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【硬式野球】他大学インタビュー2022 慶應義塾大学野球部①~堀井哲也監督、下山悠介主将~

硬式野球

2022年3月21日(月)、31日(木)
オンライン

4月30日からの3カード目で慶大と対戦する法大野球部。着々と準備が進む中、弊会は対戦相手である慶大野球部にオンラインでインタビューを敢行した。今回は、指揮官である堀井哲也監督、主将を務める下山悠介選手に話を伺った。

就任三年目を迎えた堀井監督

監督・選手インタビュー

堀井哲也 監督

ー昨年を振り返って
春秋と優勝しまして、私は就任2年目ですが、大学野球で成果を出すことができたというやりがいを感じました。

ー就任1年目と2年目での違いは
基本的な野球のやり方は変えていませんが、大学野球というのはこの辺まで見守った方が良いとか、ここまでは選手に任せた方が良いということが私なりに分かってきました。

ー昨年は『大学野球四冠』まであと一歩でした
技術の面では、投手中心にしっかり守ったということと、勝負所で打線が点を取って行くことができました。技術以外のところですと、チームがまとまってベンチに入っている選手も、入っていない選手も含めて自身の役割を全うしてくれたというところですね。

ーここまでのチームの仕上がりは
特に投手なのですが、昨年までの神宮経験者でもある生井(惇己)と渡部(淳一)が出遅れているところがあるので、橋本(達弥)、増居(翔太)に続く投手をオープン戦を通して探している途中です。捕手も福井(章吾)から新しい選手に代わっていますので、バッテリーの整備という点がキャンプ終わってから実戦に入って、直面している課題です。

ー今季のチームの軸は
投手ですと、橋本と増居ですね。橋本は右、増居は左なのでますはこの二枚看板です。打者は下山(悠介)主将を中心に萩尾(匡也)、廣瀬(隆太)、この三人が打の中心になります。

ー今季新たに伸びてきている選手は
1人挙げるとすると、打者の山本ですかね。リーグ戦の打席数は5打席もないと思うんですけど、彼がクリーンアップに入る予定です。オープン戦は本塁打も多く出ていて、新戦力として非常に期待しています。

ー法大の印象は
毎年毎年、選手の能力の高さやチームの強さは六大学トップクラスだと思っています。昨年の三浦(銀二、令3年度卒=現・横浜DeNA)くんと山下(輝、令3年度卒=現・東京ヤクルト)くんの二枚の投手が抜けましたけど、扇谷(莉、営4=東邦)くんや篠木(健太郎、営2=木更津総合)くんなど、力のある投手はたくさんいるので、そんなことは感じさせないですし、常に優勝を狙える位置にいると思っています。打者では齊藤(大輝、人4=横浜)くんも昨年クリーンアップを打って、もう押しも押されぬ中心選手だと思います。六大学の中でも一番怖い打者です。

ーその他に、警戒している選手は
まずは試合経験のある宮﨑(秀太、営4=天理)です。彼が1.2番に座ると思うんですけど、長打力あり、脚もあり、強力なリードオフマンだと思います。それから齊藤くんに野尻(幸輝、営4=木更津総合)くんですね。非常に力のある選手なので、警戒すべき打線だと思っています。

ー2019年以来の二戦先勝制ですが、その点については
いつ勝ち点制が復活しても良いように、去年のシーズンが終わってから投手も野手も体力の強化に取り組んできました。それがどこまで仕上げられたかは、三回戦制が初めての選手もいますので、未知ではありますが、取り組んできたことを発揮していきたいです。

ー三カード目となる法大戦への意気込みをお願いします
リーグ戦の折り返しというのは、リーグ戦にも慣れてきて、まだ疲労もあまりなく一番チーム力が充実している時期だと思っています。なので、何とかがっぷり四つの試合をできるようにと思っています。

(取材:大井涼平)


堀井 哲也(ほりい・てつや)
韮山→慶應義塾大学→三菱自動車川崎→三菱自動車岡崎→JR東日本
『慶大野球部在籍時は外野手としてプレー。三菱自動車川崎では4年間プレーし、1994年に三菱自動車岡崎に転籍。コーチを経て97年に監督に就任した。2005年からはJR東日本で監督を務め、11年には都市対抗野球大会でチームを初優勝に導いた。19年12月1日付で慶大野球部監督に就任。』

下山悠介 主将

ー昨季を振り替えって
春秋リーグ戦優勝と神宮大会準優勝をさせていただき、1年間をフルに戦いきったシーズンであったように感じています。その中で嬉しい経験も悔しい経験もし、貴重な経験をさせて頂きました。個人的に神宮大会の決勝で最後のバッターになり、結果を残せすごく悔しく印象に残っております。

ー慶大の強みとは
スポーツ推薦がない中で、他大よりもかなり主体的練習を取り組んでいるのではないかと感じています。また、多くの選手がレギュラーを取れるように主体的に練習をし、メンバーに入れなかった選手もサーポートにまわるなど協力しあってる所がチーム力につながっているのではないかと感じています。

ー主将として意気込みをお願いします
主将になった経緯として、同期間での話し合いで選んでもらったということもありますし、下級生の頃から自分と増居選手が公式戦に多く出場させていただいていたので、そこの経験を生かしつつ、春秋リーグ戦優勝、神宮大会優勝を目標に勝てるチームを作り、最後には笑顔で嬉しく終われるチームを作っていきたいと思います

ー現在のコンディションは
少しずつ冬場で練習した成果が出てきているように感じていて、今年のチームとしての形も見えはじめ、万全ではないものの、いい感じに収穫を得れてきているのではないかと感じています。

ーオフシーズン中に力を入れたことは
バッティングのパンチ力を上げることです。自分のスタイルが広角にライナーを打つことで、その中でフェンス手前で獲られることがあり、もう一つ打球に強さが有ればもっとヒットが打てるのではないかと思い、パンチ力強化を重点的に行ってきました。

ー法大の印象は
能力のある選手が揃っており、なかなか勝たせてはくれない印象があります。

ー法大で警戒している選手は
主将の齊藤選手はものすごくいいバッターで特に警戒しています。

ー新チームの雰囲気や工夫していることは
代々明るい雰囲気ではありますが、今年は特にかなり明るいチームでかつ、上下関係もなく、風通しのいい雰囲気です。そのような雰囲気づくりのために、自分1人でチームをまとめるのではなく、周りを巻き込んでみんなでチームを引っ張っていくようにしています。

ーファンの方々へ一言お願いします
今年もコロナ禍でまだまだ予断を許さない状況ではありますが、僕たちの野球で少しでも元気を与えられるようなプレーを目指したいと思います。また、法政大学さんと熱戦を繰り広げることを誓いますので、是非神宮球場にお越しください。

(取材:高橋芽唯)


下山 悠介 (しもやま・ゆうすけ)
商学部4年2000年4月8日生まれ
千葉県出身・慶応義塾
176㎝81kg・右投左打ち
『シュアな打撃と堅実な守備で先頭に立つ王者の主将。昨年あと一歩で果たせなかった四冠に向けて、チームを引っ張る』

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