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【陸上競技】第105回関東学生陸上競技対校選手権大会4日目結果・男子400メートル障害 菊田響生「気持ちで勝ったレース」法大のお家芸自身初優勝で法大勢3連覇!/男子200メートル 濱椋太郎2位&田原歩睦6位でW入賞!

第105回関東学生陸上競技対校選手権大会
2026年5月24日(日)
カンセキスタジアムとちぎ

4日間に渡って関東大学陸上界の強者たちが集う関東学生陸上競技対校選手権大会(以下、関東インカレ)。大会4日目は、男子400メートルハードルの決勝で菊田響生(スポ2=法政二)が法大勢大会3連覇となる自身初優勝を飾った。男子200メートルも濱椋太郎(スポ2=目黒日大)が準優勝、田原歩睦(スポ4=奈良育英)も入賞した。法大は総合得点40点の8位で今大会を終えた。

男子個人結果

200m決勝(+0.4)

組・着 選手名 記録
2位 濱椋太郎(スポ2) 20.74
6位 田原歩睦(スポ4) 21.02

200m準決勝(2組/3着+2)

順位 選手名 記録
1組2着 田原歩睦(スポ4) 21.09(+0.6)
2組2着 濱椋太郎(スポ2) 20.92(-0.5)

5000m決勝

組・着 選手名 記録
13位 野田晶斗(社4) 13:52.66

400mH決勝

順位 選手名 記録
1位 菊田響生(スポ2) 49.46

3000mSC決勝

順位 選手名 記録
5位 湯田陽平兵(社4) 8:46.55

4×400mR決勝

順位 選手名 記録
6位 法大

(菊田-濱-川上-堀田)

3:08.66

走高跳

順位 選手名 記録
8位 中村楓馬(スポ3) 2m04

やり投

順位 選手名 記録
13位 濱中賢悟(社1) 62m21
14位 関聡二郎(社4) 61m92

女子個人結果

5000m決勝

順位 選手名 記録
26位 鎌田煌花(スポ2) 16:55.59

Pick up

菊田響生

1位でゴールに飛び込んだ菊田は、拳を高く空へと突き上げた。大学入学以来、あと一歩のところで競り負けるレースを多く経験した菊田。今までの悔しさを晴らし、見事に「勝ち切る」レースを体現した。その走りは、序盤から隙がなかった。菊田がハードルを飛び越える度に、前との距離が確実に縮まっていく。6台目のハードルで歩数を切り替えれば、「持ち味」である後半のスピードが加速し続け、コーナーを曲がったところで先頭に踊り出る。最後のハードルを越えた後、先月の日本学生個人選手権では惜しくも後塵を拝した東洋大・柳田聖人(4年=東農大二)とせめぎ合い。ゴール前で一時遅れをとるも、渾身のラストスパートで再び先頭に立ち、勢いそのままフィニッシュ。それまでの自己ベストを0.31秒更新するとともに、関東インカレ男子400メートルハードルで法大勢3連覇をつないだ。しかし、菊田が見据える先は関東にとどまらない。まずは日本選手権でメダルを取り、アジア大会へ。今日の優勝は、彼が目指す世界の夢舞台への大きな一歩となるだろう。
(記事:宮川茉優)

インタビュー

菊田響生

ーー関東インカレ400メートルハードル男子法大勢3連覇かつ自己新。今日のレースを振り返って
3連覇がかかったレースというのは僕も意識していたので、まずは優勝するというところを目標に、自ずとタイムもついてくると思ったので。日本選手権の標準記録(49.30)というのを狙っていたんですけど。そこにはちょっと届かなかったんですけど、まあ自己ベストも出て良い走りができたんじゃないかなと。

ーー昨年の関東インカレで、高橋(遼将、令8年卒)さんが優勝時にマークした49.06を狙っていた部分はあったか
遼将さんが出したタイムより早く行こうと思っていたんですけど、練習見た感じまだそこにはちょっと足りないかなというところがあって。でも本当に48秒もちょっと狙って今シーズンレースしていたので、ちょっと悔しい部分がありますけど、まずは自己ベストを出せたというのが大きいと思います。

ーーレース時のハードル間の歩数の調整について
今回は3本とも5台目まで14歩で行って、6台目から15歩に切り替えてという3本とも同じレース展開だったんですけど。前半の決勝は外側に速い選手がいたので、14歩でちょっと様子見ながら流れに乗っていってで。15歩に切り替えるところで、しっかり自分の持ち味を活かしていく展開になったので、うまく歩数も変わっていったんじゃないかなと思っています。

ーー15歩の切り替えのタイミングが後半の持ち味につながっているのか
やっぱり15歩に切り替えてからのスピード感というのは、疲れてきて、歩数を大股から少し刻んでいくよってなって、スピードを(上げるところなので)。僕もともと後半のスピードが持ち味だったので。あとはもう本当気持ちでなんとか頑張りました。

ーー49秒台は昨日行われた準決勝が今シーズン初。関東インカレに調子を合わせていた部分が大きいのか
木南記念(木南道孝記念陸上競技大会)で50秒00で走って。その時7台目に大きく当たってしまって、本当に体勢崩してその後全然つながらなかったレースだったので。そこをしっかり後半のハードリングというところを修正して。本当に関東インカレまで1週間ちょっとしかなかったんですけど、しっかり気持ち高めて練習調整できたのかなというふうに思っています。

