第68回全日本大学対抗ウエイトリフティング選手権大会
2022年11月29日~12月1日
埼玉・サイデン化学アリーナ
2022年11月29日から12月6日にかけて第68回全日本大学対抗ウエイトリフティング選手権大会が開催された。佐野香太朗(営2)選手がトータル1位で24点を稼ぐと、そのまま勢いにのり2年連続20回目の優勝を決めた。弊会は優勝に大きく貢献した山下憲一(キャ4)選手、田宮翼(法3)選手、佐野香太朗選手、棚原幹勝(法1)選手にインタビューを行った
※取材は12月19日にオンラインで実施
試合結果
個人成績
階級 | 選手名 | スナッチ | クリーン&ジャーク | トータル | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
55㎏級 | 梶原健成 | 95kg | 5位 | 126kg | 3位 | 221kg | 4位 |
61kg級 | 内田悠月 | 100kg | 9位 | 134kg | 4位 | 234kg | 6位 |
61kg級 | 佐野香太朗 | 118kg | 1位 | 145kg | 1位 | 263kg | 1位 |
73kg級 | 山下立真 | 132kg | 2位 | 165kg | 2位 | 297kg | 2位 |
89kg級 | 齋藤正吾 | 130kg | 5位 | 158kg | 7位 | 288kg | 6位 |
89kg級 | 比嘉力 | 133kg | 2位 | 160kg | 5位 | 293kg | 4位 |
96kg級 | 山下憲一 | 136kg | 2位 | 168kg | 2位 | 304kg | 2位 |
102kg級 | 田宮翼 | 150kg | 2位 | 183kg | 2位 | 333kg | 2位 |
109kg級 | 仲野恵樹 | 146kg | 2位 | 172kg | 4位 | 318kg | 3位 |
109kg超級 | 棚原幹勝 | 141kg | 3位 | 175kg | 6位 | 316kg | 4位 |
61㎏級 佐野香太郎
ー今大会を振り返って
前に2人選手がいて、
ー当日のコンディションは
絶好調というわけでもなかったのですが、 どちらかというとよかったのではないかと思います。
ー法政としては優勝20回目という結果です
優勝してから20回目っていうのを知ったのですが、昨年優勝して2連覇を狙っていました。今回は普通にやっていても勝ったのではないかとて思うので、みんなの目標
ースナッチを振り返って
試合の2週間ぐらい前に自己ベストが練習で出て、 調子も全然落ちていませんでした。試合では3本目を取ることができなかったのは悔しかったです。しかし、記録的には狙うことができるようなコンディションでもあったと思いますし。1本目しっかり取って、2本目3本目に繋げるったのは 成果じゃないですけど、良かった点かなと思います。
ージャークを振り返って
ジャークも、試合前に自己新が出ていて、コンデショは良かったです。 1本目2本目と取れたのですが、
ーどのような練習をしてきたか
夏帰省前の東インカレが終わってまた気持ち切り替えていこうと思ったのですが、帰省で地元に帰ったら、ずっと遊んでしまい、
ー今後どのような練習をしていきますか
高校の時からずっとそうなのですが、今回も最後の最後でやりきれないみたいなとこが今回もありました。 回数を多く重ね、
ー今後の意気込みを
来年の3月に試合があるので、
ーファンの方々へ
継続は力なりだと思った1年なので、
96㎏級 山下憲一
―今大会を振り返って
大学最後の試合で今年は2連覇が懸かっていたこともあり、気合が入っていしました。
―今大会に向けて、どのようなトレーニングを
東日本対抗戦は89kg級、今回は96kg級で出場したのですが、96kg級はより力が必要になります。そのために、補強トレーニングを中心に、96kg級に向けたトレーニングをしてきました。
―試合前の調整は
対抗戦は2年生から出させてもらっていますが、今年は連覇が懸かっていることや肘をけがしていて状態が良くなかったので、緊張しました。
