関東大学リーグ戦 Div.I-A
2021年11月6日(土)
ダイドードリンコアイスアリーナ
前回の中央大戦では、序盤に先制点を決められるとそのまま相手に主導権を握られまさかの0-6で惨敗した法大。続く明大では、試合を通して#92斎藤の公式戦初ゴールや#17北川のハットトリック達成など下級生の目覚ましい活躍があったものの、勝利を掴むことはできず4連敗となってしまった。
試合結果
トータル試合結果
5 (38) |
2(16) | 1P | 3(15) | 8 (44) |
---|---|---|---|---|
0(5) | 2P | 3(21) | ||
法政大学 | 3(17) | 3P | 2(8) | 明治大学 |
※(カッコ内)は、シュートの本数を表しています。
ゴールデータ
チーム | 時間 | ゴール | アシスト | アシスト | PP/PK |
---|---|---|---|---|---|
明大 | 2:18 | 16 三浦稜介 | 29 成瀬翼 | 22 丸山詳真 | ー |
明大 | 3:06 | 10 佐久間雄大 | 7 三浦大輝 | 79 青山晃大 | SH |
法大 | 10:08 | 14 荒井大空 | 17 北川海人 | ー | ー |
明大 | 17:07 | 79 青山晃大 | 10 佐久間雄大 | 7 三浦大輝 | SH |
法大 | 19:28 | 17 北川海人 | 29 砂岡鷹 | 18 金子凌大 | ー |
明大 | 29:06 | 10 佐久間雄大 | 37 吉岡莉央 | 79 青山晃大 | ー |
明大 | 37:57 | 11 唐津大輔 | 7 三浦大輝 | 10 佐久間雄大 | PP |
明大 | 39:25 | 10 佐久間雄大 | 16 三浦稜介 | ー | ー |
明大 | 42:14 | 10 佐久間雄大 | 16 三浦稜介 | 8 竹谷莉央人 | ー |
法大 | 49:51 | 17 北川海人 | 86 伊藤俊之 | 92 齊藤輝 | PP |
明大 | 50:09 | 68 小森佳介 | 11 唐津大輔 | 92 中條廉 | ー |
法大 | 50:34 | 17 北川海人 | 44 床勇大可 | 86 伊藤俊之 | ー |
法大 | 53:45 | 92 齊藤輝 | 18 金子凌大 | ー | PP |
メンバー
SET | DF | DF | FW | FW | FW |
---|---|---|---|---|---|
1 | A21 栗原皐成(4) | 65 高橋颯人(4) | 77 安藤永吉(3) | C86 伊藤俊之(4) | 17 北川海人(1) |
2 | 44 床勇大可(1) | 29 砂岡鷹(2) | A18 金子凌大(4) | 14 荒井大空(2) | 80 金澤颯(2) |
3 | 5 菊池聖(3) | 92 齊藤輝(1) | 11 高木然(1) | 15 冷水大雅(3) | 91 山村旭飛(1) |
4 | 16 糸崎勇(4) | 6 塚本純平(2) | 28 岡本鱒乃助(3) | 12 山口琢也(3) | 19 楢山皓大() |
※GKは#1柏原瑞(3)が先発出場。17:07からは#54梯航輔(1)。
戦評
3日前の中大戦では無得点で惨敗した法大。気持ちを切り替え、格上である明大相手に怯むことなく、勝利を掴み取ることができるか。
第1ピリオド。序盤から攻めに積極的な姿勢を見せる法大。しかし開始早々先制点を奪われると、その1分後のPPのチャンスも逃し、逆に速攻による追加点を許してしまう展開に。しかし明大の激しい攻撃を耐え抜き、残り10分で#14 荒井大空がゴールを決める。ここで形勢逆転となるかと思われたが中々流れを掴めず、更なる追加点を取られてしまったものの、残り3分法大が再び意地を見せ追加点を獲得。1点を追いかける形で、試合は第2ピリオドへ。
続く第2ピリオド。果敢に攻めるも、センターラインからパックを前に運べず、主導権を握られる状態が続く。そして残り10分で明大に4点目を奪われると、そこからさらに追加点を奪われ一気に2失点。暗雲が立ち込める中、試合は最終ピリオドへ。
