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【硬式野球】神宮に球春到来!下克上の第一歩となる開幕カードの慶大戦に臨む! 東京六大学野球2023春季リーグ戦 対慶大戦展望

東京六大学野球2023春季リーグ戦 対慶大
2023年4月8日(土)、4月9日(日)
神宮球場

球春到来。東京の桜は散り始めても、神宮の杜に春が来た。開幕カードの相手は多くの4年生が卒業したものの、現役最多本塁打記録をマークする主砲・廣瀬隆太を中心に実力のある選手がそろう慶大。ここ数年、下位に沈む法大の下克上へ、勝負の春が幕を開ける。

六大学No.1スラッガーとの呼び声高い廣瀬

今季リーグ戦日程

明大 ―― 5/13
5/14
4/22
4/23
5/20
5/21
4/29
4/30
4/8
4/9
早大 5/13
5/14
―― 5/27
5/28
4/22
4/23
5/6
5/7
4/15
4/16
慶大 4/22
4/23
5/27
5/28
―― 5/13
5/14
4/8
4/9
4/29
4/30
立大 5/20
5/21
4/22
4/23
5/13
5/14
―― 4/15
4/16
5/6
5/7
法大 4/29
4/30
5/6
5/7
4/8
4/9
4/15
4/16
―― 5/20
5/21
東大 4/8
4/9
4/15
4/16
4/29
4/30
5/6
5/7
5/20
5/21
――

慶大戦展望

昨年春4位、秋5位と沈んだ法大。今年こそ名門復活へ2020年春以来、6季ぶりの優勝を目指す。開幕カードは一昨年の王者慶大。新チームの実力が試される。

昨年チームを引っ張った多くの主力がチームを離れた投手陣は、昨年神宮のマウンドを多く踏んだ2年生の外丸東眞が中心になる。野手の注目は昨年ベストナインにも選ばれている主将・廣瀬隆太や本塁打など長打が持ち味のパンチ力がある大型捕手の宮崎恭輔だ。毎年安定に力を見せており、実力者ぞろいで簡単に倒せる相手ではないことは確かだ。


開幕戦での先発も見込まれる外丸

昨年の両校の対戦成績は春2勝1敗で法大が勝ち点を獲得するも、秋1勝2敗と逆に勝ち点を落とした。どちらも3回戦までもつれこみ、激しい試合を繰り広げてきたこの一戦は今回も激しい試合展開が予想される。

今季の開幕カードのキーマンは主将・今泉颯太(法4=中京大中京)だ。3年の春季リーグでレギュラーに定着した今泉は3本塁打を放つなどの活躍はもちろん、守備でも三塁手、遊撃手の両方で好守を見せ、チームの主力へと成長した。期待された秋季リーグ全試合に4番打者として出場を果たすも、打率.209にとどまり、悔しい成績になった。加藤重雄監督から依頼されて主将となった今季、チームを引っ張る力強いスイングが期待される。「勝ちにつながる一打が出なかったので、ミート力を上げてチャンスに強いバッターになろう」と意気高らかに取り組んだ今オフ。磨き上げてきたここ一番の勝負強さでチームに勝ちを導く。


今泉が攻守にわたりチームをけん引する

日本一を目指した昨シーズンも思うような順位とならず、悔しいオフを過ごした選手たちは悔恨を原動力に『克』と掲げ、「己に克、相手に克、そして下克上を果たす」ことができるのか、全員の力が試される。
(高橋芽唯)

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