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【硬式野球】難敵撃破で『春の王者』の実力を見せつけろ! 東京六大学野球秋季リーグ戦 慶大戦展望

東京六大学野球秋季リーグ戦 対慶大
2020年10月23日(金)
神宮球場

先々週にまさかの2戦連続零封を喫し、4位に沈んだ法大。暗雲立ち込める現状を打破すべく、明日からの2連戦でリーグ首位・慶大と顔を合わせる。投打共に隙の無い『陸の王者』を撃破し、優勝へのわずかな望みを繋ぎたいところだ。

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ここからは1戦も落とせない

第5週終了時点リーグ戦結果(10/23現在)

順位 試合 勝利 敗戦 引分 勝点 勝率
1位 慶大 ―― △○ ○○ ○○ 6 5 0 1 5.5 1.000
2位 早大 ―― ○△ ○△ ○○ 6 4 0 2 5 1.000
2位 明大 △● ●△ ―― ○○ ○○ 8 4 2 2 5 .667
4位 法大 ●△ ●● ―― ○○ 6 2 3 1 2.5 .400
5位 立大 ●● ●● ―― △○ 6 1 4 1 1.5 .200
5位 東大 ●● ●● △● ―― 6 0 6 1 0.5 .000

慶大戦展望

第4週に行われた『血の法明戦』で2連敗を喫し、春秋連覇には黄色信号が灯ってしまった法大。逆転優勝に向けてこれ以上負けることが許されない中、明日から慶大2連戦を迎える。

慶大の第1先発として予想されるのは木澤尚文。最速155㌔の直球と切れ味鋭い変化球が武器のドラフト上位候補右腕だ。慶立1回戦では7回6失点と精彩を欠いたが、先週の慶明1回戦では8回2失点と明大打線を封じ込め、復調の兆しを見せている。奪三振能力が高い投手だけに、追い込まれる前に早いカウントから積極的に仕掛けていき、攻略の糸口を掴みたい。

木澤は奪三振能力に優れ、調子を上げてきている

野手陣で警戒したいのは慶大主将の瀬戸西純。もともと定評のあった高い守備力に加え、今年は打撃も好調。昨季の慶東1回戦で神宮初本塁打を放つと、今季も慶立1回戦で2ランを放つなど打撃に力強さが増している。さらに今季はここまでチームトップの7打点を挙げるなど勝負強い打撃を見せ、攻守にわたって慶大をけん引。この背番号『10』をいかに封じ込めるかが勝負の鍵を握るだろう。
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リーグ首位の原動力となっている慶大主将・瀬戸西

法大のキーマンはここまで防御率1.13と抜群の安定感を見せる鈴木昭汰(キャ4)。第1戦の先発が予想される鈴木は木澤との投げ合いになる可能性が高い。共にドラフト上位指名候補同士、投手戦が展開されるのは必至。先制点を奪ったチームに勢いが大きく傾く展開が予想されるだけに、先制点を許さない投球を期待したい。

野手陣では大柿廉太郎(法2)に注目だ。昨季の慶大1回戦で逆転打となる左前適時打を放った大柿は、今季はここまで打率.294、3打点と好調。明日から始まる2連戦も相性の良い慶大相手に快音を響かせたい。
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ここまで5試合に先発出場を果たしている扇の要・大柿

これまでも数々の死闘を繰り広げてきた慶大戦。手強い相手だが、逆転優勝に向けて負けるわけにはいかない。昨季の勢いを取り戻し、『和』となって勝点2ポイントを取りにいく。

(五嶋健)

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