関東大学リーグ戦 Div.I-A
2022年9月19日(月)
ダイドードリンコアイスアリーナ
中1日空いて行われた4試合目の相手は、春の王者明大。パックこそ明大に奪われる時間が長かったものの、#1柏原の好セーブやこれまで以上の堅実な守備によって危機を乗り越え、勝ち越したまま最終Pへ。しかし、最後明大の勢いを食い止めきれず逆転。勝利が目前まで見えていただけに悔しい敗戦となった。試合の様子はダイドードリンコAIカメラ(無料)、Tokyo Ice Hockey Channel公式Youtube(有料)からご覧いただけます。(青い部分をクリックしていただきますとHPに移動いたします)
試合結果
トータル試合結果
2 (36) |
1(7) | 1P | 1(19) | 3 (45) |
---|---|---|---|---|
1(12) | 2P | 0(16) | ||
法政大学 | 0(17) | 3P | 2(10) | 明治大学 |
※(カッコ内)は、シュートの本数を表しています。
ゴールデータ
チーム | 時間 | ゴール | アシスト | アシスト | PP/PK |
---|---|---|---|---|---|
法大 | 06:23 | 12 山口 琢也 | 40 山崎 憲人 | 34 水口 晴斗 | ー |
明大 | 17:17 | 22 丸山 詳真 | 11 唐津 大輔 | ー | PP |
法大 | 35:38 | 91 大澤 龍聖 | 77 安藤 永吉 | ー | ー |
明大 | 45:01 | 22 丸山 詳真 | 17 村社 海莉 | 92 中條 廉 | ー |
明大 | 55:09 | 29 成瀬 翼 | 13 大竹 広記 | ー | ー |
メンバー
SET | DF | DF | FW | FW | FW |
---|---|---|---|---|---|
1 | A69 渡辺 友汰(法3) | 44 床勇大可(法2) | C77 安藤永吉(法4) | 14 荒井大空(文3) | 91 大澤 龍聖(法1) |
2 | 29 砂岡 鷹(営3) | 92 齊藤 輝(法2) | 80 金澤 颯(文3) | 17 北川 海斗(文2) | 88 山村 旭飛(文2) |
3 | 6 塚本 純平(法3) | 23 赤澤 朋哉(文1) | 40 山崎 憲人(営3) | A12 山口 琢也(文4) | 34 水口 晴斗(営1) |
4 | 72 小金澤 祐太(人3) | 10 武田 幸将(法1) | 15 冷水 大雅(法4) | 19 楢山皓大(法2) | 11 髙木 然(文2) |
※GKは#1柏原瑞(営4)が先発出場。控えに#54梯航輔(人2)。
※試合進行上、予定時間より早く試合が開始される可能性があります。東京アイスホッケー連盟公式HPをご覧の上ご来場ください(青い文字をクリックするとHPに移動します)
戦評
4回戦は、ここ数年あまり相性の良くなく、厳しい戦いを強いられてきた明大。
しかし、その嫌なイメージを払拭するかのように鮮やかな先制ゴールを#12山口が決め、幸先の良いスタートを切る。その後、キルプレーから1点を許し、第1ピリオドは、相手に倍以上のシュートを打たれながらも同点で終える。続く第2ピリオドでは、#91大澤が公式戦初ゴールを決め、勝ち越しに成功する。守備の面では、何度もピンチを迎えたが、#1柏原のファインセーブが光り、失点を食い止めた。しかし、第3ピリオドに逆転を許してしまい、2-3で惜しくも敗戦となった。結果的にはここまで3敗となっているが、決して恥じることのない内容のある試合を展開している。ジャイアントキリングは、そう遠くない。(撮影・取材 脇野剛、菊池和貴、鳥越花音)
選手インタビュー
山口 琢也 オルタネイトキャプテン
ー今日を振り返って
途中まで勝っていたのに最後に点を入れられて負ける形になってしまいました。まだチームの実力が足りなかったのかなと思います。
ー明大戦で意識していたことは
明大はパス回しが秀でているチーム。それに惑わされないようパックを見ず、選手を見て守備すること意識しました。
ー先制ゴールの場面
両サイドの2人がいいプレッシャーをかけてくれていました。なのでパックがこぼれてきたり、パスをもらうことを意識して戦っていました。偶然と言えば偶然の形で入りましたね。
ーチームの状態は
戦えてはいると思うのですが、まだ細かい部分で雑なところがが出てしまうなと思います。その結果中大、明大戦ともに最後やられてしまいました。でも戦えてはいるのでチームの状態としては順調だと思います。
ータイムアウト時の指示は
ゴール前にパックを集めていこう、というシンプルな指示でした。
ー大東大戦に向けて
いわゆる上位校との試合は終わりました。これからは絶対に落とすわけにはいかない試合が続くので、気持ちを切り替えて頑張っていきたいと思います。
大澤 龍聖
ー公式戦初ゴールの率直な気持ちは
嬉しいということよりも、入ったのかな?という感じで、びっくりしました。ゴールを決めたら、ガッツポーズもしようと考えていたのですが、急だったので何もできませんでした。何か入っちゃったっていう感じでしたね(笑)
ー今日の試合を振り返って
明大も最初はそこまでガツガツくる感じではなくて、ゆっくり攻めていく感じで良いのかなと思っていたのですが、パス回しが早すぎて、正直、頭がこんがらがってしまいました。第2ピリオドからは、明大がバックチェックをあまり早く詰めてこないことから、カウンター攻撃を使ってみたり、守りを堅めてみたりといったことはチームで意識してやりました。
ー1年生ながら試合に出場し、チームに貢献していると思いますが、試合に出るにあたって意識していることは
チームの雰囲気は良いと思います。先輩後輩の関係が良くなかったら、プレーの面でも遠慮が出てしまい、自分のプレーが出せないこともあると思うのですが、法大は先輩後輩仲良くプレーできているので、遠慮せずに、ある意味周りを気にせずにプレーできています。
ー悔しい敗戦とはなったが、チームとして収穫も多かったのでは
東洋大戦や、この前の苫小牧での合宿では、大差で負けてしまうことが多く、その反省を踏まえ、守りを中心に練習してきました。そういった守りの練習がしっかりうまく行ったからこそ今日の結果になったと思います。
ー次の試合に向けて
何が起こるかわからないので、手を抜かず真剣に取り組みたいと思います。そして、次のリーグこそは東洋大や、明大に勝てるように頑張りたいと思います。