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【硬式野球】他大学インタビュー2022 慶應義塾大学野球部②~増居翔太副将、萩尾匡也選手、廣瀬隆太選手~

硬式野球

2022年3月21日(月)
オンライン

4月30日からの3カード目で慶大と対戦する法大野球部。着々と準備が進む中、弊会は対戦相手である慶大野球部にオンラインでインタビューを敢行した。今回は、指揮官である堀井哲也監督、主将を務める下山悠介選手に話を伺った。

エースとしての働きに期待のかかる増居副将

選手インタビュー

増居翔太 副将

ー最近の調子は
悪くはないのですが、リーグ戦に向けてさらに調子を上げていけるようにあと1週間やっていきたいと思います。

ー現在のチームの雰囲気は
少し前まではオープン戦でも勝てない時期が続いていたのですが、最近は勝てる試合や粘れる試合も増えてきて、徐々に試合に良い雰囲気で入れるようになってきたと思います。

ーオフシーズンに取り組んできたこと
個人の話だとまずは今年一年間戦える体づくりをやってきました。

ーラストイヤーですがどのような1年にしていきたいか
まずは自分の与えられた役割である先発を全うし、それに結果がついてきて欲しいです。また、4年生ということもあり、チーム全員で優勝に向かっていけるようにみんなをしっかりと引っ張っていきたいです。

ー今年度から副将になられましたが
特に変わったことはないのですが、自分はリーグ戦を何度も経験してきたことや、副将にもならせていただいたことなどから練習や私生活の中で、リーグ戦に対する取り組みをチームや後輩に見せることを意識しています。

ー法大の印象は
法大の選手は野球の技術があり、高校時代からすごい舞台で試合をしてきた選手たちが多いと思うので、まずは野球がうまく大舞台に強いという印象があります。

ー法大で最も警戒している選手は
主将の齊藤大輝(人4=横浜)選手です。昨年も本塁打を打たれましたし、代表合宿でもプレイする姿を見てすごいレベルの選手だなと思っているので、今年も警戒して戦っていきたいと思います。

ー慶大で期待している選手は
今年は昨年のスタメンから外野手がごっそり抜けてしまったのですが、左打者の山本選手は本塁打も出ていて、長打も打てる選手なので期待しています。今までうちにいなかった左の大砲で練習試合でもすごく打っているので、リーグ戦でもたくさん打ってほしいです。

ー投手として意識している部分は
先発することが多いので、9回が終わる時点でチームが試合に勝てるように最少失点で抑え、できるだけ長いイニングを投げて次の投手に繋げるということができるように意識しています。

ー将来の夢は
高校時代はずっとB‘zのライブに行くことが夢だったのですが、高3の秋くらいに叶ってしまったので今は夢を探っている状態です(笑)。やったことはないのですがドラムをやってみたいので、バンドを組むことが夢です。B’zのようなかっこいいバンドに憧れます。

ー今季の目標は
チームとしてはリーグ戦優勝や日本一を目指しています。個人的にはチームの目標を達成するためにも5勝することを一つの目標にしています。結果ではあるのですが5勝することが目標です。

ーファンの方に向けて
今年の慶応は、昨年までのようにスター選手や今の時点で頭角を現しているような選手がいるわけではないのですが、全員の力で一生懸命力を出してリーグ戦を勝てるように頑張っていきたいので応援よろしくお願いします。

(取材:今井夏美)


増居 翔太(ますい・しょうた)
総合政策学部4年2000年5月25日生まれ
滋賀県出身・彦根東高校
171㎝68㎏・左投左打
『慶大のエース。先発として今年もチームを優勝に導く投球が期待される。今年度は副将としてもエースとしてもチームを引っ張る。』

萩尾匡也 外野手

ー昨シーズンを振り返って
昨シーズンは2連覇という形で終わることができ、いいことばかりではなかったですが、結果として優勝できたのは良かったです。反省点としては、春はスタメンで出させてもらったものの結果を残せなかったことです。秋はだんだんと結果ついてきたので、その経験を今年でも生かしたいです。