勝負の最終ピリオド。これ以上の失点は何としてでも避けたい法大であったが、開始2分に再びゴールを決められてしまう。しかし残り10分。明大のペナルティーを皮切りに、PPのチャンスを活かして1点をものにする。20秒後明大も負けじと得点を重ねるも、すぐに勢いに乗った#17 北川海人が本日3点目を決め、流れを奪った法大。その後は法大らしさを遺憾なく発揮し、最後は#92 齋藤輝が公式戦初ゴールを決めて試合終了。第3ピリオドで見事な追い上げを見せたものの、5-8で敗戦した。次の相手は大東文化大学。法大らしい貪欲なプレーで今大会初勝利なるか。(撮影・取材 糸口真子、溝口真央)
選手インタビュー
柏原瑞
―今日の試合を振り返って
明大がこれまで3試合で30得点くらいしている中で、勝つには点数を押さなくちゃいけなかったんですけど1失点目自分のミスで失点してしまい悔しいです。それがなかったら点も取れてたしもっと良かったと思うので悔いが残ります。
―明大はどういうチームですか
ラッシュや人数不利の場面もパスが上手かったです。できれば3失点目も味方がパスコース消してくれていたので、止められたらもっと良かったかなと思います。
―今日のコンディションは
深夜練がずっと続いていて、15時の試合に合わせるのがとても大変でしたが、それなりには良い状態でできたかなと思います。
―前回の試合出場を踏まえて意識していたことは
特にはないです。いつも通りやれたらいいなと思っていました。
―チームの作戦は
守りの時間が多くない分守り慣れてないみたいところがあるので、攻めるチャンスがあったらどんどん攻めていこうという作戦はありました。
―試合を終えて見えた課題は
ファーストショットで囲めなくてリズムがつくれなかったので、最初のシュートをしっかり止めて自分のリズムに乗っていけたらいいかなと思います。
―課題に対しての練習は
こういうのは試合じゃないと掴めない部分もあるので、練習ではシュート一本一本集中して止められたらいいかなと思います。
―次回への意気込み
1ピリでノックアウトされてとても悔しかったので、次回は最後までゴールに立っていられるように失点を減らして頑張っていけたらいいなと思います。
北川海人
ー今日の試合を振り返って
最初の方は流れが悪くて。点数を入れられるとチームの雰囲気が下がってしまい、そこからプレーでもミスが多くなってしまったので、今日は良かったと言えないですね。あと、守りの部分も全然ダメだったので、これからあと3試合のうちに改善していきたいです。
ー中大の試合を経て
中大戦ではチャンスを決められなかったことが多かったので、そのチャンスを決めていれば良い試合になったのではないかというのが選手の中でありまして。今日は明大が得点を取る分、自分たちも得点を取らないといけないと思ってプレーしました。
ー本日3点を決めましたがお気持ちは
逆転ゴールだったり、もう少し最初の方にゴールをして、チームが流れに乗るようなゴールになればと思っていました。自分的にはチームに少しでも貢献できて良かったと思います。
ー本日の作戦は
毎試合毎試合対策はしています。練習通りハードワークで相手に競り勝って、貪欲なプレーをするというのが自分たちなので、いつも通り変わらずやろうと。その気持ちがプレーにも出ていたと思います。
ー4試合を通して見えてた課題は
失点の多さです。守りの部分のコミュニケーションをしっかりやることで、改善されると思います。そしてそこから攻めに繋げていくということを課題にしていきたいです。
ー次の試合への意気込み
次の試合は今まで試合をやってきて出た課題を改善して、次の試合に臨みたいです。
齋藤輝
ー今日の試合を振り返って
最初は流れが悪くて、足も動かなかったのですが、2ピリ、3ピリからは足が動くようになってきて。ゴールをしようという姿勢が初ゴールに繋がったと思います。
ー中大の試合を経て
中央大学の試合は得点が0点だったので、1点でも多く取ろうという気持ちで試合に臨みました。
ー初ゴールを決めた気持ち
少し泥臭い感じで入ったのですが。でも初ゴールはとても嬉しいです。
ー法大を選んだ理由
とても仲の良い先輩がいまして、一緒にプレーをしたいと思ったので、来ました。
ー目標の先輩
もう卒業してしまったのですが、松井洸さんという人です。その人みたいな体の強さやシュートのコントロール力と速さに近づけたら良いなと思っています。
ー4年間で成長したいところ
まだ体が小さいので、もっと体を大きくしたいです。そして誰にも負けない体を作って、自信をつけていきたいです。
ー次の試合への意気込み
次の試合も法政らしくガツガツいき、得点を多く重ねて勝利に導きたいと思います。