ーー「勝ち切る」レースができた最も大きな要因は
本当に優勝だけを目指して、栃木に来て。予選から自分が1番になることだけを考えたりしていたので、本当気持ちで勝ったレースだったなという。

ーー日本選手権に向けて課題や意気込み
日本選手権となると予選から48秒台の選手が多くなって、前半から積極的なレースをしないともう遅れて、その後も自分の持ち味を全て活かせないと思うので。まずはしっかり日本選手権でベスト更新できるように。それから練習頑張っていって、今年の目標は日本選手権でメダルを取ることなので。決勝残ってしっかり48秒台の法政でOBの方だったり、他の48秒台の選手と戦えるように、これからも練習していきたいなというふうに思います。

(インタビュー:宮川茉優)

濱椋太郎

ーー準決勝、決勝のレースを振り返って
準決勝はちょっと朝早くてなかなか体が起きてなかったので、ちゃんと走ったんですけど、なかなか自分の走りができなくて。決勝は結構時間経って体も起きていたので、前半から学生個人の時みたいに突っ込んで行けるところまで行こうという走りでした。

ーー決勝のレースで意識していたことは
前半からもうがっつり突っ込んで、コーナーで全員抜くぐらいの気持ちで意識してました。

ーー林(明良、慶大4年=攻玉社)選手と競る展開になったがその時の心情は
コーナーで1個外の植松(康太、中大3年=長崎南)さんを抜いて、もう勝ったかなみたいな感じに思っていたら、なんか内から出てきてちょっと焦ったというか。でもこの距離なら自分なら抜けるかなと思って、落ち着いてはいたんですけど、なかなか走ってるうちになんか縮まらないなみたいな感じになって、そのまま終わってしまいました。

ーー静岡国際陸上大会からどのように準備をしてきたか
結構連戦で疲労があったので、1回落として疲労を抜いて、またマイルリレーも走る可能性があったので、結構乳酸を出すというか、長い距離の練習をちょっと増やしました。

ーー今回4×400メートルリレーにもメンバー入りを果たしたが
やっぱり200メートルの倍なので結構長いなと思ったんですけど、やっぱ楽しいなっていう。高校の時にあまり強い高校ではなかったので、リレーを走る機会があまりなくて。こういう強いチームでいいメンバー、強いメンバー達と一緒にリレーができて楽しかったです。

ーー昨年に続き2度目の関東インカレ、今大会の感想は
予選は去年(男子100メートルで)フライングしちゃったので、もうトラウマっていうか、結構怖くて。今までの陸上人生で1番緊張したレースだったんですけど、そこから1回走って気持ちが楽になって。まあやっぱり関東インカレはお祭りみたいで楽しいなと思いました。

ーー今後の目標は
まず今シーズンはアジア大会があるので、その代表に選ばれるために標準記録の20秒48、あとは日本選手権で優勝って言ったんですけど、3位以内でいければいいかなと思っています。

(インタビュー:森川葵)

湯田陽平兵

ーー予選と決勝を振り返って
予選に関しては通過するのは当たり前だと思っていたので、とりあえず動きの確認と、位置取りをしっかりしてっていうのを意識していました。レースは悪くなくて、決勝でも結構いい動きができるんじゃないかなっていうふうに思っていました。 決勝で走ってみて、みんな同じ条件なのですが、思った以上に疲労が溜まってるなというのはありました。最後の最後で表彰台にも乗れなかったっていうところは、悔いの残るレースであったなと思っています。正直言葉はあまり出ないんですけど、日本選手権は残っているので、それに向けて悔いのない走りをして終われたらなというふうに思っています。なので、とりあえず切り替えて、練習をもう一度調整していこうかなというふうに思います。

ーー最後の関東インカレ、どのような気持ちで臨んだか
何が何でも勝ってやろうっていう気持ちと準備はしてきたので大丈夫っていう気持ちで挑みました。結果は良くなかったので、気持ちだけでなんとかなるものでもないなっていうのも思いましたし、ラスト表彰台の3位にもならなかったっていうところは結構悔しいなっていう気持ちでいっぱいです。

ーー全日本予選で1万メートルを走り、3000メートル障害までの調整で難しかった点は
距離であったり、ハードルとかもあるので、全く違う種目でレースに臨むので、やっぱりサンショー(3000メートル障害)になるとスピードとかが重要になってくるので、スピード練習とかもしていかないといけなくて。スタミナの部分を残しつつのスピード練習をしないといけないというのもありますし、全日本から関カレに向けての期間っていうところも、そこまで長いわけではなく短かったので、そういったところでの調整は結構難しかったです。スピードの部分での引き上げっていうところで、苦戦した部分は多かったなっていうふうに思ったんで、その調整の部分でも思っている以上にうまくいってなかったところがあったのだなというふうに思わされました。

ーーラスト1キロでの競り合いは、どんな気持ちで走っていたか
3位の位置にいたので、せめて3位の位置だけは守り切りたかったんですけど、それまでの動き自体もそこまで良くなかったので、そこの差で最後負けたのかなっていうふうに思うので抜かされた時は、差があったのかなっていうふうには思いました。

ーー今後の目標を
日本選手権が残っているのですが、それでサンショーが終わりになるので。最後、実業団の選手たちにも驚かせられるような走りを、短い期間ではありますけど、しっかり調整して、やるべきことやって、自信持って最後の1回やりたいかなというふうに思います。あとは駅伝に向けて合宿はそうですけど、やっていけたらなと思います。

(インタビュー:寺西幸咲)

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