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【バレー】 春季関東大学男子2部リーグ戦 対大東大 フルセットの激闘に敗れ痛い連敗

バレーボール

【バレー】 春季関東大学男子2部リーグ戦 対大東大 フルセットの激闘に敗れ痛い連敗

2023年春季関東大学男子2部リーグ戦
2023年4月15日(土)
会場非公開

開幕戦白星スタートも第2戦に敗れ、1勝1敗で迎えた第3戦の相手は大東文化大。法大はエース高橋慶帆(営2)にトスを集め、勝利を目指すもフルセットの激闘の末に敗北。入れ替え戦進出へ向けて痛い2連敗を喫した。

試合結果

トータル試合結果

2
法 大
26 1セット 28 3
大東大
25 2セット 23
23 3セット 25
25 4セット 21
15 5セット 17

法大スターティングメンバー

背番号 選手名 ポジション
1 山本帯刀(文4) MB
4 中田拓斗(営4) S
14 高橋慶帆(営2) WS
15 川波颯(文2) WS
16 小竹飛斗(法2) WS
20 小田周平(営1) MB
19 藤野颯(文2) L
25 関大斗(営1) L
 ※WS…ウイングスパイカー、MB…ミドルブロッカー、S…セッター、L…リベロ

途中出場選手

背番号 選手名
2 安部翔維斗(法4)
6 伊藤貴将(文3)
9 原海斗(営3)
21 村岡蓮斗(法1)

開幕戦を白星で飾るも、続く第2戦中央学院大に敗北。1部昇格へ絶対に負けられない第3戦の相手は大東文化大。高さのある相手エースの攻撃をいかに攻略するか注目だ。

第1セット序盤は互いにサイドアウトを取り合う展開。セッター中田拓斗(営4)は好調のレフト・川波颯(文2)、サウスポーミドル・小田周平(営1)にトスを集め試合を組み立てる。均衡した展開の中先にブレイクしたのは法大。小竹飛斗(法2)の技ありのスパイク、エース高橋慶帆(営2)の強烈なスパイクで19-14と大きくリードする。しかしここから相手のブロックが機能しだし3連続失点で流れを奪われる。法大もエース高橋にトスを集めるもデュースに持ち込まれる苦しい展開に。最後は勢いに乗った相手に逆転され26-28のこのセットを落とす。

続く第2セット。序盤からエース高橋にトスを集めるも、ミスも重なり第1セット終盤の相手の勢いを止められない。5-8と3点ビハインドの場面で法大ベンチが動く。主将・山本帯刀(文4)に代えてムードメーカー・伊藤貴将(文3)がコートに。すると伊藤がいきなりブロックポイントを決めチームに流れを引き寄せる。ここから高橋、川波のスパイク、中田のブロックポイントで一気に点差を詰める。しかしここからミスが続き13-18と一気に5点差に。苦しい状況の中、高橋のブロックポイントが飛び出すとチームは勢いづく。相手のミスに乗じ22-22に同点に追いつくと勢いそのままに最後はエースが決め切り大逆転でこのセットを奪う。

セットカウント1-1で迎えた第3セット。第2セット途中交代の伊藤をスタートから起用する。序盤は攻撃のコンビが合わず苦しい展開も、相手のサーブミス、リベロ藤野颯(文2)、関大斗(営1)の2人を中心に粘りのバレーで互角の展開に。しかし中盤サーブミスから4連続失点で逆転を許す。高橋のスパイクで1度は追いつくも、高さのある相手エースのスパイクに苦戦し23-25でこのセットを奪われ追い込まれる。

後がない第4セット。セッター中田は高橋、川波の好調2人にトスを集める。互いに打ち合う展開の中、司令塔・中田の相手の意表を突くツーアタック、川波のブロックを利用したスパイクもあり流れを渡さない。しかしまたしても高さのある攻撃に苦戦し15-18とリードを許し追い込まれる。ここで小竹がこの試合初めて中に切り込んでスパイクを決めると法大が息を吹き返す。高橋、伊藤の2人が次々に相手の攻撃をシャットアウト。怒涛の5連続ポイントで一気に逆転。勢いに乗る法大はリリーフサーバー原海斗(営3)を投入しこのセット2度目の5連続ポイントで25-21。セットカウント2-2で勝負の行方はファイナルセットへ。

運命のファイナルセット。互いに連続得点を許さない緊迫した展開に。両セッターがサイドだけでなく積極的にMBのクイックを使う強気なトスワークで9-9の同点。しかしここでスパイクミス。このセット初めてリードされる。1部昇格へ絶対に負けられない法大はエース高橋にすべてを託す。フルセットと体力的にもきつい中エースが期待に応える。相手ブロックの上から強烈なスパイクを次々に叩き込み15-14とマッチポイント。しかしここから悪夢が。サーブミスとダブルコンタクトでまさかの連続失点。最後は高橋が止められ試合終了。15-17でこのセットを落としまさかの連敗となった。

1部昇格を掲げる法大がフルセットの激闘を落としまさかの2連敗。ファイナルセットでは先にマッチポイントを迎えただけに悔しい敗戦となった。この日エース高橋が35得点と圧倒的な数字をたたき出すも勝負どころのミスで勝敗が分かれた。しかし春リーグも3戦目とまだまだ始まったばかり。あきらめずに勝利を目指す法大バレー部の活躍に期待したい。

 

インタビュー

中田拓斗(営4)選手

-今日の試合を振り返って
サーブミスなど、こっちが1点欲しい所でミスしてしまったのが負けに繋がったと思っています。

ー今季初スタメンでしたが意識したことは
周りが皆年下なのでやりやすいように、頑張れるようにということを意識していました。

-試合中はツーアタックやブロックが良かったですが
身長も高い方だと思うので、高さを生かして自分も点に絡めたらと思いプレーしていました。

-最終学年になりました
自分はあまり色々言うタイプでは無いのですが、後輩たちがやりやすいようにできる環境を作れたらと思いやっています。

-今日の課題は
ブロックとレシーブはもう少し詰める必要があるのと、サーブミスを減らしたいと思いました。

-明日の意気込みをお願いします
今日は良いゲームはできたのですが、負けてしまいました。明日は切り替えて何とか勝てるように頑張りたいと思います。

リリーフサーバーとしてチームを勢いづけた原海斗(営3)

原海斗(営3)選手

-今日の試合を振り返って
負けてしまったんですけど、ほぼ最後は誤差っていうか、ほぼ互角だったので1本や2本のミスで勝敗が分かれたかなと思います。

-悔しい敗戦となったが、チームの課題は
終盤になった時に、相手より多くミスが出たのが自分たちだったと思うので、そこで決め切る力や拾い切る力とか、 そういう細かい最後の詰めみたいなとこかなと思います。

-第4セットリリーフサーバーでチームを勢いづけた場面を振り返って
1、2、3セットとリリーフサーバーとして交代したが全く仕事できなかった。その中で後輩が頑張ってくれてたんで最後チームに貢献したいなって思いで打ちました。

-自身の役割は
点が決まった時のパフォーマンスだったり、タイムアウトの時の声掛けとか、そういうプレー以外の面で活躍したいと思ってます。

-明日の試合に向けて
まだ上位との試合は残っていて、一部昇格がなくなったわけじゃないので、切り替えて課題をしっかり克服できるようにしていきたいと思います。

(記事:矢吹大輔、写真:東夏紀)

 

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