―自己評価で点数を付けるなら
試合の内容は100点ですが、自己ベストよりはかなり低い重量なので、それを考えるとあまり分からないですね。
―法大を選んだ理由は
高校から法政に行っている先輩がいて、話は聞いていました。先輩後輩関係も良く、設備が整っているので、かつ強豪校でもあるのでそこに決めました。
ー優勝が決まったときの感情は
去年は久しぶりの優勝でしたが、今年は連覇ということで、違う嬉しさはありました。
―スナッチを振り返って
スタートが悪かったのですが、監督さんから言われた重量を挙げればいいと思っていたので、良かったと思います。
―ジャークを振り返って
ジャークもスタートの調子が悪かったですが、実際にやってみたら簡単に挙がったという形でした。ですが、スタート時の調子が良ければ、もう少し高い重量が出たと思うので、そこは反省点です。
―もう少し挙げれた感覚はあった
スナッチのときに、肘から音が出たので、重量はちょうど良かったのかなと思います。
―4年間を振り返って
生活や練習やけがなど、つらいことの方が多かったですが、最後に優勝できたので報われたと思います。
―4年間で一番辛かったことは
私生活は1年生は仕事が多く、雑用などがきつかったです。また、大学2年生のときに全日本インカレで脱臼してしまって、そこから手術をして復帰までに時間がかかったことが辛かったです。
―これからの後輩に向けてメッセージを
来年の方が勝てると思っているので、3連覇を目指してほしいです。
―応援してくださった方に向けて
おかげさまで2連覇することができました。今後とも、法政大学重量挙げ部のご支援、ご指導のほどよろしくお願いいたします。
102㎏級 田宮翼
ー今大会を振り返って
今回の大会は前回東インカレで出たのですが、
ートータル2位という結果でしたが
1位が日大の選手だったのですが、
ー2連覇となりました
試合の直前までは結構チームがバラバラで、
ー当日のコンディションは
良くも悪くもなく、いつも通りかなっていう感じだったので、
ースナッチを振り返って
調整の段階でも結構調子も良かったので、
ージャークを振り返って
ジャークはちょっと調整の段階で重たかったというか、
ー大会までどのような練習を
前回の東インカレでは、コンディショニングをしていましたが、
ー今後の意気込みをお願いします
今大会団体優勝して2連覇できたんですけど、
109㎏超級 棚原幹勝
―今大会を振り返って
初の対抗戦で、緊張感が別格でした。出番は1番最後でしたので、みんながつないできてくれたタスキをつなぐような感覚でした。
―「緊張感」はどのような場面で
普通の試合なら他大学とも和気あいあいとしたところはあるのですが、インカレになるとピシッと自分の結果だけに集中しますし、応援にも熱が入るので全く違うなと思いました。
―先輩から声をかけられたことは
成功率が1番大切なので、先輩からは「落とさない重量で確実に」ということと「自分のための大会だから思い切ってやってこい」ということです。
―その「思い切り」は出せたか
最後の重量はベストに近い重さを取ることができましたし、個人的には出し切れたと思います。
―スナッチを振り返って
1本目の重量は成功しないといけないので、予定よりも低い重さで監督も出してくれます。2、3本目は順位を狙って監督さんが決めてくれたので、それをしっかりやりました。
―ジャークを振り返って
取れば優勝確定だったので、落ち着いていきました。3本目は触ったことがなかったのですが、1番最後だったので、頑張りました。
―ジャーク1本目は取れば優勝という展開でした
スナッチが終わってから、監督さんに「次(ジャーク)1本目取れば優勝だぞ」と言われ、挙げにいきました。
―来年度は2年生。今後の目標は
自分は4位だったので、次は点数を多く取ってチームの『締め』として盛り上げていきたいです。
―応援してくださる方々にメッセージを
いつも法政大学重量挙部にご支援やご声援をいただきありがとうございます。これから3連覇に向けて頑張りますので、応援よろしくお願いします。