなと思いました。自分はこの1年間キャプテンをやらして頂いて自分自身練習以外では真面目ではない方なんですけどやっぱり練習ってなったら気合が入ってしまって空回りしたり1つのことに真っ直ぐになってしまって、しっかり後輩たちを見られていないという状況があってしまったんですけど同級生にはほんとに支えてもらいましたしその同級生の中でも半分くらい早めてしまったんですけど残っている部員が自分のことを支えてくれて後輩たちが自分に言えないことも同級生に言ってくれてそれに同級生たちが言ってくれてそれに後輩たちも着いてきてくれて練習の自分たちの背中を追うように、練習していたら何人か後輩も残ってくれて練習してくれたり自分が練習前に走ったりしてたんですけど走ったりしてるのも自分の姿を見てくれて部員の大半が練習前に自発的に走ってくれたりと自然にしてくれたところに自分自身すごい嬉しかったですし、やっぱりそこからキャプテンやっててよかったなとかこのチームで勝ちたいなと思うようになって、そこで入れ替え戦がないってなった時に自分自身も一部リーグ復帰というものを目標にやってきていたのですごい悔しかったんですけどこのチームでひとつの最高のチームを作り上げて来年一部復帰に向けて新しいバトンを繋ぐという部分で作り上げてきたチームだったのでこの最終戦と前の試合というのは人として成長できた1年だったかなと思います。

ー専修大学戦に向けてどのような課題や調整を
課題という部分に関しては一人一人の意識、モチベーションをどのように保つかという部分と、自分が試合に出れないってなった瞬間にチーム自体が不安になってしまう部分もあってしまったのでそれを克服するために自分がアドバイスやサポートといったものに回ることで課題解決に繋がったのかなと思いました。

ー今回のトーナメントを振り返って
このチームを作りあげてきたこと、このチームの主将をさせてもらって一人一人の個性をまとめあげるリーダーシップという部分もこれからの社会に出てからの経験になりましたしこれからの人生ですごい思い出に残る1年だと思って、やっぱり自分が最後怪我をしてしまい選手として後輩に背中で自分の思いを伝えるという自分のやりたかったことをリングの上で出来なかったんですけどこれまでの1年間てそういうことは伝えられたかなと。やっぱり来年になったら違うチームができて違う色が出来ると思うんですけどそれは後輩達が自分達の色、様々なものを作り出してくれていいものを作り出し来年は絶対一部リーグに上がって欲しいなと思います。

ー去年新型コロナウィルスの影響で大会がありませんでしたが、自分自身の中で苦悩などは
自分自身の中で目標を見失わずに練習に取り組むことが出来たんですけどやっぱりキャプテンとして一人一人のモチベーションだったり温度差といった壁にぶつかることから全員のモチベーションをあげることは難しいことの一つではありましたけどやっぱりそれもチーム一丸となり自分で背中で見せ、着いてきてくれる人が1人でも2人でも増えてきたら段々と全体的に染まっていくという部分があったのでそこはそこまで自分自身苦しんだことではなかったです。

ー4年生に向けて
自分は同級生にすごい助けられて二の上?、田島この二人がいたからこそ自分はこのチームのキャプテンとしてやりきることが出来ましたし、こういういいチームを作ることができたのかなと思って、大変な時は相談に乗ってもらったり、実際怪我した時もすごい支えてもらったりお世話になってやっぱり同期というのは素晴らしいなと。同期3人とこのような形になってしまいましたけどやっぱり引退できて最高の法政大学ボクシング部として入れることが最高ですしほんとに最高な同期だと思います。

ー今大会での下級生の活躍が目立ったが
自分が怪我で出れなくなった部分とその中で下級生が自分たちのプレッシャーまでも背負ってくれて戦ってくれてほかの階級では自分のためにというものを思ってくれて戦ってくれて自分自身すごく嬉しく感じましたし、こういうチームを作り上げてよかったなと思いました。一番は来年再来年と繋げてくれるいいきっかけになってくれたのかなと思いました。

ー最後に一言
自分はこのチームのキャプテンをさせてもらって全員と出会えて、偶然だと思うんですけど漫画のシーンで「チームの中で自分たちは電車の車両にたまたま乗り合わせたメンバー」という言葉がありほんとにその通りだなと思って、たまたま巡り会った一人一人が同じ目標に向かって頑張れることはほんとに素晴らしいことだと思いますしそういうことを一生忘れないで欲しいと後輩たちに残すことと、やっぱり1番は感謝の気持ちを忘れないで欲しいです。監督やコーチに関しては毎日仕事終わりにわざわざ来てくださったり休みの日に自分たちの練習を見てくれるという部分が当たり前と思ってしまってはダメだと思いますしそれを常に感謝し誰かのために頑張る、応援してくれる人支えてくれる人達への感謝の気持ちはこれからも忘れずに取り組んで言って欲しいと思います。

宮田彪我

ー今日を振り返って
とりあえず勝てて良かったのもあるんですけど課題がすごく見つかったので来年のリーグ戦は最高学年としてチームを引っ張って行けるように圧勝したいと思っているのでもっと実力をつけて一部に通用するように頑張っていきたいと思います。

ー課題とは
気持ちが前に出て突っ込んでいってしまう癖があるのでそれを治して冷静に戦って自分がここで勝てるという場所をもう少し作っていくのが課題かなと思います。

ー3対3の場面でどのような思いでリングに挙がったか
プレッシャーがあった訳ではなくて結構自信があったので良かったのですけど勝たなきゃ行けない場面だったので。自分のボクシングをやれば勝てると思っていたのでそこまでですね。

ー4年生が出場しない中での決勝となりましたが
自分たちのことを引っ張ってくれた4年生だったので一緒に戦いたいという気持ちがあったんですけどその先輩たちの分も背負って自分たち3年生が先頭に立って優勝という形を残せたのでそれは良かったかなと思います。

ー今季を振り返って
試合前になると練習のモチベーションが上がってくるのがあるのでもっと練習前からモチベーションをあげればよかったかなと言うのがありました。

ー去年は新型コロナウィルスの影響で試合がなかったが、気持ちの中での葛藤などはあったか
リーグ戦がなくなってしまったのがあって、1年分無駄にしてしまった気分があるので何とかあと1年で取り戻して最高の形で引退できたらなと思っています。

ー来年最上級生となるが来季に向けて意気込みを
下級生などを引っ張っていって自分たちが先頭に立ってまた優勝できるように頑張っていきたいと思います。

関連記事一覧