ー慶大の強みは
法政大学さんのようにスター選手が揃っているわけではないので、一人一人が100%の力を出すことが大切だと思っており、ででいる9人だけではなく、ベンチやスタンドにいるメンバーも自分の役割を理解して力を出しているのと、それを常に考えていることが慶応の強みだと感じています。

ーオフシーズン中に力を入れたこと
今年は打撃フォームを少し変えたので、フォームの修正や昨年の秋の早慶戦で肉離れをしてしまったので、下半身強化のためにウエイトも見直しました。

ー現在のコンデションは
いい方ではあると思います。それこそ昨年の春に比べると数字的にも結果は良く、バッティングに関してはこのままいけるといいなと感じてます。守備に関しては、今年からセンターに挑戦しているのでそこの調整や練習は必要であるなと感じています。

ー新チームの雰囲気や工夫していることは
昨年軸にいた福井(章吾)選手や正木(智也)選手が抜け、その分を埋めるということはもちろんあるのですが、誰かが埋めるというよりも全員でカバーし、新しい選手も含めてプレーしていきたいです。そういうこともあり、昨年よりもチームで戦うという意識が強いのではないかと思っています。打線では正木選手の分を僕や廣瀬選手でカバーしていきたいです。

ー疲れた時のリフレッシュ方法は
お風呂に長く浸かったり、よく整体に行きます。整体に行くと体がとても軽くなり、コンデションも上がるように感じます。

ー法大の印象は
個人のレベルが高く、毎年すごい選手が出てきて油断できないなと感じています。

ー法大で警戒している選手は
やはり主将の齊藤(大輝、人4=横浜)選手です。経験も豊富ですし、良いところで打っている印象があり、同じ右打者として負けないように頑張ります。

ー今シーズンの目標は
三冠王を目指してチームに貢献できればいいなと思っています。1番バッターなので、チームを勢いづけれるように初回から攻めていけたらなと思っています。

ー主将の下山(悠介)選手の印象は
すごい真面目です。笑 本当にチームのことをよく考えてくれています。背負いすぎる部分を僕がなんとかカバーできるようにしていけたらなと思っています。

ーファンの方々へ一言お願いします
コロナ禍が終わらない状況ですが、生で見る六大学野球は感動するものがあり、精一杯頑張りますので是非神宮球場に応援に来てください。

(取材:高橋芽唯)


萩尾 匡也(はぎお・まさや)
環境情報学部 4年2000年12月28日生まれ
熊本県出身・文徳高校
180㎝84kg・右投右打
『昨季、初めて三割に到達。今季もその打撃力で三連覇に貢献する』

廣瀬隆太 内野手

ー最近の調子は
ぼちぼちといったところです。

ー現在のチームの雰囲気は
下級生も上級生も明るい選手が多いので、チーム自体も非常に明るい雰囲気で楽しくやっています。

ーオフシーズンに取り組んできたことは
主に柔軟性に取り組んできました。

ー法大の印象は
法大はいつも4年生が中心となっていると思うのですが、新チームになってチームもガラッと変わったと思うので現時点での法大の印象はまだわからないのです。例年はパワフルな打撃を一人ひとりがしてくるという印象があります。

ー法大で最も警戒している選手は
齊藤大輝(人4=横浜)選手です。昨年も素晴らしい成績を残していますし、今年も主将を担っているので警戒しなければならない選手だと思います。

ー慶大で期待している選手
エースの増居(翔太)選手です。

ー打撃面で意識している点は
タイミングをしっかりととることとインサイドアウトで振ることを意識しています。

ー守備面で意識している点は
簡単な打球をしっかりとアウトにすることを意識しています。

ー自分のアピールポイントは
長打力だと思います。

ー今季の目標
打率3割と本塁打を3本打つことを最低ラインにしています。

ーファンの方に向けて
昨年は四冠とはなりませんでしたが、非常に良い成績を残せたので、今年も皆さんの期待に応えられるように頑張っていきたいと思います。

(取材:今井夏美)


廣瀬 隆太(ひろせ・りゅうた)
商学部3年2001年4月7日生まれ
慶応義塾高校
182㎝91㎏・右投右打
『リーグ戦経験豊富な右のスラッガー。長打力を武器に高い打率を誇る。昨年は優勝に貢献し、今年もリードオフマンとして攻撃の口火を切る。』

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