2022年9月11日(日)
@関東学院大学 金沢八景キャンパス
ダンクシュートを決め会場を沸かせた#11岡部雅大(国文2)
試合結果
トータル試合結果
81 法政大学 |
18 | 1Q | 10 | 62 明星大学 |
---|---|---|---|---|
19 | 2Q | 23 | ||
22 | 3Q | 13 | ||
22 | 4Q | 16 |
法政大学スターティングメンバー
選手名 | ポジション | 出身校 | 得点 | リバウンド | アシスト |
---|---|---|---|---|---|
#3 今池翔大(文3) | PG | 法政第二 | 25 | 5 | 7 |
#7 本山遼樹(法1) | PG | 福大大濠 | 4 | 4 | 3 |
#8 石田泰三(法2) | SF | 北陸学院 | 8 | 3 | 1 |
#23 堤玲太(文2) | SF | 九州学院 | 8 | 10 | 1 |
#74 長橋冬真(営3) | C | 國學院大久我山 | 10 | 9 | 1 |
法政大学交代選手
選手名 | ポジション | 出身校 | 得点 | リバウンド | アシスト |
---|---|---|---|---|---|
#0 杉信イフェアニ(文1) | PG | 洛南 | 4 | 2 | 0 |
#25 古川空音(文4) | PG | 明成 | 0 | 1 | 1 |
#2 澁谷錬(法4) | SG | 洛南 | 0 | 1 | 0 |
#5 井黒桂亜(法4) | SG | 北陸学院 | 0 | 1 | 0 |
#11 岡部雅大(国文2) | SG | 國學院大久我山 | 6 | 1 | 3 |
#6 杉澤ロメオ(文3) | PF | 東海大札幌 | 7 | 11 | 0 |
#9 黒木丈(法3) | PF | 福大大濠 | 9 | 2 | 0 |
#75 柳田大斗(営1) | C | 國學院大久我山 | 0 | 1 | 0 |
試合経過・日程(1巡目)
戦 | 日付 | 対戦相手 | 結果/試合開始時間 |
---|---|---|---|
1 | 8/27 | 上武大 | ●79ー88 |
3 | 8/28 | 駒澤大 | ●73ー88 |
4 | 9/5 | 東洋大 | ●66ー77 |
6 | 9/6 | 山梨学院大 | ●63ー67 |
7 | 9/10 | 順天堂大 | ○71ー67 |
8 | 9/11 | 明星大 | ○81ー62 |
9 | 9/17 | 関東学院大 | 15:30 |
10 | 9/18 | 江戸川大 | 13:30 |
11 | 9/24 | 立教大 | 12:00 |
12 | 9/25 | 東京成徳大 | 11:30 |
13 | 10/1 | 埼玉工業大 | 13:00 |
戦評
この秋全勝優勝で一部昇格が目標だった法大。まさかの開幕4連敗で最下位となったが、順天堂大に勝利し流れに乗ってきた。そんな中迎える相手は明星大。昨年10月秋季リーグ戦で対戦した際には73-95と大敗を喫している相手だ。この試合も勝って一部昇格への望みをつなげるために、気合いのこもった選手たちの掛け声が体育館に響く。
第1Q。身長202cmと高さのある明星大の留学生#23 ニャシ・ババカーを相手に#74 長橋冬真(営3)がジャンプボールを制し法大ボールでtipoff。#8 石田泰三(法2)に2本連続の3P、#3 今池翔大(文3)にも3Pが見られ、13-0。#7 本山遼樹(法1)のプレスディフェンスやスティールから法大の攻撃が上手く展開され、怒涛の13ポイント連取。明星大にタイムアウトを取らせた。明星大#31 村上旦憲の華麗なドリブルや3Pの個人技を前に失点を重ねるも、最後は#9 黒木丈(法3)の3Pが決まり、18-10で第1Qを終える。
25得点と攻撃に欠かせない存在となった今池翔大(文3)
第2Qに入ると、パスやマッチアップの部分でミスが目立つ展開に。ゴール下のシュートも決めあぐね、もどかしい時間が続いた。そんな隙を明星大は見逃さず、#3 小口陸 のダブルクラッチや高い軌道のジャンプシュートで点を重ねられてしまう。最後も#3 小口 に決められ、37-33で後半戦へ。
第3Q。序盤は相手の勢いに押され、ディフェンスリバウンドが思うように取れず、39-39と同点に。しかしすかさず#3 今池が3Pを決め、流れを渡さない。ベンチではキャプテンの#27 原田一真(済4)から「(ディフェンスリバウンドなど)やることやれば絶対俺らはできるんだ。」と声掛けがあったとして、#23堤玲太(文2)らを中心にチームディフェンスが徹底されはじめた。そこからは#6 杉澤ロメオ(文3)の相手留学生にも当たり負けないフィジカルの強さを活かしたプレーや、#9 黒木 の相手を翻弄するドリブルからフェイダウェイシュートと攻撃面も活きてくる。良い流れのまま59-46で最終Qへ。
第4Q。#6 杉澤 の気迫のこもったディフェンスリバウンドが連発し、チームの勢いは衰えない。特にこの最終Qは後半から出場の#11 岡部雅大(国文2)が躍動。コート内を広く見渡し、タイミングを外した相手の意表を突くパスをはじめ、なんと一人で切り込んでダンクシュートを魅せる。会場内がどよめき、法大ムードを後押しした。順調に得点を重ね、81-62で試合終了。見事2連勝を果たした。
この秋季リーグ、1年生ながら声でもプレーでも中心選手となっている#7 本山の活躍は目を見張るものがある。この試合ダンクで会場を沸かせた#11 岡部も2年生と、下級生の成長が著しい法大。目標の全勝優勝とはならなかったが、開幕4連敗からの連勝で一部昇格へ、4年生のラストシーズンに頼もしい後輩の躍動が期待される。
(取材・撮影 伊藤朱音)