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【ハンド】自信をつけて駆け抜ける!!|秋リーグ直前取材 2022年度関東学生ハンドボール連盟秋季リーグ戦開催 

法政大学体育館

8月23日

8月27日、いよいよ2022年度秋季リーグが始まる。昨季のリーグでは勝ちきることができず結果は8位。秋季リーグまでどのような心の持ちようであったかを主将を始めとした注目選手にインタビューを行った。

 

選手インタビュー

高木アレキサンダー主将

―昨季リーグでは立て直す力、良いチームワークがあるというお話を聞きました。夏休みを通してそれらはどのようですか?
コロナが流行ってきちゃって練習止まったりとかあったんですけど、合宿とかでもチームのまとまりは少しずつ高まってきてるんじゃないかなと思います。

―昨季リーグで得たものでGKのバリエーションが増えたとおっしゃっていました。秋リーグではどうですか?
そうですね。こないだ国体とかもあったんですけどそういうのとかでも色んなキーパーとかを見てさらにバリエーションも増えてきて、確実に毎回レベルアップできていると思うので秋でも自分の力を発揮できたらなと思います。

―ディフェンスの強化は
ダメっすね、全然。まだまだなのでリーグを通してレベルアップしていかないと、このままだとちょっとやばいですね。ーそれは国体の練習に参加した影響があるのでは?  そういうのはもちろんあるんですけど、やっぱり前から自分が目指したり、思い浮かべているディフェスにはまだなっていないかなと思いますね。

―コンディションは
精神的にはばっちりですね。気合たっぷりの良い感じです。

―期待の1、2年生は?
推しは2人います。1人はまあ、もちろん春から大活躍の桂也(渡邊選手)です。彼はまあ国体でも一緒にやっていたんですけど春以上の選手になっていると思うので、期待大です。あともう1人は一年生のてったくん(栗田哲太選手)です。彼は1年生なんですけどディフェンスの要で、これからもディフェスを支えて行くであろう子で、U16とかにも入っていて、これから期待できる選手かなと思います

―秋リーグに向けて
そうっすね、やっぱりまだまだこのままじゃだめだと思うので、最終的なゴールはインカレだと思うのでそこに向けて秋リーグで1試合1試合やることをはっきりしてレベルアップして行ければ良いかなと思います。

高木アレキサンダー選手
経済学部4年

加藤怜央副将

ー昨季リーグで出た課題は夏休みに克服できましたか?
そうですね。結構細かいことになっちゃうとディフェンスのシステムの改善だったりとか、いろいろ細かいところは合宿もやったのでそういうところで色んなチームと練習試合、実践を積みながらって形で改善はしてきたかなと思います。

ーではその中で改善して強化できた部分は?
ディフェス力は春リーグに比べたら相当上がったと思いますし、ディフェスを守ってからの速攻っていうところでも結構決まるようになってきたので、そこは秋リーグでも活かしていけたら良いななというのはあります。

ー昨季リーグではオフェンスが強みと伺いました。
オフェンスもそうなんですけど、結構やっぱり個人技、2年生、3年生で個人技が上手い選手が沢山いるので、そういうところを生かしつつも、そこだけではなく持続しつつも次はディフェンスをちゃんとしなきゃというところでここまでの練習ではディフェス練習を沢山してきたので、。攻撃力っていうところでは持続して出来ていますね。

ー秋リーグを通して新たにつけたい力は?
もちろん細かいところの技術を付けたいっていうのは当たり前なんですけど、そこだけじゃなくて全体的に見た時に春リーグで前半戦はすごい勝ってて、入れ替え戦が無くなったっていうところから全敗してしまってっていうので、多分全員そこで気の緩みがあったので、正直春はインカレのシード権は関係ないので順位はあまり気にしてなかったっていうのはあるんですけど、秋はそこが入れ替えのシード権を争うのでちゃんと絶対そこは取れるように、秋リーグは最後まで全員で怪我なく走り切れたらなと思います。

ー期待の1、2年生は?
1年生の竹中柊翔っていう左利きの選手がいるんですけど僕は出身校同じで、中学も一緒で。代は被っていないんですけど一応後輩で同じポジションであるので、可愛い後輩で、ミドルシュートからすごく強烈なシュートを打つので、そこはすごい秋リーグ期待してます。

