第70回関東大学アイスホッケー選手権大会
2023年5月7日(日)
ダイドードリンコアイスアリーナ
関東大学アイスホッケー選手権大会の初戦、神奈川大学と対戦した法政大学は、19得点を奪い、快勝した。また新1年生全員がゴールを決めるなど、フレッシュな力も躍動し、今後の試合への期待が膨らむ試合となった。
試合結果
19 (68) 法政大学 |
5(26) | 1P | 0(1) | 2 (15) 神奈川大学 |
---|---|---|---|---|
4(20) | 2P | 2(10) | ||
10(22) | 3P | 0(4) |
※(カッコ内)は、シュートの本数を表しています。
ゴールデータ
チーム | 時間 | ゴール | アシスト | アシスト | PP/PK |
---|---|---|---|---|---|
法大 | 3:42 | #11高木 然 | ー | ー | ー |
法大 | 6:18 | #29 砂岡 鷹 | #14 荒井 大空 | ー | PP |
法大 | 7:22 | #12 石岡 柊磨 | ー | ー | ー |
法大 | 15:37 | #14 荒井 大空 | #44 床 勇大可 | ー | ー |
法大 | 15:50 | #80 金澤 颯 | #14 荒井 大空 | #88 山村 旭飛 | ー |
法大 | 25:04 | #44 床 勇大可 | #80 金澤 颯 | #8 三浦 秀瑛 | ー |
法大 | 26:08 | #19 楢山 皓大 | ー | ー | ー |
法大 | 27:26 | #88 山村 旭飛 | #80 金澤 颯 | ー | ー |
法大 | 29:18 | #88 山村 旭飛 | #44 床 勇大可 | ー | PP |
神大 | 34:50 | #86 吉原 虹輝 | #8 尾刀 瑠宮 | ー | ー |
神大 | 36:48 | #16 葉山 陽翔 | #55 高橋 笙真 | ー | ー |
法大 | 44:06 | #41 脇本 春希 | ー | ー | ー |
法大 | 45:04 | #80 金澤 颯 | #14 荒井 大空 | ー | ー |
法大 | 48:36 | #11高木 然 | #26 金子 輝叶 | #44 床 勇大可 | ー |
法大 | 51:43 | #13 加藤 真哲 | #39 大城 桂太郎 | #6 塚本 純平 | ー |
法大 | 53:14 | #92 齋藤 輝 | #17 北川 海斗 | #26 金子 輝叶 | ー |
法大 | 55:05 | #29 砂岡 鷹 | #88 山村 旭飛 | #14 荒井 大空 | ー |
法大 | 56:04 | #39 大城 桂太郎 | #41 脇本 春希 | ー | ー |
法大 | 57:58 | #26 金子 輝叶 | #11高木 然 | ー | ー |
法大 | 58:17 | #26 金子 輝叶 | #6 塚本 純平 | #17 北川 海斗 | ー |
法大 | 59:33 | #8 三浦 秀瑛 | #14 荒井 大空 | ー | ー |
メンバー
SET | DF | DF | FW | FW | FW |
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1 | 8 三浦 秀瑛(法1) | 44 床 勇大可(法3) | 88 山村 旭飛(文3) | A14 荒井 大空(文4) | 80 金澤 颯(文4) |
2 | A6 塚本 純平(法4) | 92 齊藤 輝(法3) | 17 北川 海斗(文3) | 28金子 輝叶(法1) | 11 髙木 然(文3) |
3 | C69 渡辺 友汰(法4) | 29 砂岡 鷹(営4) | 41 脇本 春希(営1) | 19 楢山 皓大(法3) | 34 水口 晴斗(営2) |
4 | 10 武田 幸将(法2) | 23 赤澤 朋哉(文2) | 13 加藤 真哲(経3) | 12 石岡 柊磨 (営1) | 39 大城 圭太郎(文1) |
※GKは#54梯航輔が先発出場。控えに#55大山要。
試合経過・日程
1 | 5月7日 | 15:00 | vs神奈川大学 | 19-2 |
2 | 5月14日 | 12:30 | vs日本大学 |
