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【硬式野球】眠れる主将の覚醒で絶対王者を打ち破れ! 東京六大学野球2022春季リーグ戦 対慶大戦展望

東京六大学野球2022春季リーグ戦 対慶大
2022年4月30日(土)、5月1日(日)
神宮球場

折り返しを迎える三カード目。四季ぶりの優勝に挑む法大にとって、早くも大きな分岐点を迎える。相手の慶大は昨年春秋優勝のまさに『絶対王者』。今季もここまで無敗で勝ち点を2としており、強さは健在だ。法大は優勝に向けて、もう落とせない中、挑戦者として、王者に挑む。

春季リーグ戦途中経過

順位 試合 勝利 敗戦 引分 勝ち点 勝率
1位 慶大 ―― ○△○ ○○ 5 4 0 1 2 1.000
2位 明大 ―― ○●○ ○○ 5 4 1 0 2 .800
3位 法大 ―― ●● ○○ 4 2 2 0 1 .500
3位 立大 ●△● ○○ ―― 5 2 2 1 1 .500
5位 早大 ●○● ●● ―― 5 1 4 0 0 .200
6位 東大 ●● ●● ―― 4 0 4 0 0 .000

慶大戦展望

開幕から2カード終え勝ち点1の法大。明日からはここまで2カード連続で勝ち点を獲得し、昨季春秋連覇を成し遂げた王者・慶大を迎え撃つ。

慶大の最大の特徴は強力な打撃陣だ。萩尾匡也や朝日春人、下山悠介など経験豊富な強打者がオーダーに名を連ねている。中でも3年生ながら早大の蛭間拓哉に次ぐ現役2位の通算9本塁打を誇る廣瀬隆太には要警戒だ。1年春に神宮デビューを果たすと秋からは主力に成長。今季もここまで全試合に出場すると3本塁打、打率.333を記録。廣瀬をいかに封じ込めることができるかが勝負を分ける鍵となるだろう。

投手陣ではすでに2勝を挙げているエース増井翔太を中心に実力者が多数。橋本達弥など中継ぎ陣も充実しており投手力にも抜け目がない。


廣瀬は5試合で3本塁打、8打点と絶好調だ

法大のキーマンは齊藤大輝(人4=横浜)だ。昨年は2季連続でベストナインを獲得し、今季からは主将に就任。名実ともに法大の中心選手となった齊藤だが今季は打撃不振に苦しんでおり、ここまでわずか1安打にとどまっている。齊藤大の復活無くして法大の躍進はない。

選手層が厚く、総合力が高い慶大であるが優勝に向けて絶対に落とすことが出来ない今カード。悲願の王座奪還に向けて『一心』で勝利を掴み取りたい。


主将の覚醒は誰もが待っている

(二瓶堅太)

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