ー加藤選手は副将ですが4年生全体で引っ張っていくという気持ちは変わらないですか
そうですね。キャプテンに頼るとかではなく、4年全員が一人一人キャプテンの気持ちでやっているっていう感じなので。4年になってくると怪我人がすごく多くて、そこでチーム力というか怪我したところを誰かが出たりとか、1.2.3.4全員の力で勝ちたいなと思います。

ー初戦早稲田大学について
前回は勝ったんですけども、春リーグの中でも結構強いチームにも勝ったりしていて、ディフェスもすごく強くて、ディフェンス力が上がっていて、練習試合とかをやっていてもかなりディフェンスが強いというのも感じたので、セットオフェンスだけじゃなくて、ディフェスから速攻への切り替えとか、ちゃんと速攻っていうところで点を取れたら勝てると思うので、そこをちゃんと練習してきたところを活かせるようにしていきたいなと思いました。


加藤怜央副将
現代福祉学部4年

山本浩介副将

ー昨季リーグで出た課題は夏休みに克服できましたか?
結構前に出て当たったりとかカバーとかが甘かったんですけどこの夏で少しは改善できたかなと思っています。

ーそれは個人でもチームでもですか?
チームでちょっとずつ改善できたかなと思います。

ー個人として夏休み成長したことは
そうですね、もともとオフェンスが苦手なんですけどもそこの攻め方だったりを監督とかに聞いたりして自分なりには少しずつ成長したのかなっていう風には考えていますね。

ー課題であるディフェンスは改善されていますか
少しずつ改善できてはいると思うのですけど、それでも全然完璧ではなくて、もっともっとまだまだだ改善点があるのでそれもリーグ中もどんどん改善して行けたらな良いな、本番でも課題が見えてくるのでそういうところでも解決して行けたら良いなという風に考えています。

ーコンディションは?
正直まだ最後のリーグ戦っていうのが実感がなくて、ちょっとメンタル面では不安は残っているんですけど身体はそんなに調子悪くないですね。

ー秋リーグで頑張りたい点を教えてください。
僕は目立った活躍はしなくていいので、どの試合でもずっと一定のレベルでやって行けたらな良いなと思います。ー保つ力ですね! そうです、保つ力です!!

ー山本選手は副将ですが4年生全体で引っ張っていくという気持ちは変わらないですか
そうですね。僕個人が頑張っていることはあんまりなくてチーム全体で良い雰囲気ができているのであんまり正直苦労していることとかはないですね。

ー秋リーグに向けて
前回8位だったのでもうちょっと順位を上げられるように頑張ります。

ー初戦早稲田大学について
合宿でも(練習を)やったんですけど、やっぱり向こうも完成度が高くて手強い相手だと思うんですけど、一点でも多く取れれば勝ちなのでそれも目指して頑張りたいと思います。

 


山本浩介選手
社会学部4年

利光良介選手

―昨年度を振り返ってこの夏練習してきて自分でここが出来るようになったことはありますか?
去年の2月、3月くらいから怪我でずっとやっていなくて、夏に復帰して全然体が動かなかったんですけど、合宿とか練習試合とかでだんだんディフェンスとか合うようになってきたと思うし、オフェンスも外から見ながらもっとこうした方が良いなって思うところを加えていっているのでそこは良いかなと思います。

―チーム全体としては
チーム全体としては下級生の攻撃力がすごいあるのでそこが強みだと思います。ローランド監督が結構教えてくれているのでそこは結構動けていると思います。後はキーパーのアレキがめっちゃ強いので、そこはずっと1年生から強みです。

―法政大学がオフェンスが強みとよく伺います
本当にそう思いますね。雰囲気はやっぱり楽しくっていうのが法政のチームカラーだと思うので秋リーグでもそこをもっと出せて行けたらなと思います。

―主将、副将にお話を伺うと4年生全体でチーム引っ張るというお話を聞きます。
そうですね、やっぱりこれまでの先輩とかを見てて、1人がリーダーみたいな時はあんまり上手くまとまっていない感じだったので、僕たちはすごい仲良いし誰でも意見を言えるのでそこはみんなが意見を言ってチームを上手くまとめられたらなという風に思ってます。