※試合の詳細は東京都アイスホッケー連盟をご覧ください。(青い部分をクリックしていただくとHPに移動いたします。)
戦評
今季初の大会となる秩父宮杯が幕を開けた。初戦の相手は神大。その第1Pから果敢に攻め立てた。#11 高木然の先制ゴールを皮切りにして、一気にこのピリオドで5得点。いきなり神大を突き放す。この勢いは第2Pに入っても衰えなかった。さらに神大ゴールに襲い掛かり、4点を加えて9-0。しかし、ここから神大も反撃を開始。2P15分ごろに1点を返されると、さらに2点目も加えられる。それでも大量7点のリードを保って第3Pへ。迎えた第3Pは法大が圧巻の攻撃を見せた。#41 脇本春希が駆け上がり10得点目を挙げ口火を切ると、#80 金澤颯のこの日2つ目のゴールでさらに1点を追加する。その後も攻撃の手を緩めることなく、次々とゴールが生まれた。中でも、#26 金子輝叶はこのピリオドだけで2ゴールを上げた。最終的にこのピリオドだけで10得点を挙げる猛攻を見せてこの試合を締めくくった。昨年、一昨年と秩父宮杯は5位に終わった法大。次戦の日大戦も果敢に攻めこんでいき、今年こそ上位に食い込む。『オレンジ核命』第2章の幕開けだ。(撮影・取材 皆川真輝)
監督・選手インタビュー
#80 金澤 颯
ー今日の試合を振り返って
法政の良いところと悪いところがよく出ていた試合だったと思います。
ー2ゴールがありました。この点についてのご感想をお聞かせください
周りの選手のアシストのおかげです。
ーご自身の今の調子の方はいかがでしょうか
怪我から復帰して心配でしたが好調でスタートできています。
ー次の試合へ向けて意気込みをお願いします
4年生らしくチームを引っ張って一戦一戦大事に戦うので応援お願いします。
#88 山村旭飛
―今日の試合を振り返って
新チームになって初戦で結果としては勝利できて良かったのですが、内容としてはまだまだ足りないものが多かったのかなと感じています。
ーご自身は2ゴールを挙げる活躍だったが、1つ目のゴールを挙げた感想
シュートの調子が悪くて枠をとらえられたシュートが少なく多少焦っていたので安心しました。
―2つ目のゴールを挙げられましたが、その時はどういったことを考えてプレーしていたのでしょうか
PPということで難しいプレーはせずに簡単にゴール前で混戦を作っていこうと考えていました。床のシュートが良いところに飛んでいたのでそのおかげです。
ー次の試合への意気込み
日本大学さんは、うちと実力差はないので気持ちの勝負になると思います。練習からチームで高め合って1Pから気持ちで押していけるようにしたいです。
#69 渡辺 友汰
ー今日の試合を振り返って
決して良い試合内容ではありませんでした。チームとしては、来週の日本大学戦が大きな試合となるので、その試合につながる試合運びをしたかったですが、思ったような成果を得られませんでした。
ー試合に入る時に意識したこと
大会の初戦は何が起こるかわからないことが多々あるので、一人一人気を引き締めるようにということを意識しました。また、どんな相手でも、自分達のホッケーをして、次につながる試合をするということを意識しました。
ー攻撃陣が大量19点を奪ったが、主将としてどう受け止めているか
たくさんの点数を決めれたこと、新一年生全員が初ゴールを決めることができたということは喜ばしいことです。しかし、3ピリオドで、10点取れているのに対し、1.2ピリオドの得点の少なさは、課題として受け止めています。
ーなかでも第3ピリオドでは10得点を挙げたが、第3ピリオドに入る前に意識していたこと
今後、強豪校と戦う為にも無失点で試合を終えたかったのですが、2ピリオドに2失点してしまった事から、選手一人一人の気持ちを入れ直すように意識しました。
ー今年のチームはどういったチームでしょうか
一言で言うとピンキリです。良い方向へ持っていくことができれば、優勝することが可能だと強く思います。逆に悪い方へ行ってしまえば、大会を勝ち進むことすら出来なくなってしまうと思います。
ー次戦以降への意気込み
昨年勝ち取った第4シード権を活かす為にも、まずは、日本大学戦に向けて、1週間調整していきたいと思います。来週からは、厳しい試合が続くと思われます。そこで勝ち上がり、古豪復活の一歩を踏み出したいと思います。