東京六大学野球2022春季リーグ戦 対早大
2022年9月10日(土)、11日(日)
神宮球場
2020年春以来、5季ぶりの優勝を目指して東京六大学野球秋季リーグ戦が明日10日からいよいよ幕を開ける。開幕カードでは昨季と同じく早大を迎え撃つ。いよいよ4年生にとっては学生生活最後のシーズン、そして今年度のチームにとっての集大成となるシーズンがいよいよ始まる。
今季リーグ戦日程
明大 | 慶大 | 立大 | 法大 | 早大 | 東大 | |
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明大 | ―― | 10/15 10/16 |
10/29 10/30 |
10/1 10/2 |
9/24 9/25 |
9/10 9/11 |
慶大 | 10/15 10/16 |
―― | 9/24 9/25 |
10/8 10/9 |
11/5 11/6 |
9/17 9/18 |
立大 | 10/29 10/30 |
9/24 9/25 |
―― | 9/17 9/18 |
10/15 10/16 |
10/8 10/9 |
法大 | 10/1 10/2 |
10/8 10/9 |
9/17 9/18 |
―― | 9/10 9/11 |
10/22 10/23 |
早大 | 9/24 9/25 |
11/5 11/6 |
10/15 10/16 |
9/10 9/11 |
―― | 10/1 10/2 |
東大 | 9/10 9/11 |
9/17 9/18 |
10/8 10/9 |
10/22 10/23 |
10/1 10/2 |
―― |
開幕予想スタメン
打順 | 位置 | 選手(学部学年=出身校) | 打数 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 打率 |
1 | (8) | 宮﨑秀太(営4=天理) | 49 | 18 | 2 | 4 | .367 |
2 | (4) | 齊藤大輝(人4=横浜) | 53 | 11 | 1 | 5 | .208 |
3 | (9) | 浦和博(キャ3=鳴門) | 51 | 13 | 2 | 4 | .255 |
4 | (6) | 今泉颯太(法3=中京大中京) | 49 | 14 | 3 | 7 | .286 |
5 | (7) | 中津大和(営2=小松大谷) | 6 | 1 | 0 | 0 | .167 |
6 | (3) | 山根滉太(文3=小松大谷) | — | — | — | — | — |
7 | (5) | 内海貴斗(人3=横浜) | 3 | 3 | 2 | 2 | .667 |
8 | (2) | 村上喬一朗(法4=東福岡) | 45 | 14 | 0 | 3 | .311 |
9 | (1) | 尾﨑完太(キャ3=滋賀学園) | 7 | 2 | 0 | 2 | .286 |
主な投手陣
選手(学部学年=出身校) | 試合 | 勝利 | 敗戦 | 投球回 | 自責点 | 防御率 |
石田旭昇(文4=東筑) | 5 | 0 | 0 | 4 ⅓ | 2 | 4.15 |
扇谷莉(営4=東邦) | 1 | 0 | 1 | 2/3 | 4 | 54.00 |
尾﨑完太(キャ3=滋賀学園) | 8 | 1 | 0 | 28 | 6 | 1.93 |
武冨陸(営3=日大藤沢) | 9 | 1 | 1 | 14 | 4 | 2.57 |
塙雄裕(法3=常総学院) | 10 | 3 | 1 | 21⅓ | 5 | 2.11 |
篠木健太郎(営2=木更津総合) | 9 | 2 | 2 | 48 | 18 | 3.38 |
吉鶴翔瑛(営2=木更津総合) | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0.00 |
早大戦展望
一年の集大成である東京六大学野球秋季リーグ戦が明日いよいよ開幕する。昨季届きかけた『優勝』の二文字をがっちりつかむためにも絶対に落とせない開幕カードの相手は昨季と同じく早大だ。
早大は昨季こそ5位に終わったが、大学NO.1スラッガーの呼び声高い蛭間拓哉や高い出塁率を誇る中川卓也、好投手・伊藤樹など多くのタレントがそろう手強い相手だ。
法大は昨季こそ2連勝しているがいずれも3点差以内と僅差の勝負となっており、力が拮抗(きっこう)していることは明らかである。
蛭間は現役最多通算12本塁打を放っている
今季も接戦が予想される開幕カードのキーマンは主将の齊藤大輝(人4=横浜)だ。昨季は開幕から17打席安打なしと苦しんだ。リーグ戦終盤では本塁打や勝ち越し打を放つなど、当たりがやや戻ったが直後にシーズン終了を迎え.208に終わった。打率は上がりきらなかった。だからこそ、どの選手にも重要である『出足』は、今季の齊藤大にとって例年よりも大きな意味を持つことになる。今季は昨季主に務めた3番ではなく1,2番での起用が予想される。まずは出塁して先制点を生み出す働きに期待だ。
主将の猛打に期待だ
昨季終了後から、今季のためにウィークポイントの強化に励んできた。8月に予定していた関西遠征が中止になり、選手主導で『小杉キャンプ』と称して強化練習期間を行った。そしてそこから投打ともに多くの新戦力が生まれた。
できることはやってきた。2020年春以来となる5季ぶりの頂点へ向けて、気持ちを『一心』にして”全員”で突き進む。
(大井涼平)