―秋リーグを通してインカレに向けて培っておきたい力は?
やっぱりどうしても、自分達、勝ちきれない、接戦とかでなったら勝ちきれない部分がすごいあるので、そこを粘り強く、勝ち切る力とか、強豪校に対して苦手意識がすごいあるので、インカレ最後の大会なので勝ち切るためにそこの力をつけていけたらなとおもいます。

―初戦早稲田大学について
作戦はこれからです:)頑張ります。


利光良介選手
社会学部4年

渡邊桂也選手

―昨季リーグでは立て直す力、良いチームワークがあるというお話を聞きました。夏休みを通してそれらはどのようですか?
そうですね。続けられるところもあると思うのですけど、あんまりコロナとかで練習できてなくて、後国体で人が大会も序盤いなかったりするので、まあちょっとどうなるか分からないです。

―昨季リーグでは勝ち点を多く取るという目標を掲げ達成していました。またその中でも改善点を出していました。秋リーグではどうですか?
自分自身もあんまり大学の練習にいなくて、ついこの間まで国体とか行ったりして、チームワークが上げられたかと言ったらそうでもないかも知れないですけど、個人のスキルは確実に上がっているので、みんなに合わせつつ秋も点を取りたいなとは思っています。

―ディフェンスは強化できましたか?
そうですね、人も割と変えて、強化できたかは分からないですけど新しい色になっているので秋リーグにどうなるか、春とはまた違った形になると思うのでどうなるかって感じですね。

―国体の練習に参加して自分が伸びたところは?
法政はやっぱディフェンスをしないってのがあって、高校生の時にディフェンスをしてなかった部分があったのを国体に行ってからディフェンスしなきゃ、こんだけディフェンスを自分はしてなかったんだ法政でみたいに気づいて、ある程度ディフェンスの部分で持ち帰ってきたものは多かったかなと思います。

―秋リーグに向けて
春より強化してるかって言われたらあんまり分からないですけど結構お世話になっている4年生最後の大会なので悔いのないように頑張りたいと思います。

 


渡邊桂也選手
経済学部2年

石田季里選手

―夏休みに成長したことは
個人としてはやっぱり自分の強みの一対一があった上でパスであったりポストに落としたり、今まで少なかったグロスであったりっていう選択肢を増やすっていうことを課題にやって、まあそれは比較的課題完全に達成っていうわけじゃないですけど改善はされてきてるかなって思います。

―チーム全体としては
チームではポストは今まで個人技が多かったので、そこはそんなに変わってはいないですけどその中でも流れの中でチームとして個人技を活かせるような形っていうのは目指していけてるかなと思います。

―ディフェンスについて
自分は基本オフェンスなんでなんとも言えないのですが、見ていて以前よりもアグレッシブに当たっていくっていうのは増えたかなと思います。

―期待の1、2年生は?
てった(栗田哲太選手)ですかね。ディフェンスもそうなんですけどオフェンスに関してはフィジカルを生かした上で考えたハンドボールをしているかなと思いますね。そこが今回リーグ戦でどんぐらい生きてくるのかなって個人的に気になっています。

―秋リーグで頑張りたいこと
引き続き自分の課題をより改善していくって行くことと、自分はオフェンスが多く出ているので自分が点を取るにしても、綺麗な形でアシスト出来るにしても得点にたくさん関わりたいなっていうのはあります。

―初戦早稲田大学について
早稲田はまあ、前よりも走りの強度もフィジカルに関してもどんどん上がっていっていると思うので、とりあえず勝つっていうことを明確にして相手の強みが分かった上でどうやって行くかって言うので勝ちたいなと思いますね。


石田季里選手
経済学部3年

 

選手インタビューの中で個人のスキルは確実に上がっているという言葉が印象に残った。たくさんの努力がその言葉を作ったのだと。一方でどの選手もまだまだ(実力が)足りない、もっと高みを目指したいというような姿勢が見られた。いつも前を向いている選手達はカッコ良い。そんな気持ちを持ち続け秋リーグを走り切って欲しい。

 

 

(取材・記事 松岡茉満子)

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